記録ID: 1972573
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
北ア・柏原新道より爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳(2泊3日)
2019年08月10日(土) ~
2019年08月12日(月)
がくさん
その他2人
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 18:36
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,322m
- 下り
- 2,300m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 8:00
6:14
6:22
31分
(R)
6:53
7:03
4分
(R)
7:33
7:41
21分
(R)
8:02
8:07
18分
(R)
8:51
9:00
14分
(R)
9:27
9:37
25分
(R)
11:19
11:27
16分
(R)
11:43
11:45
2分
爺ヶ岳南峰分岐
11:52
11:55
10分
爺ヶ岳南峰分岐
12:05
12:05
6分
爺ヶ岳中峰南分岐
12:35
12:35
17分
爺ヶ岳中峰北分岐
12:52
12:52
8分
爺ヶ岳北峰トラバース
13:00
13:13
12分
(R)
13:39
2日目
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 7:42
6:39
6:46
27分
(R)
7:49
7:56
27分
(R)
11:58
12:05
17分
(R)
12:32
12:42
6分
(R)
12:48
12:52
2分
(雷鳥遭遇)
12:54
12:54
3分
爺ヶ岳中央北分岐
12:57
12:57
11分
爺ヶ岳中央南分岐
13:08
13:08
38分
爺ヶ岳南峰分岐
13:46
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三連休の前夜発で、土曜未明0時20分頃に着いたとき、登山口まで2番目に近い扇沢橋を渡ったところの40台にギリギリで停められた。登山口から200mほどのところにある駐車場を含めて150台弱。下山後に大町へ向けて走っていくと、登山口からかなり下ったところの駐車場にも多数の車が停まっていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〔目次〕 1.柏原新道 2.種池〜爺ヶ岳〜冷池 3.冷池〜鹿島槍ヶ岳 1.柏原新道 登山口には「爺ヶ岳登山道入口」という大きな看板がある。朝5時頃から登山指導員1名が来ていて、登山届の受付をしていた。 登山道に入り、すぐに急登になる。九十九折れで、時おり階段などを登って、標高を稼いでいく。1時間20分ほど登ると、崖の上を歩くので注意せよ、との黄色い看板のポイントに着く。高度感はほとんどなく、アルプス稜線のやせ尾根を歩いた経験がある人なら、わざわざ注意喚起するほどの箇所ではないと思うかもしれない。 崖のトラバースを終えると、傾斜の緩い道になる。時おり、左奥に種池山荘が見えるし、扇沢駅や駐車場などを見下ろせるポイントもある。蓮華岳や針ノ木岳の稜線も時おり見える。柏原新道は尾根の西側にルートが付いているため、午前中は直射日光も差し込まず、比較的登りやすい。ただ、行程は4時間近くと長く、標高差も1100mあるので、厳しい登りではある。ドコモはおおむね圏内だった。 アザミ沢を越えて、次の沢を横切る部分は、落石などの注意喚起の指導標も出ているガラ場である。アザミ沢は一瞬だったが、このガラ場は通過に1分ほどかかるため、耳をすまし、上方をよく観察して、落石の有無を確認しながら通過した方がよい。高度感はない。 ガラ場を通過して少しだけトラバースしたのち、最後の急登になる。富士見坂、鉄砲坂の順に登っていき、道が左旋回して森林限界を越えると、種池山荘が見えてくる。ただ、見えてからも登りが続き、最後まで辛い。 種池山荘では、有料で水の補給が可能。1Lで150円(容器は自分で用意)。トイレは1回100円。ドコモは山荘前なら圏内だった。 なお、テント場は岩小屋沢岳・針ノ木岳の方へ1分ほど歩いたところにあるが、広くはない。山荘の西の脇に小さな種池がある。 2.種池〜爺ヶ岳〜冷池 種池山荘から爺ヶ岳南峰までは、広い尾根を登っていく。森林限界は越えているので、見通しはよく、蓮華岳・針ノ木岳や、扇沢駅、立山連峰と劔岳、鹿島槍ヶ岳と、ぜいたくな展望の中を登っていく。急登には見えないものの、200mほどの標高差なので、それなりに大変である。南峰には直接登るルートもあるようだが、北側をトラバースするルートを進んで、山頂への分岐にザックを置いて往復した方が楽である。分岐から山頂まで2分ほどである。山頂は岩ゴツゴツだが、そこそこ広い。 南峰から中峰へは、少し下っていき、下りきったコルの手前には、緑ロープが張られた場所がある。コマクサの群落を保護するためのロープであった。コルから登り返してまもなく、中峰へ登るルートとトラバースするルートの分岐(中峰南分岐)に着く。分岐から5〜6分で山頂である。爺ヶ岳中峰からも360度の大展望である。ドコモは圏内。 中峰から北峰へ再び下り、やはり5〜6分でトラバースするルートと合流する。しばらく細かい登り下りを繰り返し、北峰の西側をトラバースする。北峰は長らく立ち入り禁止になっている。ルートの崩壊が激しく、植生保護と安全確保のために立ち入れないようだ。 北峰トラバースを過ぎると、ぐんぐんと高度を下げる。150mほど下って、まもなく冷乗越が見えてくる。東側から赤岩尾根ルートが合流する。冷乗越からさらに少し下り、樹林帯に入ると登り返して、冷池山荘に着く。冷乗越から山荘まで10分となっていたが、12、3分かかった。 冷池山荘では、宿泊者には1Lの水が無料提供されるが、それを超える分は1Lで150円と有料である。通過する人も同料金で補給できる。この方式は、種池山荘でも全く同じ。なお、1Lの無料券は種池山荘でも使えるほか、500mlだと80円、1L150円を支払って500mlだけ補給し、残り500mlを種池山荘で補給する、ということもできる。(半券を渡される。) 系列が同じなので、相互利用可能ということのようだ。いずれも沢の水をポンプアップしているとのこと。 冷池山荘の中だとドコモの電波は弱い。2階の窓付近とか、玄関を出て向かいの丘に登ったところだとドコモの電波が来る。(丘と言っても、玄関から10段ほど上がったところ。) 3.冷池〜鹿島槍ヶ岳 冷池山荘を出て、樹林帯を10分弱登ると、冷池のテント場に出る。種池より広いテント場で、展望もある。トイレや水補給は山荘まで戻るしかない。テント場を過ぎて、低木帯などをゆるゆると登っていくと、次第に森林限界を越える。 ガレ場の登りだが、高度感のあるような難所は全くない。中間地点である布引山がずっと見えているが、なかなか遠い。途中で、槍ヶ岳や穂高連峰が蓮華岳の稜線の奥に見えてくる。さらに登っていき、布引山の西側をトラバースするのかと思いきや、ほぼ山頂を通る。布引山からも素晴らしい展望が得られる。布引山はドコモ圏内。 布引山を越えると、岩や砂礫地の尾根をひたすら登っていくことになる。ずっと鹿島槍ヶ岳の南峰が見えているので、なかなか着かず、多少イラつく。南峰の東側から回り込むようにして山頂の東側に着く。北峰はそこから見下ろすように見える。山頂の西側にも広いスペースがあり、かなりの人数が休憩できる山頂である。なお、北峰、そして八峰キレットへの道は山頂の東側エリアから降りていくイメージである。 鹿島槍ヶ岳は名峰と呼ばれるのに相応しく、360度の大展望である。布引山から鹿島槍までの登りの途中では全く見えなかった、白馬岳、白馬鑓ヶ岳、五竜岳が、山頂に到着した瞬間に目に飛び込んでくるのが素晴らしい。なお、唐松岳は五竜岳の後ろに隠れていて見えない。 鹿島槍ヶ岳の南峰は、ドコモ圏内。 鹿島槍からの帰路、冷池までは、砂礫地の下りなので、スリップに注意して下っていく。 種池山荘・冷池山荘 https://www.kasimayari.jp/annai.htm |
その他周辺情報 | 大町温泉郷の薬師の湯が通り道にあり、冷池山荘・種池山荘などでも割引券をもらえる。ただ、施設が古い印象があり、今回は利用しなかった。 安曇野インターまで戻る途中なので、安曇野温泉郷にある「旅館・山のたこ平」の日帰り入浴を利用させてもらった。500円とリーズナブルで、露天もある。 「山のたこ平」の近くにある蕎麦屋「天満沢」で、おいしい蕎麦をいただいた。なお、天満沢は天ぷらやご飯ものはないが、軽いつまみと酒の提供はある。 薬師の湯(大町温泉郷) http://o-yakushinoyu.com/ 山のたこ平(安曇野温泉郷) https://yamanotakohei.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ファーストエイドキット
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