竜門山 とうとう到達した朝日主稜線

2019年09月07日(土) [日帰り]

• GPS: 10:04
• 距離: 16.7km
• 登り: 1,637m
• 下り: 1,629m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:57
• 休憩: 1:03
• 合計: 10:00

7:58 日暮沢小屋
9:50 9:53 ゴロビツ沢源頭水場
11:22 11:28 清太岩山
12:06 12:30 ユーフン山
13:16 13:38 竜門山分岐付近
14:33 14:33 ユーフン山
15:03 15:07 清太岩山
16:06 16:09 ゴロビツ沢源頭水場
17:49 17:50 日暮沢小屋
17:58 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

　危険なところはありません。中腹は深く掘れていて歩きづらいところがあります。登山者が多く、登山道は明瞭で迷うところはありません。
　いつものことですが、スマホのヤマレコMAPで歩いたコースを記録していますが、私のスマホのGPSが不正確なため、実際のコースを外れたり、戻ったり、高度も不正確になったりしているようです。実際の歩行距離や往復12�卍�度だと思います。グラフは補正して見てください。

写真

9/7 7:54

日暮沢小屋前。付近の林道にもたくさん車が停まっています。

9/7 8:18

最初はマツやブナの根っこが張り巡らされた急な登山道を上っていきます。

9/7 8:26

立派な松の木がたくさんあります。

9/7 8:28

松峰。ここまでおよそ30分。暑くて大変でした。

9/7 8:34

根っこの張り巡らされた急な坂道がまだまだ続きます。

9/7 8:43

ふと見上げるとさわやかな緑。

9/7 8:44

9/7 9:23

オオカメノキの実だと思います。

9/7 9:25

見晴らしの良いところに出てきました。葉山。

9/7 9:27

月山。

9/7 9:28

上の方、左側にぼーっとかすんで見えるのは、御所山(船形山)か？

9/7 9:50

とうとう着いた、ゴロビツの水場。新しい看板です。ヤマレコMAPの地図上の場所よりかなり上だと思います。地図上の場所に気づかずに通り過ぎてきたのかと不思議に思っていると、ここに着きました。

9/7 9:58

ヨツバシオガマ。

9/7 9:58

ゴマナかシラヤマギク。

9/7 10:10

徐々に木の背丈が低くなり、見晴らしがよくなってきました。

9/7 10:11

9/7 10:11

シャク。

9/7 10:16

とうとう分かった、あなたの名まえはシロバナニガナ。

9/7 10:16

イワオトギリ。

9/7 10:17

さらに見晴らしがよくなりました。

9/7 10:18

9/7 10:25

ミヤマアキノキリンソウ。

9/7 10:25

オヤマリンドウ。

9/7 10:29

コケに日が当たって印象的です。

9/7 10:38

9/7 10:41

清太岩山への登り。登山者が列をなしているのが見えます。

9/7 10:41

その隣はユーフン山。

9/7 11:03

竜門山と小屋が見えました。

9/7 11:03

清太岩山の手前のピークに到着。清太岩山の頂上に先ほどの団体の人たちが見えます。

9/7 11:03

さらにユーフン山。あそこまでは行きたい。

9/7 11:03

大朝日岳。雲が晴れてほしい。

9/7 11:03

古寺山から小朝日岳。あちらもたくさんの人が登っているのでは？

9/7 11:04

ここまで来ると素晴らしい眺めです。

9/7 11:04

四方八方写真を撮ってしまいます。以東岳。いつか行ってみたい。

9/7 11:05

小朝日から大朝日へ。いつか行ってみたい。

9/7 11:07

清太岩山への登り。

9/7 11:10

アカモノの実。

9/7 11:22

清太岩山到着。素晴らしい眺めです。

9/7 11:22

月山方向。雲がかかって、ちょっとだけ頂上付近が見えてるかな？

9/7 11:22

以東岳方向。

9/7 11:23

寒江山方向。

9/7 11:23

ユーフン山から竜門山方向。清太岩山は私たちを含め6名でした。

9/7 11:30

しばらく休んだ後、ユーフン山に向かいます。

9/7 11:35

寒江山からの大きな谷。雄大です。

9/7 11:42

オニシオガマ

9/7 11:42

9/7 11:48

アカモノが咲いている。

9/7 11:51

だいぶ登ってきた。

9/7 11:51

この眺めも好きです。

9/7 11:51

天狗角力取山から続く稜線。ここもいつか歩いてみたい。

9/7 11:56

9/7 12:00

ヤマハハコ。

9/7 12:01

ヤマハハコ。たくさん咲いています。

9/7 12:01

大朝日岳。小屋が見えます。

9/7 12:02

エゾシオガマ。

9/7 12:03

ヤマハハコ。

9/7 12:03

ミヤマアキノキリンソウ。

9/7 12:04

ヤマハハコと一緒に。

9/7 12:07

ユーフン山に到着。

9/7 12:07

ここも素晴らしい眺めです。ここで昼食。

9/7 12:07

9/7 12:28

竜門山に向けて、行けるところまで行ってみようということに。

9/7 12:32

大朝日の雲がとれてきた。

9/7 12:32

山肌がきれい。

9/7 12:33

大朝日岳、中岳方向。

9/7 12:34

ハクサントリカブト。

9/7 12:34

ミヤマトウキ(イワテトウキ)？

9/7 12:37

オヤマリンドウ。

9/7 12:38

これも？

9/7 12:38

エゾシオガマ。

9/7 12:39

何かの記念碑のような岩。人工物のように整った形です。

9/7 12:39

竜門山の手前のピークに大きなザックの登山者が見えます。しばらくの間、同じ方向に見入っていました。

9/7 12:44

ユーフン山からの稜線の北側、はるか下の方に池が見えます。

9/7 12:44

ここまで来ると、竜門小屋も近くに見えます。でも実際の距離はかなりあると思います。

9/7 12:47

アキノキリンソウ。

9/7 12:47

タカネマツムシソウ

9/7 12:47

花が咲き終わるとこうなるとのこと。とてもかわいい。

9/7 12:47

タカネマツムシソウ。咲き終わったのと混じっている。

9/7 12:48

まだ咲いているやつの隣に、種なって半分飛んでいったやつも見える。

9/7 12:52

竜門まで登れるか？

9/7 12:53

大朝日と中岳。雲がとれました。

9/7 13:12

ダイモンジソウ。

9/7 13:13

ウメバチソウ。

9/7 13:14

竜門山の頂上に近づくにつれて、花畑のようになっています。白い花がたくさん咲いていました。

9/7 13:14

9/7 13:14

9/7 13:16

とうとうT字路に到着。

9/7 13:17

素晴らしい稜線です。感動です。

9/7 13:18

西側の山々。初めて見ました。

9/7 13:20

9/7 13:22

すごい谷筋です。毎年、大量の雪と雨で削られるのでしょう。

9/7 13:22

ユーフン山、清太岩山方向。こちらは穏やかな姿です。

9/7 13:24

竜門小屋と寒江山。時間も時間だし、登り返すのも大変なので、竜門小屋には行きません。紅葉の季節にもう一度チャレンジして、ぜひ泊まりたいです。

9/7 13:25

西朝日岳と袖朝日岳。

9/7 13:38

すでに1時40分。時間を気にしながら下ります。

9/7 13:42

ウメバチソウ。

9/7 13:42

ハクサントリカブト。

9/7 13:42

ノハラアザミ？

9/7 14:07

ユーフン山、清太岩山の南側斜面にダケカンバ？が列をなして生えています。どういう理由なのか？おもしろいです。

9/7 14:11

だいぶ降りてきました。

9/7 14:12

山肌が印象的です。

9/7 14:24

“記念碑”のところまで戻ってきました。雲がわいてきています。

9/7 14:25

ユーフン付近から見た山肌。オートの写真では色の具合が分かりません。

9/7 15:33

大朝日はここで見納めか？

9/7 15:38

雄大な展望です。

9/7 15:38

午前中に見えた奥羽山脈の山々は見えません。

9/7 16:04

ガクの部分が大きくて印象的。

9/7 16:41

ブナの巨木。

9/7 16:45

このブナもすごい。枝の張り方が。

9/7 17:14

ようやく来た、松峰。写真ではよく分かりませんが、このあたりはすでに薄暗くなっています。この写真が最後になりました。もう写真をとる余裕はなく、根っこのパズルのような斜面を気をつけて下りました。

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

感想

yukky3

　一昨年、昨年と2回チャレンジして途中で戻ってきた竜門山でしたが、今回は主稜線まで上がることができて、大感激です。初めて目にした主稜線からの朝日連峰です。清太岩山から向こうの景色は言葉にならないすばらしさでした。暑かったですが景色においては天気に恵まれました。
　山の気温は、おそらく下界より少しは涼しかったのではと思いますが、ほぼ真夏のような天気で、あまり風もなく、大量の汗をかきました。昨晩の体重が63.2�圓乃�宅後の体重は60.2�圓世辰燭里如�3ℓ以上の汗が出たのではと思います。前回は熱中症状で断念したので、とにかく定期的な水分・塩分の補給を心がけました。水はスポーツドリンクと合わせて3ℓ持って行きました。2ℓでは足りませんでした。
　急がずゆっくり登ったのも、我々にとっては適切だったかもしれません。昨年はかなり大股で登って、大汗をかき、脱水症状になり、清太岩山の手前で足が少しつり気味になってしまいました。今日は“松峰まで30分以上かける”というアドバイスも守れました。（ただし今回初めて、ここが松峰かと確認しましたが。）
　また、思いの外たくさんの花が咲いているのも驚きでした。特に清太岩山から竜門山にかけては可憐な花々を見ることができました。
　登山道は中腹にかけて、深く掘れているところが多く、歩きづらいところもありましたが、多くの登山者の方が歩いているので、非常に明瞭です。登山道を整備してくださっている方・機関にお願いですが、登山道の途中に、「○○まであと○�辧廚里茲Δ粉波弔籠擦靴襪戮里茲Δ覆發里鮴瀉屬靴討�ださると、助かる人が多いのではないでしょうか。全体的にとても急で長距離なので、このような看板・道しるべなどがあると、「がんばるぞ。もう少しだ」のように登山者の励みになるのではないでしょうか。設置するには予算や人手も必要になると思いますが、私以外にも思っている人は多いのでは？
　今回は、一応竜門山までの計画を立てていきましたが行けるところまで行って戻ってこようと考えていました。しかし、頑張れば主稜線まで行けると思うと、途中でやめるのが惜しくなってしまい、上まで上がりました。お陰で素晴らしい景色を拝むことができましたが、下山の出発時間が遅くなってしまい、日暮沢小屋に着いたのはほぼ6時でした。ヘッドランプを使うほどではありませんでしたが、かなり薄暗くなっていました。ヘッドランプであの急坂を下ってくるのは、我々にとっては危険だったと思います。余裕を持って帰れる計画と行動が必要だったと反省しています。
　もう少しで紅葉が始まると思います。次回は竜門小屋に1泊して楽しみたいです。