天狗岳⇒根石岳⇒硫黄岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,168m
- 下り
- 1,515m
コースタイム
11:40 渋ノ湯
13:25 黒百合ヒュッテ
【2日目】
06:00 黒百合ヒュッテ
06:50 東天狗
07:40 根石岳
08:00 根石岳山荘(軒先で休憩)
08:20 箕冠山
08:45 夏沢峠
09:55 硫黄岳
10:30 赤岩の頭
11:15 赤岳鉱泉
12:15 美濃戸山荘
12:55 美濃戸口
13:20 茅野駅行きバス
天候 | 4日・曇り/雪/強風 5日・快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
美濃戸口→茅野駅 バス900円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●渋ノ湯→黒百合ヒュッテ アイゼンなしでOK。 ●黒百合ヒュッテ→東天狗 山頂直下は急な登りですがアイゼンがよくききました。 ●東天狗→根石岳 東天狗山頂からすぐに、やせ尾根・桟道・雪庇が続きますが長い距離ではありません。 それをクリアしたところに雪がつもってちょっといやらしいところがありました。 ちょいクラスト気味のトラバースですが、体重の重い私は、トラバースをさけ、岩づたいに下りました。岩も浮き気味で怖かったです。 トレースがなかったのでちょっとどこを下りるか悩みました。 ●根石岳→箕冠山 風が強いです。 ●箕冠山→夏沢峠 樹林帯は予想より雪が深くはなかった。 トレースを踏み外すとズッポリはまります。 ●夏沢峠→硫黄岳 急な登り。頑張るだけです。 ●硫黄岳→赤岳鉱泉 樹林帯からはショートカットをケツで滑って下りました。 他の登山者とぶつからないように注意です。 ●赤岳鉱泉→美濃戸口 鉱泉でアイゼン外しました。 アイゼンなしなら途中の階段などはスリップ注意です。 美濃戸口バス乗り場のアイスバーンでころびました。 バス停が一番危険です。他にもころんでる人見かけました。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
昨年雪がないときに歩いた天狗を積雪期にもう一度です。
前回歩いたときは赤岳→麦草でしたが、印象に残っているのは赤岳→硫黄岳までで、
天狗近辺はまったく記憶なし。写真も山頂だけでごく僅か。
記憶を振り絞って思い出そうとしますが無理でしたのでとりあえず行ってみました。
【1日目】
電車から見える八ヶ岳は雲の中・・・、嗚呼〜〜。
強風に粉雪が舞う渋ノ湯にバスが着いてドン引きです。驚愕の寒さ!
天候は最悪です。下界がこれですから山頂を想像しただけで帰りたくなります(笑)
ですが計画書を書いていざ出発!
樹林帯は風もなく即汗だくです。
そしてあっというまに黒百合ヒュッテ到着です。
ヒュッテでは知り合いになったTさん、Kさんとビールで乾杯。
類は友を呼ぶ。山で仲良くなる人はなんか似たような人が多いです。
混雑した小屋でジャーキーとチーズをつまみながら3人でまったりすごします。
明日の朝、一緒に出発する約束して消灯です。
【2日目】
●黒百合ヒュッテ→東天狗
5時に起床。
外に出ると・・・、星空です!昨日の吹雪が嘘のようです。
お湯わかして、パン食べて、出発の準備してレッツゴー!
3人程良いペースでハイクアップです。
中山峠を過ぎると東の空が真っ赤になっています。
天狗への急な登りを1歩ずつ詰めていきます。
途中、Tさんスリップ転倒でかなりヒヤッとしましたが、ギリギリセーフ。
落ちてたら・・・、骨折は確実でしたね。
日の出とともに東天狗山頂に到着。
写真を撮って、ここで2人とはお別れです。
●東天狗→根石岳
私は1人で硫黄を目指します。2人は西天狗行って渋ノ湯です。
さて、眼下のやせた尾根と桟道を渡って雪庇から離れて尾根を歩きます。
とは言っても短い距離ですから、気を抜かなければ問題なしです。
そこで山頂からは先が見えなかったところまで来ると、トレースがありません。
さてどこをどう通るか考えます。
3mぐらい下にトレースが見えていますが、その間は雪がかぶっていて、
雪上を斜め下にトラバースするか、雪の脇の岩づたいに行くかです。
最初はトラバースするつもりでしたが、荷物と合わせた体重は100kg近く、
雪が崩れそうだったので、岩をつたって下りました。
岩も結構もろく、技術不足と高所恐怖症の私にはちょっと厳しかったです。
どうにか難所(?)をクリアし、根石に向かいます。
西天狗の山頂にはTさん、Kさんがいます。
一生懸命手を振りましたが気づいてもらえませんでした。
(あとから聞いたら、むこうも手を振ってたけど気づいてくれなかったと言われました。)
●根石岳→箕冠山→夏沢峠
根石岳山頂をクリアし、強風の鞍部で腹が減ったので、小屋の軒先でパンとお湯でエネルギーチャージです。
箕冠山は雪が多いと聞いていましたから、この日のために買った、ワカンを試そうと思っていましたが、
ワカンを使用するほどでもなく、あっさりクリア。
樹林帯を通り過ぎて視界が開けると硫黄岳が眼前に。
夏沢峠には3パーティーぐらいがいてにぎわっておりました。
●夏沢峠→硫黄岳
夏沢峠から硫黄はひたすら登るだけです。強風に耐えながらがんばります。
山頂が見えてるのになかなか近づきません。
最後のケルンに着くと視界が開け阿弥陀・赤岳・横岳が目に飛び込んできます。
●硫黄岳→赤岩の頭→赤岳鉱泉
写真を撮って赤岩の頭に向かいます。大きな岩場の南西側をかわして下りて、赤岩の頭です。
赤岩の頭からは樹林帯。ところどころショートカットをケツで滑っておりていきます。
赤岳鉱泉に到着。
●赤岳鉱泉→美濃戸口
アイゼン外して早足で下ります。
13:20のバスには余裕で美濃戸口に到着です。
ゆっくり着替えをして、バスに乗り込もうとしたらアイスバーンでツルッとこけました。
最後の最後で気が緩みましたね。
バスが茅野駅につくとTさん、Kさんと再会。
あずさでビール飲みながら一緒に帰りました。
天狗→硫黄はそんなに難しいコースではないと思いましたが、それも天候次第ですね。
今回は風も穏やかな晴天でしたから行けましたが、悪天候だったらちょっと厳しいかな。
再来週も九州から来る友人と八ヶ岳です。
雪山初挑戦の友人をどこへ連れて行くか悩みます。硫黄が安全で無難かなぁ。
正月とはかなり印象が違うね、硫黄岳。
夏沢峠→硫黄岳間、しんどそうやね。
それにしても素晴らしい天気で、うらやましい。
再来週、八? 2/18・19?
もうすぐ働きアリからキリギリスへ戻れそうなので
ジョインしよっかな〜。
Ready?kkにも聞いてみます。
Hopper
天気良すぎで、また冬山なめちゃうよね。
夏沢→硫黄はKKが歩いたら文句しか言わないと思うよ(笑)
17・18・19で鉱泉予定。
来られるのならぜひぜひ!
詳細電話します。
流石バッタちゃんだけに、キリギリス・・・。
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