がら空き鳳凰三山 雨とエネルギー切れで散々

2019年08月01日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,847m
• 下り: 2,143m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:34
• 休憩: 0:56
• 合計: 10:30

6:00 夜叉神峠登山口
6:47 6:50 夜叉神峠
7:41 7:42 杖立峠
8:40 8:41 苺平
9:05 9:07 南御室小屋
10:01 10:05 薬師岳小屋
10:13 10:18 薬師岳
10:39 10:40 観音岳
10:58 11:05 鳳凰小屋分岐
11:40 アカヌケ沢の頭
11:45 12:05 地蔵岳
12:28 12:40 鳳凰小屋
16:30 青木鉱泉
16:30 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り〜一時強雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

甲府前泊、甲府発広河原行き4:35の始発バスで夜叉神へ。バスは2台出て空席もあり、余裕。
青木鉱泉17:00発韮崎行バス。乗客4名のみ。

コース状況／危険箇所等

倒木や荒れ気味の箇所もあったが特に危ないところはなかったと思う。（ただし鳳凰小屋〜青木鉱泉に下る最中雨に降られ、滑りやすくなっていたため危険増）
ドンドコ沢コース中の渡渉数か所は雨で水量も速さもあり。飛び石がギリギリ水面に出ている状態だったので渡れたが、もう少し多かったら危険。

その他周辺情報

青木鉱泉の日帰り湯　1000円。とても良いお風呂。

写真

夜叉神峠登山口から出発。なんか本当に「熊さんテリトリーに入る」感じがする出発点。

夜叉神峠。ここまでは晴れていた（前回もそうだった）。恐ろしく暑く、熊のことばかり考えながら歩いたのであまり楽しめず。

樹林帯どんどん進む。本当に人がいない、夜叉神から薬師岳までの間、反対方向から来た人・追い越した人合わせて10人もいなかった。

南御室小屋。まだ元気だったので今回はそのまま通り過ぎた。

薬師岳小屋、建て替わって大きくなった！バイオトイレ借りる。100円、キレイ。

薬師岳。真っ白ガスガス。

観音岳。三山のなかでここが一番高い。相変わらずガスガス、もっと白くなって周りも見えなくなったら大変なので先を急ぐ

観音岳から地蔵岳へ向かう白い砂のエリア（賽の河原？）。印象的な風景。

地蔵岳。ずいぶんたくさん並んでいた、お地蔵さんたち。新しい手編みの頭巾がかぶせてあるものも。

ガスガスだったが10分ほど山頂にいるうちに一瞬晴れてオベリスクが見えた。

鳳凰小屋。小屋のご主人も女性スタッフもフレンドリーで親切。アクエリアス400円で生き返り、バッジも購入。水無料、バイオトイレ200円。この時点ではまだ天気ももっていて「あとは楽勝」と思っていた。。

鳳凰小屋から下ってきた沢沿い、オベリスクがあんなに遠い。このへんまでは快適な下りなのだが。雨も降ってなかったし。（しかし空が暗くなってきている）

五色の滝（木の間）。
これから先、白糸の滝あたりから雨が降り出し、もう本当に大変なことになったので写真撮る余裕まったくなし。

この写真じゃ全然伝わらないが、鳳凰小屋〜青木鉱泉間は幾度も渡渉があり、雨のため水がかなりの勢いで流れていた。かろうじて水の上に歩ける部分が出ていたが、もう少し水が多かったら渡れなかったかも。

南精進ヶ滝の近くまで下りてきたところ。ここから先はそこそこ歩ける普通の山道部分が多かったとおもう。
この後、堰堤近くまで来たところでついにエネルギー切れで手が震えだし、雨のなか座り込む。無理やり非常食のカロリーメイトを食べる。10分くらいしたら元気回復（食料はいのちだ。。）。
でも時間的余裕なし、ゴールの写真なし。

今回初めて行った地蔵岳メインのデザイン。
はー生還できてよかった。フルマラソンより疲れた。

感想

plainwoods

2000m超の山は久しぶりだから比較的「楽」なところにしようと、前に途中まで行ったことがある（観音岳でUターンした）鳳凰三山を選択。しかしこれが大間違い。未踏部分を甘くみて日帰りにしたら雨に降られ、本当に大変な目に。
そもそも、天気良くてもドンドコ沢コースはしんどい！夜叉神〜薬師岳とは全く違う急峻ルートだから、速く歩けるところはほとんどない。やっぱりこのコースは1泊2日が妥当なのでしょう。。。

＊平日とはいえ、夏休みだから混んでいるだろうなと思ったら、本当に驚くほど人がいなかった。甲府からのバス、夜叉神で降りたのは自分だけだったので、南アの中でも特に空いていたのかな。