雲取山-奥多摩(石尾根縦走雷こわい)
- GPS
- 53:29
- 距離
- 32.4km
- 登り
- 2,528m
- 下り
- 2,662m
コースタイム
10:25鴨沢-11:00小袖乗越-13:05七ツ石小屋(昼食)13:55-14:45奥多摩小屋-15:35雲取山(休憩)15:55-16:15雲取山荘
■5/6
6:00雲取山荘-6:30雲取山-7:00奥多摩小屋-7:40七ッ石山-8:10千本ツツジ-8:35高丸山-9:00日陰名栗-9:30鷹巣山非難小屋(給水)9:45-10:10鷹ノ巣山(食事)10:45-11:50六ッ石山分岐-13:50奥多摩駅
天候 | ■5/5 晴れ ■5/6 曇り→雷雨→曇り→雷雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西東京バス9:30発丹波行で鴨沢まで(30分程) http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/lib/objects/20120401_hiking_okutma.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪は無し 六ッ石〜奥多摩駅の間の登山道は凹地に泥と落ち葉が溜まり非常に滑り易い箇所多し |
写真
感想
せっかくの連休だしどこか山行きたい!
連休なんだから山小屋泊まって連日歩きたい!
そんな欲求が沸いてくるのがGWですね。
そんな訳で今回はかねてから雲取行きたいと言っていた知人を連れて
GWの締めに山荘泊まりで石尾根縦走に挑戦してきました。
年末や正月に雲取に行っていた私は今回はガイド役です。
一番方向音痴なんですけどね。
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今回の我々の第一の目的は「山荘で飲み会をする」です。
その為私のリュックには普段の無駄に重い装備に1.8lの焼酎パックと
豪華なおつまみが追加される事になりました。
雲取は何度か行っていますが登りは厳しいと思った事はなかったので
これくらい大丈夫だろう…と思っていたのですが、
当日はお日様サンサン好天日。あまりに良すぎて物凄い日差し。
むしろ暑い。暑すぎる。
暑さに弱い私は荷物の重さとあいまって七ッ石の登りでヘバり気味。
ついでに同行者もヘバり気味。
お互いにお互いがいつもの様に行動食を色々と持ってくると思ってたら
今回誰も持ってきてなくて補給してなかったのも効いてきたんでしょうか。
ああガス切れ。迂闊なり。
七ッ石小屋で食事を取ってからは皆元気を取り戻しいざ雲取山頂へ。
相変わらず石尾根の景色は気持ち良く疲れを癒してくれます。
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年越しでお世話になった雲取山荘はあの時に劣らず大盛況。
さすがGWといった所でしょうか。
食後既にお休みになっている同室の方もいたので邪魔にならない様に
外に出ての月見宴会開始!
…はしたのですが、みな疲れてるのか焼酎半分くらい空けたあたりで
もう眠い眠いと言い出す始末。もう少し飲んでくれないと私の下りの
荷物が軽くならないんだけどなあ。とか考えてるうちに私もすぐにバタンQ。
消灯時間を待たずして眠りに落ちていくのでした。ああ健全。
夜中にイビキの音で何回も目を覚ましましたが。
え、私もうるさかった?ごめんなさい。
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翌日は前夜の飲みを自重したおかげか二日酔いも無く皆元気。
これならば長距離もいけそうだという事でもう一つの目標
「石尾根を頑張れる所まで歩く!」に挑戦する事に。
朝6時雲取山荘に別れを告げてスタートです。
石尾根の縦走路は防火帯として伐採されている道なので非常に見晴らしが
良く低山なのに周囲の景色を見ながら歩けるのが魅力ですね。
七ッ石を過ぎるとトレースは蒔き道の方に続いていますがひたすら防火帯
に沿って尾根を突き進む方が景色も良く楽しいと思います。
縦走路とはいっても鷹ノ巣まではひたすらアップダウンの繰り返しで
これは結構ハードです。特に高丸は登りも下りも急斜面でなかなかの歯ごたえ。
前日のガス切れ反省から時間的には早いですが鷹ノ巣でお昼を食べる事に。
たっぷり英気を養ってからいざ出発!
…という頃になってなにやら空模様がだんだん怪しくなってきます。
日原側や峰谷の方に降りる事も考えましたが通り雨的な雰囲気だったので
雨具をすぐに装備できる状態にして六ッ石方面に足を急ぎます。
と、一粒ぽつりと来た所で皆で雨具を装着。
さあいつでも来いやーという体制になった所でドザーっと猛烈な豪雨。
雹とか霰とか混じったもの凄い降りです。
ですがさすが山用雨具。全く中は濡れません。
よし、これなら問題無く行軍をつづけられるぞと思った矢先に
前方に走る稲光。
どかーん!
…今向こうの山の同じ高さくらいのとこに落っこちたよね?
雷?
ヤバイ!今積乱雲の真っ只中では?
とにかくこういう時は見晴らしの良いこの稜線上はよろしくない。
樹林帯エリアまで移動して様子見です。涙目です。
幸いそれ以降雷鳴は近くでは鳴らず遠くなっていったので行動再開。
ビクビクしながら下っていくとすぐに雨も上がり空には太陽が。
その間20分程の出来事。やれやれいったいなんだったんだと。
精神的に疲れた我々は一路奥多摩を目指すのでした。
その後暑くなってきたので雨具を閉まって下まで降りたら奥多摩駅
にたどり着く直前にまた大雨に降られるというオチもあったりします。
いやー山の天気は本当に怖いですね。
夏本番を前に行動時間や天候に気を使う良い戒めになったGWでした。
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