平ヶ岳(テント泊)
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 1,855m
- 下り
- 1,855m
コースタイム
鷹の巣 5:35 − 登山口 5:57 − 下台倉山 8:35 − 台倉山 9:55 − 10:10 台倉清水 10:44 − 11:29 白沢清水 11:51 − 13:42 池ノ岳(姫池)
復路(所要時間 5:49 休憩含む)
池ノ岳(姫池) 6:30 − 白沢清水 7:50 − 台倉山 8:42 − 下台倉山 9:45 − 登山口 11:59 − 12:19 鷹の巣
その他
姫池からキャンプ指定地(水場) 15分程度
キャンプ指定地から平ヶ岳 30分程度
キャンプ指定地からたまご石 30分程度
天候 | 東北地方も梅雨明け宣言で、二日間共に日中は晴れ 但し、水蒸気多く遠方はすっきりせず 風も殆ど無く、道中体感気温はうなぎ上り 夕方から黒い雲に覆われ、星は見えず |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
桧枝岐までの途中も、災害復旧工事で片側通行の信号箇所多数あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場は、いろいろ置けば30台以上可能かも。 舗装部分は、10〜15台位 バイオトイレきれいです。(スッキリしました) 鷹の巣には水場が無いので、事前に準備するのがいいでしょう。忘れたら、下台倉沢の沢水が汲める。上流に人家や小屋が無いと判断したので、気にしなければ冷たくて、美味しい。 林道から始めは樹林の中になる。 尾根に出ると、日差しが100%逃げ場なし。 基本やせ尾根なので、左右に注意して歩きましょう。 尾根側面斜面を通る場所もあり、慎重に足置き場選びました。 ところどころ、岩場もあるがロープが付けられている。登りはほぼ使わないが、降りは重宝しました。 池ノ岳ヘの最後の登りは、深く掘れているのではまらないように注意ください。 両脇は笹なので、スベリました。 頂上部分は木道で、濡れていなければ問題なし。 ただし、古い木道部分があり注意必要(特に、たまご石方向) |
写真
感想
気になっていた、平ヶ岳に挑戦しました。
先人の情報と今までの自分たちの行動時間を考えると、体力的にも日帰りは絶対無理と判断。
キャンプ指定地が有り水場も有る事から、テント泊で決行としました。
天気との相談は、梅雨明けを待って確実に晴れが見込める日を待ちました。
それと、水の問題です。
確実に水場の水が確保できる時期として、雪渓があるうちに行くのがベストであろうと考えました。冷えたビールを飲みたいので、雪渓は絶対条件ですね。
昨年の、豪雨災害で通行止めが続いていたので、県境の金泉橋が架設で復旧したのが大きいです。噂のコースが通行止めで利用できないようで、平日であれば人が少ない静かな登山ができそうなので、この時期に決定しました。
どの道、平日は人少ないでしょうけど。
地図上のコース時間が7時間位なので、朝5時から6時までに出発すれば、午後3時位までには到着可能と計画。尾根の日差しを考えると、暑さでバテバテになるだろうし脱水も気になりますから、水もたっぷり補給が必要でした。各水場が利用できるとして、二人で3Lの水を持ちました。台倉清水までに一人約1.5Lほど消費してほぼ空。台倉でフル給水して、姫池で残り約1Lで、昼食をとりぴったり。
休憩ポイントは、ルートがほぼすべてが尾根なので、天気が良いと日照100%以上で、時々ある木陰と台倉・白沢の水場はオアシスです。特に台倉の水場はいいですね、キャンプしたくなるばしょです。登りは朝早いので直射日光だけですが、帰りの降りは特に下台倉から先の岩の尾根が、日照と岩の熱で立ち止まると焼き人間になりそうです。
熱中症・脱水には十分気おつけて下さい。
27日朝は、駐車場に5時前ごろ到着、駐車車両6〜7台で準備中は2台でしたが、登山者は1台2名でした。荷物の量から見て、日帰りと推察しました。清四朗小屋の方から歩きの男性一人で、荷の大きさからキャンプと推察しました。
道中すれ違いは、キャンプ帰りと推察される御仁1名と日帰りの方々10名位でした。キャンプと推察の方とは、休憩ポイントが同じになるので、追付いては抜かれるで後を追うように姫池に到着となりました。ただ、もう一人キャンプと推察できる男性一人を休憩中に抜きましたが、姫池に現れた様子は有りませんでした。
27日夜の平ヶ岳の人口は3名のようでした。
テントを設営しても暑くて、昼寝もできません。樹林以外は日陰が無いので、昼ねを諦めて平ヶ岳とたまご石に向かいました。たまご石に向かう途中の雪渓にビールを冷やして(ビールを冷やすために向かったとも言える)楽しみを作ります。おかげで、キンキンに冷えたビールを飲むことができ最高です。空は黒い雲が出てきて夕焼けはだめでした。少し雨と雷が心配になりましたが、鳴らなかったし降りませんでした。ハエが多く、すごく顔に纏わりつき少し落ち着けません。ヘッデンを点灯するとさらに虫が来そうなので、ぎりぎりまで点灯を避けて即効爆睡となりました。星空も残念でした。
28日は、4時に目が覚めて外を見ると、黒い雲が迫りつつありました。昨夜同様雨を心配しましたが、陽が昇るにつれて消えましたが、朝日らしい感じが少なかったようです。朝食を食べて、テント片付けて、6時に姫池まで移動しましたが、昨日以上に遠方の景色は、水蒸気に阻まれているようです。もう一人のテントの方はまだお休みのようでした。我々は、足も遅いので惜しみながら下山を開始です。白沢清水まで降ったところで休憩中に、最初のすれ違いです。4時半スタートで7時半に白沢清水とは速さにびっくり、後追おうように続けて2名の方とすれ違いです。それからもすれ違い者が現れ、台倉清水には10名ほどの男女混合うるさい団体さんが居ました。静かだっただけにおばさんたちの話し声と高笑いが、うるさく感じました。また、敷いてある木道にザックを置いて休むのは、木道の目的を知らない方達なのでしょうか。あまり関わりたくありません。その後も、キャンプ予定の方などすれ違いました。都合15組で20名位でしょうか。その中で、早い方は朝3時にスタートと聞きました。最後にすれ違った方たちは、キャンプの方達で早く行っても暑いのでとのことでした。最後は、下台倉沢で手・顔を洗いスッキリして駐車場に無事戻りました。
テント泊なのでザックも重く、天気も良かったのでとにかく暑く、距離は十分長くの平ヶ岳ですが、十分忘れさせてくれる場所と思います。大変な分人も少ないからの景色と思いますし、商業的に開発は避けたいと思いましたが、人が訪れる以上は何とか木道の維持・更新をお願いしたいものです。
再度訪ねる際は、姫池のサイドにテントを張りたいと思います。
>後追おうように続けて2名の方とすれ違いです。
その内の一人です。
山頂は元々素敵な場所ですが、長い道のりや人の少なさも景色を引き立ているかもしれないですね。
gibuson45さん
清水で休憩された方でしょうか?
日帰りで挑まれる方々に、脱帽です。
確かに、長い道のりはてにですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する