蓼科山-双子池-北横岳(初めての北八ヶ岳&テン泊)
- GPS
- 27:29
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,349m
- 下り
- 1,343m
コースタイム
09:05-大河原峠
10:10-蓼科山荘
10:50-蓼科山頂 (昼食)-12:05
12:40-蓼科山荘
14:10-滝ノ湯川
14:50-亀甲池
15:30-双子池
24日
06:00-双子池
06:45-天狗の露地
07:25-大岳分岐
08:15-北横岳 (休憩)-8:50
09:40-亀甲池
10:10-双子池 (昼食、撤収)-11:20
12:00-双子山 (休憩)-12:10
12:30-大河原峠
天候 | 23日 晴れ時々曇り 24日 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■大河原ヒュッテ-蓼科山荘 よく整備された歩きやすい道だが所々登山道が小川になっていたり プールができていたり。雨の後はスパッツ着用が吉。 ■蓼科山荘-蓼科山頂 岩がゴロゴロした急登続きで結構ハード。 ルートは広く危険箇所はそれ程無し。 ■蓼科山荘-滝ノ湯川 ガレた道が殆ど。途中川原歩きあり。 そのまま川原を下り続けるとルートを外れてしまう為注意。 ■双子池-大岳 ペンキを頼りに大岩を渡り歩きよじ登るアスレチックがひたすら続くルート。 捕まる場所もない状態で大岩の頂の間を飛び移る様に渡る場所も数箇所あり。 難易度が高いという事は無いと思われるが安全が確保できないという点から 危険度はあり。 ■大岳-北横岳 中間地点程まで大岩を乗り越えるアスレチックが続く。北横岳に近づくと 手を使わず普通に歩ける登山道になる。 ■北横岳-亀甲池 整備された歩きやすい登山道。危険箇所無し。 |
写真
感想
とうとうテントデビューしてきました!
…といっても一週間以上前の話なんですけどね。
いやなかなか書く機会がなくてほんと今更ですが。
今更なんですがこれは書かねばなるまいて。ああなるまいて。
そんなこんなで山にまともに登る様になって半年余り。
高山が雪に覆われている山屋さんのフィールドになっている間は
低山で地味にトレーニング!という事で奥多摩やら丹沢あたりで
無意味に重い荷物入れて楽しんでおりました。
重い荷物は全てテントを背負う時の為に!
という事でそろそろ試してみてもいい頃かな?とテントデビューの
場所を色々探っていたのですが、北八ヶ岳ならば森深くて雰囲気
最高だし道も険しくなく散歩気分で散策できると聞き及びそれならばと
初遠征に行ってまいりました。
ーーーーーーーー
今回はあくまでテント泊がメインなので荷物も重いし山自体は軽めにしよう!
という事で最初から標高が2000m以上ある大河原峠から蓼科を目指します。
峠を登っている間はガスっててどうなる事かと思いましたが着いてみればそこは
もう雲海の上。なんだかずるい。けどラッキー。
晴天の下蓼科への穏やかな登りを気持ちよく歩く事ができました。
大河原峠から蓼科山頂までは高低差にして500mに満たないので荷物が重くても
それ程苦労はないだろうとか思っていたのですが、なかなかどうして蓼科山荘
からは急な岩場の直登が休み無く続き手ごたえ抜群でした。
とはいえ山荘からは他の登山客の方も大勢おり、下ってくる方とのすれ違い等で
進んでは止ってを繰り返していたので適度な休憩になって楽できました。
蓼科の山頂は八ヶ岳、南ア、中央ア、北アが全て一望できる360度の大パノラマ。
あまりに素晴らしい眺めに山座同定などが楽しくて珍しく山頂に長居してしまい
ました。蓼科は非常に人も多かったです。
さて、蓼科山荘まで引き返して今日の目的地である双子池へ向かう為に他の多く
の方とは逆の南方向へ下ります。こちらへこの時間から降りる方は殆どいない
様ですね。人っ子一人出会わない状態に。
こちらの道はガレていて下りでもペースがあがりません。ガレはやがて大きな
川原へと繋がります。広い!石だらけだ!歩き難い!と足元ばかりみて歩いて
いたのが災いしたのかまたやっちまいました。道迷いです!
いや、今回はあまりに道が歩き難いので本当にあってるのか地図やGPSで何度も
確認はしたんですよ。でも位置、だいたいあってる。方向、だいたいあってる。
それじゃあ進むしかないかと突撃してしまったのですが、仕舞いには苔むした
岩を滑らない様川に落ちない様にルートを必死に探しながら下っていく悲惨な
状況に。実は正規ルートはこの川原のちょっと横に通っていたようです…。
コースタイムの倍近くかかっちゃいましたよ…。ごめんなさい。
そんなこんなで無駄に体力を消耗しながらもなんとかテント場である双子池に到着。
静かだし綺麗だしいい所だなー、と早速テント設営!
テン場は一区画ごとに整地されていて草でやわらかくとても心地よいです。500円。
できあがった秘密基地に興奮して眠れないかなー?とか思っていたのですが荷物
の重さか迷った疲れか晩酌をくいっとやったらあっさり朝まで寝こけてしまいました。
ーーーーーーーー
二日目!
4時頃に起きだして美しい池の周囲を散策してみるともう出発の準備を整えてる
方たちも結構いらっしゃいます。縦走で長い距離を歩くのでしょうかね。
私は今回は緩め登山なのでゆっくり朝ごはんを食べて軽くなった荷物でのんびり
北横岳を回ってきます。
…のつもりだったんですが双子池から大岳方面に登るルートは私が考えていた
北八ヶ岳の道と大分違ってました。人の高さ程もある大岩が折り重なっている
道がひたすら続きそれらを乗り越え渡り歩きよじ登るハードなアスレチック!
300m高度を上げるだけなのに偉いしんどい道ですねこれ。開けた場所で足元
みると高度感あってこわい!でもたのしいい!
…重いもの軒並みテントにおいてきて良かった。
アスレチックコースは大竹-北横岳間の稜線の中間程まで続きますが、そこから
先は普通の歩きやすい登山道になります。途中トレイルランの方とすれ違いましたが
あの岩だらけの道を走って降りるんでしょうかね…。もはや忍者だ。
ロープウェイからお手軽に登れるらしい北横岳ですがまだ動いていない時刻の
せいか人は殆どおらず静かな山頂を独り占めできる状態でした。とはいっても
ガスってきてしまって展望はあまりありませんでしたが…
亀甲池を経て双子池に戻るルートはよく整備されていて危険もなく下れました。
こちらでは多くの登りの団体さんとすれ違いましたね。岩ルートではお二人しか
会いませんでしたから登り易さの違いが如実に現れていますね。
双子池に戻ってテントに転がりこんで少しごろごろした後はテントを畳んで
出発です。ああ名残惜しい。そしてやっぱりテント装備一式は重い。
双子山まではおだやかな登りですがなかなかペースもあがりませんでした。
やはりテントもって行く時はコースタイム設定も余裕を持たないといけませんね。
双子山は途中で通過する丘程度に考えていたのですが山頂の草原はとても美しく
一見の価値ありだと思います。西に目を向けると蓼科、北横岳が綺麗に並んでいて
自分が通ったルートがはっきりと判り感慨深かったです。いい〆になりましたね。
今回もなんとか無事山行を終える事ができました。
反省すべき点は多々ありますが膝や腿など体はどこも痛まずに終える事ができたのは
冬の間に地道に山歩きしてた成果なのかなと嬉しくなりました。
調子に乗って無茶するといろいろやらかしそうなので反省を踏まえながら少しづつ
無理せずに行ける場所やれる事を増やしていきたいですね。
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