乗鞍岳(ヒップソリは5秒で敗退)

2012年04月21日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.4km
• 登り: 1,206m
• 下り: 1,205m

コースタイム

三本滝P7:10-肩の小屋口-朝日岳-12:00剣が峰12:30-肩の小屋口-15:00三本滝P

天候

快晴のち晴れ、午後から山頂は時々霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・乗鞍エコーラインは4/19から三本滝まで通行可能(ノーマルタイヤOK)
・上高地乗鞍スーパー林道は通行止め中(GWには解除?)

写真

4/21 6:39

快晴!

4/21 7:39

三本滝駐車場

4/21 7:45

ゲレンデ

4/21 8:26

ツアーコース

4/21 8:27

振り向くと

4/21 8:49

見えてきたー

4/21 9:55

4/21 9:56

4/21 10:21

道はまだ雪の中

4/21 10:22

雲が少し出てきた

4/21 10:37

肩の小屋口

4/21 11:21

ほとんど見えないけどライチョウの足跡

4/21 11:57

肩の小屋と穂高方面

4/21 11:59

剣が峰

4/21 12:21

山頂より

4/21 12:22

山頂より

4/21 12:22

鳥居

4/21 12:24

恒例

4/21 12:46

ツララとエビ

4/21 13:00

ここからヒップソリで

4/21 13:39

残念

4/21 13:59

雲増えてきた

4/21 14:38

ここでコーヒーブレーク

4/21 16:15

また来るよ!(今度はBC?)

撮影機器：

PENTAX Optio W90 PENTAX

感想

nobuharu

前日まで
月一山行の4月は御嶽か乗鞍を計画。
前日の猪熊隆之さんの山の天気予報(ヤマテン)によると、4/21は基本天気良いが、中央アルプスよりも北アルプス南部のほうが天気が悪くなる時間が遅いようなので、乗鞍に決定。
乗鞍は上の子と2人で夏に2回登っているが、積雪時は初。
乗鞍はバックカントリー(BC)のメッカのようだが、BC用の道具は持っていないので、使えるかどうかわからないが、近くのアウトドアショップで525円で買ったヒップソリを持参することに。

当日
予定より少し早目の2時半ごろに自宅を出発。
途中、車のキーレスの電池切れでエンジンがかからなくなる、上高地乗鞍スーパー林道が冬季通行止めでUターンするなど、少トラブルがあったものの、6時半過ぎに三本滝駐車場に到着。
すでにBCの方の車が6,7台停車中。
長袖シャツと夏用ズボンの上にレインウェア上下を着て、アイゼンとストック、念のためのピッケルを持ち、ゲレンデを歩き始めるが、7時過ぎの時点ですでに雪がくさり初めていたので、帰りの状態を考慮してワカンも持参。
天気は快晴で最高だが、ゲレンデは無風で日差し照り返し共に強く、すぐに汗だくになったので長袖シャツとレインウェア上下を脱ぎ、Tシャツと夏用ズボンという真夏の格好でしばらく進む。
リフト終点後はツアーコースをBCの方々に抜きつ抜かれつしながら進み、剣が峰直登と位ヶ原山荘の分岐は直登方面へ。
寝不足と暑さで途中フラフラしたが、コマ目に休憩を取り、ゆっくり進む。
肩の小屋口(小さい小屋が2つ)から徐々に東→西の風が出始めたが、雲が少し出始めたが相変わらず日差しと照り返しが強いので、そのまま真夏の格好で稜線まで行く。
流石に稜線まで来ると風が強くなったので、長袖シャツとレインウェアの上着を着用。
西側と南側は雲が多めだが、穂高方面が良く見える。
稜線を歩き、そのままピッケルを出すことなく、朝日岳経由で剣が峰に到着。
剣が峰に着いた時には残念ならが御嶽、中央アルプス方面は雲でほとんど見えなかった。(ヤマテンを信じ乗鞍にして正解だった)
祠の影でカップラーメンの昼食を取り、BCの若者、おじさんと少し会話をする。
「スキーだと30分で下まで降りられる」「今日は風はかなり弱いほう。いつもは樹林帯を出た時点で強風となる」等の情報をゲット。
徐々に霧が出始めたので、30分ほどの滞在で下山することに。
BCの方が滑り出す場所から、自分もヒップソリで滑るために準備を開始。
先行したボードの若者に「それって超怖くないですか?」と突っ込まれたが、意を決して滑り出すも、意外と雪面が固くコントロールきかずに開始5秒で中止。
その場で斜面でアイゼンを履き直し、結局そのまま歩いて下山することに。
525円のものは525円分の働きしかしないことを実感。
もちろん帰路はBCの方にじゃんじゃん抜かされたが、ソリを使うことなくマイペースで下山。
途中から予想通り雪がくさって足がはまることが増えてきたので、ツアーコース手前からワカンに履きかえる。
樹林帯途中の穂高方面が良く見える場所でコーヒーブレークしつつ、15時ごろに駐車場に無事到着。

今回ヒップソリは全く役に立たちませんでしたが、天候に恵まれて良い雪山登山ができました。
出発時には登山者方数名が準備されていましたが、結局道中ではBCの方にしか会わなかったのは、意外でした。
天候次第ですが、危険個所も無く、良い雪山だと思うのですが。
但しあれだけBCの方を見ると、道具ほしくなりますね。(15〜20万円くらいはかかるかな・・・)


今回の教訓
・ヤマテンの情報は今後も活用
・アルプス級の山でヒップソリの使用は危険
・雪山で半そでになる時は、腕全体に日焼け止めを塗る
　(日のあたらない下側ところを塗らなかったら、照り返しで真っ赤に)

コメント

ゲスト

おつかれさまです
山行のアドバイス等おせわになります。
ヒップそり自分ももってます

やはり乗鞍では危険でしたか・・・・

普通の山でもそろそろ岩がのぞいてるのでお尻が大変なことになるかもしれませんね。

いよいよＢＣですか。すごいなぁ

しばらく自分はマイペースに下山したいと思います。

追記：ちなみにヒップそりは大と小がありますよね

nobuharu

こんばんは
metabo manさん、こんばんは。

今回ヒップソリをトライしたのは雪の固い標高の高い所だけで、緩んだ低いところではさほど危険は無かったかと思います。（コントロールが難しいのは一緒ですが）
なお当方のヒップソリは小のほうです。

BCはやはり道具が高額なので、小遣い月3万円の身にとっては、なかなかハードルが高いですね。
オークションで安く手に入れば良いのですが・・・

それでは。