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Yamareco

記録ID: 1801018
全員に公開
ハイキング
奥秩父

十万峰 - 辺見尾根の支尾根は南も激しかった。

2019年04月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:32
距離
11.6km
登り
1,173m
下り
1,165m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:55
休憩
2:37
合計
9:32
7:18
24
駐車地
7:42
95
取り付き
9:17
9:31
32
休憩
10:03
10:16
62
11:18
11:29
27
P1069
11:56
8
三合落岳(南峰)
12:04
12:20
10
12:30
13:42
40
ランチ
14:22
4
煤ノ山(北峰)
14:26
14:37
69
15:46
15:59
14
850帯尾根乗り換え
16:13
16:20
5
休憩
16:25
9
水道施設?
16:34
13
P611
16:47
3
下山
16:50
駐車地
天候 晴れ(暑いくらい)
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
下山地点近くの道路脇スペースに駐車し、そこから取り付き地点まで自転車で移動しました。
コース状況/
危険箇所等
・総じて危険なルートです。
・状況は正確さに努めてはいますが、主観であることに違いはありません。
・当レコを参考にすることは自由ですが、結果に対していかなる責任も負いません。

<登った尾根>
危険箇所満載でお勧めできません。ザレと脆い岩の急登でスキルとは別のリスクがあります。下る場合はロープ必須。(川塩十万峰間)
十万峰以降はアップダウン多く体力を消耗します。それなりにリスキーですが前半に比べれば格段に安全です。
取り付きは、県道367から川塩集落に少し入って左に登った駐車場です。
<辺見尾根(三合落〜煤ノ山)>
認知されたVRですが、そこそこ激しい区間です。
灌木が以前よりうるさくなっている印象です。
急な岩尾根を直降を避けて降りる場面が2回ありますが、どちらも右(北)側ルートの方が安全です。
<降りた尾根>
危険です。お勧めできません。
岩もありますが、果たして登れるのか?と思うほどのザレの急斜面です。
ロープ必須。
振り返ると、尾根が微妙に分かれている900〜850帯での乗り換えが鍵のようです。900付近から危険覚悟で真っ直ぐ乗り換える尾根を目指すのか、今回の私のように、より確実なルートで降りて行き最後に危険なトラバースで乗り換えるのか、正解はわかりませんがどちらにしろ危険です。
850帯からの尾根に乗ってしまえば安全圏です。
下山は、尾根末端手前で北に回り込めば落石防止ネットがない場所に出られます。
その他周辺情報 両神興業の掘削工事や運搬は休日返上で稼働しているようです。付近に長時間駐車する場合は、砂埃まみれになることを覚悟しましょう。(前回もそうでした。)
ファイル
計画ルート図
(更新時刻:2019/04/21 00:08)
また来てしまった・・・
「無理はしない」覚悟で出発〜。
2019年04月20日 07:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
4/20 7:18
また来てしまった・・・
「無理はしない」覚悟で出発〜。
自転車をデポし目指す十万峰を見上げる。
左の尾根に取り付きます。
2019年04月20日 07:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 7:40
自転車をデポし目指す十万峰を見上げる。
左の尾根に取り付きます。
毎度お馴染みの〜
2019年04月20日 07:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
4/20 7:44
毎度お馴染みの〜
細いだけならいいんだけど。
2019年04月20日 07:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 7:55
細いだけならいいんだけど。
ほら出た〜。。。
段差もあってこの先も不明だし、引き返そうか議論した場所でしたが、この先もそんな場所の連続でした。
2019年04月20日 07:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
4/20 7:58
ほら出た〜。。。
段差もあってこの先も不明だし、引き返そうか議論した場所でしたが、この先もそんな場所の連続でした。
這い登って来た。
2019年04月20日 08:07撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
4/20 8:07
這い登って来た。
遺物。
少し安心したりする。
2019年04月20日 08:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
4/20 8:09
遺物。
少し安心したりする。
いったん斜度は落ち着く。
2019年04月20日 08:21撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 8:21
いったん斜度は落ち着く。
両側はスッパリ。
2019年04月20日 08:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9
4/20 8:24
両側はスッパリ。
十万峰(右)の南稜。
岩壁で切断されている。尾根と言えるんだろうか?
2019年04月20日 08:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
4/20 8:28
十万峰(右)の南稜。
岩壁で切断されている。尾根と言えるんだろうか?
580級ピークは開けていて眺めが良い。
2019年04月20日 08:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
4/20 8:29
580級ピークは開けていて眺めが良い。
最近なぜか縁がある採石場を見下ろす。
2019年04月20日 08:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
4/20 8:29
最近なぜか縁がある採石場を見下ろす。
しばらく岩尾根が続いた。
2019年04月20日 08:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 8:32
しばらく岩尾根が続いた。
岩が脆いんだよね。
2019年04月20日 08:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
4/20 8:32
岩が脆いんだよね。
とんでもない斜度です。
2019年04月20日 08:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9
4/20 8:41
とんでもない斜度です。
浮石も多い。
2019年04月20日 08:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 8:43
浮石も多い。
やっぱ土がいい。
2019年04月20日 08:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 8:47
やっぱ土がいい。
でもザレの急登は辛い。
2019年04月20日 08:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 8:57
でもザレの急登は辛い。
お!?
やっぱ、いるんだなぁ。
2019年04月20日 09:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10
4/20 9:02
お!?
やっぱ、いるんだなぁ。
この辺でイワウチワを見たんだけど、もっと多い場所でと思って撮らなかったら、もう見ることがなかった。
2019年04月20日 09:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 9:05
この辺でイワウチワを見たんだけど、もっと多い場所でと思って撮らなかったら、もう見ることがなかった。
晴天も進軍意欲に影響すると思う。
いいかどうかは別として。
2019年04月20日 09:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
4/20 9:13
晴天も進軍意欲に影響すると思う。
いいかどうかは別として。
右の支尾根から回り込んだ方が楽そうだけど、そこまで行けない。
2019年04月20日 09:36撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 9:36
右の支尾根から回り込んだ方が楽そうだけど、そこまで行けない。
これを登り切れば!
2019年04月20日 09:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 9:47
これを登り切れば!
念願の十万峰に、ついに来たーっ!
山名板はないよね〜。眺望もないよね〜。でも、いいんです。
2019年04月20日 10:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
16
4/20 10:16
念願の十万峰に、ついに来たーっ!
山名板はないよね〜。眺望もないよね〜。でも、いいんです。
辺見尾根が見えた。
右が三合落岳のようだ。
2019年04月20日 10:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 10:18
辺見尾根が見えた。
右が三合落岳のようだ。
既に標高は1000mを越えているし、もう難所はないよな(希望)。
2019年04月20日 10:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 10:26
既に標高は1000mを越えているし、もう難所はないよな(希望)。
難所とは言わないけど、アップダウンが多い。
2019年04月20日 10:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 10:42
難所とは言わないけど、アップダウンが多い。
巻けるところは巻く。
2019年04月20日 10:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 10:52
巻けるところは巻く。
高度感あり。
2019年04月20日 10:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 10:53
高度感あり。
煤ノ山、意外と存在感あり。
2019年04月20日 11:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 11:06
煤ノ山、意外と存在感あり。
ホッと一息。ここだけ奥武蔵。
しかし、林業関係者はどこから来るんだろうか?
2019年04月20日 11:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
4/20 11:08
ホッと一息。ここだけ奥武蔵。
しかし、林業関係者はどこから来るんだろうか?
無名ピークのモニュメント。
2019年04月20日 11:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
4/20 11:12
無名ピークのモニュメント。
P1069。
奥に両神山。
2019年04月20日 11:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
4/20 11:17
P1069。
奥に両神山。
ここも岩交じりのザレの急登。
2019年04月20日 11:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 11:34
ここも岩交じりのザレの急登。
ガンガン行くと足元が崩れて滑落します。もはやガンガン行けないけど。
2019年04月20日 11:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
4/20 11:37
ガンガン行くと足元が崩れて滑落します。もはやガンガン行けないけど。
ここを登って来た。
2019年04月20日 11:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 11:47
ここを登って来た。
ふ〜。辺見尾根は目の前。
正面は三合落岳(南峰)。
2019年04月20日 11:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 11:49
ふ〜。辺見尾根は目の前。
正面は三合落岳(南峰)。
馬酔木の林を抜け、
2019年04月20日 11:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 11:50
馬酔木の林を抜け、
植林帯の淵を登れば辺見尾根。
2019年04月20日 11:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 11:51
植林帯の淵を登れば辺見尾根。
そして、老体に鞭打って、
2019年04月20日 12:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 12:05
そして、老体に鞭打って、
三合落岳(北峰)まで来てしまった。
それは、北尾根の状況を確認するため。
2019年04月20日 12:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
19
4/20 12:08
三合落岳(北峰)まで来てしまった。
それは、北尾根の状況を確認するため。
残念なほど写真ではわかり辛いけど、繋がってますね。正面の凸が、前回断念したヤツのようです。
真下の壁が下から見えたのですが、尾根は上から見て右に湾曲してます。ただ斜度は半端ない。
2019年04月20日 12:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 12:14
残念なほど写真ではわかり辛いけど、繋がってますね。正面の凸が、前回断念したヤツのようです。
真下の壁が下から見えたのですが、尾根は上から見て右に湾曲してます。ただ斜度は半端ない。
確認しに20mほど降りたので、山頂に戻ります。
2019年04月20日 12:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 12:15
確認しに20mほど降りたので、山頂に戻ります。
三合落岳(南峰)西の展望ポイントから薄っすら浅間山。
2019年04月20日 12:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
4/20 12:31
三合落岳(南峰)西の展望ポイントから薄っすら浅間山。
両神山。
2019年04月20日 12:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
4/20 12:31
両神山。
あの形は武甲山。
2019年04月20日 12:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
4/20 12:32
あの形は武甲山。
で南の方(汗)。
2019年04月20日 12:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 12:32
で南の方(汗)。
そして歩いてきた尾根。
左奥が十万峰なのかなぁ。
2019年04月20日 12:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 12:33
そして歩いてきた尾根。
左奥が十万峰なのかなぁ。
ココは大丈夫でしたが、虫が出始めましたね。
2019年04月20日 13:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 13:08
ココは大丈夫でしたが、虫が出始めましたね。
下るのに左右どちらか迷う場所。右です。
2019年04月20日 13:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
4/20 13:46
下るのに左右どちらか迷う場所。右です。
なるほど、支柱は使わない方が安定しますね。
2019年04月20日 14:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
4/20 14:00
なるほど、支柱は使わない方が安定しますね。
こんなに細かったっけ?
2019年04月20日 14:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
4/20 14:01
こんなに細かったっけ?
煤ノ山(北峰)。
2019年04月20日 14:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 14:22
煤ノ山(北峰)。
そして、煤ノ山(南峰)。
2019年04月20日 14:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 14:27
そして、煤ノ山(南峰)。
煩わしい馬酔木を避けながら降りていく。
2019年04月20日 14:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 14:28
煩わしい馬酔木を避けながら降りていく。
この尾根もザレザレです。
木に捉まりながら何とか。
2019年04月20日 14:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 14:42
この尾根もザレザレです。
木に捉まりながら何とか。
やっぱり出るのか!?
2019年04月20日 14:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 14:53
やっぱり出るのか!?
崖ではないけど慎重に。
2019年04月20日 14:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 14:53
崖ではないけど慎重に。
麻痺してるけど、これでも相当ヤバいです。
2019年04月20日 14:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
4/20 14:55
麻痺してるけど、これでも相当ヤバいです。
降りて行っていいのか?
引き返す判断は残念ながらできない。
2019年04月20日 14:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
4/20 14:57
降りて行っていいのか?
引き返す判断は残念ながらできない。
もはや限界です。
ロープ出しました。
2019年04月20日 15:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
4/20 15:04
もはや限界です。
ロープ出しました。
岩の方がまだマシかと思いきや、動くんだなコレが。
2019年04月20日 15:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
4/20 15:24
岩の方がまだマシかと思いきや、動くんだなコレが。
まさに蟻地獄のようなザレ斜面をロープで少しずつ降りてきましたが、斜度は増すばかり。そろそろ向こうに移らないと・・・
2019年04月20日 15:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
4/20 15:46
まさに蟻地獄のようなザレ斜面をロープで少しずつ降りてきましたが、斜度は増すばかり。そろそろ向こうに移らないと・・・
ココを必死の思いで移動してきた。
2019年04月20日 15:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
4/20 15:59
ココを必死の思いで移動してきた。
植林帯には何度となく助けられている。
相変わらずのザレだが、作業道らしきモノもある。
2019年04月20日 16:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 16:01
植林帯には何度となく助けられている。
相変わらずのザレだが、作業道らしきモノもある。
もう大丈夫か?
2019年04月20日 16:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 16:09
もう大丈夫か?
テンバのような場所があった。
2.2ℓ持ってきた水も残り二口程度。
2019年04月20日 16:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
4/20 16:12
テンバのような場所があった。
2.2ℓ持ってきた水も残り二口程度。
水道の施設かな。
無事に下山できることを確信した。
2019年04月20日 16:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 16:24
水道の施設かな。
無事に下山できることを確信した。
すぐ下の大木の裏には祠。
一円しか残ってないけど「ありがとうございました」。
2019年04月20日 16:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12
4/20 16:26
すぐ下の大木の裏には祠。
一円しか残ってないけど「ありがとうございました」。
P611。
2019年04月20日 16:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 16:33
P611。
土がしっかりしているので大丈夫。
2019年04月20日 16:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 16:37
土がしっかりしているので大丈夫。
ロープは出してあると、躊躇なく使えるので〇。
2019年04月20日 16:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
4/20 16:39
ロープは出してあると、躊躇なく使えるので〇。
タヌキみたいなのが慌てて逃げて行った後、いくつかある穴を見ていたら、左の穴の落葉の奥で何やらガサガサと。
見てみたい気持ちを抑えて離れました。
2019年04月20日 16:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
4/20 16:42
タヌキみたいなのが慌てて逃げて行った後、いくつかある穴を見ていたら、左の穴の落葉の奥で何やらガサガサと。
見てみたい気持ちを抑えて離れました。
下界(車道)が見えました。
2019年04月20日 16:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
4/20 16:44
下界(車道)が見えました。
進んでいいのか戻るべきか、何度となく自問自答した山行でしたが何とか生還できました〜。
2019年04月20日 16:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
4/20 16:46
進んでいいのか戻るべきか、何度となく自問自答した山行でしたが何とか生還できました〜。
反省も込めて「無事で本当に良かった!」。
今回は心底そう思いました。(って何度目だろう。汗)
2019年04月20日 16:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11
4/20 16:49
反省も込めて「無事で本当に良かった!」。
今回は心底そう思いました。(って何度目だろう。汗)

感想

2014年に始めた辺見尾根歩きの、何回目かのレコ書きをしている時にふと気付いた。三合落岳(南峰)から派生する支尾根上のP1017に名称があることを。
その名は十万峰。

しかしながら、ヤマレコの山のデータにはjapanetさんによる説明文があるのみで、山行記録はもとより写真すらない。
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=27477
いつか行ってみたいと計画しながらも月日は流れ、半分忘れかけている状態だったが、この山域を歩けるのも残り僅かとなり、もう行くしかないでしょ。
とは言え、説明文には「かなりの難コース」とある。
撤退の覚悟が必要だな。と同時に、ルートがあるんだな。とも理解した。
ちなみに、ご存知の方も少なくないでしょうが、japanetさんはこんな興味深い地図も提供されています。(勝手ながら公開可と解釈しました m(__)m 。)
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/upimg/pt/2a3ac10ed5690a2977df671902121f96.jpg

川塩から取り付いた尾根は想定通り痩せの岩尾根だが、想定外だったのは脆い岩質とそれが砕けて撒かれたようなひどいザレ具合だ。
取り付いて15分ほどで出くわした、斜度が急激に増す場所でさっそく悩む。あの絶壁側に突き出た岩は動かないだろうか。先はまだ長いし止めるなら早い方がいい。無理はしないんじゃなかったのか?
結局は最大限の注意を払い前進したわけだが、無理をしたのかもしれない・・・
その後も難所は続いたが、今思えば登りではソコが一番の危険箇所だったように思う。

なんとか到着した十万峰は、広くはないけれどスッキリしていて、いろんな思いが詰まった「ココか〜」って感じだった。
十万峰から三合落岳まではアップダウンが多く、標高差100mとは思えないほど体力を奪われます。

計画時に予定していなかった三合落岳に行った理由は、以前挑戦し敗退した北尾根の状況を確認するためだ。
山頂から北斜面を急激に落ち込む場所まで20mほど降りて行くと、すぐ下に北尾根(たぶん)が見えた。敗退時に登るのを断念したプチ岩峰と思われる凸まで直線にして10mほどか。その凸からココまでは真っ直ぐではなく右に湾曲して繋がっていたが、下からでは尾根が消滅し正面の岩壁に阻まれるかのように見えたのだ。う〜ん、結果論だが惜しいことをしたなぁ。(GPSは山頂に置いたままだったので、偵察に行った部分のログはありません。残念!)

三合落岳(南峰)の少し先の開けた尾根上でランチにした。ルート上だが誰が来るわけでもない。それにしても一気の春で暑いくらいだ。

下山は煤ノ山(南峰)から南西に延びる支尾根だが、情報が無いので不安が無いわけではないがどちらかと言えば楽観視していた。それは以前、瞽女ヶ岳(南峰)から南西に下山した支尾根がそれほど危険ではなかったからだが、実際に降りていくと経験したことの無いとんでもなくザレザレの蟻地獄尾根だった。しかも現場で初めてわかったことだが、途中で尾根の乗り換えをしなければならなかったのだ。

確かに改めて地形図を見ると900〜850辺りで、上側の尾根が消滅し少し南にずれて新たに下側の尾根が発生しているが、VRではよくあることだし計画ではそれほど気には留めておらず、真っ直ぐ下側の尾根に向かう予定だったのだ。
しかーし、900付近から下側の尾根に直接向かおうにも木もまばらな鬼斜面で余りに危険なため、乗り換え可能な場所を探しながら上側の尾根上を降りざるを得なかった。そしてついには上側の尾根もそれ以上降りられなくなり、危険を承知で乗り換えるしか選択肢が無くなってしまったのだ。写真ではそれほど危険そうには見えないが、ザレと言うより砂なのでとにかく踏ん張りが効かない。少しでも落葉が溜まっている場所を選んでのトラバースだったが、足を置くとズルズルと下方に沈んでいき本当に怖かった。やっぱり山は少し柔らかい土でないと。

まぁ、こうして思い返しながらレコが書けるのも、無事に生還できたからです。山の神様、本当にありがとう。これからも謙虚に生きていきます。
信心浅い人間ながら、そんなことを思わせられた山行でした。チャンチャン。

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コメント

南側は危険!
三合落岳北尾根は気にはなっているのですが・・・
四阿屋山に貫けるのが無難でしょうか

写真63のところは地形図の等高線の間隔を見てもかなりやばそうですね
トラバースも下が硬くて、滑りやすくズルッってしそうなのがよくわかります。
木がなかったら終わりですね

辺見尾根って終点近辺しか歩いてないのでわかりませんが、北より南側の方が
急でかなりやばそうですね。行くとしたら北から登ります。
奥の方は地主さんの私有地だしね

日曜は一般道で富士方面に行ってきました。(そろそろレコにとりかかねば・・)
岩場も火山岩なので靴底に岩がくっ付くような感じで、こちらの山域とは全く違い安心して登ることが出来ました
2019/4/23 8:49
Re: 南側は危険!
ワルさん、

> 四阿屋山に貫けるのが無難でしょうか
え?まさか下ろうとしてます?
考えようによっては、ロープでの降りの方が安全かもしれませんが。
とりあえず北尾根は山頂まで繋がっている、と私は見ました。

確かに今回の支尾根は危険でしたがタイプが違うようです。北の岩はガッチリ大きくて尾根自体もそんなにザレてないし、南と比べれば険しいけど安定していた気がするんですよね。南は陽当たりがいいから風化しやすいのかな。
実は下山時、チェーンスパイクを履けばもう少しマシに歩けたと思うんですけど、必要になった時には手遅れで、足元はロープを出すのが精一杯の状況でした。宝の持ち腐れですね。

それにしても(困ったことに)辺見尾根+支尾根は面白いです。
2019/4/23 22:35
辺見尾根シリーズ☆
Kinoeさん、こんにちは

おお!久々の辺見尾根シリーズ♪って思って、最初チラ見して、後からジックリ、レコ拝読させていただきました。
またまた手に汗握るレコ!
ルートの危険具合や難易度…実際に現地を歩かないと地形図の等高線だけでは分からない部分ありますよね!
聖尾根もしかりで、山師匠が「地形図みたけどこんなにヤバいとは思わなかった!」と言ってましたし…
後その逆も然りで、立橋尾根P1183までの末端部も、地形図みるだけではとても歩けるとは思えませんが、案外樹木のおかげで、行けましたし…(でもヤバかったですが)
そこが、粘土質の土なのか、泥濘なのか…岩場でも、先日ワルさんが歩かれたエリアのように、足裏にフィット
する歩きやすいものから、熊倉山域のように動きやすく脆い堆積岩だったりするかで、だいぶ違いますよね…
特に場はやっかいですよね…自分、ニガテです…トラバースもニガテ…その両方だなんて考えただけでヒョエエ〜! であります!
自分、某山域のザレた急斜面で脚滑らせて、10m位ザザザーって落ちたことがあります…(>_<)(怪我なし)
間違った尾根筋だったので、上り返したのですが、3歩上がって2歩下がるという感じで…
Kinoeさんが歩かれた、その900m〜850m圏だったらチ〜ンな感じです!((((;゜Д゜)))))))
同日同時刻、メジャーなお山のメジャーな尾根を降りてましたが、その尾根でもザレ場があって、ズッコケそうになりましたし、以前そこで、ほぼ毎週歩いている山小屋のスタッフが転んで骨折しただなんて話もありましたから…
おお!チェーンスパイク! 冬季だけしか使う事を考えていなかったですが、ナルホド!朗報ですね
ええと、ザイルとチェンスパと…(装備がどんどん重くなっていきますね(~_~;))

辺見尾根…地図見ますとはるか東方に四阿屋山につながってますね♪
実際、三合落岳と一緒に歩かれているレコありますし…
こんなん見ちゃうから、またどんどん課題が増えてしまう…(^_^;)

気に入った尾根のさらにその支尾根が楽しいってすごく分かります
この山域、全然最近行けてないので、久しぶりに行きたくなってまいりました
…といっても、まずは実線から破線くらいのレベルにとどめておきますかね…
2019/4/24 18:14
Re: 辺見尾根シリーズ☆
マチャさん、

2日ぐらい寝てたでしょ。
うそうそ、忙しいのにコメント書き大変だねぇ。

辺見尾根の南側は、別の支尾根だけど一度登下降しているので、それほどのことはないだろうと高を括ってました。ところがドッコイ、北側とは違うタイプ(地味で不安定)の激ヤバ尾根でした。
下山でロープ出した場所は、(だいたい想像がつくと思うけど)ザレ斜面に立つ木の根元だったんだけど、なんとかロープは出せたものの再びザックを背負う時の身体のブレが危なっかしくて、木を抱くように体重を預けた状態でなんとか背負うことができたんです。(チェンスパは無理)
当たり前のことだけど、この先でそのような場面がありそうに予感した時は、早めに準備しておかないとダメだね(わかってはいるんだけどねぇ)。
難所を抜けた後もロープは出したままだったので、普段なら少々無理して降りる斜面でもすぐ使えたから良かったです。少し時間はかかるけどやっぱり安全第一だからね。

課題っちゅーより選択肢が増えるんだから、いいことじゃん。
あ、このルートはダメよ。
2019/4/24 23:39
はじめまして
十万峰とは、行きたくなる山名ですね。
kinoeさんのレポートも、さらに興味をそそられる内容です。
これからも楽しみにしています。
2019/5/12 8:15
Re: はじめまして
yasuji-さん、

変わり者のレコにコメントありがとうございます。m(__)m

由来はわかりませんが、十万峰って確かに妙な名前ですよね。
ただ私は名前に惹かれたというより、辺見尾根の支尾根を歩くための良い口実になったという方が正しそうですが。
名前以外に特筆すべきモノは何もないピークなので、本気で行こうとは思わないでしょうが、もし行かれる場合は下からではなく、辺見尾根からのピストンの方が安全です。とは言え、それでもバリに変わりはないのでロープやGPS等は携帯すべきですね。

> これからも楽しみにしています。
プロフにあるように、私があと何回この辺(南関東)を歩けるのかわかりませんが、お互いそれぞれのスタイルで楽しんで行きましょう。
2019/5/12 18:53
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