乗鞍岳〜十石山縦走登山〜白骨温泉下山（オコジョにも出会えたよ！）

2019年08月12日(月) [日帰り]

• GPS: 08:00
• 距離: 17.1km
• 登り: 930m
• 下り: 2,146m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:41
• 休憩: 1:10
• 合計: 7:51

7:54 肩の小屋口
8:15 8:15 肩ノ小屋
8:38 8:38 蚕玉岳
8:45 8:57 乗鞍岳
9:01 9:01 乗鞍岳頂上小屋
9:19 9:19 剣ヶ峰口
9:30 9:30 摩利支天分岐
9:40 9:41 富士見岳（乗鞍）
9:47 9:49 県境ゲートバス停
9:57 10:07 大黒岳（乗鞍）
10:24 10:24 大黒岳登山口
10:36 10:38 硫黄岳登山口
10:52 10:53 姫ヶ原
11:06 11:06 硫黄岳
11:44 11:58 乗鞍権現社
12:21 12:34 金山岩
13:29 13:29 十石山
13:32 13:46 十石峠避難小屋
14:20 14:20 十石東尾根
14:56 14:56 湯沢ノ平
15:29 15:29 十石山方面分岐
15:35 15:36 十石山登山口
15:45 白骨温泉

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

乗鞍高原〜乗鞍畳平シャトルバスを利用して肩の小屋口バス停へ
乗鞍高原観光センター7時発に乗車、お盆休みで観光センター駐車場は
朝6時半でほぼ満車、県道挟んだ反対側の臨時駐車場に停めました。
ちなみに7時便はバス3台出ました。
http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/echoline/
白骨温泉からの乗鞍高原への戻りは、16時24分発のバスがあり
乗鞍観光センターへは、17時に到着します。
http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/shirahone/

コース状況／危険箇所等

危険個所は、乗鞍権現〜金山岩〜十石山の稜線歩き
乗鞍権現社〜金山岩
樹木が鬱蒼と生い茂り、わずかな赤布の目印とわずかな踏み跡を頼りに、
藪漕ぎで登ります。何となく踏み跡がわかるのと所々の赤布が助けてくれまた。
金山岩〜十石山
背丈まであるハイマツの藪漕ぎに苦しめられました！ハイマツをかき分けて
進むが、ザックに引っ掛かったり、尖った枝が体に当ったりして厳しい戦いの
稜線歩きで予想以上に越すのに時間がかかりました。
ルートは、藪漕ぎで登山道は見えないが基本稜線を外さず進めば
間違いありませんけど、西側が切れ落ちた絶壁の通過もあり踏み外したら
大変！足の置き場を慎重に考えて進みましょう

写真

8/12 6:49

乗鞍観光センターから
シャトルバスに乗車して
肩の小屋口バス停へ
向かいます

8/12 7:51

肩の小屋口バス停到着
本日はここからスタート
まずは乗鞍岳最高峰
剣ヶ峰に登ります

8/12 7:54

ここが登山道入口
素晴らしい青空が
広がり剣ヶ峰が
良く見えます

8/12 7:55

頑張って最後の花を
咲かせるコバイケイソウ
と乗鞍岳

8/12 7:58

肩の小屋口バス停より
下は雲海が広がって
います。遠くに
南アルプスが見えます

8/12 7:58

雲海の最奥に八ヶ岳が
見えました

8/12 8:00

コバイケイソウ
この辺は雪解けが
遅いので、まだ
頑張って咲いています

8/12 8:01

チングルマ
この時期こんなに
咲いているのは
この場所だけでしょう！

8/12 8:01

残雪の大雪渓では
本日もスキーヤーが
滑っています

8/12 8:01

綿毛になった
チングルマ

8/12 8:05

イワギキョウ
今の時期至る所で
咲いています

8/12 8:06

ウサギギクと
見頃終盤の
ヨツバシオガマ

8/12 8:13

ウサギギクと乗鞍岳
ウサギギクは今の時期
たくさん咲いています

8/12 8:14

剣ヶ峰口
ここで畳平からの
登山道と合流して
乗鞍岳最高峰剣ヶ峰を
目指します

8/12 8:18

いきなり登山者の
大行列、富士山登山みたい
さすがお盆休みですね！

8/12 8:27

眼下には雲海が広がり
素晴らしい眺めです

8/12 8:30

登山者の列が剣ヶ峰まで
続きます

8/12 8:37

剣ヶ峰手前のピーク
蚕玉岳山頂到着
ここまで来ると
剣ヶ峰はすぐです！

8/12 8:37

剣ヶ峰への最後の登り

8/12 8:40

剣ヶ峰の山頂鳥居が
見えて来ました

8/12 8:44

本日一つ目のピーク
乗鞍岳最高峰剣ヶ峰に
登頂！後方の御嶽山も
良く見えました

8/12 8:40

乗鞍岳山頂カルデラ湖
権現池の奥に白山も
見えました

8/12 8:48

乗鞍連峰の峰々の奥に
北アルプスオールスターが
勢揃いです

8/12 8:48

乗鞍連峰四ッ岳の奥に
飛騨の名峰笠ヶ岳と
さらに奥に薬師岳も
見えてます

8/12 8:58

笠ヶ岳をZOOM
奥の薬師岳も
良く見えました

8/12 8:48

双六岳の奥に水晶岳と
遥か遠くに立山と
剱岳が見えてます

8/12 8:49

北アルプス最北の白馬岳や
針ノ木岳もZOOMで
見えました

8/12 8:49

どこから見ても
すぐに解る槍ヶ岳

8/12 8:49

槍穂高の稜線も
良く見えました

8/12 8:49

前穂、吊尾根、奥穂の
稜線

8/12 8:49

奥穂高岳をZOOM
山頂の穂高神社奥宮も
何となく解る！

8/12 8:50

前穂、大天井岳、
常念岳の稜線

8/12 8:50

加賀の名峰、白山を
ZOOM

8/12 8:51

木曽の御嶽山を
ZOOM

8/12 8:51

剣ヶ峰すぐ南のピーク
大日岳と御嶽山

8/12 8:52

南アルプスをZOOM
北岳の横に富士山が
最奥に見えている
間ノ岳も見えるので
槍、奥穂も合わせて
標高ベスト5全て見えました

8/12 8:52

雲海と八ヶ岳

8/12 8:53

雲海の奥に、つい最近
小規模噴火があった
浅間山が見えましたが
穏やかそうです

8/12 8:53

乗鞍岳剣ヶ峰標識前は
撮影の為の大行列が
出来ていました

8/12 8:55

次のピーク乗鞍連峰
富士見岳を目指して
下山します

8/12 9:03

BCでよく滑る剣ヶ峰直下の
斜面、雪が消えると
こんな感じです

8/12 9:09

剣ヶ峰へ向けて続々と
登山者が登って来ます。
こんな人が多いのは
お盆休みならではです

8/12 9:18

肩の小屋到着
たくさんの登山者が
休んでいます

8/12 9:19

摩利支天岳と
チダケサシ

8/12 9:22

最後の花を咲かせる
シナノオトギリ

8/12 9:23

元気いっぱいの
イワギキョウ

8/12 9:24

岩の隙間にオコジョを
発見

8/12 9:24

サービス精神旺盛の
オコジョ、何度も
岩の間から顔を
出していました

8/12 9:27

乗鞍岳剣ヶ峰全景

8/12 9:27

乗鞍岳剣ヶ峰をZOOM

8/12 9:27

ミヤマアキノキリンソウ

8/12 9:30

女王コマクサも
最後の花を
咲かせています

8/12 9:30

残雪の不消ヶ池と
不動岳、奥に恵比須岳

8/12 9:31

本日2番目のピーク
富士見岳が
見えて来ました

8/12 9:32

富士見岳登山口

8/12 9:33

残雪の不消ヶ池
湖面が鮮やかな
ブルーです

8/12 9:39

富士見岳山頂
先ほどまでいた
剣ヶ峰が良く見えます

8/12 9:39

北側には次に向かう
大黒岳と奥に
槍穂高の山並みが
見えます

8/12 9:41

富士見岳すぐ下は
畳平バスターミナルと
鶴ヶ池、
恵比須岳、魔王岳に
囲まれています

8/12 9:47

富士見岳から一旦下って
日本一標高の高いバス停に
到着

8/12 9:48

大黒岳登山口
ここから再び登ります

8/12 9:55

この辺は、コマクサが
たくさん咲いています

8/12 9:55

大黒岳山頂が
近づいて来ました

8/12 9:57

本日3番目のピーク
乗鞍連峰大黒岳山頂に
到着です

8/12 10:09

大黒岳山頂からは
北側に乗鞍連峰の
一つ烏帽子岳と
四ッ岳が近くに
見えます

8/12 10:20

桔梗ヶ原の大ハイマツ帯
普段ここで雷鳥に
出会えますが本日は
残念ながら
見つけれませんでした

8/12 10:21

代わりにイワヒバリが
コマクサを摘まんで
いました

8/12 10:26

ミヤマアキノキリンソウ
この花が全盛になると
秋ですね〜
後方にはこれから向かう
十石山の稜線が見えてます

8/12 10:26

桔梗ヶ原のハイマツ帯の
奥にこれから向かう
金山岩と十石山の稜線が
見えます。まだまだ
遠いですね！

8/12 10:28

ウメバチソウ
この花は高山で遅くに
全盛を迎えますので
今見頃です

8/12 10:28

テカタチドリ

8/12 10:28

烏帽子岳と四ッ岳に
向かって絶景の
乗鞍スカイライン
車道を歩きます。

8/12 10:29

エーデルワイスの
仲間
ミネウスユキソウ

8/12 10:33

槍穂高に向かって
走る車道、絶景の
乗鞍スカイライン

8/12 10:34

振り返ると桔梗ヶ原の
奥に最初のピーク
剣ヶ峰が遥か遠くに
見えます。

8/12 10:35

乗鞍岳は
ヒルクライムの聖地
自転車が颯爽と
駆け抜けて行きます

8/12 10:36

ここでスカイラインと
分かれて、平湯温泉
十石山方面に向かいます

8/12 10:36

これから向かう
硫黄岳、金山岩
十石山の稜線が
見えます

8/12 10:37

スカイライン直下は
お花畑があり、
ヤマハハコがたくさん
咲いています

8/12 10:39

ウサギギク

8/12 10:40

乗鞍連峰の一つ
四ッ岳を左に見ながら
歩きます

8/12 10:40

硫黄岳への登山道が
見えます。ここは山頂を
踏まず、すぐ下を
通り抜けます

8/12 10:56

乗鞍スカイライン
分岐からく、かなり
下りました。いくつか
アップダウンがあり
結構疲れます

8/12 10:59

硫黄岳への登り
ハイマツ帯を進みます

8/12 11:04

振り返ると遥か遠くに
最初のピーク剣ヶ峰が
小さく見えます。
この辺りは天空稜線歩き
とても気持ち良い所です

8/12 11:05

眺めも良く最高の
天空稜線歩き
最高です！

8/12 11:08

平湯温泉をZOOM
平湯温泉へは、バスで
下りずに、この登山道で
下山するのも楽しいですよ！

8/12 11:09

まだまだ続く天空の稜線
笠ヶ岳と焼岳を
正面に見ながら
歩きます

8/12 11:19

次のピーク金山岩が
近づいて来ました
再び登りがあります

8/12 11:19

金山岩山頂の
岩稜帯をZOOM

8/12 11:35

ニッコウキスゲが
元気よく咲いています

8/12 11:38

キヌガサソウ
最後の一輪が
残っていました

8/12 11:53

乗鞍権現社
ここが平湯温泉との
分岐で十石山に
向かいます

8/12 11:53

ナナカマドが
赤い実を付けてます
標高の高い所は
秋が確実に近づいています

8/12 11:53

乗鞍権現社からの眺め
今歩いて来た硫黄岳の稜線と
右には四ッ岳が見えます

8/12 11:54

乗鞍権現社からの分岐
本日の核心部に入ります
いきなり樹木を掻き分けて
進みます

8/12 11:59

所々赤布の目印があり
ホッとします。
ただ登山道地面は
見えませんので
わずかな踏み跡を
探しながら進みました

8/12 12:12

ようやく藪漕ぎを脱出して
金山岩直下のハイマツ帯に
出ました

8/12 12:18

イワツメクサ

8/12 12:20

金山岩山頂が
近づいて来ました

8/12 12:22

金山岩山頂部
奥がピークだと思う
大きな岩がゴロゴロ
しています

8/12 12:24

金山岩山頂には標識が
なく、朽ちかけた
木の標識があり
たぶんここがピークだろう

8/12 12:24

十石山方面の
稜線縦走路
またまたアップダウンが
あります

8/12 12:30

十石山避難小屋が
見えました

8/12 12:31

最初のピーク剣ヶ峰は
雲が被ってきました

8/12 12:31

金山岩山頂からは
正面に穂高連峰と
焼岳が見えます

8/12 12:35

十石山に向けて
再び試練のハイマツ漕ぎが
始まります

8/12 12:42

ここにも所々赤布の
目印があります
それにしても背丈ぐらいも
あるハイマツ漕ぎは
厳しい戦いでした

8/12 12:45

金山岩山頂から
ハイマツ帯を
降りて来ました

8/12 12:45

次の名も無い立派な
ピークを越えて
行きます

8/12 13:06

名も無きピークを
越えると恐ろしい
切れ落ちた稜線が
続きます

8/12 13:07

断崖絶壁で踏み跡も
信用出来ないので
端を歩かない事！
崩れたら大変、
稜線の真ん中を歩き
樹木とか捕まれるものを
握って進みました

8/12 13:14

この絶壁を越えて
来ました。

8/12 13:25

再び藪漕ぎに入りました

8/12 13:28

いきなり少し開けて
気が付いたら
十石山山頂でした
この山頂は樹木に
囲まれて眺望なしです

8/12 13:28

十石山山頂から少し
笹漕ぎがありました

8/12 13:30

正面が開けて十石山
避難小屋が見えて
核心部が終わり
ホッとしました。
乗鞍権現社から十石山まで
誰ひとり出会いませんでした

8/12 13:31

十石山避難小屋
西側広場、所々コマクサが
咲いているので
足元注意です

8/12 13:45

十石山避難小屋入口

8/12 13:45

中はとても綺麗で
立派な小屋ですが
誰もいませんでした

8/12 13:45

十石山避難小屋
東側の眺め

8/12 13:47

白骨温泉に向けて
下山します

8/12 13:50

十石山避難小屋直下は
お花畑があり
ミヤマシシウドや
ヨツバシオガマが
咲いていました

8/12 13:53

コバイケイソウも
まだ元気よく
咲いています

8/12 13:54

ミヤマキンポウゲ

8/12 14:00

お花畑を過ぎると
すぐに樹林帯に突入
この先最後まで
樹林帯を下ります

8/12 14:47

登山道にある数少ない
5合目標識

8/12 14:54

懐かしいさくらフィルムの
標識

8/12 15:01

ほぼ中間点、湯沢ノ平
開けており休憩場所に
丁度よいです

8/12 15:20

ヨツバヒヨドリにとまる
アサギマダラ

8/12 15:28

スーパー林道分岐
ここまで来ると
白骨温泉は近い

8/12 15:46

白骨温泉に無事下山
遠くて疲れました！

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

感想

hgotoben

お盆休みの本日、前々から行きたかった金山岩から十石山の稜線を歩きに
出掛けました。乗鞍観光センターからシャトルバスで登り肩の小屋口バス停から
登山開始、まずは乗鞍岳最高峰剣ヶ峰に登りその後乗鞍連山を縦走、
平湯温泉登山道の乗鞍権現社から十石山に向けて稜線を歩き白骨温泉に
下山しました。肩の小屋から剣ヶ峰への登山道は、お盆休みで人だらけ
混雑のピーク、ほとんどの登山者はここを目指すので中々前に進めずストレスが
溜まったが剣ヶ峰からの眺めが最高すぎてストレスも吹っ飛びました。
富士見岳、大黒岳を越えて平湯温泉登山道へ、途中可愛いオコジョやイワヒバリにも
出会えて、初めてカメラで撮れて大満足でした。
大黒岳を過ぎると殆ど登山者がいなくなり、静かな山行でたまに平湯温泉から登って
来た登山者とすれ違うくらいで、のんびり歩けます。
硫黄岳周辺はハイマツ帯の天空稜線歩きで眺めも良くとても気持ちの良い場所で
チョーおススメです！
乗鞍権現社から分岐で金山岩に向かうが、ここからが核心部、厳しい樹木の藪漕ぎが
始まり登山者は誰もいなくなり、わずかな踏み跡を頼りに進みました。
金山岩から十石山の稜線も藪漕ぎが激しく更に西側が切れ落ちた絶壁が続き
滑落しないように慎重に進み、1時間半で乗鞍権現社から十石山避難小屋に
無事到着しました。その後白骨温泉まで2時間で下山して本日終了。
今回のコースは、距離も長くアップダウンもあり、とても疲れたが槍穂高などの
眺めが最高で、十石山の稜線のみ注意して進めば、静かな山行で
とても良いコースだと思います。念願かなって十石山稜線を歩けて大満足でした！

コメント

みっちぃ

あー
ずっと温めてたルート歩いたのね👍
楽しそう🎵

hgotoben

Re: あー
念願かなって踏破してきたよ
ここは稜線の滑落注意と藪漕ぎを我慢すれば最高のコースだと思う
おススメです！案内するよ