悲願の白馬三山縦走〜暑くてきっつー！体力脚力120%！

2019年08月03日(土) ~ 2019年08月04日(日)

• GPS: 18:13
• 距離: 20.4km
• 登り: 2,393m
• 下り: 2,373m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:27
• 休憩: 2:20
• 合計: 8:47

5:20 猿倉登山口駐車場
5:25 5:38 猿倉荘
6:53 6:59 白馬尻小屋
7:18 7:26 雪渓下
8:47 9:00 雪渓上
9:30 9:50 葱平
10:22 10:25 避難小屋
11:40 11:48 白馬岳頂上宿舎
12:24 13:13 白馬山荘
13:30 13:50 白馬岳
14:07 白馬山荘

2日目

• 山行: 8:52
• 休憩: 1:25
• 合計: 10:17

4:53 白馬山荘
5:18 5:18 丸山
6:25 6:33 杓子岳
7:19 7:19 小鑓
7:36 7:59 鑓ヶ岳
8:21 8:21 鑓温泉分岐
10:22 10:55 白馬鑓温泉小屋
12:34 12:34 サンジロ(三白平)
13:11 13:11 小日向のコル（1824m）
13:16 13:37 休憩
14:56 14:56 林道
15:06 15:06 猿倉荘
15:10 15:10 猿倉登山口駐車場
15:10 ゴール地点

GPSのログが2回切れたのでその間は手書き入力。

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿倉の駐車場に1時前に到着。既にもう半分は埋まっていたような...

コース状況／危険箇所等

猿倉荘で登山届を出せる。
鑓温泉小屋への下りの鎖場の岩が滑りやすいので注意。

その他周辺情報

おびなたの湯で立ち寄り湯。（600円）
鍵付きロッカー（無料）、シャンプー・ボディーソープあり。
入り口に飲泉用のコップが置いてくれてあり、独特の味わい。
道の駅白馬でブルーベリーソフトクリームをいただいた。（300円）
むっちゃ美味い！

写真

猿倉の駐車場からスタート！ゴールが見えてるけど遠い…

ガクアジサイ
ピンクや白もいっぱい

ウバユリ

オオハナウド...かな

トゲがないからタムラソウ？

初めてのオコジョ♪
かわゆい！ちみこい！
すばしこくてうまく撮れなかった

オオレイジンソウ

ミソガワソウ

カラマツソウ

こっちはモミジカラマツ

オトギリソウ

白馬尻
雪渓はもうすぐ

青空の下、天然クーラーの大雪渓を登る

ヒメクワガタ
大雪渓を登りきるとそこはお花畑

ハクサンフウロ

蕾が黒いので"クロ"トウヒレン

イワオウギ

シロバナシモツケソウ

チシマギキョウ

クルマユリ

テガタチドリ

ヤナギタンポポ？

イブキジャコウソウ

(エゾ?)カワラナデシコ

シロウマアサツキ

ミヤマオダマキ

シナノキンバイ

ミヤマキンポウゲ

アカバナ

ウルップソウ発見！
遠かったけどまだ美しい〜

ハクサンイチゲ

キンポウゲで黄色くなる斜面

ここは白・紫・橙の色とりどり

手書きの説明板が置いてくれてあった
でもこんなもんじゃないくらい咲いてた

ミヤマハンショウヅル

ヨツバシオガマ

チングルマ

ウルップソウ
頂上宿舎直下にしか咲き残っていなかった

イワギキョウ

シコタンソウ

ミヤマシオガマ

ミヤマダイモンジソウ

タカネヤハズハハコ

杓子岳、白馬鑓ヶ岳が見えてきた

頂上宿舎を過ぎて白馬山荘へ向かう
後ろには白馬岳が見える

振り返ると雪渓の雪解け水が池を作っていた

ミヤマアケボノソウ
初めて見た！まっくろくろすけ

女王コマクサに謁見
白馬山荘手前の左右の砂礫地に群生してた
ベビーピンクがかわいい

タテヤマリンドウ

ウサギギク

イワツメクサ

ホソバツメクサ

タカネツメクサ

チングルマの果穂
ぎゃおす！

セリ科のなにかの後ろに...

影白馬！

ミネウスユキソウ

透過光のチシマギキョウがきれい〜

ミヤマムラサキ

もう完全に足がないけど、あの頂へ向かってあとひとふんばり

3度目の正直で白馬岳山頂に到着〜

新田次郎さんの小説で読んだ”あの”方向指示板が！
感慨深い
おそらく何代目かだと思うけど...

東面は断崖絶壁
登ってきた雪渓も見える

さて小屋に戻ってレストランで名物の生ビール850円
（ちなみに500mL缶は800円）

レストランの天井が方舟のようでオシャレ

窓の外に見えた雪渓にはプードルの雪形が...

雷蔵くんグッズもいっぱいあるよん

私のザックにとまったアサギマダラちゃんを接写

小屋から眼の前の杓子と鑓

夕方の剣岳は雲多し

おおっ！県境か！！

面白~い!
こんな方向指示盤もどき初めて
残念ながら富士山は見えず...

夕食のチキン美味しかった
メニューには書いていないけど、大鉢で取り放題の梅エノキはごはんがススムくん

丼飯2杯食べてしまった

手書きのコースタイムありがとうございます

これは斬新な

親切や〜
小屋周囲で日の出・日の入りの両方が見える贅沢

細かな最新の情報がありがたい

小屋の裏にコマクサ大群生中！

アーベントロートに染まる杓子と鑓

夕日が旭岳に沈む

翌朝ご来光を待ちきれずこのくらいで出発

小屋のすぐそばで雷鳥♂がご飯中
みんな日の出に夢中で気づいてないよ...

朝は剣・立山もバッチリ

頂上宿舎のテン場は5時でこんなかんじ

やっと我々のご来光（？）

ホイップクリームの角みたいな白馬岳と白馬山荘を振り返りつつ進む

タカネシュロソウ

イワヒバリちゃん
たくさん会えまーす♪

アキノキリンソウ

杓子近づいてきたー

これはもちろん巻かずに直登

見た目よりあっさり登頂

白馬岳〜小蓮華方面や

白馬鑓〜鹿島槍方面もばばーんと見渡せる

鹿島槍方面アップ

雲海がきれい

立山連峰〜剣岳も近い

杓子沢かなぁ、しゅーってなるほど落ちてる

白馬岳から旭岳、清水岳に続いてる

次はあっち！白馬鑓を目指す

ミヤマアズマギク

トウヤクリンドウの蕾かな
もう秋の気配？

白馬槍ヶ岳到着！
白馬三山コンプリート
祝杯ならぬ祝マンゴーうまし！

下りる途中振り返ると白砂の巻き貝のよう

さて、ここで稜線ともお別れ

鑓温泉への下りもお花畑
コマクサ大群生ではじまり〜

フレッシュなチングルマの果穂

ウサギギクがまだら
どしたの？

エゾシオガマ
不思議な造形

見納めの稜線を振り返りつつ下る

オンタデ

アップ

ハクサンコザクラも群生してた！

先週も見たけどやっぱりかわいい

ツガザクラ

アオノツガザクラ

大出原はチングルマ畑

ナナカマド

イワカガミが咲き残ってた

猿の家族発見！こんな高いところに...
この後雷鳥♂を追いかけていた！！やめてーー

ハクサンイチゲはなんだか気合が入ってる

到るところに雪解けの滝

水が豊富な山はいいな

ついに噂の鎖場が始まる
乾いているのに滑りやすい石が多いので慎重に進む

緊張が続いた後、やっと小屋が見えた

秋に来たときには解体されてたから感無量

おおー、温泉だー♪
入りたいけど入ったら下りるのやんなっちゃうのでがまんの子

内湯

露天風呂
気持ちよさそーだけど、熱めで日焼けにしみるらしい

足湯

足湯の横に飲泉？かと思って飲んでみたけど、沢の水みたい

岩の割れ目から流れ出す源泉も再訪

この妖しげな色は硫黄と藻？

小屋の下にバンバン掛け流されている
うわぁ〜贅沢

さらに下りると温泉マークの道標
くすりと笑える

渡渉かと思ったら少し上流に橋かけてくれてた

雪渓を2つトラバース
これは1つ目で斜度があったのでアイゼンを使った
もう一つは緩かったのでツボ足で

ウメバチソウ

う〜ん、ラン科のなにか
キソチドリかなあ

ツボサンゴ？
ユキノシタ科っぽいけど...

おおっ！フレッシュなサンカヨウが残ってた！！

エンレイソウ

キヌガサソウ
今日一番の白さ！

白花のヤマホタルブクロ

ヤマルリトラノオ

タテヤマウツボグサ

杓子沢は橋がかかってる

少し前までは雪渓を渡っていたようだ（ベンガラがついてるけど、テープで進入禁止になってた）

ちょっとヨレっとしたヤマトシジミ？

遠くに小日向山とこれから越えるコルが見える

オオヒョウタンボクの実

地図には三治郎沢とある
暑すぎて水場で手や首をアイシング

オオバギボウシ

小日向のコル手前で鑓温泉小屋を見納め
今度は泊まりでゆっくり浸かりたい

イワショウブ

モウセンゴケ
休憩してたら足元に！（笑）
あんなに探してたのに〜青い鳥みたい

キリンソウ

コメツツジ

ネバリノギラン

何バッタ？
仮面ライダーっぽい

シモツケソウ

色の薄いのも

シロバナコバギボウシ
白いギボウシは清楚や〜

帰りにおびなたの湯に寄った
いい湯でした

感想

kobatch

これまでに2度チャレンジして、2度とも雨で敗退していた白馬三山縦走。
今回は直前までてんくらを何度も確認し、重くなるテントは諦めて小屋泊まりで計画。
必要以上に晴れて暑すぎる山行となった。（贅沢を言ってはいけません）

歩き始めてすぐにオコジョに歓迎の躍りを披露してもらい盛り上がる。
大雪渓は前回より短く感じ、小雪渓は雪のない秋道だったので、お花がいっぱい！
年のせいか前回テント担いでたときより腿筋が足りず、後半は足がない状態で超スローペースで登った。
暑さでいつもより水分を多く摂り、頂上宿舎そばの水場が冷たくて美味しかった！

白馬山荘で受付を済ませ、お昼のおにぎりを食べてから、よろよろと白馬岳山頂へピストン。
山頂で食べたマサムラのシュークリームはとろける甘さだったな〜
山荘に戻ったら夕飯(1回目の16:40に間に合った)までレストランで生ビール、外のベンチで赤ワインの大宴会。
夜は雲の切れ間の星空を楽しみ、流れ星もいくつか見ることができた。

翌朝ご来光を待つ人の陰で雷鳥さんにご対面〜♪
お食事タイムだったようだ。
昨日「あれを登るのかー」と思っていた杓子もそうキツくはなくてホッ。
杓子と鑓の間も思ったより下らなかったし。
ただ...長い！
1日目は足がなくなったが、2日目は体力が尽きた！！
なが〜い下りをなんとか歩いて猿倉に下山。
おつかれさまでしたー

コメント

0hyaroi

私のテントが写っていました…
２日目の縦走路、素晴らしいですね！
眺めも花も最高で、羨ましいです(≧∀≦)