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Yamareco

記録ID: 1837408
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ハイキング
奥多摩・高尾

戸倉三山の一角・鳥切場/雷雨のために刈寄山は断念

2019年05月04日(土) [日帰り]
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gakukyourou その他1人
GPS
--:--
距離
3.7km
登り
245m
下り
236m

コースタイム

出発10:30−入山トンネル南側出口(尾根取付き)11:00−尾根上11:05〜11:30−刈寄山分岐(鳥切場?)11:45−620m圏コブ(鳥切場?)11:55〜12:55−巻道合流13:05−送電線鉄塔13:25−入山峠13:40−今熊山分岐13:45〜14:00−ゴール14:05
天候 晴れ時々曇り後雷雨
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR高尾駅から北上する。都道46号線・61号線を通り、川原宿で左折して陣馬街道(都道521号線)に入る。夕焼け小焼け園地の少し先、関場バス停で陣馬街道から醍醐川沿いの車道に分かれる。1km程進み、龍泉寺の少し先で、右手に盆堀林道の入口がある。この林道を4.5kmほど上り、主稜線を越えるヘアピンカーブの頂点が入山峠。作業林道ゲート前の路肩に数台駐車できる。
コース状況/
危険箇所等
感想欄に詳述。
入山峠には多くの道標が立っている。昔、山林のボヤ騒ぎがあったので、消火用水がドラム缶3つも置かれている
2019年05月04日 10:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 10:30
入山峠には多くの道標が立っている。昔、山林のボヤ騒ぎがあったので、消火用水がドラム缶3つも置かれている
先程、車で通った盆堀林道を歩いて戻る。この間、車は通らなかったが、峠越えの自転車に会う
2019年05月04日 10:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 10:53
先程、車で通った盆堀林道を歩いて戻る。この間、車は通らなかったが、峠越えの自転車に会う
2km近く南下すると、入山トンネルに入る
2019年05月04日 10:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 10:58
2km近く南下すると、入山トンネルに入る
トンネルの南側出口左側に明瞭な踏跡がある。新多摩線82号鉄塔の巡視路で、案内の標柱が立っている。ここにも消火用水が3つ
2019年05月04日 11:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 11:00
トンネルの南側出口左側に明瞭な踏跡がある。新多摩線82号鉄塔の巡視路で、案内の標柱が立っている。ここにも消火用水が3つ
標高差30m程を急登すると、鳥切場から南東に伸びる尾根上に乗る。立派な道標が案内してくれる
2019年05月04日 11:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 11:07
標高差30m程を急登すると、鳥切場から南東に伸びる尾根上に乗る。立派な道標が案内してくれる
この尾根筋を北西に登って行く。先程抜けた入山トンネルの上を越えると、足元に歩いて来た盆堀林道が見下ろせた
2019年05月04日 11:40撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 11:40
この尾根筋を北西に登って行く。先程抜けた入山トンネルの上を越えると、足元に歩いて来た盆堀林道が見下ろせた
600m圏コブは南側を巻く
2019年05月04日 11:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 11:42
600m圏コブは南側を巻く
次の620m圏コブとの鞍部で、東側を巻いて刈寄山へ向かう道と分かれる。ここが鳥切場か?でも、どこにも地名表示が無い
2019年05月04日 11:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
5/4 11:44
次の620m圏コブとの鞍部で、東側を巻いて刈寄山へ向かう道と分かれる。ここが鳥切場か?でも、どこにも地名表示が無い
620m圏コブの南側を巻き、次の弾左衛門ノ峰(669m峰)との鞍部に出る。ここの道標では、鳥切場が歩いて来た方向に指されている。やはり先ほどの鞍部か?
2019年05月04日 11:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 11:54
620m圏コブの南側を巻き、次の弾左衛門ノ峰(669m峰)との鞍部に出る。ここの道標では、鳥切場が歩いて来た方向に指されている。やはり先ほどの鞍部か?
巻いた620m圏コブが鳥切場との説もあるので、ここの頂上に登る。でも、道標も地名表示も何も無い。トレランのコース案内の矢印だけ
2019年05月04日 12:57撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 12:57
巻いた620m圏コブが鳥切場との説もあるので、ここの頂上に登る。でも、道標も地名表示も何も無い。トレランのコース案内の矢印だけ
この620m圏コブで主稜線は直角に折れて北の刈寄山に向かう。この下りはザレた急下降で慎重に降りる。下に平坦な道が見える。北西から雷鳴が聞こえてきた
2019年05月04日 13:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 13:00
この620m圏コブで主稜線は直角に折れて北の刈寄山に向かう。この下りはザレた急下降で慎重に降りる。下に平坦な道が見える。北西から雷鳴が聞こえてきた
巻道と合流し、平坦になってヤレヤレと思ったが、再びザレ場を急下降後、写真8で分かれた巻道とやっと合流。巻道は2段あったのだ。道標から推測すると、やはり写真8が鳥切場か?
2019年05月04日 13:08撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 13:08
巻道と合流し、平坦になってヤレヤレと思ったが、再びザレ場を急下降後、写真8で分かれた巻道とやっと合流。巻道は2段あったのだ。道標から推測すると、やはり写真8が鳥切場か?
この先は緩やかな尾根をのんびり歩めるはずだった。ところが、北西の空から雷神が太鼓を叩いて「さっさと歩け」と急かす。落ち着かない事この上ない
2019年05月04日 13:17撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 13:17
この先は緩やかな尾根をのんびり歩めるはずだった。ところが、北西の空から雷神が太鼓を叩いて「さっさと歩け」と急かす。落ち着かない事この上ない
超高圧の送電線鉄塔が道の直ぐ脇に建っていた
2019年05月04日 13:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 13:23
超高圧の送電線鉄塔が道の直ぐ脇に建っていた
旧入山峠を越え、なだらかな600m圏コブに登ると、熊出没の警告板
2019年05月04日 13:36撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 13:36
旧入山峠を越え、なだらかな600m圏コブに登ると、熊出没の警告板
このコブを越えると入山峠。朝方停めた愛車が目の下に見える。1台増えていた
2019年05月04日 13:40撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 13:40
このコブを越えると入山峠。朝方停めた愛車が目の下に見える。1台増えていた
階段を降りて入山峠に降り立つ。車を素通りして、作業林道のゲート脇から刈寄山に登る山道に入る。雷鳴が次第に近づいてきた
2019年05月04日 13:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 13:42
階段を降りて入山峠に降り立つ。車を素通りして、作業林道のゲート脇から刈寄山に登る山道に入る。雷鳴が次第に近づいてきた
峠から100m程で今熊山の分岐。ここで休憩していたら、頭上から雷が響き渡り、とうとう雨が降り出した。刈寄山は諦めて車に戻る。本降りとなる前に辛うじてゴール
2019年05月04日 14:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
5/4 14:00
峠から100m程で今熊山の分岐。ここで休憩していたら、頭上から雷が響き渡り、とうとう雨が降り出した。刈寄山は諦めて車に戻る。本降りとなる前に辛うじてゴール
撮影機器:

感想

久しぶりに家内とハイキングに出かけることにした。標高差が少ない楽なコースということで、戸倉三山の刈寄山を選んだ。盆堀林道を走れば、標高600m近い入山峠まで車で上がれる。ここから刈寄山687.1mまで標高差は100mにも満たないので、20分も歩けば頂上に着いてしまう。でも、これではあまりにもあっけない。

そこで一工夫。
入山峠に車を置き、林道を南下して入山トンネルまで2km程ウオーキング感覚で歩く。トンネルの南側出口から取付いてトンネルの上の尾根に乗る。そこから鳥切場まで上り、主稜線上の縦走路を歩いて入山峠まで戻る。さらに峠から山道を登って刈寄山に立ち、下りは途中から作業林道を辿って往復する。
これなら全ルートで5km程の距離、標高差はたかだか200mなので、半年以上も山に登っていない家内でも楽に歩けるだろう。

ところで「鳥切場」とは奇妙な名前である。「トッキリ場」あるいは単に「トッキリ」とも表示されている。地名の謂れを知りたいが、それ以上に確認したいのは、どこが「鳥切場」なのか、と言うこと。現地で、ここが「鳥切場」と特定した表示はどこにも見当たらなかった。
周囲の多くの道標に、「鳥切場」はこちら、と方向は示されていた。これらから推測すると、写真8の鞍部で刈寄山への分岐点辺りと思われる。それなら、ここに立っている道標の柱に「鳥切場」と表示されるはずだが、単に「東京都」と書かれているだけ。この辺りには「鳥切場」を示す杭も表示板も見当たらなかった。不思議だ。

一方、その先の620m圏コブを「鳥切場」としている文献や地図もあるらしい。西の市道山から来た主稜線は、この620m圏コブで直角に折れて北の刈寄山に繋がる。主稜線の屈曲点であるこの620m圏コブに地名があってもおかしくない。
今回選定した前半のルートで、山頂と言えるのはこの620m圏コブのみである。そこで、ここを「鳥切場」とする説に従って、まずはこのコブを目指した。

620m圏コブまでは順調に登れた。ここにも「鳥切場」を特定する表示は無かったが、ここで昼食を取りながらのんびりと1時間も過ごした。
ここに着いた頃は時々陽が差していたが、刈寄山に向かって歩き出した頃にはすっかり曇ってしまった。その上、北西の空からゴロゴロと雷の音。この主稜線はなだらかなので、のんびり歩けるハズだった。ところが、最初は遠かった雷鳴が次第に近づき、大きく鳴り響いて来たので、これに急かされて落ち着かない。いつもはゆっくりペースの家内は、いつもより遥かに早いペースで歩いて行く。重荷を背負っている私は追いつくのが大変だった。

入山峠に着き、車に戻った時点で、刈寄山に登ろうか随分迷った。まだ、雨は降っていないし、雷は鳴っているが比較的遠いので、予定通り刈寄山へ向かう。
峠から100m程の今熊山との分岐で一休み。すると、瞬く間に雷が近づいてきて、時々頭上でゴロゴロ鳴り始めた。挙句の果てに、ついに雨が降り出した。
こんな悪天候の中を登るのは危険だ。残念ながら刈寄山は断念し、急いで入山峠まで戻る。車に飛び込むと同時に本降りとなった。ヤレヤレ、セーフ。

今回のルートは、標高差も少なく、距離もほどほどなので、家内は元気よく歩いていた。620m圏コブから入山峠の間は、雷にせっつかれて、家内にしてはハイペースで歩いた。それでも、翌日、筋肉痛も無かった、とかで、自信を付けたようだ。
今回は天候悪化のために、刈寄山に登れなかったのは残念である。次回は安定した晴天の下、二人でのんびりと歩きたいものである。

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