谷川連峰主脈縦走(谷川岳→平標山)
- GPS
- 10:12
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 2,800m
- 下り
- 2,501m
コースタイム
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 10:11
天候 | 曇り時々晴れちょっと雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白毛門無料駐車場を使用 トイレは見当たらない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
持参水分量3.5 消費水分量1.8醗 谷川岳登山指導センターに登山届を提出 白毛門駐車場〜平標山登山口まで約20勸 全線にわたり登山道は明瞭 西黒尾根は前半戦は樹林帯の急登 中間地点に鎖場が3箇所程 らくだの背から先は岩場地帯 岩場地帯は黄色いペイントがあるが暗闇の登山のためか何度かルートから外れてしまった。 谷川岳山頂から平標山までは刈り払いの行き届いた草原の登山道だが痩せ尾根道や、急で滑りやすい岩場もある。 下山後 平標山登山口バス停から越後湯沢駅にバス移動 12:50発で運賃は600円(約40分) 越後湯沢駅から上り電車で土合駅に移動 15:08発で運賃は410円(約30分) 土合駅から白毛門駐車場までは徒歩移動、約5分程 |
その他周辺情報 | 越後湯沢にて電車を待っているあいだに商店街の中にある江神共同温泉浴場に立ち寄る。 料金は失念したが400円か500円 洗い場と湯槽だけのシンプルな設備 越後湯沢駅には各種飲食店や土産物屋が多数あり。 |
写真
感想
例年、基本的に冬場は山行はせず5月GW頃から登山シーズンが始まるのだが、
今年に関しては2月頃に痛めた膝痛(鵞足炎)の治りが悪く、さらに6月は気管支喘息・7月には悪性の鼻炎と立て続けに患い、不調が収まった後の8月はスケジュールの巡り合わせが悪く、厄年の洗礼を受けているためか不本意な日々を過ごしたが、9月1日にようやく今年最初の登山。
9/1は事前の天気予報では関東甲信越全体的には曇りで午後には雨が降りやすいとの予報であったが上越国境地帯は比較的安定かなと見込んでそのエリアの山に決め、
今季初の山行だから様子見がてら片道5〜6劼派弦盧1000〜1200mの山をピストンで行こうかと思ったが、今年行ける回数も限りがあり今季の遅れを取り戻せとばかりに焦りもあったので、山が嫌いになるくらいの苦行登山も辞さずといくことで模索し、昨年2度チャレンジした谷川馬蹄形の際に谷川岳から続く主脈の稜線美が印象的だったので谷川連峰主脈縦走を決行。
今回の登山ルートは西黒尾根・谷川岳→平標山登山口を山行し、自己分析のコースタイムがだいたい11時間位として、以降は14:05のバスに乗り越後湯沢駅15:08発の電車で帰ろうということで、スタート時刻を予備30分上乗せして白毛門駐車場2:30発に設定。
スタート開幕戦は西黒尾根が対戦相手となるが、これまで登り下りで何度か戦っていて、他山の急登登山道に備えての練習相手であったり、今回も西黒尾根で開幕戦ダッシュが決められるかが縦走登山の成功を占う試金石かなといった感じで挑んだが、さっそく西黒の急登の厳しさを改めて思いしり天狗の鼻折れ状態となり「ごめんなさい。もう2度と軽口はたたきません。」とザンゲしながら登って行ったが、何とか踏ん張り谷川岳山頂を3時間以内の登頂に成功。
中盤戦となる主脈稜線歩きは稜線美に癒されながら緑の笹原のなかを延々とはしる稜線道に心を踊らせ、距離を稼ぐたびに周りの景観も移り変わり飽きることなく楽しむ事ができた。
これも道中の整備が草の刈り払いを含めてしっかり行き届いていたるからでもあり関係者の方々には感謝したい。
さらに今回は上空には常に雲が張り巡らされていて直射日光を浴びることがないうえに、適度な北風を常に受けて体が火照ることもなく、稜線上にはガスが沸くことがなく視界良好で、好条件な時に巡ることが出来てラッキーだった。
とはいえ、ロングトレイルで大小のアップダウンを繰り返し、万太郎山を越えて毛渡乗越までは順当に来たつもりだが、想定していた事とはいえエビス大黒ノ頭の登りで大いに疲弊して、仙ノ倉山への決戦では牛歩状態で気力を振り絞っての登りとなった。
終盤戦の平標山からは後はほぼ下るだけと消化試合感覚で行ったが、毎度の事ながら疲れで足腰の踏ん張りが弱くなりすんなりとは終わらせてくれなかったが、まーしかし、ここまで良く持ちこたえてくれたと誉めるべきかな〜。
色々な積み重ねの結果12:50頃に登山口バス亭に到着し、時刻表を確認したら丁度12:50発のバスがあり1分後にバスが到来して、元々予定していた14:05よりも1つ前のバスに乗る事ができた(驚)。ちょっと張り切りすぎたかな。
そのうちに今回の縦走路の逆走をチャレンジするとしたら、また印象が違ってくるんだろうか?
今は平標からの下山は楽になりましたね。三国トンネルの開通と共に現国道17号が開通するまでは、三国峠を通る旧道しかなく(それでも駄馬くらいは通れるので"国道"でしたが)法師温泉へ下るのが早道、そこからバス。
さもなくば土樽駅へ下るしかなかったですよ。
古い私のレコ↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1652168.html
貴重な体験談ありがとうございます。
最初、コメントを拝見した際は「ん?いつの時代の話だ?」と思いましたが、過去レポを拝見させていただき驚きました(笑)
たしかに平標山は今でこそ国道17号沿線の登山口からの松手山コースや平元新道をたどっての山行が主流で比較的容易に高原ハイキングが楽しめるとあって人気のエリアですが、当時の平標新道や法師温泉/三国山からのルートだけだとなかなか高嶺の花になりますね。その分、平標山頂に立ったときの感動は今以上かな?
私は森林限界を越えての天空の草原歩きが好きなので谷川エリアにはよく行きますが今度チャレンジできればと思っています。
(主脈縦走前後に平標新道を交えるルートだと体力をもう少し上げるようですが💦)
この機会にtamaさんの貴重な過去レポも楽しく拝見させていただきます
早速の返信有り難うございます。
山は変わらねど、ルートは変わる・・・私が谷川岳をうろついていた頃は、鎖場はなかったと思います。
今、流行の馬蹄形コース(当時はこの表現はまれだったような)は、時計回りでチャレンジしたことがありますが、谷川岳の頂上に着いた頃に腹痛に襲われて、とうとう蓬峠から退散したことがあります。その後、白毛門から反時計回りも試みましたが、宝川♨の魅力にひかれて、朝日岳から♨へ下山したので、"馬蹄形"は空白が残ったままになりました。
私には山と♨は外せないですね
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