甲斐駒ヶ岳 農鳥岳 間ノ岳 北岳

2012年07月23日(月) ~ 2012年07月27日(金)

• GPS: 208:00
• 距離: 44.0km
• 登り: 4,354m
• 下り: 4,811m

コースタイム

7/23　鈴鹿＝仙流荘＝北沢峠−長衛荘キャンプ場（幕営）
7/24　甲斐駒ヶ岳（ピストン）＝バスで野呂川出会い−両俣小屋（幕営）
7/25　両俣小屋−野呂川越え−三峰山−間ノ岳−農鳥小屋（幕営）
7/26　農鳥小屋−農鳥岳（ピストン）−間ノ岳−北岳−北岳肩の小屋（幕営）
7/27　肩の小屋−二俣−広河原＝北沢峠＝仙流荘＝鈴鹿

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

コース状況／危険箇所等

・全行程を通じて危険箇所といえるようなところはない。
・甲斐駒の岩稜ルートも初心者の練習に手頃な感じである。
・最も困難だったのは、野呂川林道！　登山道ではなく申し訳ないが、この林道歩きは本当にきつい。皆が口々に全日程の中でここが一番きつかったと口をそろえた。以前は北沢峠から両俣まで歩いたが、今回は北沢峠から野呂川出会まで約10分バスを使った。しかし、この10分は侮れない。本当にバスを使ってよかった。
・両俣〜野呂川越え〜約2700mは樹林帯だが倒木がかなりあり、歩きづらくはある。

感想

pentaro

・甲斐駒と農鳥ピストン。それに、間ノ岳−農鳥小屋の往復を含み、重複する部分の多い山行計画となった。これを縦に伸ばせばかなり長い縦走が可能だ。しかし、総勢29人という大所帯。しかも、アルプス初体験という者がそのうちの2／3を占めている。途中体調不良の者やモチベーションの保てない者も出るかもしれないと言うことを考えると、このピストンというやつはよい調整弁となる。この人数で甲斐駒と白峰三山を踏破するには…と考えた末の苦肉の策であった。

・結果は全員がコース貫徹！　誰一人テントキーパーとならず、全行程を歩ききってくれた。これは全日程を通して好天に恵まれたということが大きな成功の要因だが、でもとにかくみんな頑張ってくれた。最終ピークの北岳では感極まって泣く者も数人いた。本当に皆が頼もしく思えた山行であった。