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Yamareco

記録ID: 1987887
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

豪雨と強風の白馬岳

2019年08月22日(木) ~ 2019年08月24日(土)
 - 拍手
zoesan その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
15:36
距離
20.1km
登り
1,983m
下り
1,733m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:19
休憩
1:01
合計
7:20
5:43
5:53
3
5:56
5:57
69
7:06
7:06
7
7:13
7:27
180
10:27
10:40
32
11:12
11:21
64
12:25
12:27
21
12:48
13:00
1
13:01
宿泊地
2日目
山行
0:17
休憩
0:00
合計
0:17
9:57
17
10:14
3日目
山行
6:39
休憩
1:06
合計
7:45
7:13
20
7:33
7:33
39
8:12
8:12
49
9:01
9:21
45
10:06
10:06
46
10:52
11:28
40
12:08
12:12
55
13:07
13:07
6
13:13
13:13
64
14:17
14:19
0
14:18
14:18
6
14:57
ゴール地点
2日目は、山荘出発の時に、ログを記録開始し忘れたので、山頂から出発したことになっている。
天候 1日目 大雨
2日目 大雨のち晴れ
3日目 雨・霧のち晴れ 
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
大雪渓は、だいぶ短くなっているのだと思う。雨と霧で、全体がよくわからないが、ベンガラが途中で切れていたり、急に現れたりとコース取りに悩んだ。雨と強風の中、強行したので、大雪渓が終わってからの登山道で、雪解け水と雨水がものすごい勢いで流れ、いつ鉄砲水が落ちてこないかと、恐ろしかった。
何とか雨はやんでいる。猿倉の駐車場は、ガラガラ。
2019年08月22日 05:31撮影 by  iPhone 8, Apple
2
8/22 5:31
何とか雨はやんでいる。猿倉の駐車場は、ガラガラ。
白馬尻小屋に到着。ここまでは、奥多摩辺りの登山道って感じ。
2019年08月22日 07:09撮影 by  iPhone 8, Apple
2
8/22 7:09
白馬尻小屋に到着。ここまでは、奥多摩辺りの登山道って感じ。
ここから大雪渓は見えないのか。
2019年08月22日 07:13撮影 by  iPhone 8, Apple
2
8/22 7:13
ここから大雪渓は見えないのか。
ゆっくりでも登ればいつか着くだろうと、楽観的な考えでスタート。後で、大反省。
2019年08月22日 07:13撮影 by  iPhone 8, Apple
2
8/22 7:13
ゆっくりでも登ればいつか着くだろうと、楽観的な考えでスタート。後で、大反省。
雨と霧の中の雪渓登り。
2019年08月22日 09:13撮影 by  iPhone 8, Apple
2
8/22 9:13
雨と霧の中の雪渓登り。
上から下りてくる人もいるが、ベンガラの跡は見えず、自分が登っているコースとは、だいぶずれている。
2019年08月22日 09:14撮影 by  iPhone 8, Apple
2
8/22 9:14
上から下りてくる人もいるが、ベンガラの跡は見えず、自分が登っているコースとは、だいぶずれている。
雪渓終了。一瞬、霧が晴れた。ベンガラも途中から出現。
2019年08月22日 09:49撮影 by  iPhone 8, Apple
2
8/22 9:49
雪渓終了。一瞬、霧が晴れた。ベンガラも途中から出現。
この後、雨と風が強くなり、スマホも出せなくなりました。
2019年08月22日 09:50撮影 by  iPhone 8, Apple
2
8/22 9:50
この後、雨と風が強くなり、スマホも出せなくなりました。
雪解け水と雨が合わさって、ものすごい水量
2019年08月22日 10:13撮影 by  SOV34, Sony
8/22 10:13
雪解け水と雨が合わさって、ものすごい水量
2019年08月22日 10:16撮影 by  SOV34, Sony
8/22 10:16
2019年08月22日 10:48撮影 by  SOV34, Sony
8/22 10:48
2日目。朝から、大雨と強風。大事をとり、白馬山荘に連泊を決断。10時頃から、雨が止んだので、強風の中、白馬山頂へ。
2019年08月23日 09:52撮影 by  iPhone 8, Apple
3
8/23 9:52
2日目。朝から、大雨と強風。大事をとり、白馬山荘に連泊を決断。10時頃から、雨が止んだので、強風の中、白馬山頂へ。
風は強いが、だんだん雲がとれ、絶景が広がっていきます。
2019年08月23日 09:52撮影 by  iPhone 8, Apple
5
8/23 9:52
風は強いが、だんだん雲がとれ、絶景が広がっていきます。
本当は、この尾根道で、下山する予定でした。この強風では、自殺行為とパトロール隊の方に叱られました。
2019年08月23日 09:53撮影 by  iPhone 8, Apple
1
8/23 9:53
本当は、この尾根道で、下山する予定でした。この強風では、自殺行為とパトロール隊の方に叱られました。
蓮華温泉への尾根道。
2019年08月23日 09:53撮影 by  iPhone 8, Apple
2
8/23 9:53
蓮華温泉への尾根道。
剱岳、の左、雲の中に、立山連峰。
2019年08月23日 09:54撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/23 9:54
剱岳、の左、雲の中に、立山連峰。
2019年08月24日 07:31撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 7:31
2019年08月24日 08:04撮影 by  iPhone 8, Apple
8/24 8:04
3日目も風は強かったが、だいぶ弱くなってきたので、栂池への尾根道で下山開始。ここは、長野と富山と新潟の県境、三国境。
2019年08月24日 08:13撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 8:13
3日目も風は強かったが、だいぶ弱くなってきたので、栂池への尾根道で下山開始。ここは、長野と富山と新潟の県境、三国境。
大分、霧が晴れてきた。
2019年08月24日 08:13撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 8:13
大分、霧が晴れてきた。
小蓮華山への尾根道。
2019年08月24日 08:37撮影 by  iPhone 8, Apple
2
8/24 8:37
小蓮華山への尾根道。
小蓮華山頂に到着。
2019年08月24日 09:01撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 9:01
小蓮華山頂に到着。
振り返って、来た道を眺める。多分、この辺が、NHKのドラマ、「坂の上の雲」のエンドロールの風景。
2019年08月24日 09:02撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 9:02
振り返って、来た道を眺める。多分、この辺が、NHKのドラマ、「坂の上の雲」のエンドロールの風景。
白馬大池への尾根道。
2019年08月24日 09:15撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 9:15
白馬大池への尾根道。
風が心地よい。
2019年08月24日 10:07撮影 by  iPhone 8, Apple
1
8/24 10:07
風が心地よい。
風向きが変わり、長野側から雲。
2019年08月24日 10:09撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 10:09
風向きが変わり、長野側から雲。
白馬大池山荘も見えてきた。
2019年08月24日 10:28撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 10:28
白馬大池山荘も見えてきた。
白馬大池山荘。ヘリコプターで、荷揚げをしていた。
2019年08月24日 10:49撮影 by  iPhone 8, Apple
1
8/24 10:49
白馬大池山荘。ヘリコプターで、荷揚げをしていた。
白馬大池山荘で、昼食。
2019年08月24日 11:04撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 11:04
白馬大池山荘で、昼食。
周りは、長閑な夏空が広がる。
2019年08月24日 11:05撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 11:05
周りは、長閑な夏空が広がる。
乗鞍岳へ。
2019年08月24日 11:31撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 11:31
乗鞍岳へ。
振り返って、白馬大池山荘。
2019年08月24日 11:33撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 11:33
振り返って、白馬大池山荘。
2019年08月24日 11:41撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 11:41
2019年08月24日 11:53撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 11:53
2019年08月24日 11:58撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 11:58
乗鞍岳山頂。
2019年08月24日 12:12撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 12:12
乗鞍岳山頂。
栂池自然園が、見えてきた。
2019年08月24日 12:53撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 12:53
栂池自然園が、見えてきた。
2019年08月24日 13:10撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 13:10
ロープウェイ乗り場に到着。
2019年08月24日 14:23撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 14:23
ロープウェイ乗り場に到着。
2019年08月24日 14:23撮影 by  iPhone 8, Apple
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8/24 14:23

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ポール

感想

東京を出発前から、天気予報が、芳しくないので、中止にしようかと迷っていた。白馬に前泊するので、ひと先ず出発して現地で様子を見ることにした。1日目早朝、まだ雨は降っていないが、予報は雨。白馬尻まで行ってみることに。せっかくアイゼンを持って来たのだから、大雪渓をちょっと経験して引き返す可能性を含めながら、登って行くうちに、大雪渓の取り付け点に到着。大雪渓がだいぶ短くなっているため、その時点でかなり登ってきたことを確認。ここまで来たら、山荘まで行く方が楽と考え、引き返さないことを選択。これが間違いの始まりだった。大雪渓自体は、それほど苦も無く登り切ったが、事前に調べていた通り、その先がなかなかの急登。しかも次第に雨の降り方が強くなり、登山道が沢状態。ゴーと音を立てて流れていく雪解け水を横目に、滑りやすくなったガレ場の急坂を慎重にゆっくり進む。ここまで来て、引き返すことなど、考えられなくなる。頂上宿舎が見えてからの最後の急登に入ったところで、猛烈な風に体を持っていかれそうになる。思い切り前傾姿勢で登る。尾根に出るとさらに雨・風が強くなったが、危険な道ではなかった。やっと目的地の白馬山荘に到着し、山荘に常駐の山岳パトロール隊の方に翌日の下山コースを相談したところ、こんな天気で山に入ることが誤りだと叱られた。大人になって人様から叱られたのは初めてかもしれない。ごもっともな意見を聞き、大反省。翌日も天気が悪いので、連泊し、終日、山荘で過ごした。無理をすれば、下山できないこともなかったが、山岳パトロール隊の方のお言葉を思い出し、ここは自重した。その結果、2日目は、雨はやんだが強風の中、山頂までの往復することができ、北アルプスの山々をゆっくり眺めることができた。幸い3日目は、風もだいぶ収まったので、計画通りの白馬大池経由の尾根道での下山ができた。「悪天候がわかっていて、登山をしようとする人たちは、家を出る時に、もうすでに遭難している。」という山岳パトロール隊の方のお言葉が胸にしみた。登山は、結果オーライではない。冒険でもない。ごもっともなありがたいお言葉をたくさんいただき、反省と感謝の山行となった。

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技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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