森坂峠〜伊豆ヶ岳(南東尾根)〜川越山〜初花〜二子山 【ぷちバリ体験】
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- GPS
- 08:45
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,440m
- 下り
- 1,375m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
往路: 飯能6:09 → 6:36西吾野(5分遅れ) 復路: 芦ヶ久保16:09 → 16:48飯能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・西吾野〜八坂神社 森坂峠越えの道(西吾野から下久通へ抜ける道)には危険箇所なし。 この道は私有地であるため、国道299沿いに表示がないが、林に入ると、道標があり、道迷いの危険なし。 入り口は、コスモ石油を超えてすぐの橋。 門が閉まっているが、脇から出入りできる。 このコースの殆どが私有地なのでマナーに配慮したい。 特に出口に民家が密集しているので、民家の間のあぜ道を通る。 ・八坂神社〜伊豆ヶ岳 南東尾根への取り付きは、八坂神社前。 渡渉後、明確な道のない急勾配を登らなければならないが、上がれば、赤テープが現れ、一般の尾根道と変わらない。 赤テープがかなりの頻度で設置されているので、迷う危険性は低い。 山頂に近づくにつれて、尾根が細くなる上、藪漕ぎの必要があるが、安全に留意していれば、問題なし。 山頂直前の壁は岩が脆く、木も枯れていたり、腐っていたりするので、登攀は、避けられたい。 トラバースで東尾根に渡り、さらにトラバースして東南尾根に戻ることで、先程の壁を越える。 さらにもう一つ壁が現れる。 ここも登攀を避けて、左にトラバースしてから、直登すれば、登山道と合流できる。 トラバース、直登とも足場の確保に留意。 なお、この取り付き部分も私有地と思われ、所有者に配慮し、マナーを守りたい。 ・伊豆ヶ岳〜川越山 特に危険な箇所なし。 ・川越山〜初花 赤テープが設置されているが、あまりお奨めできるコースではない。 初めは、一般道と変わらない緩い尾根道であるが、北に方向を変えた直後、急坂になる。 岩は脆く、地面から抜け易い。 木も腐っていたり、枯れていたりで、滑落の危険のある箇所がいくつかある。 足場の確保に留意が必要。 また、下った先が小さな沢であり、登山道と合流するまで沢を下らなければならない。 沢は、石、木とも不安定なため歩行に注意。 ・初花〜二子山登山口 歩道がなく、カーブによるブラインド部分の多い車道歩き。 車、バイクが制限速度以上のスピードで走行しているので、安全に注意。 ・二子山登山口〜縦走路合流 特に危険な箇所なし。 ここも私有地であるため、マナーを守りたい。 ・縦走路合流〜二子山 特に危険な箇所なし。 ・二子山〜富士浅間神社〜芦ヶ久保 急坂が多いので下りは注意が必要。 道標が少なく、尾根から降りる箇所を尾根伝いに進んで、コースを外れる虞がある。 |
写真
感想
今回の山行は、「新ハイキング」2月号の上村幸司氏(伊豆ヶ岳南東尾根)、助廣弘子氏(川越山〜甲仁田山)の山行記録を参考にしています。
・八坂神社〜伊豆ヶ岳
伊豆ヶ岳南東尾根歩きは、上村氏の記録を参考にしました。
取り付きが急登であること、山頂直下でトラバースを繰り返さなければならないこと以外は、歩き易い尾根道でした。
ただ、南東尾根は両側を植林で囲まれ、眺望はありません。
無謀にも最後の山頂直下の壁にアタックしてみましたが、足場が脆くて危険なので、早々に諦めました。
・伊豆ヶ岳〜川越山
正丸峠から川越山への道を初めて歩きましたが、こんなに明るくて、気持ちの良い道であることを知りませんでした。
お気に入り登録しておきました。
・川越山〜初花
助廣氏の記録を山行にしましたが、踏襲することができませんでした。
初めは、緩く、一般道と変わらない尾根道でしたが、北に方向を変えた後、平坦な踊り場もなく、沢に向かって急で足場の悪い下り坂になりました。
助廣氏は途中で西に折れるとされており、同じ道を進みたかったのですが、西に折れる道を見逃した様です。
というより、坂に堪えられず、下りてしまいました。
沢に下りてみると、これがまた歩き難い。
流木が腐っており、石も浮いている。
なかなか、道に辿り着けず、砂防ダムに座って休んでいたら、赤テープが。
輝いて見えました。
程なく、道らしくなり、林道と合流し、救われた気になりました。
・二子山登山口〜縦走路合流
当初、甲仁田山経由で二子山に向かう予定で、国土地理院の地図に記された二子山登山口付近の登山道を探しましたが、見つからず、林道を登って、二子山を目指すこととしました。
この林道は、山行気分を萎えさせるのに十分な程、重機の放置された採石場の脇を通る舗装道路が長く、気分が盛り下がりましたが、二子山〜武川岳の明るい縦走路に出たら、元気が出ましました。
やっぱり、一般登山道の方が安心できます。
伊豆ヶ岳〜正丸峠、二子山〜芦ヶ久保では、人に会いましたが、その他の道では、全く人に会うことがありませんでした。
川越山から下り、甲仁田山への登りなど、予定したコースが取れず、悔しい気持ちですが、いつもより集中できて、楽しい山行になり、心地よい疲労感を得られました。
また、バリルートに挑戦したいです。
ただ、今回の山行で、この奥武蔵の山々は、私有地が多く、所有者のご好意によって、山歩きをさせて頂いていることを再認識しました。
地域の人の生活を阻害しない、マナーを弁えた山行にしなければならないと感じました。
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