大普賢岳周回コース

2019年06月18日(火) [日帰り]

• GPS: 09:06
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,562m
• 下り: 1,570m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:16
• 休憩: 2:47
• 合計: 9:03

距離 14.7km 登り 1,580m 下り 1,582m

7:45 和佐又ヒュッテ
8:03 8:06 和佐又のコル
8:43 8:44 シタンの窟
8:47 8:50 朝日窟
8:53 8:57 日本岳(文殊岳)
8:59 9:07 笙の窟
9:08 9:20 鷲の窟
9:32 9:40 石の鼻
9:43 9:49 小普賢岳
10:35 10:42 大普賢岳
11:02 11:02 水太覗
11:08 11:12 弥勒岳
11:29 11:30 サツマコロビ(薩摩転び)
11:35 11:41 国見岳
11:46 11:51 内侍落し(屏風横駈)
11:59 12:48 稚児泊
12:57 13:07 七つ池
13:13 13:25 七曜岳
13:28 13:33 無双洞・和佐又山分岐
14:26 14:34 無双洞
14:35 14:49 水簾滝
16:11 16:13 七曜、大普賢分岐
16:39 16:39 和佐又のコル
16:52 和佐又ヒュッテ
16:53 ゴール地点

天候

ハレのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

R169を南下し大迫ダムを越えてトンネルに入り
出口すぐを右折し和佐又山ヒュッテへ
トンネルを出てすぐなのでGPSナビ案内が遅れます！
行き過ぎないよう注意しでください
(我々は通り過ぎました笑

コース状況／危険箇所等

広葉樹の高原の森と断崖の岩山を巡るコースです
修験道の方達が巡る為か険しいながらも整備はされています
が、大普賢岳を過ぎてからは苔むした森が多く
木のハシゴは腐り気味なので注意してください

その他周辺情報

お風呂は入之波温泉が一番近いですが営業受付は４時までで
最低でも３時半には下山していなければならず
周回コースでは寄りにくいです
帰り道のR169号沿いに「ホテル杉の湯」が日帰り入浴を
６時まで受け付けてくれています
Mベル会員証で100円、ジャF会員証でさらに100円
入浴料から割り引いてくれますので(お連れの方すべて)
お持ちの方はご利用されるとおトクですよ
一般入浴料は700円でした

写真

6/18 7:21

スタート地点は和佐又山ヒュッテ
到着時ヒュッテの関係者が見当たらず
山行から帰るとフロントガラスに「駐車料金を払いにきてくださいね」との可愛い文字で書かれた張り紙が笑
駐車料金は1000円でした

6/18 7:44

いつもウキウキなスタートです^ ^;

6/18 7:56

スタート地点近くにあるレリーフにじっくり目をやる松っちゃん☆
何ものも見逃さない！しっかり楽しむ！
メンバーそれぞれに個性が滲み出ます(笑

6/18 7:58

モーリーはタイム管理人☆
現実主義の彼が無事の下山を力強くサポしてくれます

6/18 8:18

ビックリしました！
６月なのにセミの抜け殻が大木にいっぱい@◇@;
鳴き声からヒグラシの様でした
そういえば、ニュースで高校生がセミは1ヶ月近く生きると発表してました
1週間は俗説で正しくないそうです
これまたビックリです(笑

6/18 8:40

ググッと登ってはガッツポーズ☆
なんの慣習ですかっ笑笑

6/18 8:45

緩やかな尾根が終わると
山がその正体を現しました
ものすごく高い岩稜の壁です

6/18 9:02

スケールのでかさになかなか先に進めない笑笑

6/18 9:21

ピークの様ですがここはコルです^ ^;
黒のマジックで「のコル」と書き足してありました笑

6/18 9:23

大峰山系の美しい山々がチラ見え

6/18 9:27

森の穴に吸い込まれている様に見えませんか？

6/18 9:37

小さく可憐な花はまるで山の少女達

6/18 9:37

崖にかけられたテラスの様な足場
ここからの絶景も素晴らしかったです☆

6/18 9:58

雄大な眺めは一枚の写真ではとりきれないんですTT

6/18 9:40

緑の星々♪

6/18 9:44

山の少女達☆

6/18 9:44

微妙に横に傾いているのが怖かったです

6/18 9:45

この山、見るのも楽しい山容してるんです

6/18 10:53

ほら、これが独特の小普賢
私はウミボウズと名付けました笑笑

6/18 9:52

脚立から始まる長いハシゴ道

岩場は楽しいですよね^ ^

6/18 10:30

いよいよ近づく大普賢岳

ここでルートの半分…いってないくらい@@;

なぜかしてしまう三角点タッチ(笑笑

6/18 13:25

重い荷物を背負ってのツルツルの岩肌は怖いです

6/18 10:41

6/18 10:44

この花が咲き乱れる一角がありました
なんてゆー名前だろう…

6/18 10:59

雄大で爽快な絶景広がる水太覗

6/18 10:58

土の地面が見えているところから先は
下が見えないくらい落ち込んでいました><;

6/18 10:57

ぶるーブラザース(笑笑
色被りを嫌がるモーリーと
ガハハ笑いの松っちゃん☆

6/18 11:01

苔と木の根が織りなすアート

6/18 11:23

こんなとこにくりゃ、そりゃもーなかなか離れません^ ^

6/18 11:44

この辺りの岸壁歩きはスリル満点でした@@
秋に予定の「下ノ廊下」対策になったかな(笑

6/18 11:43

一歩一歩確実に！が大切です

6/18 11:58

わずかな足場も崩れているし
恐怖を押し殺すのに必死でした^ ^;

6/18 12:57

反時計回りに来て大普賢岳で折り返す方もいらっしゃるとか
大普賢岳を越えての西半分には
苔蒸してるところが多くこんな自然の大庭園が見られるんですよ♪
見逃すなんてモッタイナイ気がしますよね

6/18 13:01

倒木に寄り添う楓
さりげなくアート

6/18 11:37

国見岳でちょうどお昼くらい
そろそろお昼ゴハンを考えるモーリー笑

6/18 13:23

七曜岳もいい眺めでした

6/18 13:25

6/18 13:40

木のハシゴがいくつか出てきます
所々腐っているので折れないかヒヤヒヤもんでした

国見岳を過ぎて開けたコルがあったので
ここで昼食です

6/18 13:41

巨石の間の穴を抜けるのかと思いましたが
コースではなかったみたいです
にしてもシダ植物の謳歌が見事☆
巨石の上の小さなシダ達も
羽を休める鳥の群れの様です

6/18 13:47

スケールに圧倒されてしまいます

6/18 14:28

緑と、木々のランダムな縦ライン
美しかったです

無双洞を探していると岩を穿つ穴から勢いよく水が流れ出していました

6/18 14:40

覗くと大きな２つの穴からものすごい水量が@@;
おそらくこれが無双洞、でしょうか

6/18 14:48

水簾滝の真横に立つと
滝が起こす物凄い風圧とミストシャワー♪
気持ちよかったです^ ^

6/18 15:42

かなりの崖を登った先に底無井戸の表示
なぜ井戸がこんな崖の上に？

6/18 15:43

全く奥が見えない大きな穴
この井戸に石を落とすと
ひゅーーっ…(だいぶ経って)コツーン
かなり深い亀裂なのか穴なのかが空いているようでした@@;

6/18 15:45

やーっと和佐又山ヒュッテの文字が^ ^;
足に疲れが出てた隊長(＝先頭)モーリーに変わり
最後は私が隊長交代

6/18 16:38

ヒュッテのスキー場が見えてホッとする2人(笑笑

6/18 16:52

ゴールは当然ガッツポーズ♪

6/18 17:47

帰りはホテル杉の湯でお風呂〜♪
露天の檜風呂はサイコーでした^ ^

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

Soracoroll

前日に、Pちゃん<祝>捻挫からの復帰ハイク18kmをこなしての
朝４時起きチャレンジとなりました笑
歩ければアルプス縦走の練習になるんだし
何より前から行きたかった大普賢岳です♪
疲れなどあるはずもありません^ ^

この日は休みの合ったモーリー、松っちゃんと山行でした
2人とも気合いの入り方が違い
７月の穂高をにらみ、買いたてのテントやシュラフまで積んで
水も含め15kg近いザックを背負っていたようです@@;
雨の多い地域ですが天気もラッキーでした^ ^

大普賢岳は1799mあり関西では最高峰に近い大峰山系の山の１つですが
スタート地点の和佐又山ヒュッテがすでに1100あって
体感的には標高を実感できませんが
落ち込む断崖や岩稜のスケールを見ればタダモノではない山です
でもヒュッテ前のスキー場(今は営業しているかは知りませんが)地形からのスタートなので
よくある急登からではなく緩やかに始まり最後も緩やかに終わってくれるルートで
私にはとても優しさを感じるコースでした

とはいえ修験道の方達が使うだけあって
危険がいっぱいのコースです
無理しないでこまめな休憩を取る余裕があれば
距離はそんなにロングではないので
よほどの高所恐怖症でない限り普通にいけるコースだと思います

あと猿や鹿は普通にいました
熊の引っ掻き跡らしきモノが木に残っていましたし
イノシシの堀跡らしきものも見ました
自然樹林でもののけ姫を連想させる森は
やはりケモノたちの宝庫のようです
鈴は携帯された方がよいかと思います^ ^;