弓張山地 湖西連峰 縦走3 炭焼田峠〜鳶ノ巣山〜東栄駅
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- GPS
- 09:46
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 1,735m
- 下り
- 1,687m
コースタイム
天候 | 曇り(前日に雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
先週に引き続いての弓張山地縦走。これでラスト
本長篠駅に車を置いて、新城コミュニティバスで山王まで200円。
本長篠駅 6:52 〜 山王 7:35
257号線を2キロほど歩き、257号線の上を通る林道に入って、炭焼田峠の登山口に到着
浅間山を500メートルほど過ぎてから、倒木が多いところがあり、ここから藪漕ぎが増える。ただ、断念するほどの藪漕ぎではない。躊躇して時間をかけていると遅くなるため、思い切って強行突破していく。
そうすると、草や葉についた雫を体に浴びるため、全身びしょびしょ、靴の中もびしょびしょになる。そして地味に蜘蛛の巣がうっとうしい。
当然ながら、踏み跡も薄く、ルート消失しているところが多く、GPSを頼りに県境を歩くことになる。
鳶ノ巣山の下の東海自然歩道沿いの水場で、水分補給。ここまでで900cc
黒沢の峠から登山道に入った所にも水場を発見し、ここでも水分補給。これで水に関しては心配は無くなる。
705地点を過ぎてからは踏み跡がしっかりしてきて、藪漕ぎも、ほとんどなくなり、低地になるにつれ、樹木も乾いてくる。
これほど長時間、藪漕ぎをして全身びしょ濡れとなったのは初めての経験で、鳶ノ巣山を登る途中では心が折れそうになった。しかしエスケープしたとしても、長い道路を駅まで歩くしかなく、だったら予定通り東栄駅まで歩くのと、距離的には同じくらい。なので、頑張ろうと思いなおした。
登山中は、鳶ノ巣山の下の東海自然歩道で、一人の男性とすれ違ったのみ。
その他は、大きめの蛇が1匹と、東栄駅付近の民家のすぐそばで鹿3頭。
眺望もほとんどないルートで、天気も曇り空、鳶ノ巣山付近は霧に覆われていて、藪漕ぎが多く、寂しく厳しい登山で精神的に疲れた。
スマホは機内モードにしておいたのだが、何度もGPSアプリを確認したので、下山したときにはバッテーリー残は20%を切っていた。
東栄駅で、電車を1時間ほど待ち、本長篠駅に着いたときは午後7時20分。
帰りにドラッグストアで、パンツと靴下を買って、着替えて帰った。
後日談
登山から帰ってきたら、お風呂に入るとき、体を念入りにチェックするのだが、見落としていたのだろう。
5日後の朝に、左肩にダニが付いているを発見した。ダニは膨らんで3ミリ程度になっている。木曜日だから近くの病院は、すべて休み。
ネット情報を参考にして、いろいろ試してみたが、ダニは離れてくれない。
いろいろ試すうちに、死んでしまったのかもしれない。
妻に取ってもらおうと、引っ張ってもらったが、取れそうにない。そこからまた、ネットを検索すると、ダニ取り器の、ティック・ツイスターなるものを、アマゾンで発見した。そこで、ダニの吸い口は、釣り針のような形状のものが、歯間ブラシのようになっていて、引っ張っても取れない。回しながら取るのがコツだと分かった。
それを妻に伝え、ピンセットで回しながら取ってもらうと、簡単に取れた。
それにしても、マダニに関しては、必要以上に怖がらせる情報ばかりである。うその情報ではないが、あまりにもオーバーに表現し過ぎだと思う。
そもそも、マダニは野山のいたるところにいるわけで、刺されても気が付かず、放置され、いつの間にか離れている場合も、かなり多いと思われる。特に子供。
また、すべてのダニが重篤性の病原菌を持っているわけではないので、ダニによる感染症の発症は確率的にかなり低いはず。致死性が高いといわれる、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)も、発見は西日本だけだし、しかも死亡例があるのは60歳代以降がほとんど。
そうは言っても、体に発見したダニを、そのままにしておくのは気分が悪い。そこでダニを取る方法を調べるのだが、またエグイ情報が多い。「医者に行って、周りの肉ごと剃り落とされる」とかあるのを見ると、どんなヤブ医者か!と思ってしまった。そんなことになるのは、ほんのごく僅かのはずなのだ。
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