空木岳(池山林道P起点日帰り)
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,679m
- 下り
- 1,684m
コースタイム
天候 | 晴れのち霧のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・迷尾根を過ぎたあたりから登山道に残雪多い ・土曜日の早朝は踏み跡が不明確 |
写真
感想
前日まで
月一山行の5月は、今シーズン最後の雪山登山として検討した結果、ギリギリ日帰り可能な空木岳に決定。
池山林道から空木に登った経験は無いが、GW中のトレースを期待。
当日は気温が低い予想のため、雪の緩みはあまりないと想定し、ワカンは持っていかないことに。(実際不要でした)
いつも登山前日は気分が高揚したいるためか寝付きが悪いので、味の素のグリナのお試し版を飲んでから寝たが、結局いつも通り寝付きは悪かった。
当日
5時登山開始とするために、2時前に自宅を出発。
道中特に問題無く、林道通行止め手前の駐車場に駐車。
2台車あり、うち1台の方は日の出前に出発した模様。
林道の終点までそのまま歩く方もいるようだが、駐車場の表記に従い500m降りた登山道から登山を開始。
その後池山小屋分岐まで問題無く到着。
今回行程が長いので帰りは疲れきっていると思い、池山小屋を見学。
分岐からは登山道の方に行く。(帰りは遊歩道で来たが、歩いている人が少なく笹がぼうぼうだった)
標高1800mあたりから徐々に残雪が現れるが、小地獄、大地獄ともに問題になるほどの残雪は無く、無事通過。
但し1か所、沢をトラバースする道が崩れており、通過時には細心の注意が必要。(帰りに少し足が滑ってしまい、冷や汗をかいた)
迷尾根の看板を少し過ぎたところに雪渓のトラバースがあり、ここでアイゼンを装着。
その後は再び夏道となったが、外すのが面倒だったのでアイゼンは装着したままに。
ちなみに先行者の方は駒峰ヒュッテまでアイゼン無しだった模様。
その後は徐々に雪の量が増えるが、ところどころ踏み跡が不明瞭な箇所があり、数回迷うことがあり。(迷った時はセオリー通りマーキングがある所まで戻る)
樹林帯ではリュックに着けたピッケルが木とたびたび接触し、ピッケルのカバーを無くしてしまう。
尾根道に出ると風が出始め、駒石手前からは強風に。(風速10m以上20m未満かと)
駒峰ヒュッテ到着後、風が来ないところでカップラーメンの昼食を取る。
ストックからピッケルに持ち代えて、空木岳山頂に。
残念ながら視界良好なのは南側だけで、東西北側はガスの中で、山頂も徐々にガスの中に。
なおここまで誰一人として出会うことはなかった。(下山する先行者の方を遠くに見ただけ)
下山は空木平方面へ。気温が低いためカールの中の雪はほど良い緩み具合で、サクサクと快適に下山する。
空木平避難小屋から尾根の分岐へ戻る道にはマークやGWまでの踏み跡は無かったが、先行者の方の踏み跡がしっかり残っていたので、それに従う。(実際その踏み跡がなかったら、確実に迷っていたと思います)
今日はひょっとする山中で誰にも会うことは無いかと思っていたが、樹林帯で単独の方2名と、2人1組の方の計4名の方に出会う。皆さん小屋泊かテント泊とのこと。
下山時は踏み跡が多数あり、迷うことは無かった。
アイゼンは登りと同じ所で外す。(石の上でつまずくこともあり、もう少し早目に外すべきでした)
その後、体の疲れ以外は特に問題なく無事駐車場まで。
今回の教訓
・マイナーな山(またはルート)に残雪期に行く場合は、トレースが確実にある日曜か連休に行く。(先に書いたよう今回先行者の方のトレースが無ければ確実に迷っていた) もしくは無積雪期に歩いた山、ルートにする。
全般
中央アルプスの山行は今回でまだ5回目だが、いずれも山頂ではガスが多く、360度の大パノラマを経験していない。(うち一回は暴風雨) 相性が悪いのかな・・・
空木岳、お疲れ様でした。
お互い一番風の強い時に、頂上付近を歩いていたような・・
自分が写っている写真、なんか雪男みたいでうけました^^
それではまたどこかで。
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