雨の予報で縦走やめて硫黄岳ピークハント

2012年04月21日(土) ~ 2012年04月22日(日)

• GPS: 31:25
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,312m
• 下り: 1,309m

コースタイム

21日
8:05発　美濃戸口　気温15°
9:05着　美濃戸山荘前　気温20°　9:25発
12:45着　赤岳鉱泉　気温14°

22日
5:20発　赤岳鉱泉
7:20着　赤岩の頭分岐
8:10着　硫黄岳　8:40発
10:25着　赤岳鉱泉　テント撤収　12:30発
13:10着　堰堤広場　アイゼン収納、冬用ヤッケから雨具に　13:35発
15:30着　美濃戸口

天候

21日　時おり薄日が差す
22日　低気圧の接近で予報は雪。当日の予報は、15時より雨。予報通り14時ころには降ってきた。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口駐車場　一泊500円。天気が悪いせいか、駐車場がらがら。

コース状況／危険箇所等

21日の北沢の登りは、堰堤広場より上がアイスバーン状態。

22日　赤岩の頭への登りは、樹林帯の道がシリセードの形に固まっていた。ステップが全部潰れた感じ。午後の北沢下りは、雨もせいもあってシャーベット状。

写真

4/21 12:32

北沢より

4/21 12:34

大同心がかっこいい

4/21 14:06

我がテント。21日(土)は、全部で8張。

4/22 7:37

稜線に出ると、なかなかの風。ゴーグルが必要なかったが、オーバーズボンが風をはらんでぱんぱんに膨らむほど。

4/22 7:38

赤岳

4/22 8:13

硫黄岳頂上。誰もいない。

4/22 8:13

岩室。

4/22 8:13

4/22 8:15

期待の岩室。雪で埋もれていた。ここで、即席ラーメン食べようと思ったのに。

4/22 8:29

雲海が広がる。

4/22 9:10

雨の予報だが、視界はクリア。

4/22 10:19

ジョーゴ沢にかかる橋。いわゆるナイフエッジ状態。自分が通るときは、崩れないでと祈る。暖かいから信用置けない。

4/22 10:21

大同心は迫力満点。

4/22 23:37

冬用ヤッケを雨具に換えたら、鮮やかな水色の雨具上下。真っ赤なザックカバー。黄色の靴。ほとんど信号機ふう。

4/22 14:41

美濃戸で鹿がこっちを見てた。むこうは五頭もいて、こちらは一人。強気になっているのか、動かずに見送ってくれた。

撮影機器：

IXY DIGITAL 20 IS CANON

感想

saeki

事情があって1月〜3月の冬山シーズンをスルーしてしまった。残念。
で、四か月ぶりに山行。天気予報は22日雪だったが現場で判断と決行。
当初のもくろみとしては、赤岳鉱泉幕営。硫黄岳、横岳縦走して地蔵尾根を下るというもの。
ところが、ずいぶんと暖かい。22日4時赤岳鉱泉で、2°もあった。
硫黄岳頂上で天気予報を確認すると、赤岳15時より雨との予報。去年のGWに、冬用ヤッケでずぶぬれになった経験を思い出し、嫌気がさした。
雨の中、テント撤収も好きでないし。
で、ソッコー下山と決める。幸い、降る前にテントが撤収できた。

今ぐらいの季節は、雨がとてもやっかいだ。地蔵尾根など、雨でアイスバーン状態になるとアイゼンも刺さらないそうだ。おお、いやだ。
相変わらず、のんびり日程になったが、良しとしよう。久しぶりに強風の稜線で冬山っぽい感じは味わえたし、雨でずぶぬれになることもなかった。