【大岳・守門岳】青と白の世界（二口起点）

2019年04月28日(日) [日帰り]

• GPS: 08:40
• 距離: 18.7km
• 登り: 1,413m
• 下り: 1,392m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:49
• 休憩: 0:51
• 合計: 8:40

6:32 冬期除雪終了点
8:50 8:53 保久礼駐車場
8:58 9:00 保久礼小屋
9:30 9:30 キビタキ清水
9:36 9:37 キビタキ避難小屋
10:23 10:24 天狗岩屋清水
10:35 10:38 大岳
10:59 11:03 網張り
11:29 11:30 大岳分岐
11:47 11:48 青雲岳
12:04 12:34 守門岳
12:47 12:47 青雲岳
12:58 12:58 大岳分岐
13:29 13:31 滝見台
14:16 14:16 護人清水
14:45 14:48 ニ口駐車場
15:12 15:12 冬期除雪終了点
15:12 ゴール地点

※ログはスマホアプリのヤマレコMAPで取得しています。

天候

雨、後快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

二口の通行止め手前の駐車スペースに駐めさせて頂きました。

コース状況／危険箇所等

朝方は全般的には固まった雪の上に数cm新雪が乗った歩きやすい道。
但し、保久礼小屋までの冬季ルートの下部、および厳冬期は大雪庇の発生する大岳から守門岳に向かう鞍部は、木々や下草が起きて一部藪漕ぎとなりました。
今回の冬道を歩くのが良いか、夏道を歩くのが良いか、悩ましい時期だと思います。
また、下降時の尾根は気温が上がって雪が腐ってきていました。踏み抜きも度々。

その他周辺情報

寿和温泉で汗を流しました。
新しい露天風呂の別棟があります。

「寿和温泉」
https://www.iine-uonuma.jp/stay/higaeri_onsen/spa_suwa.html

写真

4/28 6:41

雨がしとしとと降っていて車中でゆっくり眠っていましたが、ようやく上がったようですので遅いスタート。

4/28 6:46

すぐに分岐。帰りは向かって右から戻ってきます。今日の往路は向かって左へ。しばらく舗装路を進みます。

4/28 7:40

樹林帯に入ってからは溶け残った雪、起きた草木の藪漕ぎの連続で時間がかかりました。

4/28 7:46

こうした広々した場所も。

4/28 7:47

ピンクリボンがあんなに上に。厳冬期はたっぷり雪があるのですよね。

4/28 7:48

沢筋を進むので何度か右岸左岸を行き来するのですが、危ういスノーブリッジが多く慎重に。

4/28 7:52

沢筋から離脱。

4/28 8:04

天気は順調に回復。

4/28 8:10

斜度が上がる前にアイゼンを装着してしまいます。今シーズン最後かな？
守門岳周辺でお会いした方々は大半がノーアイゼンのようでした。

4/28 8:24

こんな藪漕ぎは多数。
厳冬期なら雪の下なのでしょうけれどね(^_^;

4/28 9:08

保久礼（ほっきゅうれ）小屋。向かって右から二口からの夏道ルート（保久礼コース）。雪が溶けて少なくなったこの時期はこちらから上がって来る人も多いようでした。未踏なので詳細は不明。
ここから先は複数のトレース。

4/28 9:34

やはり新雪は美しい。

4/28 9:34

大岳まではひたすら真っ直ぐ尾根を上がっていきます。
気持ちよく高度が稼げます。

4/28 9:41

やはり新雪は良い。
固まった雪の上に数センチ新雪が乗った感じで、この辺りは踏み抜きも少なく歩きやすかったです。

4/28 9:42

キビタキ避難小屋。

4/28 9:55

GWに霧氷が見られるとは。。。幸運です。

4/28 9:55

そして天気予報通りの快晴。

4/28 10:05

この登りが今回一番気持ちが良かったかな。

4/28 10:05

振り返って日本海。

4/28 10:05

八海山かな？

4/28 10:17

守門岳にかかっていたガスも取れていきます。

4/28 10:21

まさにGW前半のTHE DAY。

4/28 10:46

大岳。
ここまでのトレースは全てここへのピストンの方々だった模様。

4/28 10:53

ここから守門岳（袴岳）方面はノートレースでした。
厳冬期なら大勢の方が歩かれるのでしょうね。

4/28 10:53

厳冬期には東洋一と呼ばれる大雪庇もあらかた落ちて残骸のみ。。とは言え、迫力のある地形です。

4/28 11:02

崩れた雪庇の山側は草木が雪の下から起き上がっていて、しばしルート取りを思案中。

4/28 11:26

一旦下りて少し藪漕ぎ。
今日は藪漕ぎが多い。嫌いじゃないけれど。

4/28 11:30

突破して大岳を振り返る。

4/28 11:30

大岳の右に見えるのは粟ケ岳かな？

4/28 11:34

そうそう、この大岳から下降してからの登り返しで、今シーズン新調して出番が無かったワカンを装着。無くても問題が無かったのですが単に付けてみたかった。。ワカンとしては初のモンベル製。脱着が容易で気に入りました。

4/28 11:39

二口からの直登ルートからのトレースに合流。
複数名が歩かれたようですが、GWにも関わらずこんな静かな山歩きができるのは素晴らしい。

4/28 12:01

青空の下、気持ちの良い稜線散歩。

4/28 12:14

守門岳（袴岳）ゆるゆると到着。

4/28 12:14

三角点タッチ。

4/28 12:35

当初下降路に使おうと考えていた藤平山方面と奥に八海山。

4/28 12:36

平ヶ岳、会津駒ヶ岳方面。

4/28 12:38

袴腰へ連なる綺麗な白い尾根と、奥は浅草岳かな

4/28 12:39

歩いてきた道。大岳方面。

4/28 12:40

粟ケ岳方面。

4/28 12:41

奥の真っ白な山は飯豊山かな？
未踏です。山スキーで行かれる方が多いようですね。

4/28 12:45

さて、当初は藤平山方面の尾根から下降する予定でしたが、スタートを遅らせ、藪漕ぎにも手こずって予定時刻を大幅に遅れているので二口ルートからの下降に変更。

4/28 12:56

さよなら守門岳。今度は東洋一の厳冬期に来るね。

4/28 13:17

二口ルートはトレースしっかり。

4/28 13:36

下部の痩せ尾根は辛うじて雪が繋がってたり、時折途切れたり。
アイゼンつけたまま下降してしまいます。

4/28 13:42

振り返り。

4/28 13:45

まさに痩せ尾根。豪雪の名残。

4/28 14:04

完全に樹林帯に入る前に、再度振り返って名残を惜しむ。

4/28 14:05

橅林は若い木が多いですね。
人の手も結構入っている模様。

4/28 14:43

下部は新緑の春山散策。

4/28 14:44

イワカガミさんですか？

4/28 14:51

天ぷらの具は多数生えていました。

4/28 14:55

駐車場。
はまっすぐ進まず。

4/28 14:57

左へ折れて橋を渡ります。

4/28 15:20

駐車場近く。
大量の清冽な雪解け水が道に溢れ、カエル君も気持ちよさそうでした。

4/28 15:22

お待たせ、愛車フォレスター。
5MT&ターボは貴重になってしまった。。

4/28 18:13

温泉入ってまったりとして帰路に魚沼付近から見えた八海山。
この辺りから見る姿がかっこよく、思わず車を止めてパシャリ。
山行の締めに相応しい眺めでした。有難う。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

感想

山遊子（さんゆうし）

GWはできればテントを担いで山に入りたかったのですが。。。前半は日曜日以外は微妙な天気予報。まともな山行は1月以来でもあるので、遠くのお山の日帰り山行に計画を変更しました。
条件は、残雪が楽しめること、GW中でも混雑しないこと、できれば周回ルートが取れること。そんな中、ヤマレコのオススメルートで大岳、守門岳が紹介されているのを拝見したのでした。
もっとも、ヤマレコが奨めていたのは東洋一の大雪庇が見られる時期でしょうけれどね。

朝にしとしとと雨が降っていた時点ではかなりテンションが下がり、結果、当初予定のルート通りではなくショートカットにはなりましたが、残りは次回に厳冬期に再訪する時のお楽しみ。
写真の通り青と白の世界を静かに楽しむことができた素晴らしき1日でした。
やはり山は良いですね(^-^)