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記録ID: 1855867
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

静寂快晴の谷川岳はまだ少し雪山

2019年05月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
Sheilas その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:27
距離
7.3km
登り
955m
下り
943m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:06
休憩
1:22
合計
6:28
9:26
32
10:45
10:50
37
11:27
11:39
25
12:04
12:12
26
12:38
12:39
6
12:45
12:50
16
13:06
13:39
18
13:57
13:57
6
14:03
14:04
7
14:11
14:14
16
14:30
14:39
32
15:11
15:14
22
15:36
15:36
18
15:54
天候 晴れ時々快晴
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
○往路:上毛高原08時過ぎ新幹線着。天神台ロープウェイ行きバス(上毛高原駅からロープウェイ乗り場までの往復バスと往復ロープウェイで3,950円の割引券が上毛高原駅に売ってます)
○復路:天神台ロープウェイ16:15発バスで水上温泉バス停下車(白蓮の湯、水上館立ち寄り)。18:05タクシーで上毛高原へ(18:25着)。上毛高原駅18:41新幹線で帰路
コース状況/
危険箇所等
○2019/5/19谷川岳はまだ少し雪山でした。半分は夏道で土、岩が出ていました。アイゼンの着け外しを複数回行いました。そういう意味では一番歩きにくいシーズンかもしれません。その代り静寂で登山者はほとんど出会いませんでした
○天神台ロープウェイからアイゼン。熊穴の避難小屋までいくつか雪渓をトラバースします。そこがもっとも注意するべきところでした。
○肩の小屋直下からも雪渓に。肩の小屋から山頂に雪はほぼありませんでした。
その他周辺情報 ○水上温泉『水上館』(1,000円)柳原白蓮が谷川岳を読んだうたのある老舗水上館で立ち寄り温泉
・『山のべに 白雲わけば 雨となり やがて高鳴る 谷川の音』の歌碑が立ってます(白蓮が書いたものではありません...。白蓮直筆の色紙の画像を持っていますのでアップしました)
・水上館は白蓮と川の音を通じて谷川岳を感じられるところかもしれません。
上毛高原駅からバスでロープウェイ乗り場までアプローチ(この写真は水上駅)
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上毛高原駅からバスでロープウェイ乗り場までアプローチ(この写真は水上駅)
上毛高原駅のロープウェイ駅方面時刻表です
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上毛高原駅のロープウェイ駅方面時刻表です
ロープウェイで登山口へ。空いています。曇ってますが昼から山頂付近は晴れる予想です
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ロープウェイで登山口へ。空いています。曇ってますが昼から山頂付近は晴れる予想です
天神台についたらいきなりの12爪アイゼン
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天神台についたらいきなりの12爪アイゼン
行きも帰りもスキー場ではない別の急坂をいきました。取り付き分かりにくいかもしれません(案内標があることを後で知りました)
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行きも帰りもスキー場ではない別の急坂をいきました。取り付き分かりにくいかもしれません(案内標があることを後で知りました)
最初と最後の急斜面
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最初と最後の急斜面
いきなりの急登からルートに乗りました
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いきなりの急登からルートに乗りました
尾根上、訓練する方々の後を追い超ゆっくり歩きます
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尾根上、訓練する方々の後を追い超ゆっくり歩きます
熊穴沢の避難小屋までいくつかの雪渓を横切ります。一発で大滑落するのは確実。ここはアイゼンで慎重にわたります
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熊穴沢の避難小屋までいくつかの雪渓を横切ります。一発で大滑落するのは確実。ここはアイゼンで慎重にわたります
優しい花が雪の合間から。イワウチワでしょうか
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優しい花が雪の合間から。イワウチワでしょうか
谷川岳がみえてきました
晴れてきました。気持ちが上がります。
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谷川岳がみえてきました
晴れてきました。気持ちが上がります。
熊穴沢の避難小屋の雪はすっかりなくなっています。ここから山頂まではほとんど人に会わない静寂な谷川岳になりました
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熊穴沢の避難小屋の雪はすっかりなくなっています。ここから山頂まではほとんど人に会わない静寂な谷川岳になりました
夏道には鎖が。アイゼンは外します。雪解け水が道を絶えず流れていました
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夏道には鎖が。アイゼンは外します。雪解け水が道を絶えず流れていました
命があちこちに息吹いています。ショウジョウバカマのようです
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命があちこちに息吹いています。ショウジョウバカマのようです
天狗の留まり場。避難小屋や天神平、天神尾根を
見下ろせます。
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天狗の留まり場。避難小屋や天神平、天神尾根を
見下ろせます。
谷川岳がバッチリ。紺碧と白と。
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谷川岳がバッチリ。紺碧と白と。
ザンゲ岩から先は肩の小屋まで雪上をせっせと登ります。
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ザンゲ岩から先は肩の小屋まで雪上をせっせと登ります。
肩の小屋から
もう一息でトマの耳。登りがてら振り返ります。肩の小屋と万太郎山に続く稜線。素晴らしい景色です。
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もう一息でトマの耳。登りがてら振り返ります。肩の小屋と万太郎山に続く稜線。素晴らしい景色です。
トマの耳が見えてきました。空に突き出ています
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トマの耳が見えてきました。空に突き出ています
トマの耳、登頂。素晴らしい天気。だれもいません。わたくしたちで独り占め
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トマの耳、登頂。素晴らしい天気。だれもいません。わたくしたちで独り占め
トマの耳から振り返る。左に天神尾根と右にオジカ沢ノ頭。手前に肩の小屋。いいですね〜
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トマの耳から振り返る。左に天神尾根と右にオジカ沢ノ頭。手前に肩の小屋。いいですね〜
トマの耳からみた綺麗なオキの耳(1,977m)。東側は雪庇跡が。
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トマの耳からみた綺麗なオキの耳(1,977m)。東側は雪庇跡が。
オキの耳登頂。肩の小屋から登山道に雪は全くありません。だれもいません。こちらもわたくしたちで独り占め。おにぎりを頬張りました。
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オキの耳登頂。肩の小屋から登山道に雪は全くありません。だれもいません。こちらもわたくしたちで独り占め。おにぎりを頬張りました。
オキの耳から絶壁を見下ろす。馬蹄形の稜線も素敵
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オキの耳から絶壁を見下ろす。馬蹄形の稜線も素敵
馬蹄形。その先は越後三山でしょうか
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馬蹄形。その先は越後三山でしょうか
オキの耳から一ノ倉岳方面。これまたカッコよし。
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オキの耳から一ノ倉岳方面。これまたカッコよし。
利根川の源流のひとつ湯檜曽川をみおろします
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利根川の源流のひとつ湯檜曽川をみおろします
さあ、下山します。西黒尾根をのぞこうと、一時道を外れて雪中をいきます
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さあ、下山します。西黒尾根をのぞこうと、一時道を外れて雪中をいきます
天神尾根をみながら山頂直下を下ります。ノーアイゼンでもまあ大丈夫
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天神尾根をみながら山頂直下を下ります。ノーアイゼンでもまあ大丈夫
この旅がもう終わってしまいます。残念。振り返ると谷川岳さま
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この旅がもう終わってしまいます。残念。振り返ると谷川岳さま
くだりも別ルートから。到着です。
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くだりも別ルートから。到着です。
立ち寄り温泉は水上温泉バス停から5分の水上館。川沿いに水上館を定宿にしていた柳原白蓮の歌碑があります。
「山のべに 白雲わけば 雨となり やがて高鳴る 谷川の音 白蓮」
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立ち寄り温泉は水上温泉バス停から5分の水上館。川沿いに水上館を定宿にしていた柳原白蓮の歌碑があります。
「山のべに 白雲わけば 雨となり やがて高鳴る 谷川の音 白蓮」
同じ歌の白蓮直筆の色紙(長野県の知り合いの山荘にあるものをこちらに)。水上館の歌碑は白蓮ではないどなたかが書いています。よく見ると筆跡が異なります。
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同じ歌の白蓮直筆の色紙(長野県の知り合いの山荘にあるものをこちらに)。水上館の歌碑は白蓮ではないどなたかが書いています。よく見ると筆跡が異なります。

感想

谷川クイーンに連れてきてもらいました。6年ぶりの天神尾根です。
なかなかの残り雪。アイゼン着脱を何回か行う状態ゆえか、日曜日にもかかわらず静寂な山行となり、双耳峰の頂はどちらもわたくしたちで独占できる状況でした。
天候に恵まれ素敵な谷川岳とその周りの絶景を眺めながらの天神尾根。アイゼンで雪を踏みながら、完全ではないながらも紺碧の空と雪原の白を感じることができました。
もうひとつの目的、谷川をうたう柳原白蓮の歌碑のある温泉水上館にも立ち寄りました。谷川岳が好きな人には訪れて頂きたいような温泉です。
雪が解けてから夏が来れば多くの方で賑わうであろう谷川岳。同行してくれた谷川岳のクイーンに感謝!
気は早いですが、さらに先の今度の冬、冴え渡るBlue&White;を見つけに、もう一度来たいと思いました。

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