日原川・日陰名栗沢
- GPS
- 07:54
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,191m
- 下り
- 1,523m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
※JRのホリデーパスも廃止、替わって休日おでかけパスとなり普通の券売機では買えなくなっていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※日原林道は八丁橋の所でゲートが閉まって車の通行は出来ない ※日原林道から日原川に下りる尾根、ガイドでは踏み跡有りになっていたがほとんど消えていて下りるのはかなり危険。 ※H1350付近の二俣を右沢に取ると高丸山と日陰名栗山の鞍部に藪漕ぎ無しで出られ石尾根縦走路がすぐ側を通ってる。 |
写真
感想
GWで天気がいいとなれば奥多摩は混むだろうなと思っていたら案の定青梅から満員電車、これではバスも混むだろうと思っていたらやっぱり満員御礼でした。余りの混雑で奥多摩駅では西嶋さんとは会えず私は臨時バスで東日原に向う、途中の川乗橋で大半の人が下りたのでやっと座れた。東日原ではもう一台のバスで来た西嶋さんと無事に会えてやれやれです。
東日原のバス停から歩きだす、日原林道は八丁橋のゲートが締まっていて一般の車は入れない。前を外国人の若者か1人大きなザックを背負って歩いて行くが何処に行くのだろうか。林道を下降する尾根を探しながら歩いて行く、ネットで調べたらカーブミラーの所と書かれていたがカーブミラーはたくさん有るのでもう一つの目印「林班界標36/35」の標識を探しながら歩き、山側に倒れている標識を見つけてやっと目的の下降点に着く、ここまで1時間以上の林道歩きで疲れてしまった。
支度をして尾根を降る初めは薄い踏み跡が有ったがだんだんと不明瞭に成り落ち葉で滑るし手がかりも無くなり危ない、下に日原川が見えてきた所から懸垂で下りる。日原川本谷の沢床に降りると光石と呼ばれる白い巨岩が目に入って、そのすぐ上流側に日陰名栗沢の出合が見えた。日原川を徒渉して日陰名栗沢に入り最初の滝は右から小さく巻く。沢の中は芽吹きが始まり天気がいいのでなかなかいい雰囲気、自然林の広葉樹の森は明るく気持ちが良い。
小滝が続き沢もひらけてきた、この時期なのでなるべく濡れたくないので巻きますが夏だったらシャワークライムで登れる滝が多いと思います。CS7mの滝は右から巻いて登り上でお昼、標高950m左から入る枝沢を過ぎ倒木が掛る滝は倒木沿いを登る。その上では左から崩落していて谷が埋まっています、その中に倒木の中を水が流れていているのを発見、西嶋さんが自然って凄いなと感心しきり。山抜けしている場所を通過するとミニ廊下状というようなところが出てきましたが半分埋まっている、太もも辺りまで浸かって水線通しで登ります。
標高1250m付近から水が無くなる、左にワサビ田跡が出てきましたここの辺りはゴーロ帯で滝も無くひたすら登っていくと標高1250の当たりから再び水が出て来てきた。谷もだんだんと傾斜が緩くなり標高1400の奧の二俣に到着。調べたところ左を詰めると日影名栗峰に突き上げ藪漕ぎになると書いてあったので、私達は高丸山に行く右又に入り沢形を詰めて行くと左側に稜線が見え一番鞍部と思われるところに登ると高丸山と日陰名栗峰のコルの道標のところに出ました。ここは石尾根の縦走路で防火帯になっていて捲き道もすぐ側を通っているので何人かの登山者が通り過ぎていく。藪漕ぎ無し詰めもほんの10分程度で稜線に出られるなんて、久しぶりに楽な詰めでした。
さてとここから下山しなくてはなりません、ただいまの時間15時30分当初の予定では浅間尾根を下って峰谷下りる予定でしたが峰谷から出るバスは午後1便だけ、これから下りてもとても間に合わないので一番バスの便がいい水根バス停に下りることにした。石尾根の捲き道を歩き鷹ノ巣山避難小屋経由で水根沢林道に入り水根バス停に着いたのが18時35分、辛うじてヘッデンを使わなくて下りられました。今回遡行開始時間も遅かったし私が遅くて足を引っ張ってしまった事もあり遅くなってしまいましたが健脚の人だったら3時間ほどで遡行出来ると思う。日陰名栗沢自体は難しい滝も無く初級レベルの沢ですが大変なのはアプローチと下山です!!
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