羅臼岳【北海道遠征第三弾】ヒグマ遭遇 世界遺産満喫の知床
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,457m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 9:24
天候 | 下界 晴 1000m付近から霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
羅臼岳登山に必要な情報や知床の魅力を画像付きでご紹介して頂きました。 一般登山者は、ホテル地の涯手前の道路脇に車を止めていました。 宿泊者はホテルの駐車場に車を停める事ができます。 https://iwaobetu.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
熊対策として、熊よけスプレーをホテルでレンタルしました。 保証金 10,000円 未使用の場所は9,000円返金 木下小屋でもレンタルしてます。 木下小屋で前日までの熊の出没状況がわかります。 まだ残雪がありますが、 数メートル程になっていて、 キックステップで渡れました。 山頂直下は岩を登るコースですが、 細かくペイントされていますので道迷いの心配は少ないです。 |
その他周辺情報 | 温泉は、地の涯に泊まったので、 下山後も無料で入れました。 一般は1000円 ウトロまで行くと、 夕陽の台の湯が海の眺めがよくおススメ 大人500円 https://www.shiretoko.asia/list_scenery.html |
写真
感想
羅臼岳は、麓から目視しても標高差と距離とがあります。
太平洋側からの発達した梅雨前線による湿った空気が霧となって、
羅臼岳を覆います。
連日、羅臼岳だけが霧がかかっています。
斜里岳の翌日に登る予定でしたが、
思った以上に斜里岳の疲労があり、
お天気も同じようなので、一日、観光を入れることにしました。
急遽、ホテルに素泊まりで連泊にしていただき、
ウトロの町で海鮮を食べることにしました。
一日、足を休めたので大分楽になりました。
観光からホテルに戻る直前に突然、車の目の前に熊が現れ、
こちらにめがけて歩いてきて、
ドアの真横を通っていきました。
まるでサファリ―パーク感覚でした。
宿では夜、羅臼岳の登山について無料説明会があり参加しました。
なんと言っても他の山と違うのは、
ヒグマとの遭遇率。
最果ての山、羅臼岳。
1日オフタイムをとったものの疲労ご残るメンバーの足を懸念して、
出発を3時半にしました。
晴れてくれる事を祈って出発します。
ホテルすぐ裏の木下小屋が登山口になります。
私たちの姿をみて、
宿主が登山届け帳を準備してくれました。
ヒグマがオホーツク展望辺りのアリを食べに出てきているから気をつけてね、との事。
前夜のホテルの羅臼岳登山セミナーか゛あり、
松山千春さんの歌にも出てくる幼馴染の良生(ヨシタカ)ちゃんがたまたま泊まっていて、
昨日オホーツク展望で熊に遭遇したリアルな話をしてくれました。
私たちも宿のすぐ下で熊に遭遇したばかりなので、熊警戒レベルはかなり高くなっていましたが、
昨夜、慌てて熊撃退スプレーの使用方法を教わりホテルでレンタルしましたので、
かなり不安解消になりました。
それでも、出発が早いので本日の先行隊です。
笛やステッキを鳴らしながら進みました。
懸念していたオホーツク展望辺りは、アリが沢山いましたが無事クリア!
銀冷水を過ぎる辺りから、
ミストゾーンに突入。
この辺りから山頂まではお花畑天国です。
しかし、大沢入り口あたりから、ミストシャワーになってきました。
最初は、このくらいならとレインを着ず進みましたが、
意外と濡れるので途中からレインを装着しました。
途中、靴下が濡れ始め、防水バッチリなのにおかしいと思ったら、
レインの中で、アンダータイツから伝わって染み込んでいたのです。
スパッツをしていてもタイツが濡れると靴が浸水するとう始めての体験でした。
羅臼平を過ぎたあたりで、
シマリスに二度遭遇。
残念ながら、写真には撮れずでした。
大沢や山頂直下の岩地帯は高山植物の宝庫です。
山頂付近は強風が吹き荒れ立っているのもままならないほどです。
山頂手前の岩陰にザックをデポしてメンバーより先に山頂の偵察に行きます。
なんとか立っていられる風なので、
メンバーにもザックをデポし、大岩を渡って山頂に来るように促し、
記念撮影して即、下山しました。
山頂稜線を下がれば、風は然程強くないので、
風が避けられる所で食事休憩をしました。
下山は、銀冷水手前でようやくミストゾーンから抜け出し、眼下に知床五湖やオホーツク海を眺めながら下りました。
世界自然遺産の知床半島の羅臼岳は、
その名の通り大自然の宝庫です。
お天気の時に是非、再来したい山の一つです。
現在日本百名山88座 更新中
※知床ではヒグマはどこにでも普通に出没します。
合計子熊を入れて4頭のヒグマに遭遇しましたが、
いずれも車中でしたので良かったです。
キタキツネや鹿も沢山います。
おねだりキツネには注意が必要です。
北海道3座目!
ホテル地の涯に泊まっていたので夜20時から
羅臼岳登山の注意点を教わりました。
前日に目撃情報があったということでドキドキしましたがヒグマの出没時の対応を聞くことができ少し安心して出発することができました。
途中霧雨の中でしたがお花畑も見ることができ
突風の中なんとか山頂まで行けたので満足です。
いつかお天気の良い日に山頂からの素晴らしい展望を見たいです。
仲間で無事に北海道三座達成でき感謝です!
雲が巻いた羅臼岳は、人智を越えた何かの存在を感じさせる圧倒的な存在感がありました。
前日車中で熊と出会っていただけに、ヒグマ遭遇率の高さと標高差1440mの往復に、若干の不安もありましたが、ホテルで登り方のレクチャーを受けることができ、具体的なイメージが作れて良かったです。
樹林帯では音を出してヒグマにこちらの存在を知らせながら歩き、高度を上げ雲の中に突入してからは天然ミストの中をレインを着て歩きました。
山頂に近づくにつれゴツゴツの岩場になり、大きな岩を登りあげた山頂は狭く、強風だったので、立っているのが少し怖かったです。
雲がとれていたらどんなに素晴らしい景色が望めたかと思うと残念ではありましたが、
熊よけスプレーも使うことなく、皆と一緒に無事登頂してこれたことが本当に嬉しく、感謝です。
今回も毎日が貴重な体験でした。先生、皆さん、本当にありがとうございました。
1日休息日を入れて、いよいよ羅臼岳を目指しました。前日、車の中でしたがヒグマに大接近だったので、熊対策もしっかりしました。熊スプレーは軽くてびっくり。
登山道には、木が張り出していて、背の高い私にはそれらにぶつからないように歩くのもたいへんでした。途中からは雨になり、山頂は強風で視界不良。雄大な景色が見られず残念でした。リベンジありか?たくさんお花畑もあり、エネルギーを貰いながらの山行でした。
初めての北海道3座の遠征も、チームの皆さんをいてくれたから出来たことでした。一緒にこられて、本当に嬉しかったです。皆さんに感謝です。ありがとうございました。
今回の北海道遠征最後で最大の羅臼岳。前日の夜、ホテルまでの道でヒグマに遭遇したためドキドキしながらの登山開始。ばったり遭遇を回避しお互い良い関係でいたいなと、熊鈴と笛を吹きながら登りました
。途中からガスと小雨がふり、山頂では強風に見舞われましたが無事に行ってこれた事、今回も仲間に感謝です。
今晩は!
皆様 お疲れ様!
そして すっばらしい〜北海道
良かったですね
小生も毎年行きたいとは思っていますが
早めの飛行機、宿確保、現地移動、自炊、読めない時間日程等
私にとって敷居高い いつまでたっても憧れ山域です
リーダーの苦労、準備 心底恐れ入ります
nadesiko tour いいなあ〜
参加費高いのかな〜
年齢制限あるのかな〜
on-boroP
boropさん、こんばんは。
もしかしたら北海道でバッタリあるかなぁなんて思っていたのですよ(^^)
まだまだ、社会に必要とされていらっしゃる方は、なかなかお休みが取れませんね。
羅臼岳一本でも行く価値ありだと思いました。山頂の天気が悪かったので、リベンジ満々です。
私達は初日しか宿は取りませんでした。
あとは、天候を見て、現地で宿探しです。
飛行機もなんとJALでとかち帯広が安かったので、釧路の方が近かったのですが車で2時間稼ぐ事にしました。
boropさんご夫妻ならこなコースは楽々ですね。
是非、自然遺産知床、羅臼岳、おススメです。
皆さんこんにちは(^。^)初めまして。
世界自然遺産の山、標高は然程でも標高差は結構ありますね。富士山クラス❓
ヒグマとの遭遇が怖いですが、熊スプレーは効果があるかもしれないかも⁉
世界自然遺産登録の翌年に知床半島訪問。
バスツアーの車内から見たヒグマの大きさ❓は半端無かった( ̄▽ ̄)
二頭の子熊を連れた親熊がバスの真ん前を横断。体長がバスの幅近い大きさでした。
皆さんも車の中での遭遇で良かったですね。
エゾシカやキタキツネも、あとカンムリワシも見ました(^。^)
あの地域での登山は厳しいと思います。
私達には無理です( ̄▽ ̄)
知床五湖の観光でもガイドの方から沢山の熊の爪痕を紹介され怖い思いをしました。
無事で何よりでした、オホーツク海も綺麗。
行けないけど行った気分になれました(^。^)
teheさん、初めまして。
nadesikoです。
ご訪問ありがとうございました。
自然遺産だけあって、美しさと厳しさは通常の山以上です。
神聖な領域です。
山はもともと、動物の生息地。
そこへお邪魔させていただきますので、
マナーやルールをしっかりと守り、
こちらの存在を知らせながら
入らせて頂きました。
羅臼平でテン泊のグループもありましたよ。
知床は何度行っても良いところですが、
素晴らしい大自然を勉強して、
環境との同化を体験に来て欲しいと願っています。
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