奥多摩・浅間尾根プチ縦走（払沢の滝入口〜関東百名山・浅間嶺〜御林山〜数馬の湯）

2019年11月10日(日) [日帰り]

• GPS: 05:47
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,298m
• 下り: 930m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:53
• 休憩: 1:20
• 合計: 6:13

7:39 払沢の滝入口バス停
7:43 7:44 払沢の駐車場
8:09 8:11 時坂路傍施設便所
8:20 8:26 時坂峠
8:36 8:37 584ｍ独標
8:47 8:47 宝蔵寺分岐
8:59 9:00 ソバ処みちこ
9:20 9:28 奥多摩三山展望地
9:52 9:52 浅間嶺展望台
9:53 9:54 浅間尾根休憩所
10:01 10:03 浅間嶺最高点（小岩浅間）
10:19 10:20 人里峠
10:29 10:29 石宮ノ頭
10:51 10:51 一本松分岐
10:54 11:22 一本松
11:38 11:38 猿石
11:48 11:50 数馬分岐
12:07 12:08 数馬峠(藤原峠)
12:22 12:30 伐採地（笹尾根展望地）
12:38 12:40 仲の平分岐
12:52 13:03 御林山
13:10 13:12 仲の平分岐
13:36 13:37 仲の平バス停
13:41 13:42 数馬バス停
13:48 13:49 仲の平バス停
13:52 数馬の湯

天候

終日快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（往路）武蔵五日市駅より西東京バスにて払沢の滝入口へ
（復路）温泉センター前（数馬の湯）バス停より西東京バスにて武蔵五日市駅へ（※臨時バス増便あり）

コース状況／危険箇所等

・コース中、特段の危険・不明瞭箇所等ナシ
・「浅間嶺」山頂の案内標識に混乱あり（最高点には「小岩浅間」の山名標識のみ、山頂東側の展望台に立派な山名標識）
・数馬バス停への下降点より、下山路の上部は岩混じりの急斜面、スリップ・滑落注意

その他周辺情報

仲ノ平の浅間尾根登山口から徒歩3分で日帰り温泉「数馬の湯」あり（大人税込み880円、露天風呂・食堂併設、ベネポなど各種割引あり）

写真

11/10 7:34

本日は、五日市からバスで払沢の滝入口へ。乗車多数、下車組は小生入れ3名。

11/10 7:36

観光名所・払沢の滝は通行止めで残念ながら行けません…。

11/10 7:40

紅葉前線が中腹まで下りてきてます。

11/10 7:44

払沢の駐車場過ぎ、時坂峠まで暫く車道歩き。

11/10 7:45

プチ土砂崩れ跡。人や車の通行には支障なし…。

11/10 7:47

ここは石段をショートカット。時坂峠から先は通行注意の由。

11/10 7:57

再び暫しの車道歩き。作業小屋かと思ったら、「森デリバリー」というユニークな車でした…

11/10 8:02

ここから再び山道をショートカット。ここは「関東ふれあいの道」です。

11/10 8:08

払沢からだいぶ登ってきました。里山の秋景色。

11/10 8:10

車道を一瞬横切って、再び山道へ。案内標識・公衆トイレあり。

11/10 8:15

時坂峠手前のプチ崩落区間。通行には支障ありません。

11/10 8:16

ふと見上げると、峠道の物寂びた石仏さま。

11/10 8:19

時坂峠着。かつて浅間尾根は「甲州中道」と呼ばれる交通の要路だったそうです。

11/10 8:21

ここから本格的な尾根道へ。

11/10 8:31

584mの独標ピークを直登。ここは車道を巻いた方が正解だったかも…〈汗〉

11/10 8:32

一旦尾根道を急降下します。。

11/10 8:34

再び小ピークへ急登。巻き道ナシ…〈涙〉。

11/10 8:37

プチ紅葉が眼を和ませてくれます…

11/10 8:39

ようやく正規ルートに合流…。

11/10 8:40

ここから払沢の滝入口への下降路もあるようです。

11/10 8:44

遠く八王寺市街を望んで。

11/10 8:47

宝蔵寺分岐通過。小沢バス停への下降路あり。

11/10 8:49

程よいポイントに峠の茶屋あり。

11/10 8:50

大岳山〜馬頭刈尾根方面の展望が広がります。

11/10 8:51

これはひょっとして、先日「ポツンと一軒家」に登場した秘境のおソバ屋さんでしょうか。（残念ながら休業ですが…）

11/10 8:53

浅間尾根は、一旦この分岐を左へ下ります。

11/10 8:57

ここが「ポツンと一軒家」ですね。古いお地蔵様がハイカーを見守ってくれてます。

11/10 8:58

高齢のご夫妻が経営されていたウワサの「ソバ屋みちこ」です。もう廃業してしまったのでしょうか…。

11/10 9:00

少々沢筋の道は荒れてますが、橋は問題ナシ。

11/10 9:09

ここも少々崩落あり。通行に支障なし。

11/10 9:12

この区間、崩れたルートを修復してくれています。ひたすら感謝！

11/10 9:17

ここは最近間伐されたようです。カンバンもしっかり間伐材で出来てます。

11/10 9:20

浅間尾根の支尾根先端に出て、右側の展望が一気に開けます。御前山〜三頭山方面でしょうか。

11/10 9:22

こちらは大岳山〜鋸山方面。

11/10 9:31

カタクリ群生地あり。場所が知れ渡ると、違法採取などで荒れてしまうのですが…。

11/10 9:38

植林帯を抜け、明るい広葉（＆黄葉）樹林帯へ突入。

11/10 9:42

いよいよプチ黄葉ゾーンに入ります。

11/10 9:48

気持ちの良いルートです。尾根筋が緩やかに近付いてくる感じがGood！

11/10 9:50

この辺りが、本日一番の色づきです！

11/10 9:52

上川乗バス停への下山路が分岐。

11/10 9:53

立派なあずまやあり。山頂はこの先です。

11/10 9:59

山頂手前の祠です。

11/10 10:02

地図では、ここが浅間嶺のはずですが、「小岩浅間」の標識があるのみ。展望ナシ…

11/10 10:10

ここで巻き道と合流。

11/10 10:11

伐採地上を通過。大岳山〜御前山方面がドーン！御前山の山頂付近は紅葉真っ盛り…

11/10 10:13

三頭山に繋がる尾根の向こうに、長沢背稜の峰々もよく見えてます。

11/10 10:18

人里（へんぽり）峠通過。もう少し尾根道を歩いていきましょう。

11/10 10:28

老朽化した桟道通過。ヘビー級の方が乗ると崩壊しそう…。

11/10 10:31

稜線方面は紅葉がそろそろピークです！

11/10 10:35

ステキな朱・黄色のグラデーション。

11/10 10:42

浅間石宮通過。このルートの長い歴史を感じさせてくれます。

11/10 10:50

尾根を回り込み、一本松を通過。ここにも古い石仏あり。

11/10 10:54

930mの小ピーク（一本松）ヘ。展望イマイチですが、三等三角点あり。静寂の山頂でランチ休憩とします！

11/10 11:23

山頂周辺、僅かに紅葉の残照。

11/10 11:30

藤倉バス停への下山路分岐。踏み跡薄し…

11/10 11:34

尾根の南側を巻く道となり、笹尾根方面が見えてきました。

11/10 11:36

この一角だけ、鮮やかな赤！

11/10 11:37

アップでもう1枚！

11/10 11:38

サル石。サルの手形を探しましたが、よく分かりません…

11/10 11:40

山頂付近真っ赤の御前山が、ちょうど真横ぐらいの感じになりました。

11/10 11:46

古い仏様の上には、岩とステキなプチ紅葉。

11/10 11:48

数馬分岐通過。数馬集落への下山道が本流のよう。まだお昼前、もう少し浅間尾根歩き行けそうです！

11/10 12:01

林道出合。ここまでは車orバイクで上がってこられます。この先、いよいよ浅間尾根の最終区間です…

11/10 12:07

この支尾根の突端で、ほぼ道が180度折り返し。この辺りが数馬峠のようですが、道標見当たりません…

11/10 12:13

季節外れのリンドウ一輪。

11/10 12:17

ここは黄葉ゾーンですね。

11/10 12:21

再び南側が開け、眼前に笹尾根ドーン。あちらもあと1週間ぐらいで色づき最高かと…

11/10 12:23

こちらの尾根も、ささやかながらステキな秋色。

11/10 12:39

数馬バス停への下降点到着。ここにザックをデポし、浅間尾根の最終ピーク、御林山を往復してきます！

11/10 12:50

尾根縦走路を離れ、丸っこい御林山の最後の登り…キツい…

11/10 12:53

本日のラストターゲット、御林山到着。三等三角点と立派な山頂標識あり。本日の最高標高点でもありますが、ここから一気に登山口（＆フロ！）まで下ります。

11/10 12:56

フルーツゼリーを食べながら頂稜の外れまで歩いてみると、紅葉の三頭山から伸びる尾根がすぐ近くに。あそこにも小生の足跡が…。

11/10 12:59

目の前の笹尾根も、山腹がステキなパステルカラーに…

11/10 13:12

ザックを拾い、ここで本日長らくお世話になったの浅間尾根を離れ、里に下ります！

11/10 13:14

出だしは結構な岩混じりの急降下。スリップ注意！

11/10 13:16

急斜面をクリアすると、足許に小さな秋色。

11/10 13:22

朱は少ないですが、ちょっとした黄葉ゾーン通過。

11/10 13:24

あっ、ここはキレイなグラデーション。

11/10 13:24

ここも良いですねー。

11/10 13:35

無事、数馬上地区へ30分弱で下山。下降路の台風による損壊もほとんどなく、ホッと一息…。

11/10 13:37

登山口には、立派な案内標識と馬頭観音あり。

11/10 13:41

数馬のバス停。一応、2年前の足跡を繋ぐべく、ここまで歩いてみました。次のバスまでちょうど1時間、程よいホッコリタイムが取れそうです！

11/10 13:51

本日の最終ゴール、数馬の湯に到着。各種割引あり、目の前にバス停があって便利です！。

11/10 13:52

土日は夜八時までやってます！

11/10 14:35

露天風呂もあり、小さめながらいいお湯でした。三頭山も今日は終日ピカピカの晴れ、ハイカーで大賑わいでしょう…。

11/10 14:42

数馬の湯周辺もプチ紅葉がステキです。

撮影機器：

arrows Be F-04K docomo FCNT

装備

備考

（消費水分量）PETボトル（午後ティー）500ml×1、魔法瓶の湯500ml（昼食用)、ガッツギア×1（※ポリタン水：約1.2�隼�参するも消費せず）

感想

さとなお

天候不順の今秋には珍しく、今週末は土日ともピカピカ晴天予報。土曜日は家内と連れ立って職場のバスツアーにて小田原へ。カマボコ作り体験、小田原城観光、ビール工場・地酒の酒蔵見学（試飲付き！）と県西部の秋の味覚・風物を満喫、大いに満足。
　とはいえ、アウトドアなしで過ごすには勿体ない好天。日曜は未明に起床し、電車・バスにて久々の奥多摩日帰りツアーへ。最近、山梨方面の山は梨百巡りで少々食傷気味のため、この日のチョイスは関東百名山で数少ない東京都内の “登り残し” 浅間嶺です。払沢の滝（台風で遊歩道は通行止め…）入口からスタート、昔ながらの街道筋（甲州中道）を辿り、昨年秋に名物番組「ポツンと一軒家」で紹介された「そば処みちこ」（残念ながら廃業…）を経て、標高800〜1,000mぐらいの浅間尾根をプチ縦走。心配された台風被害もほとんどなく、僅かな崩落区間も歩きやすく修復されて、順調にこの日のメインディッシュ・浅間嶺を踏破。（山頂付近の案内標識・山名板が混乱気味のため要注意…）
　その後は時折ハイカーとすれ違い、プチ紅葉と奥多摩三山の展望を楽しみながら、人里（へんぼり）峠、数馬峠とフラットな尾根を快調に飛ばし、この日の最高標高点・御林（おはやし）山に午後1時前到達。無人の山頂でご褒美のフルーツゼリーを食し、数馬の湯へと一気に下山。結構なおフロで汗を流し、満員の路線バスに揺られて武蔵五日市駅へと明るいうちに帰り着きました。
　今秋は紅葉が遅れ気味で、関東近辺の紅葉前線も標高1,000m前後にやっと下りてきた感じです。あと2〜3週間は低山歩きで紅葉狩りも楽しめそうで、天候も安定して落ち着かない週末を過ごすことになりそうです。食欲の秋、芸術の秋も十分魅力的なのですが、体重増が心配でもあり…。