海抜0mから3000m級へ 親不知〜白馬岳

2019年08月10日(土) ~ 2019年08月14日(水)

• GPS: 34:01
• 距離: 63.5km
• 登り: 6,264m
• 下り: 5,056m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:45
• 休憩: 0:13
• 合計: 3:58

13:37 親不知駅
14:29 14:32 親不知 栂海新道登山口
14:43 14:50 親不知観光ホテル
14:51 14:53 親不知 栂海新道登山口
16:12 16:12 二本松峠
17:02 17:02 尻高山
17:31 17:32 坂田峠
17:35 坂田峠駐車場

2日目

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:54
• 合計: 6:39

5:59 坂田峠駐車場
6:47 6:47 金時坂ノ頭
6:54 7:10 シキワリの水場
7:53 7:53 山姥平
8:20 8:39 白鳥山
8:40 8:40 白鳥山避難小屋
9:46 9:50 下駒ヶ岳
10:24 10:24 菊石山
10:34 10:49 黄蓮の水場
11:23 11:23 黄蓮山
12:38 栂海山荘

3日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 0:45
• 合計: 7:21

4:30 栂海山荘
4:39 4:39 犬ヶ岳
5:12 5:29 北又の水場
6:00 6:02 サワガニ山
6:59 7:06 黒岩山
7:24 7:24 黒岩平
9:10 9:10 アヤメ平
10:05 10:05 照葉ノ池
10:22 10:38 吹上のコル
11:14 11:15 朝日岳
11:41 11:43 水谷のコル
11:51 朝日小屋

4日目

• 山行: 6:37
• 休憩: 0:34
• 合計: 7:11

4:12 朝日小屋
4:17 4:21 水谷のコル
5:00 5:10 朝日岳
5:49 5:49 水平道分岐
6:04 6:04 小桜ヶ原
7:55 8:07 雪倉岳
8:31 8:31 雪倉岳避難小屋
9:29 9:29 鉱山道分岐
10:14 10:14 三国境
10:54 11:02 白馬岳
11:11 11:11 白馬山荘
11:23 白馬岳頂上宿舎

5日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 2:06
• 合計: 8:16

4:29 白馬岳頂上宿舎
4:37 4:43 丸山
5:47 5:57 杓子岳
6:46 7:13 鑓ヶ岳
7:31 7:33 鑓温泉分岐
7:52 7:53 大出原
8:40 9:50 白馬鑓温泉小屋
10:07 10:08 鑓沢
10:21 10:21 崩沢
10:23 10:24 落石沢
10:42 10:42 サンジロ(三白平)
11:17 11:17 小日向のコル（1824m）
11:54 11:55 中山沢
12:06 12:06 猿倉台地（1502m）
12:14 12:14 水芭蕉平
12:37 12:44 猿倉荘
12:45 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

栂海新道は低山から急登のアップダウンが多く
今の季節は暑さや湿気、虻や蚊など相まってかなりハードでした。
水の確保が重要。
ーーー栂海新道 水場ーーーー
⚫シキ割 水細いが汲める。冷たくて美味しい。
⚫白鳥山 水細く汲みとりづらい、厳しい。
⚫黄蓮ノ水場 普通に汲める ちょっとぬるい。
⚫北俣ノ水場 普通に汲める 冷たく美味しい。

写真

8/10 13:21

都心を始発からスタートし鈍行列車に揺られ約8時間、
ようやく親不知駅に到着。

8/10 13:21

海が直ぐそこの無人駅。

8/10 13:35

タクシーで登山口まで行きたかったが、お盆の時期もあり予約で1時間待ち。
歩くのと時間的に大差ないのでここから山旅スタート。

8/10 13:45

駅スグに道の駅があるが寄る余裕が無い…

8/10 14:14

歩道がないのでかなりコワイ。
登る前から難所です…

8/10 14:29

炎天下1時間歩いて栂海新道登山口に到着です。
スグ隣にはホテルがある。

8/10 14:35

まずは日本海へ。

8/10 14:37

標高0mからスタート！
日本海の石と一緒に歩きます。

8/10 14:39

海はイイね〜。

8/10 14:52

栂海新道登山口

8/10 15:02

鬱蒼とした登山道
とにかく蒸す…汗が止まらない。

8/10 17:34

本日は坂田峠で野宿。駐車場をお借りします。
就寝中、蚊に食われまくった…テントの中に大量に入り込まれてました。

8/11 6:07

2日目
いきなり急登の連続が続く

8/11 6:15

とにかく蒸し暑いなかの急登はキツイ！

8/11 6:24

マムシもいるので注意しながら登る。
2、3回遭遇しました。

8/11 7:53

白鳥山と白鳥小屋

8/11 8:39

白鳥山山頂

8/11 8:25

小屋は綺麗で涼しいです。

8/11 8:55

白鳥山からも急なアップダウンが続く

8/11 9:39

断層がよく見えるポイント。
海底が隆起して出来た山々なんだって。

8/11 9:45

8/11 10:33

美しいブナ林の道

8/11 10:36

黄蓮ノ水場

8/11 10:38

チョロチョロでしたが汲めます

8/11 11:55

曇ると嬉しいくらい陽射しがキツイ。

8/11 12:08

犬ヶ岳まで最後の急登。

8/11 12:16

8/11 12:37

とにかく体力的にキツかった…

8/11 12:38

犬ヶ岳すぐ近くの栂海山荘に到着。
協力金としてテン場代1000円を箱に入れる。

8/11 16:49

テント場はロケーションが良いです！

8/11 16:57

明日登る縦走路と大きな朝日岳山塊。

8/12 4:37

3日目。栂海新道を作った小野健さん。
NHKで栂海新道の特集を見まして、
実際歩いて改めて道を切り開いた先駆者の努力と苦労を感じ取りました。日本海〜アルプスを歩ける事に感謝です。

8/12 4:39

8/12 4:39

犬ヶ岳山頂。
堂々とした山容に山頂からの展望も良しで
個人的には名峰です！

8/12 5:04

御来光

8/12 5:12

北又の水 分岐。
往復10分もしないくらい

8/12 5:22

冷たくて美味しい水。

8/12 5:45

犬ヶ岳からは大きい樹木もなくなり展望の良いトレイルが続く

8/12 6:01

さわがに山。

8/12 6:28

ようやく登山道の名称通り
栂（ツガ）が出てきた。
高山帯に入ってきた事を実感する。

8/12 6:35

8/12 6:36

いきなり湿地帯。
テンション上がる！

8/12 6:58

黒岩山。ココから北アルプスの様相に変わる。

8/12 7:26

黒岩平

8/12 8:59

アヤメ平。
お花畑が続く開放的な草原。
ただし陽射しがキツイ

8/12 9:13

アヤメ

8/12 9:13

ニッコウキスゲとアヤメが多かったです

8/12 10:10

8/12 10:22

吹上のコル。
ココで長く辛かった栂海新道も終点。
嬉しいような寂しいような…。

8/12 10:22

朝日岳鞍部が吹上のコル。

8/12 10:59

8/12 11:14

朝日岳山頂。
時間的に雲ばっかでなんも見えねー

8/12 11:38

8/12 11:48

朝日小屋
テント泊の人も夕食、朝食を食べれるが事前に予約が必要でした。調査不足で楽しみにしてた夕食を諦める。

8/12 17:55

ものすごい夕立後、
綺麗な夕陽が見えました。

8/12 18:27

8/12 18:51

時期的にどこも混んでますね。

8/12 19:03

夕立後の夕焼けは綺麗ですね。

8/13 4:57

4日目。
もう一回、朝日岳へ登る。

8/13 5:00

これが見たかった

8/13 5:00

8/13 5:04

朝日岳で朝日を拝むだけ。
これがやりたかった。

8/13 5:11

8/13 5:12

劔もイイ感じ。

8/13 5:15

白馬も良いね！

8/13 6:03

8/13 6:14

8/13 6:24

8/13 7:14

雪倉岳への登りはなかなかキツイ。

8/13 7:42

気持ちの良い稜線歩き。

8/13 7:53

8/13 7:55

雪倉岳 山頂。

8/13 8:09

展望が素晴らしい。

8/13 8:05

海も見える。

8/13 8:05

朝日岳

8/13 8:11

最高に楽しい区間でした。

8/13 8:31

雪倉岳避難小屋

8/13 8:46

雪渓が一箇所だけ。
ノーアイゼンで問題なし。

8/13 9:49

8/13 9:53

小蓮華山の稜線

8/13 10:13

三国境。
ここまで地味にキツイ。

8/13 10:14

縦走路を振り返って。

8/13 10:15

8/13 10:30

8/13 10:52

三国境からニセピークに何回も騙されてキツかった！

8/13 10:56

白馬岳 山頂。
親不知から今回の最高峰へ！
疲労で達成感が無い笑

8/13 11:04

8/13 11:21

白馬頂上宿舎でテント。
疲れた身体をまったりと過ごして癒す。
2時ごろでほぼテント場は埋まる。

8/14 4:40

5日目。
とにかく風が強かった。

8/14 4:52

序盤は雲の中を歩く。

8/14 5:05

雲もあっという間に取れ、展望が良くなる。

8/14 5:07

8/14 5:18

杓子岳

8/14 5:22

御来光

8/14 5:22

劔岳がカッコ良い！

8/14 5:42

巻道を使わず杓子岳へ。

8/14 5:48

杓子岳 山頂

8/14 5:55

ここからだと白馬岳も鋭角でカッコイイですね〜！

8/14 5:59

山頂から約100mの平行スカイトレイル！

8/14 6:05

一旦大きく下って、この山旅最後のピーク鑓ヶ岳へ

8/14 6:32

8/14 6:46

鑓ヶ岳 山頂

8/14 6:46

とてもイイ展望です

8/14 7:01

五竜岳へと続く後立山連峰の縦走路

8/14 7:04

富山湾に富山市街

8/14 7:04

立山連峰

8/14 7:07

鑓ヶ岳を含めた白馬三山。
左端のピークは旭岳

8/14 7:18

良い蒼

8/14 7:27

8/14 7:34

縦走もここまで、下山します。

8/14 8:33

白馬鑓温泉、一風呂500円。
温泉の直下がテン場なので丸見えです。
女性は専用の温泉があるので安心。

8/14 10:02

8/14 10:23

鑓温泉コース、疲れた身体にはハードなコースです。
油断したら滑落するポイントや、つまずいて転倒するようなゴロゴロ石が多いので注意です、あとコースが長い。

8/14 10:33

8/14 12:05

歩きやすくなり終盤の様相を感じます。
嬉しいような寂しいような…。

8/14 12:29

8/14 12:40

猿倉荘到着。
ついにゴール！
久々の4泊5日、疲れた〜！

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

感想

4y4

海抜0mからアルプスへと繋げて歩く事ができる栂海新道。
去年NHKの特集番組で拝見して挑戦してみたくなり、今年の盆休みに歩いてきました。

栂海新道は急登が多く低山なので暑くて湿度も高くとにかくハードの一言でした。
ただ天気の良い日に今回の核心部、栂海新道を堪能出来たのは良い事だったと思います。この鬱蒼とした森に道を切り開き今も道を管理されてる地元登山会の方々には頭が下がる思いです。

海抜0mから登って行くと次第に植生が変わり気候も涼しく空気も乾いて快適になる等、景色もダイナミックに変わる変化に富んだ山歩きが出来とても充実感を得られました。あと黒岩平〜白馬岳までお花畑は見事の一言！
今回は終日登山中に雨に当たる事はなく好天の中歩け最高に幸せでした。

コメント

點

ワタクシのテントが
4y4さん　はじめまして

栂見山荘テン場ワタクシのテントが写ってました。
0から3000へお疲れ様でした。

4y4

Re: ワタクシのテントが
ten-no-kiさん、初めまして。コメントありがとうございます。
他の方の投稿で自分のテントが写っていると何だか嬉しくなりますよね！
これからもお互い安全で楽しい山ライフを送りましょう！