海抜0(富士川河口)→<村山古道>→富士山→宝永山→御殿場口 [山梨100]
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- GPS
- 32:34
- 距離
- 64.6km
- 登り
- 3,959m
- 下り
- 2,513m
コースタイム
自宅4:00⇒<マイカー>⇒野田・さいたま・川越・狭山・入間⇒入間IC<圏央道・中央道>河口湖IC⇒道の駅なるさわ⇒道の駅朝霧高原⇒山宮浅間神社見学10:15⇒10:30村山浅間神社周辺の下調べ11:00⇒道の駅富士⇒13:35富士川河口下調べ15:00⇒「湯らぎの里」で入浴と食事18:00⇒18:10道の駅富士 (車中泊)
7月24日(火)
出発4:00…富士川河口・海岸4:35…道の駅富士5:10…富士駅前5:45…中央公園6:30…富士市役所6:40…富知六所浅間神社6:50…7:45広見公園(富士市立博物館見学)11:00…道しるべ1 11:20…辻畑橋(第2東名)11:35…道しるべ2 11:55…千貫松(最後のコンビニ)12:10…道しるべ3 12:35…道しるべ4 12:55…道しるべ5 13:05…道しるべ6 13:55…道しるべ7 14:00…富士根本宮村山浅間神社14:40…14:45村山ジャンボ (素泊)
7月25日(水)
出発4:55…馬頭観音1 5:30…林道富士裾野線出会6:20…北井久保林道出会6:50…札打場跡の大ケヤキ7:15…天照教林道(広域基幹林道富士山麓線)出会8:20…富士山麓山の村(緑陰広場)9:10…馬頭観音2 9:25…大淵林道出会9:50…中宮八幡堂跡10:15…スカイライン横道7.8Km地点10:40…スカイライン縦道10.8Km12:00…御殿庭コース交差地点12:25…笹垢離跡13:05…15:35新六合目雲海荘 (宿泊)
7月26日(木)
出発6:20…七合目7:50…九合目万年雪荘9:30…九合五勺9:50…頂上浅間大社奥宮10:45…剣ヶ峰3775m[山梨100]11:15…久須志神社11:55…12:25頂上浅間大社奥宮13:10…14:00赤岩八合館 (宿泊)
7月27日(金)
出発5:20…走り六合6:10…宝永山2693m6:35…新五合五勺7:10…大石茶屋7:35…7:40御殿場新五合目BS
9:45⇒<路線バス\1080->10:17⇒御殿場駅⇒10:30<JR\740->11:35⇒富士駅⇒<タクシー\1040- >⇒道の駅富士12:10⇒<マイカー>⇒「湯らぎの里」で入浴と食事13:30⇒道の駅朝霧高原⇒道の駅なるさわ⇒
河口湖IC<中央道・圏央道>入間IC⇒19:00自宅
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出発時刻/高度: 13:36 / 10m
到着時刻/高度: 07:37 / 1445m
合計時間: 90時間0分
行動時間=1時間25分+10時間45分+10時間40分+7時間40分+2時間20分=32時間50分
合計距離: 64.72km (= + + + + )
最高点の標高: 3736m
最低点の標高: 1m
累積標高(上り): 3988m
累積標高(下り): 2554m
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天候 | 7月23日(月)晴れ 7月24日(火)晴れ 7月25日(水)晴れ 夕方小雨 7月26日(木)晴れ 午後2時頃から 雨 7月27日(金)晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
http://www.cbr.mlit.go.jp/michinoeki/syousai/shizuoka/s_01.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
|
その他周辺情報 | スーパー銭湯 富士湯らぎの里 http://www.a-1group.co.jp/yuragi/eigyo/eigyo.html 村山ジャンボ http://murayama-jumbo.com/ 雲海荘 http://www.unkaiso.com/ 赤岩八合館 http://www.dumbo33.net/shop/asobu/akaiwa1.html |
予約できる山小屋 |
|
写真
現在はその主登山口としては吉田口(北口)となっています。
この主たる原因は 吉田口では江戸時代になって教義を優しく簡潔にした富士講でツアー組織にしたことにあるそうだ。
それに比べ この表登山口としての格式を厳格に守ったため 「村山古道」の衰退となったようです。
この「山本商店」はこの神社の直ぐ近くにありました。
ここには缶ビールやジュース類など 販売されていました。
ここの主人に「弁当」は販売しているのかと 訪ねると 売れないので置いていないとのことでした。
翌日 再度来るので 「弁当」を置いてくれないかと頼みました。
あまり期待はしていませんでしたが、翌日 訪れると 驚くことに「弁当」が置いてありました。
もちろん 弁当、冷たい缶ビール、トマトなどを 購入しました。
富士山がよく見えました。
本日は時間の余裕がありましたので、ここで「富士市博物館」などを見学しました。
この博物館には「村山古道」に関する展示があると聞いていました。
約3時間 随分とゆっくりしました。
4畳半ほどですが、テレビやエアコンが有り快適でした。
ただここは 合宿所なので素泊まりでした。
宿泊者は 別部屋の夫婦と私だけなのでお風呂はシャワーだけでした。
ただ 浴槽には水が張ってありましたので、水風呂を入りましたが 特に問題ありませんでした。
ここでも 缶ビールやジュース類を購入できました。
この辺を「六道坂」。
六道とは広辞苑によると仏教用語で「衆生が善悪の業によっておもむき住む六つの迷界。すなわち 地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天」。
その昔 ここには 大木戸があって 役人が常駐していたとのこと。
そして 登山者(道者)から山役銭を徴収し、登山手形を交付したということです。
幸いなことに 到着して直ぐに雨が降ってきました。
本日は 丁度「富士登山競走」と重なったことにより、その応援者がここにも宿泊し、この山小屋は満員御礼状態となりました。
山小屋の管理人によると 4年前に ここに皇太子が来たとのことです。
そのときの感激を 止めどなく話してくれました。
感想
富士山は 私にとって 特別でした。
そのため 富士山をどのように登るか この数年考えていました。
現在主流となっている 五合目辺りから 富士山をピストンするには あまりにも 平凡すぎるからです。
昨年 畠堀操八著「富士山村山古道を歩く」を偶然本屋で見つけました。
これを 読み 富士山を登るには この道が最適だと思いました。
早速 同ルートを地図に示した「本山修験宗聖護院富士山入峯修行復活、富士山表口登山道全図 富士山 村山古道を歩く」を入手しました。
これによって 具体的な 時期や ルートを検討しました。
特に ルートについては 村山古道を歩くので 何も「田子の浦」を起点にしなくてもよいのではないかと思いました。
そんな中で 同本 p126〜127に記載されている「駿州吉原宿絵図」や「駿河国富士山絵図」では富士山の真下には 駿河湾に流れる「富士川の河口」があり その意味深さに気がつきました。
それから それを基軸に いろいろ調べると この近くに 「道の駅富士」、「JR富士駅」、「日帰り湯」などが あり、その便利さを知りました。そして これを起点として 今回の村山古道を辿って 富士山を登ることにしました。
時期は 7月の半ば頃の天気が 続く頃としていました。
このような経緯から 実行した今回の「村山古道からの富士山」山行は 大成功となりました。
***追記***
後で知ったのですが、ウォルター・ウェストン著(岡村清一訳)「日本アルプス」平凡社(p219~238) によると、 著者も 1893年(明治26年)5月に村山古道から富士登山をし 御殿場へ下山したようです。
同書から 当時の村山古道の様子が伺えました。
さらに、ウェストンの「日本アルプス再訪」(水野勉訳)平凡社(p88)によると、ヨーロッパ人による富士山登頂として最初に記録されているのは、サー・ラザフォード・オルコックが1860年9月に村山登山口から登ったものである。
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