丹生山、帝釈山、稚児ヶ墓山、花折山、天下辻(衝原⇒神鉄大池)丹生山系縦走路を行く【兵庫県、北六甲】
- GPS
- 05:24
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,005m
- 下り
- 823m
コースタイム
衝原バス停 11:56 - つくはらサイクリングターミナル(登山口) 11:59 - 明要寺墓地 12:19 - 表参道との合流 12:30
- 明要寺跡の先(神社への分岐) 12:34 - 丹生山(丹生神社) 12:37/45 - 社務所前 12:48/昼/13:08
- 明要寺跡の先(神社への分岐) 13:10 - シビレ山・帝釈山分岐 13:14 - 丹生会館への分岐 13:23 - 帝釈山 13:37/45
- 岩谷峠 14:13 - R428から分岐 14:18 - 旧道からの登山口 14:23 - 無動寺道(廃道?)との分岐 14:39
- 稚児ヶ墓山 14:45/50 - 稚児の墓 14:52 - 肘曲り 15:09 - 志久峠・花折山分岐 15:15 - 縦走路・花折山分岐 15:22
- 花折山 15:30 - ゴルフ場道出合・縦走路再合流 15:37 - 鰻手池 16:00 - 池の先の分岐 16:03
- それより下の川沿いの分岐 16:08 - 神鉄花山分岐 16:24 - 四つ辻 16:26 - 天下辻 16:36 - 民家裏 16:42
- 大池駅 16:48/49 =<神鉄>= 箕谷駅 16:59 - 小橋バス停近くのP 17:06
●行動時間 4:52+0:07 (電車移動を除く)
天候 | 晴れ〜小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
(自宅) = (皆森のコインパーク) =<バス>= (衝原) -丹生山、帝釈山、稚児ヶ墓山、花折山、天下辻 - (神鉄大池) =<神鉄>= (箕谷) - (皆森のコインパーク) = (自宅) ●自動車でのアクセス ○皆森のコインパーク ・「皆森交差点」から国道428号線を北上すると、最初は「新神戸トンネル入口」交差点。これを過ぎて、すぐに現れる点滅交差点を右折すると、駐車場がある。というか、その駐車場にしか行けない道である ・利用料は、一日500円 ○衝原登山口 ・「つくはらサイクリングターミナル」の向かって左脇に登山口がある ・バス停「衝原」から「つくはらサイクリング」を目指して進む。川を渡って右手に「つくはらサイクリングターミナル」がある ・神鉄「箕谷駅前」から神戸市営バス(111系統)で終点が「衝原」。所要21分。ちなみに今回乗車時に利用した「小橋」バス停は「箕谷駅前」の次のバス停 ・終点「衝原」の2つ手前の「丹生神社前」からも登山可能 ○大池登山口 ・神鉄大池駅から県道に出て、これを渡る。渡ったところから右斜め前方に登る道を行き、対面からの道との合流点で左折し、更に登り側へ ・道が舗装路ではないような道になった頃、左手の川を渡る所に「太陽と緑の道」の標示。標示に従い、左折し、道なりに進むうちに山間に進む登山道に行き着く |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース状況 <全般> ・「丹生山系縦走路」であり、途中からは「太陽と緑の道」でもあるので、コース上に標記は多い ・全般に分岐の少ないコースでもあるので、迷うことはあまりないと思う <花折山> ・花折山経由の道は「〜縦走路」ではないのだが、踏み跡は薄いが貫通している。テープは色分けされたものが山頂から合流点まで続いているので、それを意識すると良い <ゴルフ場道〜天下辻> ・「鰻手池」の南側に林道めいた分岐がある。結果的に、これを行くのが丹生山系縦走路のようだ ・それよりもさらに南側、小さい川沿いに進む道を行っても、そのうちに先ほどの林道に合流する ・どちらにせよ、ゴルフ場道から大池までは、林道が主であり、歩いて楽しい道ではない ・この辺りは、オフロードバイクが登山道にまで進入してくるので危ない。注意されたい <金剛童子山> ・どこかに登り口があると思われるが、不詳 ・鰻手池の北側に、「大日〜」と書かれた分岐があるので、その辺りから入るのか ●買う、食べる ・箕谷界隈で買い物の後は、ずっとない。途中でゴルフ場等もあるが、買い物できるような所はないと思う。大池も近傍には色々あるとは思うが、全く時間的な余裕がなかったので不明である ・箕谷にはドライブイン系、郊外レストラン系など多数あり ●日帰り温泉 ・からと温泉など、北神戸には日帰り温泉が多いので、事前に確認していくと良いであろう |
写真
感想
先月から体調面ではぐずぐずしている。インフルエンザも貰ったが、仕事で雪の中でウロウロしているのがなおさら悪くしているように思う。
そうは言いつつも、満を持して山へ。予報では午後の天気がいいというので、昼を目指して衝原へ。駐車場はgenkineco氏が書かれていたもの。
○衝原⇒丹生山
衝原からの義経道は、細く、ずっと登り。途中に古い墓。手入れがされていないものもある。
やがて、表参道にたどり着き、それを左に進むとほどなく明要寺跡。何も残っていない。碑だけがある。その先で登山道から左に分かれて丹生神社へ。最初の石段を登ると社務所。更に登ると、立派な社殿のある丹生神社。
山頂からは、わずかに谷上〜箕谷〜鈴蘭台が見えている。
お参りの後、社務所前に降りて、木製ベンチで昼食。本日もコンビニおにぎりとインスタント麺。
熱いお茶も飲むが、風が冷たい。確か、出発前の気温は5度くらいだったはずだから、山上で風もあれば、体感はマイナスか。
○丹生山⇒帝釈山
丹生山からはシビレ山・帝釈山方面へ。コンクリート舗装された狭い林道を降りていくと、林道から山道が別れる。分岐にはシビレ山しか書いていなくて不親切だが、向きを考え、その山道へ。
山道に入ってほどなく、シビレ山・帝釈山の分岐。帝釈山は斜面を登るほうへ。そのまま少々の上り下りを続けると、分岐側は“丹生会館”と書かれた分岐。こちらは丹生神社前バス停から続いている道のようだ。意外に細い道。
そこから緩やかな登りを進むと、帝釈山。帝釈山山頂からは見晴らしが良い。淡路島や、鉢伏山・旗振山から続く六甲山西端部の独立性の強い山々が連なり、高取山くらいまではワイドビジョンでよく見えている。
○帝釈山⇒稚児ヶ墓山⇒肘曲り分岐
帝釈山からは更に東へ。やはり「丹生山系縦走路」などの標示が多いため、迷う心配は少ない。最後、国道428号線への降り口の手前で、分岐らしい分岐。標示に従い右折し岩谷峠へ。
岩谷峠は。携帯アンテナの脇で国道に顔を出す。しばらく国道を南東へ下降し、国道を横断した上でいかにも旧道然とした道へと進入。暫く行くと、「双坂池」が見えてくる。池の畔を回り込むと、稚児ヶ墓山への登山口がある。これを登り始めるが、岩を積んだ道がずっと登り坂となって続いている。ようやく斜度が落ち着いたところで、かつてここへ来たときに無動寺に向けて折れた分岐。しかし、無動寺側は踏み跡こそしっかりとはしているものの、標示が外されている。今もルートは生きているのであろうか。
やがて、木立の中の稚児ヶ墓山山頂。更に進むと「稚児の墓」。そこからじっと木立の中を進む。やがて、屈曲点、山腹道を経て、流れの中を下降。こんな道だったかなと思う。ずっと進みようやく流れから解放されたかと思うと、「肘曲り」。原野への下降点であるとともに、志久峠や花折山へと縦走を続ける場合の分岐点でもある。
○肘曲り分岐⇒花折山⇒天下辻
ここからは、再び初コース。すぐに、志久峠との分岐を過ぎ、あまり起伏のないままに、花折山との分岐。そもそも花折山は縦走路に入っていない。地図を見ても道が貫通しているようには見えない。まぁ戻ってもいいや、と花折山へ進む。一気の坂道で山頂。大きな山名標示もないが見晴らしもない。粉雪が降り始めた。積もるほどではないが、ちょっと気になる。進行方向には踏み跡こそ怪しげだが、テープがきちんと誘導しているようだ。特徴的な“黄赤黄”のテープがずっと続いている。
やがて、前方にゴルフ場道が見え始め、ヘアピンカーブの凸部に出る。見れば、縦走路はその左手に顔を出している。
どうやら、縦走路ともここで再合流しているようだ。
ゴルフ場の管理道にも「縦走路」の標示が続いており、どうやら私道ながら通行は認められているようだ。前途に見える「金剛童子山」は経由せず(道が分からず)、やがて道脇の「鰻手池」を見ながら、その南側にある林道に入ろうとする。しかし、進入禁止がやたらと目につき、更に南にある小さい川沿いの分岐へ。
そこから山中に向かったが、この道はオフロードバイクに踏み荒され、ところどころで甚だしい轍が残っている。痛みまくった細道から、やがて再び林道へ。そうすると再び「太陽と緑の道」の標示も復活。どうも、林道が「太陽と緑の道」だったようだ。
林道を進むと、「神鉄花山」への分岐。地図に見る分岐よりも手前にあるように見える。その先で四つ辻。縦走路は一番左手。ここからは林道ではなくなる。しかし、オフロードバイクの轍は見られる。ところどころは深くえぐられて水たまりになってしまっている。
歩きにくい部分も繰り返し現れる。やがて、「天下辻」。登山道はそのまま唐櫃方面へと続いているようだ。しかし当方は大池へ。今日一番の急坂を下ると、ほんの暫くで民家裏へ。畑の脇からは普通の道となり、やがて、車道に吸収された。神鉄大池駅が見え、踏切をいよいよ渡ろうとすると、鳴動。よく見ると、乗るべき箕谷方面の電車が来るようだ。あまりにもタイミングが良い。
神鉄電車に乗り、50‰やR200mという、いかにも“神戸登山鉄道!”らしい線路を見ながら箕谷へ。箕谷駅前から歩いて駐車場に向かう。
小雪の舞う中、久々に長い縦走であった。
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