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Yamareco

記録ID: 202226
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

蓼科山-双子池-北横岳(初めての北八ヶ岳&テン泊)

2012年06月23日(土) ~ 2012年06月24日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
27:29
距離
14.9km
登り
1,349m
下り
1,343m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

23日
09:05-大河原峠
10:10-蓼科山荘
10:50-蓼科山頂 (昼食)-12:05
12:40-蓼科山荘
14:10-滝ノ湯川
14:50-亀甲池
15:30-双子池

24日
06:00-双子池
06:45-天狗の露地
07:25-大岳分岐
08:15-北横岳 (休憩)-8:50
09:40-亀甲池
10:10-双子池 (昼食、撤収)-11:20
12:00-双子山 (休憩)-12:10
12:30-大河原峠
天候 23日 晴れ時々曇り
24日 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大河原峠に結構な広さの駐車スペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
■大河原ヒュッテ-蓼科山荘
 よく整備された歩きやすい道だが所々登山道が小川になっていたり
 プールができていたり。雨の後はスパッツ着用が吉。

■蓼科山荘-蓼科山頂
 岩がゴロゴロした急登続きで結構ハード。
 ルートは広く危険箇所はそれ程無し。

■蓼科山荘-滝ノ湯川
 ガレた道が殆ど。途中川原歩きあり。
 そのまま川原を下り続けるとルートを外れてしまう為注意。

■双子池-大岳
 ペンキを頼りに大岩を渡り歩きよじ登るアスレチックがひたすら続くルート。
 捕まる場所もない状態で大岩の頂の間を飛び移る様に渡る場所も数箇所あり。
 難易度が高いという事は無いと思われるが安全が確保できないという点から
 危険度はあり。

■大岳-北横岳
 中間地点程まで大岩を乗り越えるアスレチックが続く。北横岳に近づくと
 手を使わず普通に歩ける登山道になる。

■北横岳-亀甲池
 整備された歩きやすい登山道。危険箇所無し。
大河原峠の駐車場から今回はスタート。すでに標高2000mオーバーで雲海の上。
2012年06月27日 20:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:43
大河原峠の駐車場から今回はスタート。すでに標高2000mオーバーで雲海の上。
蓼科への道は所々小川になってます。
2012年06月27日 20:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:43
蓼科への道は所々小川になってます。
白樺の小道は高原を思わせて気持ちいいですねえ。
2012年06月27日 20:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:44
白樺の小道は高原を思わせて気持ちいいですねえ。
近くで綺麗な声で囀ってくれました。
ヒタキの仲間だと思うのですが…
2012年06月27日 20:45撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:45
近くで綺麗な声で囀ってくれました。
ヒタキの仲間だと思うのですが…
プリンの様な美しい蓼科の山体がお目見えです。
待ってろよ!
2012年06月27日 20:45撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:45
プリンの様な美しい蓼科の山体がお目見えです。
待ってろよ!
蓼科山荘から急に人が増えます。七合目登山口の方から登られる方が多いのですかね。
2012年06月27日 20:46撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:46
蓼科山荘から急に人が増えます。七合目登山口の方から登られる方が多いのですかね。
ここから先は岩がごろごろした直登一直線!一歩一歩が大きくなり荷物が重いと思ったよりハードです。
2012年06月27日 20:46撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:46
ここから先は岩がごろごろした直登一直線!一歩一歩が大きくなり荷物が重いと思ったよりハードです。
蓼科山頂ヒュッテ。よっしゃ山頂だテンションあがってきた!…と急ぐと足元の悪さにすくわれます。ご注意を。
2012年06月27日 20:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:47
蓼科山頂ヒュッテ。よっしゃ山頂だテンションあがってきた!…と急ぐと足元の悪さにすくわれます。ご注意を。
やたらと広い蓼科山頂。山頂だけ樹木が生えてないので周囲360度の大展望です!いやーいい所ですね。さすがは100名山。
2012年06月27日 20:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:52
やたらと広い蓼科山頂。山頂だけ樹木が生えてないので周囲360度の大展望です!いやーいい所ですね。さすがは100名山。
八ヶ岳ー!南の荒々しい鋸と北の穏やかな山容が一望のままに。
2012年06月27日 20:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
6/27 20:49
八ヶ岳ー!南の荒々しい鋸と北の穏やかな山容が一望のままに。
南アルプスー!
2012年06月27日 20:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:50
南アルプスー!
穂高ー!槍ー!憧れの山々が一望の下に!素晴らしい!
2012年06月27日 20:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
6/27 20:50
穂高ー!槍ー!憧れの山々が一望の下に!素晴らしい!
そのうち南八ヶ岳にも挑戦したいですね。行者や赤岳鉱泉や青年小屋。行きたいテン場もたくさん。
2012年06月27日 20:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:52
そのうち南八ヶ岳にも挑戦したいですね。行者や赤岳鉱泉や青年小屋。行きたいテン場もたくさん。
山頂の岩と岩の間にはコイワカガミがたくさん咲き誇ってました。
2012年06月27日 20:55撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:55
山頂の岩と岩の間にはコイワカガミがたくさん咲き誇ってました。
蓼科山荘から南に下るルートはガレてて疲れます。人気は殆どなくなりました。
2012年06月27日 20:55撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:55
蓼科山荘から南に下るルートはガレてて疲れます。人気は殆どなくなりました。
広い川原に出ました。えーここ下るのー?歩きにくいなあ。北八ツって穏やかな散策路じゃなかったの?
2012年06月27日 20:56撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:56
広い川原に出ました。えーここ下るのー?歩きにくいなあ。北八ツって穏やかな散策路じゃなかったの?
…ってさすがにこれは歩き難いどころじゃないですよ!ここハードすぎるよ!本当にルートなの?!
2012年06月27日 20:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:57
…ってさすがにこれは歩き難いどころじゃないですよ!ここハードすぎるよ!本当にルートなの?!
なぜか進入禁止を示すロープの向こうに普通の道。つまり今いる場所は…やっぱりルートじゃありませんでした。ごめんなさい。
2012年06月27日 20:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:57
なぜか進入禁止を示すロープの向こうに普通の道。つまり今いる場所は…やっぱりルートじゃありませんでした。ごめんなさい。
ああ、そうそう、こういう道が私が想像してた北八ヶ岳の道ですよ。気持ちいいですね。すでにさっきの道迷いでヘロヘロですが。
2012年06月27日 20:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:58
ああ、そうそう、こういう道が私が想像してた北八ヶ岳の道ですよ。気持ちいいですね。すでにさっきの道迷いでヘロヘロですが。
苔むした樹木にオサバグサ。深い森が疲れを癒してくれます。
2012年06月27日 20:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:59
苔むした樹木にオサバグサ。深い森が疲れを癒してくれます。
やっとついた!双子池!でもテン場を管理するヒュッテまではここから半周10分程まだかかります。
2012年06月27日 20:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 20:59
やっとついた!双子池!でもテン場を管理するヒュッテまではここから半周10分程まだかかります。
初めて設営した私の秘密基地。イヤッホー!テンションあがってきたー!
2012年06月27日 21:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:00
初めて設営した私の秘密基地。イヤッホー!テンションあがってきたー!
ランタンもどきをぶら下げると気分が出ますね。
2012年06月27日 21:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:00
ランタンもどきをぶら下げると気分が出ますね。
フライシートをあけて外を見れば涼しげな池が望める素敵ポイント。
2012年06月27日 21:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:01
フライシートをあけて外を見れば涼しげな池が望める素敵ポイント。
こちらは奥にある雄池。なんと水場はここの水を直接採取!大丈夫かなと思いましたが水質はバッチリだそうで。飲んでも雑味無くおいしいです。
2012年06月27日 21:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:01
こちらは奥にある雄池。なんと水場はここの水を直接採取!大丈夫かなと思いましたが水質はバッチリだそうで。飲んでも雑味無くおいしいです。
夕飯前にとりあえずおつまみ缶詰をストーブであっためてかんぱーい!あー至高の一杯です。
2012年06月27日 21:04撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:04
夕飯前にとりあえずおつまみ缶詰をストーブであっためてかんぱーい!あー至高の一杯です。
夕飯は定番のカレー!今回はレトルトですませちゃいましたがミニトマトとミックスビーンズとおつまみの残りを足してボリュームアップ。テンション高いのでなんでも美味しいんです!
2012年07月03日 23:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/3 23:24
夕飯は定番のカレー!今回はレトルトですませちゃいましたがミニトマトとミックスビーンズとおつまみの残りを足してボリュームアップ。テンション高いのでなんでも美味しいんです!
残念ながら薄曇りで星は見えませんでしたが朝靄煙る池はとても美しかったです。
2012年06月27日 21:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:07
残念ながら薄曇りで星は見えませんでしたが朝靄煙る池はとても美しかったです。
朝ごはんはバジルソースのパスタとゆで汁スープ。少ない水で茹でたせいか気圧が低いせいかちょっとパスタはぼっそり。でも景色がいいからなんでも美味しいんです!騙されてる気もしますがいいんです!
2012年06月27日 21:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:08
朝ごはんはバジルソースのパスタとゆで汁スープ。少ない水で茹でたせいか気圧が低いせいかちょっとパスタはぼっそり。でも景色がいいからなんでも美味しいんです!騙されてる気もしますがいいんです!
双子池から大岳へのルートは大岩アスレチック。ペンキがなかったらどこへ向かったらいいのやらです。
2012年06月27日 21:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:09
双子池から大岳へのルートは大岩アスレチック。ペンキがなかったらどこへ向かったらいいのやらです。
うへー。もしフル装備背負ってたら心が砕けてましたねこりゃ。
2012年06月27日 21:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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6/27 21:11
うへー。もしフル装備背負ってたら心が砕けてましたねこりゃ。
うひー。しんどいけど手、足、体フルにつかってよじ登るのが登山らしくて楽しいです!
2012年06月27日 21:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:11
うひー。しんどいけど手、足、体フルにつかってよじ登るのが登山らしくて楽しいです!
大岳分岐からは恐竜の背中の尾根。一つ一つ乗り越え山越え進んでいきます。
2012年06月27日 21:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:12
大岳分岐からは恐竜の背中の尾根。一つ一つ乗り越え山越え進んでいきます。
北横岳近くなると普通の登山道。
2012年06月27日 21:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:12
北横岳近くなると普通の登山道。
山頂付近は険しく見えたのでラスボスがいるかなーと思ってたのですがあっさり北横岳山頂到着。
2012年06月27日 21:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:12
山頂付近は険しく見えたのでラスボスがいるかなーと思ってたのですがあっさり北横岳山頂到着。
北横岳北峰から蓼科方面。あいにくガスに巻かれ始めていますね。
2012年06月27日 21:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:13
北横岳北峰から蓼科方面。あいにくガスに巻かれ始めていますね。
北横岳南峰から八ヶ岳方面…なのですが雲の向こうですね。はい。ロープウェイの駅が見えますがまだ朝早いので山頂は私一人独占でした。こちら側はかなり楽に歩けそうな道ですね。
2012年06月27日 21:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:13
北横岳南峰から八ヶ岳方面…なのですが雲の向こうですね。はい。ロープウェイの駅が見えますがまだ朝早いので山頂は私一人独占でした。こちら側はかなり楽に歩けそうな道ですね。
北横岳から亀池方面の下りは整備されてて歩き易いです。下りは多くの団体さんとすれ違いました。
2012年06月27日 21:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:13
北横岳から亀池方面の下りは整備されてて歩き易いです。下りは多くの団体さんとすれ違いました。
ただいま我が家!逃げ込める基地があるって素晴らしい!いやまあこれから撤収してこれがくそ重い足枷になる訳ですが。
2012年06月27日 21:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:14
ただいま我が家!逃げ込める基地があるって素晴らしい!いやまあこれから撤収してこれがくそ重い足枷になる訳ですが。
双子山への道は笹が覆い尽くしている場所もあり。掻き分けながら進みます。
2012年06月27日 21:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:14
双子山への道は笹が覆い尽くしている場所もあり。掻き分けながら進みます。
双子山山頂付近には美しい草原広場が。
2012年06月27日 21:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:15
双子山山頂付近には美しい草原広場が。
今回登った二つの山を望んで感謝を。山よありがとう!
2012年06月27日 21:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:16
今回登った二つの山を望んで感謝を。山よありがとう!
山頂から下り始めれば間もなく大河原の駐車場が見えてきます。さああと一息。温泉だー。
2012年06月27日 21:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6/27 21:16
山頂から下り始めれば間もなく大河原の駐車場が見えてきます。さああと一息。温泉だー。
撮影機器:

感想

とうとうテントデビューしてきました!

…といっても一週間以上前の話なんですけどね。
いやなかなか書く機会がなくてほんと今更ですが。
今更なんですがこれは書かねばなるまいて。ああなるまいて。


そんなこんなで山にまともに登る様になって半年余り。
高山が雪に覆われている山屋さんのフィールドになっている間は
低山で地味にトレーニング!という事で奥多摩やら丹沢あたりで
無意味に重い荷物入れて楽しんでおりました。
重い荷物は全てテントを背負う時の為に!

という事でそろそろ試してみてもいい頃かな?とテントデビューの
場所を色々探っていたのですが、北八ヶ岳ならば森深くて雰囲気
最高だし道も険しくなく散歩気分で散策できると聞き及びそれならばと
初遠征に行ってまいりました。

ーーーーーーーー

今回はあくまでテント泊がメインなので荷物も重いし山自体は軽めにしよう!
という事で最初から標高が2000m以上ある大河原峠から蓼科を目指します。
峠を登っている間はガスっててどうなる事かと思いましたが着いてみればそこは
もう雲海の上。なんだかずるい。けどラッキー。
晴天の下蓼科への穏やかな登りを気持ちよく歩く事ができました。

大河原峠から蓼科山頂までは高低差にして500mに満たないので荷物が重くても
それ程苦労はないだろうとか思っていたのですが、なかなかどうして蓼科山荘
からは急な岩場の直登が休み無く続き手ごたえ抜群でした。
とはいえ山荘からは他の登山客の方も大勢おり、下ってくる方とのすれ違い等で
進んでは止ってを繰り返していたので適度な休憩になって楽できました。

蓼科の山頂は八ヶ岳、南ア、中央ア、北アが全て一望できる360度の大パノラマ。
あまりに素晴らしい眺めに山座同定などが楽しくて珍しく山頂に長居してしまい
ました。蓼科は非常に人も多かったです。

さて、蓼科山荘まで引き返して今日の目的地である双子池へ向かう為に他の多く
の方とは逆の南方向へ下ります。こちらへこの時間から降りる方は殆どいない
様ですね。人っ子一人出会わない状態に。
こちらの道はガレていて下りでもペースがあがりません。ガレはやがて大きな
川原へと繋がります。広い!石だらけだ!歩き難い!と足元ばかりみて歩いて
いたのが災いしたのかまたやっちまいました。道迷いです!

いや、今回はあまりに道が歩き難いので本当にあってるのか地図やGPSで何度も
確認はしたんですよ。でも位置、だいたいあってる。方向、だいたいあってる。
それじゃあ進むしかないかと突撃してしまったのですが、仕舞いには苔むした
岩を滑らない様川に落ちない様にルートを必死に探しながら下っていく悲惨な
状況に。実は正規ルートはこの川原のちょっと横に通っていたようです…。
コースタイムの倍近くかかっちゃいましたよ…。ごめんなさい。


そんなこんなで無駄に体力を消耗しながらもなんとかテント場である双子池に到着。
静かだし綺麗だしいい所だなー、と早速テント設営!
テン場は一区画ごとに整地されていて草でやわらかくとても心地よいです。500円。
できあがった秘密基地に興奮して眠れないかなー?とか思っていたのですが荷物
の重さか迷った疲れか晩酌をくいっとやったらあっさり朝まで寝こけてしまいました。

ーーーーーーーー

二日目!

4時頃に起きだして美しい池の周囲を散策してみるともう出発の準備を整えてる
方たちも結構いらっしゃいます。縦走で長い距離を歩くのでしょうかね。
私は今回は緩め登山なのでゆっくり朝ごはんを食べて軽くなった荷物でのんびり
北横岳を回ってきます。

…のつもりだったんですが双子池から大岳方面に登るルートは私が考えていた
北八ヶ岳の道と大分違ってました。人の高さ程もある大岩が折り重なっている
道がひたすら続きそれらを乗り越え渡り歩きよじ登るハードなアスレチック!
300m高度を上げるだけなのに偉いしんどい道ですねこれ。開けた場所で足元
みると高度感あってこわい!でもたのしいい!
…重いもの軒並みテントにおいてきて良かった。

アスレチックコースは大竹-北横岳間の稜線の中間程まで続きますが、そこから
先は普通の歩きやすい登山道になります。途中トレイルランの方とすれ違いましたが
あの岩だらけの道を走って降りるんでしょうかね…。もはや忍者だ。

ロープウェイからお手軽に登れるらしい北横岳ですがまだ動いていない時刻の
せいか人は殆どおらず静かな山頂を独り占めできる状態でした。とはいっても
ガスってきてしまって展望はあまりありませんでしたが…

亀甲池を経て双子池に戻るルートはよく整備されていて危険もなく下れました。
こちらでは多くの登りの団体さんとすれ違いましたね。岩ルートではお二人しか
会いませんでしたから登り易さの違いが如実に現れていますね。

双子池に戻ってテントに転がりこんで少しごろごろした後はテントを畳んで
出発です。ああ名残惜しい。そしてやっぱりテント装備一式は重い。
双子山まではおだやかな登りですがなかなかペースもあがりませんでした。
やはりテントもって行く時はコースタイム設定も余裕を持たないといけませんね。

双子山は途中で通過する丘程度に考えていたのですが山頂の草原はとても美しく
一見の価値ありだと思います。西に目を向けると蓼科、北横岳が綺麗に並んでいて
自分が通ったルートがはっきりと判り感慨深かったです。いい〆になりましたね。

今回もなんとか無事山行を終える事ができました。
反省すべき点は多々ありますが膝や腿など体はどこも痛まずに終える事ができたのは
冬の間に地道に山歩きしてた成果なのかなと嬉しくなりました。

調子に乗って無茶するといろいろやらかしそうなので反省を踏まえながら少しづつ
無理せずに行ける場所やれる事を増やしていきたいですね。

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