黒岩山(撤退)、台倉高山〜帝釈山〜田代山
- GPS
- 19:38
- 距離
- 63.5km
- 登り
- 2,823m
- 下り
- 3,299m
コースタイム
- 山行
- 9:47
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 10:21
天候 | 1日目(6/8) くもり のち ときどき 弱雨 2日目(6/9) はれ のち くもり ときどき 弱雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
6月8日(土)沼山峠 〜 バス 檜枝岐役場前(¥1,050) 民宿泊 6月9日(日) 往路:宿からシャトルタクシーで馬坂峠(¥2,000:檜枝岐村の宿に宿泊者限定) 復路:舘岩観光案内所 〜 バス 会津高原尾瀬口駅(¥980) |
コース状況/ 危険箇所等 |
※奥鬼怒温泉郷 〜 鬼怒沼 〜 黒岩山分岐 まだ残雪多くありました。アイゼン類は急な斜面+残雪の箇所がほぼ無かったので、無くてもなんとかなりました。鬼怒沼から先は倒木帯もあり注意して進みました。 ※黒岩山分岐 〜 黒岩山 ほぼ全面残雪ありでした。はじめはトラバース気味に進むのでなんとかなりましたが、徐々に斜度がついてゆくとアイゼン類無しでは厳しい状況となりました。不用意にもアイゼンもチェーンスパイクも持参していなかったので、途中であきらめて撤退することにしました。 ※黒岩山分岐 〜 尾瀬沼 黒岩山までよりもテープの数は格段に減ったように思います。倒木地帯は残雪と相まってルートが解り難い箇所が多くありましたが、慎重にファインディングする+GPS+コンパスで確認して何とかなりました。こちらも残雪部分多く、残雪部分のトラバース箇所もありキックステップで進むなど気が抜けませんでした。 ※馬坂峠〜台倉高山、馬坂峠〜帝釈山〜田代山 こちらも残雪多かったですが、アイゼン類無くてもなんとかなりました。帝釈山頂の前後の急斜面というか岩の間を縫う部分は幸い残雪も少なく通過することが出来ました。 ※1日目の黒岩山までは、shige-ponさんの記録:黒岩山・鬼怒沼山 女夫渕温泉駐車場より、梅雨の晴れ間を狙って・・・(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1493022.html)を参考にさせていただきました。ありがとうございました。 ※今回黒岩山分岐〜黒岩山への途中でカメラを紛失したので1日目の写真画像はありません。復路で慎重に探したつもりですが、残念ながら発見に至りませんでした。 ※2日目の馬坂峠〜台倉高山の往路のGPS軌跡は途中でバッテリー切れのため一部飛んでいます。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック:Deuter Futura Pro 42
靴:ブーティエル
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感想
6月7日に北関東に用事があり、用事を済ませてそのまま女夫渕近くの宿に投宿し翌日鬼怒沼から黒岩山へ訪れ尾瀬沼へ抜けて沼山峠へ、翌日は檜枝岐から馬坂峠に出て台倉高山、帝釈山、田代山を踏破するという計画を立てました。前日まで好天気は望めない状況でした。6月7日の用事は外せないため自分にしては珍しくというよりも初めて天気が悪いのを覚悟で山行に臨みました。女夫渕で雨足が強くない限り沼山峠まで抜けるつもりでした。
土曜日に目覚め外を確認すると幸い雨は落ちておらずまずまずといった感じでした。午後は天候悪化の予報だったので、早めに宿を出て午前中に距離を稼ごうと考えました。下調べが不十分だったと言えばそれまでなのですが、鬼怒沼から先は予想外の残雪、さらには倒木帯も多くなかなかペースがあがりません。黒岩山分岐から黒岩山へアタックしたものの残雪の多さに途中で断念しました。後から考えてみれば分岐から往復するのだから荷物デポしてから身で往復すれば良かったのですが、あせっていたのかそれすら思いも浮かびませんでした。しかし空身でもあの斜度の雪上をアイゼン類無しで行けたかどうか(特に下り)は定かでありません。
分岐に戻り食料補給している間に雨が落ちだし、慌ててレインウエアまとって出発しました。その先も倒木と残雪にもてあそばれながらも徐々に高度を下げ、小淵沢田代に着いた頃には一瞬青空も見えて、誰もいない喧騒から離れたところで見た水芭蕉の群生は本当に素晴らしい景観でした。しばし木道上に腰を下ろして食料補給しつつ景色を堪能しました。カメラが無いと目に焼き付けようとするのでなおさら素晴らしく感じたのかもしれません。その後、尾瀬沼に出たときの喧騒との対比が何かおかしく思いました。
2日目もそこそこの天気で三山を巡ることが出来てまずまずでした。田代山の開山日でもあり多くのハイカーで賑わってました。猿倉登山口から舘岩観光案内所のロードも前半は単調な下りで正直面白くありませんでしたが、桃源郷のような藁葺屋根の建物も残る水引集落に出た後は、道路の横を流れる湯ノ岐川の渓谷美も素晴らしく、その先のしらかば公園のあたりでは、川床がなめに変化して飽きることがありませんでした。そうしているとすぐに湯の花温泉郷へ入りました。30年前に訪れたのですがほとんどその時から変化が無いように見えました。残りの歩行距離とバスの時間から逆算して十分間に合いそうだったので近くの売店で入浴券を購入して4つの共同浴場の一つの弘法湯にお邪魔して汗を流しました。
入浴後は惰性で歩きすぐにゴールのバス停に着きました。2日間いろいろありました。黒岩山頂未踏は正直悔しさもありますが、自分の不用意・準備の至らなさによるものなのであきらめざるを得ません。総括すれば満腹感のある素晴らしい山行だったと今は思います。
6月8日の温泉:檜枝岐温泉
6月9日の温泉:湯の花温泉 弘法湯(¥200:4つの共同浴場すべて¥200で巡れます)
今回出合った人:
【6月8日】
※平家平温泉〜尾瀬沼:ゼロ
※尾瀬沼〜沼山峠:たくさんのハイカーで賑わってました
【6月9日】
※馬坂峠〜鹿の休み場:
すれ違った人:1名
追い抜いた人:1パーティ(約10名)
※鹿の休み場〜台倉高山:
すれ違った人:7名
追い抜いた人:3名
※馬坂峠〜帝釈山:すれ違った人36名
帝釈山頂:5名
※帝釈山〜弘法大師堂:
すれ違った人:33名
追い抜いた人:2名
休んでいた人:2名
登山道整備の方:2名
弘法大師堂付近〜田代湿原:大勢
※猿倉登山口分岐〜猿倉登山口:
追い抜いた人:10名
休んでいた人:1名
GPS記録から
【6月8日】
※時刻 経過時間 10:21:24 / 移動時間 9:07:18 / 停止時間 1:14:06
※スピード 平均 2.97km/h / 移動平均 3.37km/h
※標高 上り 2434m / 下り 1826m
【6月9日】
※時刻 経過時間 9:16:45 / 移動時間 7:28:57 / 停止時間 1:47:48
※スピード 平均 3.54km/h / 移動平均 4.4km/h
※標高 上り 1185m / 下り 2297m
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