利尻山（北海道遠征7）

2019年07月28日(日) [日帰り]

• GPS: 14:00
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,578m
• 下り: 1,761m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:18
• 休憩: 3:40
• 合計: 13:58

5:08 利尻山北麓野営場
5:21 5:22 甘露泉
5:25 5:26 利尻山−ポン山 分岐
6:08 6:09 四合目
6:46 7:00 五合目
7:26 7:39 六合目
7:59 8:00 七合目
9:29 9:33 長官山
9:46 9:47 利尻岳山小屋
10:21 10:37 九合目
10:57 11:02 沓形分岐
11:22 13:08 利尻山北峰
13:28 13:32 沓形分岐
14:02 14:13 九合目
14:36 14:37 利尻岳山小屋
14:49 14:54 長官山
15:38 15:39 七合目
15:53 15:57 六合目
16:17 五合目
16:49 17:01 四合目
17:19 17:20 利尻山−ポン山 分岐
17:24 甘露泉
17:33 17:51 利尻山北麓野営場
18:31 利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に
19:06 ゴール地点

14時間以上。利尻富士を満喫しました。出会った方もバラエティーに富んでいてついつい話し込んでしまって、とてもたのしかったです。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鷲泊港から2車線道路を10分くらい。宿の方に送っていただいたので駐車場のキャパは不明です。フェリーで自家用車を持ってくるのはとても高額になるので自家用車であふれることは少ないかも

コース状況／危険箇所等

整備良好。下山途中、登山道整備の方や林野庁職員のパトロールの方とお会いしました。お陰様で私のようなド素人でもこんな素晴らしい山に登れます。ありがとう

その他周辺情報

登山口から徒歩２０分くらいの所に温泉施設あり

写真

7/28 4:52

晴れの天気予報を見てから予約を数回変更しました。前日までと翌日からは雨で、ピンポイントでした。5AMに登山口まで送っていただき、とても感じのいいおかみさんに感謝。

7/28 5:07

さすが百名山！終始登山者多数。最後には普段着の韓国の母、息子まで登場。お母さんスカート、息子普通のズック！

7/28 5:08

テン泊も多数。星がきれいだったことでしょう。うらやましい

7/28 5:08

きれいなトイレ。これが最初で最後。途中は携帯トイレを使うトイレブースのみ（3か所？）

7/28 5:23

10分ほどで到着。私は？？ピーになると悲惨なので、飲まないことにしていますが、聞いたところではホンノリ甘いそうです。気のせいだと思うのですが、皆さんい、試してみてはかがですか

7/28 5:27

北海道アルアル（だと勝手に感じている）。国道から登山道まで、ちょっとした橋でもイチイチ命名されます。

7/28 6:04

途中、名古屋からの美人で八頭身のモデルのような母、娘さん。「ヤマレコに上げていいですか」って聞いたら、お母さんはにっこり、娘さんは髪を整えて

7/28 6:05

ところが大失敗！無念！ピントがハゲ爺に合っていてガックリ。てか、お前が一緒に写る必要ねーだろが！
娘さん宮沢りえの若いころにそっくり！カナダ暮らしから里帰りして、母娘で利尻！後にこの凄い行動力が発揮される場面が。

7/28 6:47

5合目とありますが、まだまだ1／3位です

7/28 7:26

5合目からでも素晴らしい眺望。手前がポン山、鷲泊港、遠くに礼文。それにしても「ポン山」って、なんてカイワイの！

7/28 7:43

携帯トイレを使用するためのブース

7/28 8:47

利尻空港が見えてきました。昨日はANAがギリギリ着陸、JALはギリギリ着陸断念したそうで、島内放送で刻々と状況が放送されてました。着陸断念ってショックでしょうね。ANA機内では着陸時に拍手がわき上がったと、出会った方に聴きました。

7/28 8:52

まだまだ！これが山頂ではありません。とにかく遠い。怪しい雲が見えますが、山頂の眺望はどうなんでしょうか

7/28 8:52

またフェリーが

7/28 9:21

昨日行った姫沼？そーいえば、下から見ると、山頂に雲がかかってたなー

7/28 9:28

やっと山頂が。360度中240度くらいの眺望かな

7/28 9:44

よほどのことがないと滑落の心配はありませんが、落ちればタダでは済みませぬ

7/28 10:06

標高が上がるに従って鷲泊、礼文がくっきり。山頂の眺望に期待が膨らみます

7/28 10:16

登ってきた、展望所、避難小屋。遠かったなー。まだ8合目だけど。とにかく北海道の登山は九州のそれとはスケールが違う！

7/28 10:19

立派な整備。私はここまで来るのに必死なのに、頭が下がる思いです

7/28 10:20

いよいよ、9合目。ここで断念して、グループの帰りを待つお嬢さんもいて、厳しいお山です。立派に家族に心構えを説いていらしたお父さんも、帰りに膝を痛めていらっしゃいました。

7/28 10:21

そのとーりです。しかし、ここまでの運動量を考えると、頂上到達の楽しみが、正念場の苦しみを遙かに上回ります。

7/28 10:49

落ちれば、大変なことに！でも普通の注意をすれば滑落することはありません

7/28 10:52

写真ほどの傾斜はありません

7/28 10:56

4歩につき、1歩下がる感じ。ガイドの人曰く「整備前は3歩進んで2歩下がる」だったそうです。整備に感謝！

7/28 10:56

沓形コース分岐。大丈夫という人と崩壊していて危険という人の両方が同数ぐらいいました。「案内表示があるから大丈夫」は北海道では通用しないそうです。

7/28 11:09

崩壊が進んでいて数年（数十年？）で頂上に立てなくなるかも

7/28 11:14

たぶん、この尾根が沓形コース

7/28 11:15

ついに頂上！

7/28 11:16

頂上右には高さ数十メートルの岩。なんか名前があるのでしょうが分かりません。海岸でよく見かけますが山頂では珍しいかな？

7/28 11:21

ほこらに小型船のスクリュー。安全祈願かな

7/28 11:22

先ほどの、モデル級美人母娘さん。沓形コースの下山を検討しているところ。私が知ったかぶりして「危険かも」なんて言っても、娘さんの強い希望で行ってしまいました。すごい行動力！別れ際一緒に写真を撮っていただき、禿爺は大はしゃぎ。その写真が魔除けになってきっと無事下山されたことでしょう。

7/28 11:25

南側120度位の海は見えませんが、沓形港は時折見えました

7/28 11:27

百人くらいの方とすれ違いましたっけ

7/28 12:04

赤い服、白い帽子のJAXAの博士のTさんにいただいた、自作のトマト。約10日ぶりの生野菜。シミコミマス、ありがとう。Tさんとは翌日の礼文散策までご一緒することになります。ちなみに7万円の登山靴を履いておられました。私は1万円のアディダス

7/28 13:03

頂上から見た沓形コースの尾根？どの方角も崩壊が進んでいて心配

7/28 13:07

頂上から空港、港を出るフェリー、ポン山、姫沼がくっきり。高度観がすごい。なにせこの距離で0mから1721mですもの

7/28 13:10

うっすら、稚内と風力発電のプロペラも見てます。

7/28 13:27

整備してくださってるお二人。頭が下がります

7/28 14:49

下山を始めるとガスが抜ける、登山アルアル。それにしても、立派なお姿だこと

7/28 17:30

返ってきました。下山中、外国のソロ女性、軽装の韓国人母息子、整備の方、林野庁のパトロールの方、膝を痛めて家族を先に行かせて一人下山中のお父さん。特に前出のT博士、日産の技術者さんとはしばらく話しながら下山しました。たのしかった、ありがとう

7/28 18:49

夕刻下山して振り返ると、山全体完全にガスが抜けてました。晴れの予報の日もだいたいこんな感じの一日だそうです。そーいえば前日も、島の北半分は晴れ、南半分は曇り、雨でした。

7/28 18:58

宿で風呂に入って酒飲んで寝るだけなので、14時間以上のんびり利尻登山を満喫しました。9時のフェリーで来てタクシーで登山口。17時のフェリーで帰る日帰りプランも可能だそうですが、素晴らしいお山なのでゆっくりしたいものですね

撮影機器：

S3-SH SHARP

感想

銀二

登山を始めて5年。やっと念願の利尻岳をマアマアの好天に恵まれて満喫できました。出会った方々、管理の方々に感謝。
特に前出のT博士さんには宿が一緒だった縁もあり、翌日T博士のレンタカーで利尻のスコトン岬まで連れて行っていただきました。思ったより大きい島で、公共交通機関も少なく、一人では無理だったでしょう。また、博士ならではの、教養あふれる話に終始聞き惚れておりました。博士は日本百名山残り13らしく、またどこかのお山で再会できたらお礼が言いたいです。また、同年代の元日産の技術者さんは、年配の叔母さんをエスコートして頂上まで来られた、とても優しい方で、お話にもその優しさが滲み出ていて、癒やされました。ありがとうございました。