晩秋の雲取山
- GPS
- 25:50
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 1,697m
- 下り
- 2,457m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:10
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:10
天候 | 11/24 晴れ 11/25 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(帰り)奥多摩ー(JR)−東京―(JR)−新居浜 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されていて問題なし。 |
写真
感想
【山行No 154】
※秋の3連休。11月も下旬で、初冬といっていい時期なので、
雪の心配のない、東京の雲取山を軽く登ってみることにした。
11月24日(土)
・前夜、東京行きの夜行バスで東京に向かう。
・今回は夜行バスの初体験だ。バスは2台出て、ほぼ満員。
・バスでは眠れないかなと思っていたが、リクライニングシートのおかげで、割としっかり寝られた。
・朝、マイクの音に眠い目を開けると、すでに東京となっており、東京タワーが朝焼けの町にそびえている。
6:10-20 浜松町
・予定到着時刻は6:50だが、予定よりだいぶ早く到着した。JRで池袋へと向かう。
7:00-30 池袋
・西武線の特急(レッドアロー号)に乗る。朝の街中を走ってゆく電車に乗っていると、山に向かっているのやら、通勤でもしているのやら、よく解らない変な感じがした。
8:55-9:33 秩父駅
・秩父鉄道へと乗り換えるが、以外と連絡が悪く、少し待たされる。
9:55-10:00 三峰口
・秩父鉄道を降り、ここからバスに乗り換える。バスは満員。
10:15-35 大輪
・三峰山ロープウエーの麓駅に到着。ここからさらにロープウエーに乗る。
10:45-50 三峰山上駅(気温=4℃)
・さすがに三連休とあって、観光客も含めて人が多い。
東京からここまで、アクセスに以外と時間がかかったので、休む間もなく、さっそく歩き始める。
11:10-50 三峰神社
・三峰山の稜線にそって、三峰神社の境内が広がっている。
杉の大木が多く、建物も神さびた雰囲気で、なかなか良かった。
・ついでに、西の和名倉山を眺めながら、ちょっと早いが昼食休憩とした。今日は遠望が利き、北の方は両神山や、はるか遠くに浅間山も見えている。
・ここからようやく、本格的な登山道となる。観光客の姿は消え、人の姿は少なくなった。登山道の周辺は杉の人工林ばかりで、見るような場所もないので、休まずどんどんと歩く。
13:10-20 霧藻が峰(標高=1523m)
・このピークを越えたあたりから、周辺は自然林となり、雰囲気は良くなってきた。ブナ、ミズナラなどの森。鳥の姿も少々あり、シジュウカラ、コゲラ、ヤマガラなどを見かけた。
・西の方は木々の間に、和名倉山がずっしりと大きく見えている。
14:30-40 白石小屋
・このあたりより、しだいに針葉樹が増えてきた。コメツガ、オオシラビソか?
16:10 雲取山荘着
・日没前に到着できてほっとした。
首都圏にあるわりには、古風な山小屋である。
さっそく小屋の中に入り、コタツに入りながら、ラジオでビバルディを聞くのも、なかなかいい感じだ。
・夕食は、レトルトのハンバーグがメインのおかずだった。ちょっと淋しい。・・ごはん自体は良く炊けていておいしかったが..
・夕食後、ふと思い立って、東京の夜景を見てみようと思い、小屋から出て、夜道を、雲取山の山頂まで歩いてみた。
ヘッドランプがあっても夜道を歩くのは迷いそうな感じがして、結構緊張した。
19:10-20:00 雲取山山頂
・小屋から約30分で山頂に到着。
しかし期待していた東京の夜景は見えず、東の空が明るいだけだった。ちょっとがっかりだよ。
かわりに降るような星空と、夜の空にひときわ黒く、富士山がそびえているのが見えたのは印象的だった。
・山頂にはテントを張っている人がいた。カップスープをもらい、少し山談義をしてから、小屋に戻った。
11月25日(日)
5:30 雲取山荘発
・まだ夜は明けていないが、山頂で日の出を見るため出発。
東のほうは暁の色をしているが、上空はまだ夜の名残をとどめており、中天にはシシ座が大きくかかっているのが見える。
6:00-30 雲取山山頂(標高=2017m、気温=0℃)
・白み始めた山頂で日の出を待つ。
朝焼けを見るのも久しぶりで、なんだか懐かしい感じもする。
・今朝は、周辺の展望もよく、奥秩父の山々はもちろんのこと、南アルプス、丹沢山塊、富士山など、晩秋の朝にふさわしく、くっきりと山々が見えている。
・朝焼けは、日の出の少し前に、東の空の巻層雲が鮮やかなオレンジ色に燃え、まずまずいい感じの朝焼けを味わえた。
・日の出を見てからさっそく出発。今日は有名な石尾根ルートを下る予定。
7:30-40 七つ石山
・順調に縦走路を進む。さすがに有名な石尾根だけあって、道は遊歩道のように広く、また起伏も少ないのでズンズンと足を運べる。
・稜線からは、南の方、深く切れ落ちた奥多摩の谷を隔てて、大菩薩嶺の山塊が、思いのほか大きく見えている。
8:50 巳の戸大クビレ
・さらにずんずんと進むが、鷹の巣山は時間がないので、スキップして巻き道を行った。
・この石尾根の縦走路は、昨日のルートとは異なり、自然林が多いので感じが良い。ミズナラなどの木々が、冬枯れの姿で生えていて、晩秋らしい風景が広がっている。
10:20-40 六つ石山
・このピークは、山頂の雰囲気がなかなか良かったので、山頂にごろりと横になって、日差しを浴びながら、のんびりとした。
・このピークを過ぎると、里に近くなったせいか、人工林が増えてきて感じは今一つ。
しかし、一部には自然林があり、名残の紅葉を見ることができた。
12:00 絹笠
・ラストの急坂をグングンと下る。
12:35-40 奥多摩駅
・青梅線は、日中は、本数が30分に一本と少ないが、
少し急ぎ気味で下ってきたので、ちょうど良く電車に乗れた。
・あとは、中央線を経由して東京駅に出て、そこから新幹線で西へと向かう。 岡山を経由して、四国(新居浜)に着いたのは、22時前だった。
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