山頂のコントラストが美しい、空木岳
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- GPS
- 12:52
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 2,321m
- 下り
- 2,317m
コースタイム
- 山行
- 11:00
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 12:52
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
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アクセス |
・ 駐車場 登山口ナビ:菅の台バスセンター (最終集合場所) https://tozanguchi-p.com/post-1443/ 1000台/800円 標高850m トイレあり/飲用水あり/携帯つながる バス、ロープウェイを経て千畳敷まで往復3900円 マップコード:143 857 698*15 緯度経度:35度44分35秒/137度53分28秒 登山口ナビ:古城公園駐車場 (駐車場所、登山開始地点) https://tozanguchi-p.com/post-1451/ 10台/無料 標高1230m トイレあり/飲用水なし/携帯つながる マップコード:143 826 386*45 緯度経度:35度43分54秒/137度53分16秒 ・ 登山口までの道路状況 (菅の台バスセンターまで) 特に問題なし 駒ヶ根ICからスグの場所にあります。 夜間は駐車できません。 メインの駐車場が満車になっても、臨時駐車場が開設されるので駐車できないことはないでしょう。 駐車場からロープウェイ乗り場までバスに乗り、千畳敷までロープウェイに乗ります。 駐車料金が600円から800円に値上げされました。 林道終点(りんどうしゅうてん)1365m (北緯35度44分12秒, 東経137度52分41秒)が利用できれば約4時間半の時間短縮が可能なんですが、現在通行止めです。 (古城公園駐車場まで) 別荘地を抜けていきます。 舗装路ですが1.5車線のすれ違いにくい道が続きます。 駐車場は未舗装で男女別のトイレがあります。 これよりしばらく先の冬季閉鎖のゲートまで車は進めます。 個人的にはバスセンターからの道は、あまりお薦めできません。 ちょっと遠回りになりますが、こぶしの湯を経由して行く道の方が広く快適です。 また、帰りのお風呂もこぶしの湯を利用した方が近いかも知れません。 ・ トイレ 古城公園駐車場の道路を挟んで向かいにあり。 林道終点にもトイレあり(現在道路閉鎖のためタクシーによる送迎はできません) 池山小屋にはトイレなし https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=2917 空木平避難小屋 https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=2916 駒峰ヒュッテ http://www.komaho.net/hutte/utsugi_hutte_price.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 山と高原地図 記載エリア : 木曽駒・空木岳(中央アルプス) 標準コースタイム : 約12時間45分 標高 : 空木岳(2863.7m) 標高差 : 菅の台バスセンターより(2013.7m) (ヤマレコ:ルートwiki 空木岳(池山尾根・日帰りピストン)) https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/rtinfo.php?rtid=1437 |
その他周辺情報 | ・ 下山後のお風呂 信州駒ヶ根高原 早太郎温泉 こまくさの湯 http://www.komakusanoyu.com/ 0265-81-8100 大人(中学生以上): 610円 源泉名 早太郎温泉(はやたろうおんせん) 泉質 アルカリ性単純泉 泉温 30.8℃ 効能 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・皮膚炎・冷え性・打ち身・くじき・疲労回復・関節のこわばり・病気回復期・痔病・慢性消化器病 個人向け 食事付入浴券 1020円あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
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感想
(1)
前回の木曽駒ケ岳(聖職の碑コース)よりも約1時間長く歩くと言うことで、水はだいたい同じくらい持参しました。
500ml×3本、600ml×2本=トータル2700ml+ゼリー飲料×3個。
カメラは一眼レフだと首にかかる負担が大きいので、ちょっと持って行くのを悩んだんですが、やはり美しい景色は美しく残したいと言うことで持って行きました。
荷物を減らして小さいザックにすると肩への負担が大きい(小さいザックは肩紐部分が薄い)ので60mlのザックにしました。
60リットルだと分厚い肩紐のおかげで痛みが半減、ただし下山後に温泉に入った時に見たら、肩が真っ赤でした。
負担がなくなる訳ではないですからね。
前回、行動食をジップロックに入れて行ってかなり余ったので、今回は小分けの袋に幾つかに分けて持って行きました。
(2)
駒ヶ根インターから登山口までの間にはコンビニはありません。
インターをおりて登山口とは逆に進むとセブンイレブンがあります。
ただし、道路があまり良くない。
露天こぶしの湯を経由地にすると比較的まともなルートだと思う。
分岐で右に行くと水力発電所がある場所を左へ少し上がった古城公園駐車場からスタート。
(3)
空木岳は駐車場が何箇所かに分かれて点在するんだけど、詳細なアクセスサイトなども少なく分かりにくい。
装備品などの参考になるので利用しているやまクエのサイトが、今回も参考になった。
http://www.yamaquest.com/detail/utsugidake-2864/2836.html
古城公園駐車場から林道沿いに歩く人も多かったんだけど、別ルートがあるとの情報をゲット。
さっそく調べてみると、確かに山と高原地図に記載されていないバリエーションルートがありそうなんで行ってみることに。
古城公園駐車場から一旦下って、水力発電の施設方面へと向かい、少し先に左側に踏み跡があるのでそこから入りました。
林道作業用のルート(正規登山道ではない)なので、テープも黄色&関係ない巻き道の踏み跡なども多数あり。
途中、踏み跡が消えている部分もありましたが、無事に交流。
踏み跡確認で少し時間ロスしたものの、これで結構なショートカットになったと思う。
(4)
スタートは、桂小場で下す仲間のためになるべく明るくなる間際まで車で待機していたり、仮眠を取ったり、駐車場探しをしたりで、予定時間から1時間半くらい遅れている。
桂小場で下してきている仲間とバスターミナル前の温泉で合流することになっているので、あまり待たせたくないので急ぎたい。
林道終点は、本来はここまで車で来れる。
トイレや展望台があります。
ここからのスタートなら聖職の碑コースと同等のCTなんですが ・・・ 、
(5)
歩き出して最初に思ったのが、まるで新緑かと思うほど緑が濃いこと。
山頂の花崗岩の岩とのコントラストが美しいと言われている景色への期待も高まります。
深田久弥の「日本百名山」では、その名前の響きの良さが称えられていますが、名前だけなら南木曽(なぎそ)や越百(こすも)の方がいい。
だから空木岳への意欲がなかなか沸かなかったんですが、コントラストの美しさは格別との話しを聞いてから気になってたんです。
分岐からは登山道経由だと池山の山頂を踏み小屋へ。
遊歩道経由だと水場のある方へでます。
日帰りなので池山山頂は目指さず、水がジャンジャン流れている遊歩道コースへ。
そこからも分岐がありますが、また遊歩道コースへ。
遊歩道は「遊歩道と言うほど遊歩道ではない」かな?
マセナギでは、簫ノ笛山(しょうのふえ?ふえのふえ?)分岐があると言うことは行けるのか?
山と高原地図は、最新版で全面改定されてたけど、ルートじゃ記載されてませんね。
徐々に梯子などがでてきて、
(6)
いよいよ地獄に突入です。
樹間から木曽駒ケ岳方面の展望が。
空木岳のルートはずっと樹林帯なんで展望が少ないのが残念ですが、自分は樹林帯は嫌いではないです。
大地獄、小地獄は、鎖や階段がありそれほど危険ではありません
(7)
避難小屋手前の分岐からガスってきました。
この辺りで、睡魔が。
分岐から15分のところ、20分くらいかかりました。
避難小屋前の石にて仮眠。
中途半端に寝たのが良くなかったのか更にペースダウン。
磊磊というむづかしい感じが似合うような岩の群れが、巨人がおもちゃ箱をひっくり返したように散乱している景色の中を登る。
猫魔ヶ岳の猫石みたいでした。
足元はザレていて歩きにくい。
標準コースタイムで避難小屋から山頂まで、45分とあるが ・・・ 。
山頂からは、どこまでも続く雲海が綺麗でした。
(8)
さて下山。
途中で暗くなってから、ソロの男性から林道終点にタクシーを呼ぶから一緒に乗りませんか?との有り難いお誘いがあったんですが、最後まで歩きたいのでお断りしました。
その後ろにも数人いたんだけど、大丈夫だったんだろうか?
しかも18時くらいに登ってきている人がいたのには驚いた。
下山してから気付いたんだけど、タクシーは工事中で通行止めだから林道終点まで来ないんだよな ・・・ 。
個人的には、いよいよこれからは秋山シーズン。
1日の歩行時間が長い東北の紅葉を見に行きたいので、その前にナイトハイクを計画的にやれて良かった。
(9)
総走行距離 : 528.3km
給油 : 145.0円 x 20.69L = 3000円 (エネフリ 伊那店)
給油 : 132.0円 x 37.38L = 4934円 (出光 セルフ岡部SS)
高速(行) : 3460円 (吉井〜伊那)
高速(帰) : 1730円 (小諸〜藤岡)
燃費実績 : 9.1km/L
交通費総合計13124円でした。
(10)
今回の空木岳にて、日本百名山69座目(北海道と九州を除くと、残り16座)となりました。
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