南比良プチ縦走（JR和邇 〜 霊仙山 〜 権現山 〜 ホッケ山 〜 蓬莱山 〜 打見山 〜 JR志賀）

2019年06月01日(土) [日帰り]

• GPS: 07:05
• 距離: 19.3km
• 登り: 1,386m
• 下り: 1,373m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:23
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:05

距離 19.3km 登り 1,386m 下り 1,387m

6:27 スタート地点
7:04 栗原バス停
7:35 7:48 権現山登山口
7:54 7:55 霊仙山登山口
8:28 霊仙山
8:50 8:51 ズコノバン
9:31 9:34 権現山
9:55 ホッケ山
10:12 小女郎峠
10:35 10:38 蓬莱山
10:42 10:43 金毘羅道下降点
10:50 10:57 レストランバードキャッスル
11:05 11:18 打見山
11:37 クロトノハゲ
11:54 天狗杉
12:20 脇山橋分岐
13:32 志賀駅

6:30 JR和邇駅
6:55 道の駅 妹子の郷
7:35 権現山登山口
7:55 霊仙山登山口
8:25 霊仙山
9:25 権現山 9:35
9:55 ホッケ山
10:15 小女郎峠
10:35 蓬莱山
10:50 バードキャッスル 11:00
11:05 打見山
11:20 天命水
11:35 クロトノハゲ
12:30 キタダカ道 入口
12:40 大休憩ポイント 13:15
13:25 R161
13:35 JR志賀駅

天候

雲も多く見られましたが、晴れと言っていいでしょう。
風も少しあって、暑くもなく、天候に助けられました。
(それでもいつも通り汗だるまになりましたが)

アクセス

利用交通機関：

電車

JR和邇駅をスタート、JR志賀駅にゴールしました。
JR和邇駅から権現山登山口までは地味な登りの舗装で、5kmほどあります(結構遠かった)。

コース状況／危険箇所等

登山道は踏み跡は概ね明瞭、携帯GPSを見ながら進みましたが、所々道標があり、また、適宜テープもあったりして、特に迷うところはありませんでした。
強いて言えば、蓬莱山や打見山はスキー場なので、どこに進めば良いかよくわかりませんでした(リフト係の人に聞いたりしました)。

その他周辺情報

志賀駅から今津方面に一駅の比良駅付近に比良トピア、また、京都方面で言えば、おごと温泉駅付近にスーパー銭湯あがりゃんせ、京都駅まで戻れば京都タワー地下の大浴場等あります。
歩いて行けるような所があれば入って帰ったのですが、入らずにシャツだけ着替えて帰りました。

写真

6/1 6:27

先週末に愛宕山で充電したのですが、仕事に振り回されて過放電状態。
頑張って早起きし、ストレス解消・最充電のハイキング、本日はソロです。
JR和邇駅から見る比良の山々。
比良の山々:「電池が古いから、すぐ放電してしまうんとちゃう？」
ワタシ:「それは言わんといて」

6/1 6:33

和邇在住の会社の方に聞くと、和邇駅から登山口までは結構あるとの事で、google先生によると1.5h強掛かるとの事。
平地歩きも嫌いではないので、ボチボチ歩いて行く事に。
途中見かけたパン屋さん。

6/1 6:33

謎のキャラクターに惹かれました。
オーキド博士:「パンポケモンのシュシュじゃよ」
パンポケモン:「シュシューッ」
(そんなポケモンはいません)

6/1 6:34

石碑のある交差点を右折、湖西道路の和邇インター方面を目指します。
琵琶湖大橋付近の渋滞を避けて、R161からR367方面へのショートカットとなるこの道、昔は車でよく通りました。
まさか歩いて通る日が来るとは思いませんでした。

6/1 6:34

マツダの軽トラ、ポーターキャブ。
激シブ。

6/1 6:39

とびだし看板とびたくん。
妹子バージョン。

6/1 6:39

歩道の車止めがお地蔵さんちっく。

6/1 6:48

志賀町の汚水マンホール。
琵琶湖に浮かぶヨットの絵。

6/1 6:54

道の駅 妹子の郷にはトイレやローソンがあります。
今回はおにぎりも買ってきたのでスルー。

6/1 7:09

権現山の文字が見え出しました。

6/1 7:14

概ね宗教団体方面に進んできましたが、ここが最後の分かれ。
入信せずに？右にとります。

6/1 7:15

ここまで来る途中、栗原の集落内で畑仕事のオバちゃんが声をかけて下さったのですが、ひとりで山に入ると言うと、熊鈴とかラジオとか持ってるか聞かれました。
ラジオは持ってないし、熊鈴も旧ザックの中に忘れてきてしまったのですが、オバちゃんを心配させてはいけないと思い、熊鈴を持ってますと答えました。
最近も出てるんでしょうか。

6/1 7:30

進撃の巨人級の巨体タバコの前で微笑む防災リス。

6/1 7:35

権現山登山口に到着。
登山口に向かう途中、滝汗状態で歩くワタシを見かねて、奈良ナンバーのお父さんが声を掛けてくださいましたが、載せてもらうのに気がひけるほどドボドボになっていたので、そのまま歩いてきました。
ここでお父さんと再開、お父さんは蓬莱山まで往復とのことでした。

6/1 7:35

登山口の案内看板。
登山口には登山ポストもありました。

6/1 7:42

登山口からすぐのところに水場がありました。
水場:「名水です。たぶん」
車で汲みに来られてる方がいらっしゃいました。

6/1 7:54

せっかくなんで、霊仙山の頂上も踏んで行こうと思っていたのですが、水場から少し進んで、のっけからコースを間違っていることに気付きました。
このまま行くと霊仙山を巻いてしまうので、登山口まで戻って霊仙山方面の道に。
道の終点に電波？塔。

6/1 7:54

振り返ると、ありました。
霊仙山登山口。

6/1 7:55

霊仙山までは延々と急登が続きます。
運動不足と増えすぎた体重のため、身体が重くて登っていけません。
のっけから休み休みで登ります。

6/1 8:26

あえぎ苦しみながら山頂到着。
三角点がありました。

6/1 8:26

ワタシ:「ぜーっ、ぜーっ。お約束でタッチ」
三角点:「うわっ！ビチョビチョの手で触らんといてっ！」

6/1 8:27

山頂からの展望。
琵琶湖が見えます。
ワタシ:「この景色見れたら、もう帰ってええかも」
霊仙山:「もう帰るんかーい」

6/1 8:51

帰るのを思いとどまって先に進みます。
道標に従い、次なる山の権現山を目指します。

6/1 9:07

権現山への登りも急登です。
汗だるまと化して登ります。

6/1 9:33

権現山に到着。
看板:「ようこそ汗だるま」
ワタシ:「ゲー吐きそう」

6/1 9:25

頂上からの展望。
霊仙山よりも更に開けて、素晴らしい展望が広がります。
琵琶湖方面。

6/1 9:25

山方面。
朝をしっかり食べてこなかったので、ゲー吐きそうになりながらも、ここで本日持ってきたコンビニおにぎり3つのうち1つを食べました。

6/1 9:25

この素晴らしい展望をパノラマでおすそ分け！
皆さま:「小っさくて見えませーん」

6/1 9:54

権現山から更に進んでホッケ山に到着。

6/1 9:54

ホッケ山からも素晴らしい展望が広がります。

6/1 9:54

パノラマで！
皆さま:「見えませーん」
皆さま:「右上の黒い部分は何ですか？」
ワタシ:「コウモリです」
(うそです。パノラマ撮影失敗の部分です」

6/1 9:54

蓬莱山方面。
びわ湖バレイの建物が見えます。
ワタシ:「あそこまで行って、サイダーか何かを飲もう」
蓬莱山:「こっち来るモチベーションがそれ？」

6/1 10:07

琵琶湖を見下ろせる気持ちのいい稜線の道を進みます。

6/1 10:08

気持ちのいい眺め。

6/1 10:08

この稜線は是非皆さまにも歩いていただきたい。
西友:「皆さまのお墨付き」
(特に意味はありません)

6/1 10:09

クジラ島が見えます。
クジラ島:「プシューッ」(水を吐く音)
(そんな名前の島はありません)

6/1 10:10

琵琶湖を眺めながらの稜線歩きが続きます。

6/1 10:10

お地蔵さまがいらっしゃいました。

6/1 10:10

お地蔵さまの前には何やら囲われた岩が。
御神体か何かでしょうか。

6/1 10:11

小女郎峠が見えてきました。

6/1 10:12

小女郎峠では3若人が楽しそうな笑い声をあげながら談笑してました。
3若人:「あはははは」
若いってイイネ！

6/1 10:15

琵琶湖がよく見えます。
ワタシ:「あの四角い所がシロトノハゲ？」
グランド:「違いますね」

6/1 10:19

びわ湖バレイの建物が見えますが、なかなか近づいてきません。
ワタシ:「ぜーっ、ぜーっ、こっちも頑張ってんねんから、そっちも近づいて来て欲しい、ぜーっ」
びわ湖バレイ:「そんな無茶な」
ワタシ:「無茶もヘチマもあるかいっ！ぜーっ」
(無茶です)

6/1 10:29

運動不足が祟り、時折足が攣りそうになりながらも蓬莱山を目指します。
途中、登山口でお話しした奈良のお父さんと再開、しばし談笑、蓬莱山を踏んで下山してこらたとの事。
ワタシよりずいぶん歳上なんだと思いますが、その健脚ぶりに脱帽。
(帽子は被ってませんでしたが)
力を分けていただきました。
蓬莱山:「お前がショボいだけやし」
ワタシ:「なんだとーっ！(怒)」

6/1 10:34

蓬莱山に到着！
ワタシ:「おおっ、神よ」
狼:「呼んだ？」
(もちろん狼はいませんでした)

6/1 10:35

琵琶湖一望展望デッキ？がありました。
沢山の人々が琵琶湖を眺めてました。
阪急のTOKKか何かで写真をみましたが、初めて来ました。

6/1 10:35

ワタシも一員に加わります。
指をさす人:「あの四角い所がシロトノハゲよ」
グランド:「違いますね」

6/1 10:35

ここまで足が攣りそうになりながら歩きてきた道。
ステキな稜線。

6/1 10:37

山頂広場的な所に三角点がありました。
お約束のタッチ。

6/1 10:37

山頂広場？には沢山のお地蔵さまがいらっしゃいました。

6/1 10:37

山座同定盤。

6/1 10:38

悲願の金、いや、彼岸の鐘。
ワタシ:「胃がんなのかね？」
鐘:「彼岸の鐘や言うとるやろ」

6/1 10:39

打見山に向かいます。

6/1 10:43

スキー場を下ってきいます。
スキーで滑りたい。
牧場の魚となって下ります。

6/1 10:45

超絶展望滑り台。
ワタシ:「汗だるま状態につき、やめておこう」
滑り台:「って言うか重量オーバやし」
ワタシ:「なんだとーっ！」
重量オーバ

6/1 10:47

ワタシ:「レストラン、バードキャッスルが見えてきた」
外人:「ノー、ノー、バーキャソー」
(外人さんはいませんでした)

6/1 10:49

バーキャソー着。(あれ？)
自販機をチェック。
炭酸系はコーラのみ。
建屋内にも自販機がありそうなので、のぞいてみます。

6/1 10:49

ワタシ:「うわーっ！」
ビールの自販機:「何や！？大声出してからに」

6/1 10:51

ビールは思いとどまってコーラを購入。
3つ持ってきたコンビニおにぎりのふたつ目も食べました。

6/1 10:58

瞬殺。
ゴミ箱もあって助かります。

6/1 11:01

ミニボルタリング壁がありました。
ワタシ:「間違いなくキョーイチの急登」
壁:「チャレンジしてく？」
ワタシ:「コーラでタプンタプンなのでやめときます」

6/1 11:01

ピステンがありました。
ピステン:「雪がなくなると手持ち無沙汰です」

6/1 11:04

打見山までやってきました。
蓬莱山と打見山はヤマレコ を始める前に会社の方と登った事がありますが、ずいぶん久しぶりです。

6/1 11:11

下山ルートを探してウロウロ。

6/1 11:12

打見山にも琵琶湖一望展望デッキ(ええ感じの水付)がありました。

6/1 11:12

振り返ると、雛壇状に展望スポットがしつらえてあって、沢山の方が琵琶湖を眺めていらっしゃいました。

6/1 11:13

下山ルートを探して少し進みましたが、ここには

6/1 11:17

なんとなく、前回(ずいぶん前ですが)来た時のことが思い出されて、心当たりの方面に向かうと、ありました。

6/1 11:17

シロトノハゲ、いや、クロトノハゲ方面に向かいます。
下山開始。

6/1 11:20

天命水なる水場？が祀られてました。
普段どうなのかはわかりませんが、水量少なめでした。

6/1 11:24

ロープウェイ下をくぐります。
途中、ロープウェイが上がってきましたが、汗だくで下る姿を大勢の方に見られて恥ずかしかったです。

6/1 11:28

ラーメン適地を見つけて大休憩にしようとしますが、高校山岳部風の、テント泊装備を担いだ若人パーティがジャンジャン登ってこられるので、気恥ずかしく、もう少し進んで休憩適地を探すことに。
最後のおにぎり1個だけを食べて、ラーメンはもう少し先に休憩適地を探すことに。

6/1 11:37

クロトノハゲに到着。
ワタシ：「ココが昔、殿さまが苦労して禿げた事にちなんで、この名前がついたクロトノハゲ？」
看板：「違います」
(詳細不明)
ワタシ:「当たってるかも！？」
看板:「それはない」

6/1 11:38

クロトノハゲにあった岩。
よくわかってないのですが、この辺のザレ場がハゲと言われる部分でしょうか。

6/1 12:07

大荷物を担ぎながら軽快に談笑しながら登ってくる高校の山岳部風の10人ほどのパーティとは5〜6組ほどすれ違ったでしょうか。
おそらく八雲ヶ原まで行かれるのだと思います。
そんな若人達と挨拶を交わしながらすれ違うたびに、本日の苦しかった霊仙山と権現山の登りを思い出し、自身の老いと増えた体重について考えさせられました。
山:「って言うか、ちょっと痩せろよ」
ワタシ:「ビールがやめられれば」
(それは無理。たぶん)

6/1 12:34

休憩適地を見つけられぬまま湖西道路？横の舗装路まで下りてきました。
おにぎり3つを食べて、コーラも飲んで、ラーメンはもう食べなくても大丈夫なんですが、折角持ってきたので消費したい。

6/1 12:38

休憩適地が見つからぬまま、空き家？が見えだし、住宅地突入っぽくなってきました。
ものすごく中途半端な場所ですが、付近に腰掛けれそうな石を見つけましたので、ココで大休憩としました。
写真は大休憩岩にもたれかかる送料無料2399円(このザックのお値段です)の絵。

6/1 12:39

去年11月の愛宕ツアーアテンドのお礼に頂いたご当地ラーメンセットからひとつ持ってきました。
本日は横浜とんこつ家ラーメン。豚骨醤油味の家系ラーメンでしょうか。

6/1 12:48

地面にはアリさんがたくさんおり、入ってこられると困るので、ザックの上で調理中。
アリさん：「入りません」
調理といっても湯を入れただけですが。

6/1 12:54

出来上がりの図。
横浜家系なんで、海苔までついてます。

6/1 12:52

フタの裏ばなし。

6/1 12:58

汁まで完食。

6/1 13:07

コーヒーも入れてゆっくり休憩しました。

6/1 13:21

R161を越えて進みます。
R161はビワイチでしょうか、ロードの自転車がたくさん走ってました。

6/1 13:25

カーブミラーについていた味わい深い看板。

6/1 13:25

ちょっと気になるヤックル パン工房。
汗だるま状態なので、気恥ずかしく立ち寄れませんでした。

6/1 13:27

琵琶湖畔の静かな道路。

6/1 13:29

水がとても綺麗でした。
ワタシ:「美しい水だ。仕事に振り回されて疲れたワタシの心も、スッキリと現れそうだ」
琵琶湖:「いっぺんに汚なるし、ホンマやめといてな、ジジイ」
ワタシ:「なんだとーっ！(怒)」

6/1 13:32

JR志賀駅に到着しました。
お疲れ様でした。

6/1 13:33

＜おまけ＞
志賀駅から見る比良の山々。
ワタシ:「鍛え直してまた来ます」
比良の山々:「うむ、健闘を祈る」

撮影機器：

iPhone SE Apple

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ

感想

H47A

景色がいいと聞いていた権現山、ホッケ山を登って、びわ湖バレイまで歩いてきました。
過去にはイン谷口から登って、金糞峠〜蛇谷ヶ峰〜朽木まで歩いたことがあるので、今回、金糞峠まで行ければ縦走路をつなげます。
あわよくばと思ってましたが、今のワタシの体力では全然無理でした。
ここのところの運動不足とどんどん増える体重(育ち盛り？)に苦しみ、まずは登山口までの舗装歩きでヘロヘロになり、ひとつ目の霊仙山、ふたつ目の権現山の急登でボロボロになりました。
当初は打見山で11時ならば先に進もうかと考えてましたが、膝の調子がイマイチだったのと、足が攣りそうになったりもした(運動不足バンザイ)ので、大人しく打見山から下りることにしました。
比良の縦走路をテント泊装備を担いで登り、八雲ヶ原でテント泊、翌日、蛇谷ヶ峰まで歩いて朽木に下りるとか、夢見てましたが、今のワタシの重い身体と頼りない体力では夢物語であることが、よく分かりました。
権現山からの稜線ルートは景色も素晴らしく、また体力をつけて、登山口もバスのある平から登る等、再訪したいです。