鷹ノ巣山〜雲取山〜川苔山【シャクナゲと奥多摩大周回】
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- GPS
- 33:03
- 距離
- 49.0km
- 登り
- 3,479m
- 下り
- 3,506m
コースタイム
奥多摩駅8:41 - 9:21登山口 - 11:28六ツ石山分岐11:37 - 13:08鷹ノ巣山 - 13:28鷹ノ巣山避難小屋13:50 - 15:19七ツ石山 - 16:50雲取山 山頂直下の避難小屋泊
・2日目
雲取山避難小屋5:07 - 6:30芋ノ木ドッケ - 8:01長沢山 - 9:44酉谷山 - 9:56酉谷山避難小屋10:38 - 12:24三ツドッケ12:29 - 13:32蕎麦粒山13:35 - 14:08日向沢ノ峰14:13 - 15:10川乗山15:14 - 17:44鳩ノ巣駅
天候 | 1日目 曇り 時々 小雨 2日目 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ご注意ください! (6月15日追記) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース状況 よく整備されており、問題ありません。(長沢背稜のトラバースルートは足元が不安定な箇所があります。その点はご注意を) 関連ルートで、 大ダワ林道(雲取山)、小川谷林道(酉谷山、七跳山)、舟井戸から巻き道を通っての大ダワ(川乗山-本仁田山)は通行できません。 ●水場 鷹ノ巣山避難小屋の近く、雲取山荘、酉谷山避難小屋の3箇所を利用しました。 ●トイレ 各避難小屋にあります ●花の開花状況 石尾根のツツジ 千本ツツジを中心とする石尾根のツツジはピンク色の花を付ける株が見ごろを過ぎたあたり、 赤いを付ける株が開花直前といった感じでした。 (何ツツジなのかよくわかりません。。) シャクナゲ(芋ノ木ドッケ〜長沢山) ちょうど見ごろですが、今年は不作なのでしょうか? 花をつけている木も花芽が少なく、花芽を全くつけていない木も目立ちました。 長沢背稜もツツジがたくさんあり、ちょうど見ごろでした。 |
写真
感想
今回は月曜日に休みがとれたので、久しぶりのお泊りハイク。
以前から温めていた石尾根から長沢背稜を大きく周回するプランにチャレンジです!
長沢背稜のシャクナゲもとても気になりワクワク。
(その割には寝坊して1時間で遅れましたが・・)
*いつものとおりダラダラと行動記を綴っているとレコのアップが週末になってしまいそうなので、今回は簡潔を心がけます。
普段は日帰りハイクをしているパワーのない自分にとって1泊分の荷を担いでの石尾根縦走は試金石。
意気洋々とスタートしましたが、見事に挫折を味わいました。
昼食休憩の鷹巣山避難小屋で
・すでにバテ気味で、ペースが上がらない
・雨がぽつぽつ落ちており、夕方はさらに悪い予報。 先を急ぎたい。
・ガスの石尾根は楽しみに乏しい
なんだかんだと理由(らしきもの)を並べて、日陰名栗山と高丸山を巻くことに決めました。
弱っちいなぁ〜。情けないです。
石尾根縦走は落第点です。
(そうそう、鷹巣山山頂では清掃登山の方々とお会いしました。
小雨のパラつく中、本当にお疲れ様でした。)
巻いた甲斐あってほぼ予定通りの16:48に雲取山避難小屋に到着。
この日は結局小雨が降ったりやんだりで大きな天候の崩れはなかったです。
小屋には誰もいなく、今日は一人かな?という雰囲気でしたが、少し遅れて女性2人のペアハイカーが到着。ご一緒になりました。
とてもユニークな2人で寂しい思いをしないですみました。 ありがとうございました!
なお、雲取山避難小屋は「避難設備なのでここを宿泊とする計画は立てないでください」となっています。
私はルール違反。(多めに見てくださいませ)
2人のハイカーは五十人平で天幕予定のところ、雨模様なので奥多摩小屋主人のアドバイスにより避難小屋まで登ってきたとのこと。
正当な利用者でした。
朝は霧雨程度、天気予報は曇だったので予定のコース踏破を目指してスタート。
しがしながら、結果的には終日のレイニーハイクになってしまいました。
雲取山の下りからに芋ノ木ドッケの原生林はファンタジーな世界。
この森は雨に濡れてガスに霞む姿がとても似合います。(ちょっと負け惜しみ)
芋ノ木ドッケから長沢山に至る痩せ尾根はちょうどシャクナゲが開花時期を迎えていました。
この山域は本当にすばらしい森が広がっていますね。
長沢山を過ぎるとトラバースルートが続く平坦コース。
昼食は雨が避けられる酉谷山避難小屋でとりました。ありがたい設備です。
三ツドッケに向かう途中で緊張感なく歩いていると、やってしまいました。ルートミス!
トラバースルートなので分岐尾根のところではVターンが数箇所ありますが、ポケーっと歩いていて分岐尾根に直進。
七跳尾根を降りていってしまいました。約25分のタイムロス。
以前にも同じミスをやっています。進歩がありません。。
ちなみに分岐点ではちゃんと案内板が出ており、注意散漫でなければ何も問題ないところでした。
三ツドッケはエスケープのチェックポイントに設定していました。
雨はそれまでのポツポツからシトシトになってフードは外せなくなってきましたが、
まずまずのペースで来ているので予定通りに進みます。
蕎麦粒山からは広い防火帯の道。晴れていれば気持ちいいんだけれどなぁ〜。
三ツドッケ手前までのトラバースルートから一転。アップダウンが結構あり、消耗戦の様相を呈してきました。
こりゃ〜無謀なコース設定だったかも。
ともあれ、無事に川乗山に到着。
思いっきりぬかるんだ登山道に閉口し、少し膝痛を感じながらヨタヨタ下ります。
最後は本仁田山を越えて奥多摩駅に帰着する予定でしたが、計画のずさんさがここで露呈。
舟井戸の分岐から本仁田山への直ルートは案内板に通行注意の表示があり、踏み跡が薄いです。
時間は15時半を過ぎたころですが、ガスも濃くとても暗く感じます。さすがに突っ込む勇気はなく予定変更。
さらに下った地点から大ダワに抜けるルートは桟橋崩落で通行止めになっていました。
かくして奥多摩駅発着の大周回コースの夢は絶たれ、鳩ノ巣駅に向かうことが確定。
完全な準備不足、調査不足でした。
川乗山からの下りは今回のコースで唯一自身初となる区間なので一抹の不安がありましたが、
超有名な川乗山ということで「行けばなんとかなるだろう」とナメていました。
計画重視を標榜しているのに、何たる軽率さ! 恥ずかしいかぎりです。
ただ、川乗山の下りからは足があまり残っていなかったので、結果的には正解でした。
この甘すぎる見込みも反省点。奥多摩駅への帰着は己の実力を省みない、無謀な計画だったですね。
反省や課題が多いハイクでしたが、シャクナゲは見れたし、大周回(つながっていないけど・・)はできたしで、
表向きは何とか目的を達成できました。
奥多摩の豊かな自然に感謝!
避難小屋などコースを整えてくれた東京都にも感謝です。
(簡潔にまとめるつもりが、後半はいつものダラダラした行動記になってしまいました。。)
コメント
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コメントありがとうございます。
ルートは閉じていないので、大周回というタイトルは偽りありですね
まさにガッツリという形容がふさわしい歩き応えでした
非力を自覚しているので天幕でなく避難小屋なのですが(山荘にしないところはささやかなこだわり)それでもなおパワーの不足を痛感しました
ぼちぼち鍛えないとイカンですね
doppo634さん、こんばんは。
初?の2日山行でしょうか。
それにしても奥多摩の主要な山を網羅するロングコースですね。
雲取もご無沙汰しているので行きたいのですが、天気予報とにらめっこで、なかなか出番が来ません。
そろそろ梅雨の晴れ間に期待したいのですが。。。
コメントありがとうございます。
お泊りハイクは3回目です。
昨年11月には似たようなハイク(2日目は三ツドッケから東日原BS)をしており、
そのときは石尾根を巻かずに雲取まで行けたのですが・・
気温が少し高い条件とはいえ、以前にできたことができないのは情けないです
今度の週末も雨
晴れれば暑いし
近郊の低山ハイカーには受難の季節になってきました
doppo634さん、
ロングコースお疲れ様でした!
ジョイントの際に話されていたコースを見事に実現されましたね。
シャクナゲもちょっとガスがかかっていた方がキレイに見えます!
こちらは仕事がドタバタで1ヶ月ヤマに入っていません。
いやー、歩く感覚忘れてしまいました
コメントお待ちしておりました
ありがとうございます。
そうですね。Kazu405さんにはハナド岩で雲取山から続く稜線を眺めながら今回のプランをお話しましたね。
パワー不足も話したとおりでしょ
それはさておき、雲取山避難小屋は2回泊まりましたが、夕焼けも、星空も、ご来光もどれひとつとして見れていません
次は晴れ男Kazu405さんとジョイントするしかない! と思っています
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