鳳凰三山で正解!

2012年05月04日(金) ~ 2012年05月05日(土)

• GPS: 30:44
• 距離: 24.3km
• 登り: 2,063m
• 下り: 2,058m

コースタイム

5月4日
9:50頃夜叉神駐車場発-10:40夜叉神峠-12:05杖立峠-14:00苺平-14:35南御室小屋(テント泊)

5月5日
6:00南御室小屋発-7:20薬師岳-7:50観音岳ー9:05賽の河原-9:25地蔵岳(オベリスク下)/9:45賽の河原発-10:50観音岳-11:15薬師岳-11:55南御室小屋/13:00発-13:35苺平-14:40杖立峠-15:30夜叉神峠-16:10夜叉神駐車場

※薬師岳〜地蔵岳の間がGPSの電池切れでログが取れていません。(ルート上で直線が伸びている箇所です)

天候

5月4日:晴れ時々曇り時々雨
5月5日:晴れ・少し風あり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

夜叉神駐車場は無料で利用可能。
雨天時、降雨量によっては芦安から先が通行止めになる事があるので要注意。
　　
帰りは車で甲斐市の手打ちそば「蔵」と温泉「湯めみの丘」(入浴料大人700円)に立ち寄りました。

コース状況／危険箇所等

残雪が見え始めたのは杖立峠手前からでした。
次第に雪の量が多くなり苺平を越えると道全体を雪が覆うようになってきました。

稜線は所々残雪がありましたが、溶けてなくなっている所が多く、残雪も歩きやすかったです。アイゼンは着けずに歩く人もいましたが、着けていたほうが安全です。
観音岳から地蔵岳の間の急斜面に気を付ける点以外は特に問題はありませんでした。

賽の河原手前の登り返しと下りが面倒だったので、東側の斜面をトラバースしました。
踏み抜きと滑落に注意すれば、残雪期は時間短縮ができて効率が良いです。

写真

5/4 10:41

ガスの中の夜叉神峠。

5/4 11:35

夜叉神峠から杖立峠の登りで汗が滝のように流れ出てきました。

5/4 12:28

5/4 13:11

たまに青空も。

5/4 13:11

雪の量が増えてきました。

5/4 13:11

5/4 13:12

5/4 14:31

南御室小屋に到着。

5/6 16:40

この日の晩御飯は豚キムチ鍋。
翌朝は残ったスープで作った雑炊はボリューム満点でした。

5/6 16:40

使い初めのエスパーステント。
4人+荷物でぴったりの大きさでした。

5/5 6:49

砂払からはいつでも展望ばっちり!

5/5 6:55

背後に富士山!正面の北岳ばかり見ていて日本一の存在をすっかり忘れていました。

5/5 6:56

白根三山はまだまだ雪が残っています。
綺麗な稜線です。

5/5 6:57

ちらっと見える薬師の山頂の左に観音岳。

5/6 16:41

もうすぐ薬師岳です。

5/5 7:11

ちょっと不思議な感覚を覚える光景でした。
例えるなら、極楽のスキー場??

5/5 7:18

後ろを振り返って一枚。

5/5 7:20

薬師山頂付近は雪がほとんどありませんでした。

5/5 7:21

この風景のおかげで思い残すことの無いGWになりました。

5/5 7:27

5/6 16:41

薬師岳から観音岳までの緩やかな稜線、気持ちよくて最高でした。

5/5 7:38

5/6 16:42

観音岳登頂。

5/5 7:51

観音岳から地蔵岳までは結構アップダウンがあるのがわかります。

5/5 8:31

ここの登り返しと下りが面倒だったので、右側の木が生えている斜面をトラバースして賽の河原まで行きました。

5/6 16:43

振り返って見る観音岳。

5/5 9:04

地蔵岳のオベリスク。ドミノのように並んだ岩の上に大きな岩が1つ乗っかっているようで面白いです。

5/5 9:06

賽の河原の地蔵たち。

5/5 9:07

5/5 9:20

オベリスクの下までやってきました。

5/5 9:24

ここが私たちの地蔵岳登頂地点。

5/5 9:25

三山完登に喜ぶメンバー。

5/5 9:42

何と犬も登っていました。
ここまでよく来たもんだなあ。

5/5 11:55

さくさく下ってテント場に戻ります。

5/5 15:32

昨日とまったく違う夜叉神峠の展望。
本当はこんなに開けていたとは。驚きでした。

5/5 16:09

最後の下りを終えてようやく登山口に着きました。
長かった〜!

撮影機器：

PENTAX Optio WG-1 PENTAX

感想

tanoo

GW後半は、もともと北アルプスの燕岳〜常念岳縦走を予定していましたが、天気の悪化が予想されたため取りやめに。
代わりにリーダーのOさんの代案で鳳凰三山に行くことになりました。

初日は雲が多く、ムシムシしたサウナのような空気。顔や体から湯気を出しながら南御室小屋まで歩きました。
テントを張ってから間もなく雨が降り出し、夜中はテントが押される程度の強風も。
ラジオの予報で6日に気圧の谷の南下で雷雨の可能性があると聞き、2泊3日の行程を1泊2日に切り替え、2日目はペース次第で薬師・観音・地蔵岳の往復縦走、その後テントを撤収して下山する方向へ。

2日目は終日見事な快晴で展望は完璧!
砂払から薬師岳の間は若干風が強かったものの、全体的に過ごしやすい天候で快適に歩くことができました。

本来の予定よりも2日目の行動時間が長くなりましたが、思っていたよりもゆったりと歩くことができて、清々しい春山の世界を満喫することができました。
この山を提案してくださったOさんに感謝です。

男性陣はオベリスクに登るのかな〜?なんて期待していましたが、今回はお見送り。
次回はぜひ頂上に立ってもらいたいなあ、なんて思うのは罰当たりでしょうか(笑)