甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根ピストン)・・・下山後にとんだアクシデント
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 2,412m
- 下り
- 2,406m
コースタイム
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 9:40
9:51山頂出発−11:21七丈小屋(休憩5分)-12:34刃渡り(休憩5分)-13:11笹の平分岐-13:55つり橋
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは駐車場にある茶屋の前にあります。 尾白の湯まで車で5分くらいですが、水曜日定休で入れませんでした。(8月は無休とのこと) コースは分かりやすく夏場は道迷いの心配はありませんが、花崗岩で表面がザラザラしていて滑りやすいです。 標高2500mくらいまで小さな羽虫がわんさか飛んでいて、刺さないようだけどハァハァしてると口の中に入りそうで嫌でした^^; |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
待望の梅雨明けを待って2年ぶりに甲斐駒ヶ岳へ行ってきました。
朝、4時過ぎに竹宇駒ヶ岳神社の駐車場に到着し、登山届けを投函して出発。
富士登山(市役所〜8合目)の4日後で、序盤からペースが上がりません。
山頂でカレーを食べようとコンロやクッカー、そしてミラーレスカメラにデジイチと、いつもよりリュックも重かった。
笹の平分岐の前後で、同じくソロで日帰りの男性二人をパス。お二人とも初甲斐駒だそうでお互い「きついですねー」を合言葉のように交わしました。
6時に刃渡りに着き、振り返ると雲海に浮かぶ八ヶ岳が見えました。
刀利天狗を過ぎ、一旦下って5合目小屋跡から先は梯子の連続。
七丈小屋ではカレー用の水を空のパックに入れ出発。
岩場が増え、ペースは更に落ちてるのに心拍数が150を下回らない。
しかし左手に鳳凰三山と北岳、正面には甲斐駒山頂が青空に映えてテンションは上がる一方です。
下山してきた若者が「山頂はいい感じですよ」と教えてくれたので、ちょっと頑張ってちょうど4時間半後に頂上に立てました。
先客は3名(うち2名は北沢峠から)いましたが、じきに下山したのでしばし山頂を独り占め。
お湯を沸かしてカレーを作っていると北沢峠から男性が一人登ってきました。
晴天に恵まれた山頂で絶景を楽しみながら遅い朝食(?)を食べ終わると、既に1時間が経とうとしている。
さて重い腰を上げて下山開始。
七丈小屋までは花や蝶を撮りながらゆっくり下りました。
登りで2回目にパスした男性に出会うと写真を撮ってくれました。
帰宅したらデジカメ画像をテレビに映しながら一杯やるのが楽しみなんだとか。
分かるなぁ、その気持ち。
もうしばらく下ると最初にパスした男性ともすれ違い。
七丈小屋でまた水を補給。
梯子の連続を慎重に下って、5合目小屋跡を過ぎたらちょっと駆け足。
刃渡りでセルフ撮影してからはもうちょっとスピードアップ。
長いけど心拍数も120前後で息も上がらず気持ちよく下れました。
14時前に吊り橋に着きましたが、左手から沢に下りて靴を脱いだら膝から下をアイシングして、顔を洗います。
と、吊り橋をどたどたと何人もの人が渡ってきました。
中にはウェットスーツ姿も。。。
こんな時間から沢登り???
駐車場へ向かって歩いて戻ると、境内への入り口にテープが張られ、何人ものおまわりさんが立っていた。
そして駐車場には何台もの消防車両とパトカー。
聞くと一番近い千ヶ淵で溺れた人(というか遺体で発見されてたみたい)がいたらしいのですが、身元が分からないので、投函された登山届けを元に駐車場の車の持ち主をチェックしていたようです。
自分の名前と車の車種を告げ、事故とは無関係なことを確認してもらい、着替えを済ませて駐車場をあとにしました。
問題はここから。。。
都内に戻って高速を下りると、スマホに着信履歴があり、一つ目にかけると北杜警察署から。
現場で確認済みなことを知らないお巡りさんからで、ああそうでしたかと済ませられましたが、もう一件が職場からで、どうやら警察から会社へ電話が入ったらしい。
「年休を取っていて携帯に出ない、身元不明の遺体、登山届けに書かれた名前」
誰でも誤解を招く情報で、事件に巻き込まれたと職場の人も慌てたようです。
電話をかけて何とか疑いは晴れましたが、帰宅後に母からも電話があり、やはり警察からの電話で、もう覚悟を決めていたと言われました^^;
原因は警察の消し込み漏れによる余計な問い合わせだったのですが、万が一に備えて出した登山届けが逆に騒ぎを広げてしまった結果になりました。
翌朝は、登山届けのコピーと地図で上司と総務に説明して回り、気持ちよかった山行がなんか後味悪くなっちゃったなぁ。
黒戸尾根を日帰りとは健脚ですねぇ。
北沢峠からしか登っていないからいつかは黒戸尾根と思っているうちに歳をとりすぎました。
最近、右膝に故障があるからもう無理になりました。
登山届が仇になったなんてあらまぁですね
私も遭難騒ぎがあると友達から新聞に載って無くて安心したと言われたりします
登山届は立派な個人情報。悪用されたら恐いですね。
コメントありがとうございます。
70歳で百名山を完登されたとは素晴らしいですね。
私も4年前に半月板の手術をしてますのであまり無理はしないようにしてます^^;
ゆっくりでもずっと登山を楽しみましょう!
初めまして、こんばんはimajiさん(^0^)
う〜ん、実に健脚ですね。(^0^)速い、脱帽です(^0^)
下記の人物。私の友人です。
>登りで2回目にパスした男性に出会うと写真を撮ってくれました。
>帰宅したらデジカメ画像をテレビに映しながら一杯やるのが楽しみなんだとか。
>分かるなぁ、その気持ち。
私も17日に御嶽山に登った後、
18日、彼と一緒に黒戸尾根を登る予定でした。
御嶽山に向かう途中、彼から
「18日は雨らしいので、黒戸尾根は中止」の電話あり。
残念と思いながら、携帯の電源オフ状態で御嶽登山。
ところが、17日午後梅雨明けで、
彼は急遽、単独で黒戸尾根に登ってしまいました(^^;
お天気は最高だったようですね(^0^)
羨ましい(^0^)
友人からの伝言です
「あの時、俺はだいぶくたびれていて、
自分に挫けそうになっていましたが、
imajiさんに会って、スタミナを貰った気分になって、
黒戸尾根を日帰りピストンすることが出来ました。
本当に有難うございました。
またどこかの山でお会いしましょう。」
大変喜んでおりました。
友人はヤマレコやりませんので、私が代わってお礼申し上げます。
有難う御座いました(^0^)
初めまして。コメントとご伝言をありがとうございました。
そうでしたか♪
私も山でああいう会話を交わすことができると、疲れを忘れて歩くことができます。
またどこかの山で会えることを楽しみにしておりますと、よろしくお伝えください。
当方、赤いシャツを着ることが多いです^^;
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