神室山で森林浴 パノラマコース〜西ノ又コース周回
- GPS
- 07:03
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,868m
- 下り
- 1,868m
コースタイム
8:30 パノラマコース入り口
9:50 第一ピーク
10:00 第二ピーク
10:40 第三ピーク
10:55 前神室山1342.2m
11:00 水晶森分岐
11:20 有屋口分岐
11:35 西ノ又分岐
11:45 神室山頂1365.2m
11:50 神室山避難小屋
12:00 神室山頂1365.2m
12:10 西ノ又分岐
12:30 御田の神
13:10 不動明王
14:05 第二渡渉点(吊り橋)
14:20 第一渡渉点(吊り橋)
14:25 西ノ又コース入り口
14:40 パノラマコース入り口
15:05 鳥居前駐車地
*GPSのログをそのまま載せましたが、西ノ又コースで乱れています。
天候 | 曇り(霧雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
パノラマコースの登山口にポスト有り。 パノラマコースはブナの緑を眺めながら歩く尾根道。眺望は期待できないが、朝霧煙る緑の回廊を歩くのは気持ちよかった。登山道は整備されていて神室山頂までとりわけ危険な個所は見当たらなかった。「パノラマコース」と名前がついているくらいだから、晴れていると稜線の眺望が素晴らしいのだろうが、雲がかかっていてこの日は残念ながら何も見えなかった。 西ノ又コースを下り始めると、まずは東側に150mほど切れ落ちている様子を眺めながら細い登山道を歩くことになる。滑落の危険があると思われた。また雨でぬれた大きな岩は滑りやすいので注意が必要。急傾斜の細い下りがしばらく続く。西ノ又川伝いになると、西側の支沢を回り込むような狭いトラバース路が長く続くので、やや気が抜けない。そして吊り橋による渡渉が二回ある。やや揺れるので、高所が苦手な方は慎重に。 この周回路は西ノ又コース→パノラマコースが一般的かも。 |
写真
感想
初めて神室山を歩いた。神室の山域は自宅からとても近いので、いつでも行けると思いこれまでなかなか足が向かなかった。唯一歩いたのは神室連峰の東方にある軍沢岳くらいだ。でも軍沢岳は(たぶん)積雪時しか登れない山だから、あまり一般的ではない。だから神室連峰は今日が初めてなのだと勝手にそういうことにする。
神室山はそれほど標高の高い山ではない。神室より高い虎毛山だって夏場はうだる様な暑さだったので、神室山もこれから夏本番になると、かなり暑くなるだろうと考えていた。だから太陽が厚い雲に隠れる、しかも雨にならない今日みたいな空を僕は狙っていた。
kiyoshiさんやkamadamさんが好きな山だからそんなに人もいないだろうと気楽に構えて登山口まで着くと車が10台も停まっていた。なんだ結構人気の山じゃないか、と思いながら歩き出す。山頂から降りてくる何人かとすれ違った。日曜だし昨日小屋で一泊した人が多いのかもしれない。或は朝早く西ノ又コースを登ってパノラマコースを下ってくるのだろう。
第三ピークで夫婦と少し話す。僕がパノラマコースを登ってきた事を言うと少し驚かれた。西ノ又コースを登りに使い、パノラマコースを下るのが普通だという。はあ、そうなんですか、と返すしかない。そんなルール、登山口にも書いてなかったと思ったが、まあ、いいやと思う。西ノ又コースで土砂の崩壊とかあったわけでもないということなので、そのまま予定通り歩くことにする。
稜線上は相変わらず眺望がない。白い雲に覆われて視界不良の人がやっとすれ違えるかどうかの細い登山道を歩く。神室山の山頂もぱっとしなかった。
いつか使うかもと思い、避難小屋を見に山頂から少し下ってみた。新しい小屋だった。トイレもきれい。中では大勢の団体が食事をとっていたので、少し覗いてすぐに小屋を後にした。
西ノ又コースを下り始めると、あの夫婦の言った事が少しわかった様な気がした。確かに東側の切れ落ちた斜面をトラバースぎみに下る細い登山道はやや危険だし、下る傾斜もそれなりに急だった。でも降りられない程ではない。普通に歩く事の出来る一般登山道だった。
それでこの二つの対照的なコース、どっちが好みかと訊かれると甲乙付けがたい。静かなブナの森を歩くパノラマコースだって良いし、沢沿いの西ノ又コースは先の踏み跡が無くなるのではないかと心配する程ワイルドで深い森を通過する。かと思うと立派な吊り橋が二つも架かっていて心躍る。
神室連峰の山歩きもまだまだ初級編。今度はどのコースをたどろうか地図を眺めるのが楽しい。
コメント
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いや〜待ってましたよ〜 神室でしたか
緑濃い雨の神室、tooleワールドで表現すると幻想的風景、霧に包まれているような気分になりますね
神室はtooleさんの地元の山と言ってもいい位置、これから何十回も歩かれるでしょう。その記念の一回目ですね。今度はぜひ好天を選んで、細い稜線が続く展望を楽しんでください
次は新しい車も見れるかな?
雰囲気ありますね、tooleさんの画像と文章のせいだね
休日はこのコース結構人が入っています。でも大抵時計回りだから、人に会わないんです。tooleさんの回り方だと結構スライドしたんじゃないでしょうか。あとキヌガサソウ目当ての方がいるので、この時期と紅葉期は多いでしょうね。最上町から伸びている何本かのルートは大抵過疎っているんだけど でも花はこっちがずっと多いみたいだね。
tooleさん、実は私たちも24日神室を歩いていたかも。土曜の夜に二人で神室の別のルート検討してたんだけど、天気を最後まで読みきれなくて諦めて祝瓶に行ったのでした
tooleさん、飯豊も朝日も和賀も鳥海も神室も…行きたいとこ一杯あるんじゃない
快晴の稜線や真っ白な雪渓も良いけど、霧がかかった森も良いものですね。
10枚目の写真、雰囲気良すぎです
小安峡にある「とことん山キャンプ場」が大好きで、毎年秋にはそこを訪れているのですが、
その近くにこんな良い山があるのを知ったのは、ごく最近の事です。
栗駒山の紅葉登山をした後にキャンプ場を利用しているのですが、
今年の秋は、この神室山を登ってみようかなぁ。
でも、tooleさんのコースタイムをみると、結構な長丁場のようで・・・
早起き苦手な私には厳しいかも
がんばってみます><
魅了されました〜
“花弁の一つひとつに見とれてしまい”、霧の中の森も尾根道も滝も葉っぱの雫もすべて惹きつけられます〜。
神室山…行きたくなりますね
「普通のコース」とは反対コースを辿るのはいかにもtooleさんらしい。
ホントに普通のコースって何なんでしょうね〜
お早うございます。
梅雨時期だからでしょうか
初めての神室の印象はとにかく緑が鮮やかで濃かったですね
積雪期の事を考えながら歩いてきましたが、西ノ又コースは確実に難しいし、パノラマコースも結構な傾斜があり、厳しいと感じました。
ゆっくり、じっくり歩いてみます
お早うございます。
大抵時計回り、やっぱりそうなんですね
おっしゃるとおりで、対面のスライドばかりで、追い越したり、追い越されたりは一度もありませんでした
僕は偶然でしたが、西ノ又コースのキヌガサソウはわざわざ見に来る価値があると思いました
あれほど見事な群落は珍しいと思います
kiyoshiさんたちも神室を検討されていたのですね。
山頂で偶然会ってみたかったです
でも南部の方が天気良かったし、祝瓶で正解でしたね。
>tooleさん、飯豊も朝日も和賀も鳥海も神室も…
kiyoshiさんにはすべてバレバレですね
お早うございます。
雨にならない程度で、深い霧に包まれた森を歩くのが好きなんですよ
写真だけでは雰囲気の一端しかお伝えする事が出来ないのは残念です。
温泉もありますし、小安峡でキャンプいいですね〜
栗駒周辺の紅葉は見事なので、僕も毎年でかけますよ
Luskeさんも是非この秋、神室山へ。
僕の山歩きは写真撮りながら、のんびりが基本なので、
Luskeさんでしたら、僕のタイムの×0.7ほどで行けちゃうのではないでしょうか。
楽しみにしています
お早うございます。
いや、普通の回り方をまったく知らなかったんですよね〜
恥ずかしい限りです
でも僕のすることはだいたいいつも多くの人とは逆の事が多いです。
今回も見事に当てはまってしまい少し驚いているんですけどね
雨梅雨に濡れた緑や花が良い季節ですよね〜
meikenさんも和賀山塊に一区切りつかれたら、神室連峰もいかがですか
いい山でしたよ〜
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