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Yamareco

記録ID: 2102091
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積雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

久住山 (牧ノ戸⇔久住・扇)

2016年03月14日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.9km
登り
843m
下り
842m

コースタイム

日帰り
山行
5:55
休憩
0:40
合計
6:35
7:40
200
11:00
11:20
30
11:50
12:00
65
13:05
13:15
60
14:15
0
14:15
ゴール地点
これは大学の卒業旅行として行った九州山行のうち2座目である。
今回は今回で, 寒さのためスマホがバグってしまい, 一眼レフに入れていたSDカードも使い物にならなくなった。 写真は2枚しか撮れていない。

前日の夜に牧ノ戸峠まで車で行く。 本来はここで車中泊するつもりだったが, 天気は雨。 加えて真っ暗な駐車場に車が一台も止まっていなかったのを見て心細くなり, 急遽下ったところの駐車場を使うことにした。
翌日6時頃に起床し, 手早く朝食を摂って牧ノ戸峠に向かう。 雨は雪に変わっていた。
07:40 雪が降りしきる中, 雨具を着てザックカバーを装着して入山する。 積雪は足首~膝くらいまであった。 登山口からしばらくはコンクリートで舗装された道を通る。 しばらくして, 少しずつ植物がまばらになってくると, だんだんと風が強くなってくる。 雪が顔に容赦なく吹き付け, 頬が冷える。 立ち止まると体が冷えてくるため, ゆっくりと踏みしめる様に登り続ける。 吹雪のため風景は全く見えない。 そればかりか, 2つ先の目印すら見えないこともあり, 苦労する。
11時頃だろうか。 しばらく登っていると, 急に下りに転じる。 平らな場所に出るが, このあたりでは岩の目印も分かりづらくなり, 進むべき道が分からなくなる。 しばらくいろんな方向に行っては戻りを繰り返していると, 後続のパーティーに追い越される。 かなりペースが早いパーティーではあったが, なんとか後ろに付き, 久住分かれ避難小屋に到着する。 風がない分, 小屋の中は温かく感じた。 ここで持ってきたおにぎりを頬張り, しばらく休憩して山頂アタックすることにする。
11:20頃 避難小屋を出発。 ここからは久住算の尾根を登ることになるのだが, 遮るものが何もない分, さらに風が強くなる。 岩の目印は雪に埋もれて半分くらいしか見つからず, 先行パーティーの足跡を辿って, 11:50頃, なんとか久住山の登頂に成功する。 山頂は風が強く, とにかく寒かったためすぐに引き返す。 星生山に登るという先行パーティーと別れ, 自分はこのまま引き返すことにする。 帰りも自分の足跡を辿り, なんとか引き返す。 途中, 扇ヶ鼻に寄ってから下山した。
天候 雪 (吹雪), 時々曇り
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車で牧ノ戸 (の麓の駐車場)へ, そこで車中泊。 翌朝車で牧ノ戸まで行き, そこから入山。
コース状況/
危険箇所等
雪が積もっていた。 そればかりか途中から吹雪きはじめ, 久住分かれ避難小屋付近で一度コースを見失った。
その他周辺情報 筋湯温泉で日帰り入浴。
最初の計画。 あまりの悪条件に遠く及ばず, 牧ノ戸と久住山を往復することになる。
最初の計画。 あまりの悪条件に遠く及ばず, 牧ノ戸と久住山を往復することになる。
これは登山口から少し入ったところの休憩所。 雪で景色は皆無である。
これは登山口から少し入ったところの休憩所。 雪で景色は皆無である。
雪の登山道を登っていく。 ここから先はあまりの冷え込みにiPhoneがダウン。 デジカメに入れていた安物SDカードも壊れて全く写真が写せなくなる。 尤も, 吹雪で写真どころの騒ぎではなかったわけだが。
2018年05月20日 20:59撮影
5/20 20:59
雪の登山道を登っていく。 ここから先はあまりの冷え込みにiPhoneがダウン。 デジカメに入れていた安物SDカードも壊れて全く写真が写せなくなる。 尤も, 吹雪で写真どころの騒ぎではなかったわけだが。
下山後に牧ノ戸レストハウスにて一服。 冷え切った体に染み渡る。
下山後に牧ノ戸レストハウスにて一服。 冷え切った体に染み渡る。
筋湯温泉に漬かる。
2016年03月14日 18:28撮影 by  iPhone 4, Apple
3/14 18:28
筋湯温泉に漬かる。
2016年03月14日 19:11撮影 by  iPhone 4, Apple
3/14 19:11
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ウィンドブレーカー ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理器具 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ シュラフ
備考 雪山であり, アイゼンがあれば良かったと思う。
雪でズボンがかなり汚れたため, ゲートルがあればよかった。
登山靴がボロボロになっていたため, 中に雪が入り込んで靴下がビショビショになった。 買い換えておくべきだった。

感想

日本百名山, 第4座目。
そもそも春山が雪山であるという認識がなかったのは相当まずいし, 岩の目印を見失った時点で遭難という。 後続からパーティーが来なかったらどうするつもりだったんだと当時の自分に問いたい。
余談だが, 牧ノ戸峠に止めていた車は始動させると異音がする様になっていた。 気温低下の影響でエンジンの動力部が凍り付いていたらしい。 すぐにレッカー車を呼び, 修理 (といっても氷を金槌で割っただけだが)して貰った。

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利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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