◆北海道遠征┣屬世蕕閏侘こ戞楸斜路湖・摩周湖・阿寒湖・アイヌコタン
- GPS
- 06:59
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,038m
- 下り
- 909m
コースタイム
--------------------ここまで車
06:40 清岳荘 気温15度
07:23 仙人洞
07:32 下二股
08:12 七合目
08:29 霊華の滝
08:55 上二股
09:37 斜里岳山頂
10:46 上二股
11:24 熊見峠
11:56 下二股
12:35 登山口(清岳荘)
所要時間5時間59分 累積標高差±約1000m 移動距離約12km
天候 | 晴れ時々曇り(予報は曇り) またしても、天気予報ははずれてやったぜ! 気象庁、何するものぞ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
さすがは百名山なだけあってか、未舗装なれども踏み固められて舗装路のようになっています。 商船三井フェリー 大洗港〜苫小牧港 乗船時間19時間 http://www.sunflower.co.jp/ferry/index.shtml 北の道ナビ 北海道道路情報総合サイト 出発地と目的地を選んで距離・時間の計算 都市や観光地を指定して検索可能。車で行くなら便利。 http://northern-road.jp/navi/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山口・駐車場・ポスト ○清岳荘前駐車場 有料100円、料金は料金箱の中へ。 見た目40台くらい、舗装、街灯無し、自販機無し、清岳荘の屋外にはトイレ無し。 ◆トイレ ○清岳荘内 午後8時から翌午前4時までの間、つまり清岳荘が閉まっている時間帯は、宿泊者以外は利用できません。協力金100円。 ◆危険箇所等 ○数えるのも嫌になるくらいに、何度も渡渉を繰り返します。 沢靴はいりませんが、ダブルストックがあると安全に渡渉できるかと。 ○旧道コースは、滝の脇や滝の中を登ります。 旧道コースの終盤付近にある霊華の滝は、特に危険で滝の直ぐ脇を登ります。 滑落には十分に注意してください。 ○斜里岳登山においては、トレッキングポールにはキャップ着用義務。 ◆温泉 ○川湯温泉ホテルパークウェイ \300 11:00-20:00 露天が2つ、1つは混浴、併設のレストランで食事も可能 北海道弟子屈町川湯駅前3丁目2-10 015-483-2616 http://www.h-parkway.com/ ◆バッチ ○清岳荘にて1種類のみ販売しています。 |
写真
感想
さあ、北海道上陸4日目にして、昨日の羅臼岳に続いて本日は斜里岳です。
まだまだ、いけるぜ。元気いっぱいなのさ。
次に登るお山は、厳しいのが分かっているので、比較的楽そうな斜里岳をここへ持ってきたというわけです。
道の駅パパスランドさっつるにて車中泊をし、朝を迎える。
日の登る方向に車の前面を向けていたので、太陽が出ているのがわかる。
そして、おお、見えるじゃあないか。斜里岳が。でも、山頂には笠雲がかかっている。
まあ、時間が経てばあの雲は消えるであろうことを期待して出発。
前日の天気予報は曇り。またしても、はずれたね。気象庁さんよぉ。
途中、じゃがいも畑の白い花が目に付いたので、その畑越しに斜里岳を撮影する。
舗装路はいつしか未舗装路へ。さすがは、百名山か。
何台くらいの車が通行したら、こんなにも路面がフルフラットになるのだろう。
乗用車でも、全く問題なく通行できるくらいに踏み固められています。
急に舗装路が出てきたと思ったら、清岳荘です。
旧清岳荘は、謎の炎で消失してしまい、もう跡形もありませんでした。
清岳荘には、管理者が常駐しています。
帰りにはバッチの他、「斜里岳登山ガイドブック(¥200)」という小冊子を購入しました。
登り始めて暫くすると、沢の渡渉開始。右岸に渡ったり、左岸に渡ったり。
靴を脱ぐ必要はありませんが、本当に飽きてくるくらいに嫌になりました。
徐々に落差の大きめな滝が出てきますと、傾斜が強まります。
ロープの垂れ下がる箇所が2箇所くらい。足元は濡れていてよく滑ります。
聞いてないんですけど、こんなに険しかったなんて。
滝の脇を登るならまだしも、滝の中の端のほうではあっても、水の流れている部分を岩を掴みながら登ることになろうとは、予想していませんでした。
他の山については、よく調べたつもりだったのですが、斜里岳は安楽な山かと思っていたので、事前によく調べなかったのがアダとなりました。
沢靴で登ってきた人もいたようですが、私には必要性は感じられませんでした。
上二股にきて、やっと普通の登山道に戻ります。山頂までは、あと少しかと思ったら、「胸突八丁」とか。
スキじゃぁないんだよねぇ。そういうネーミングの場所は。
足元は砂礫状でズルズル滑って登りにくい上に、傾斜があるという困ったもの。
山頂の見えるところまできて、一息ですかね。
あとは山頂まで一気に登って、360度の展望を楽しんで下山です。
周辺は高山植物が多すぎて写真ばかり撮っていて、なかなか歩みが進みません。
もちろん帰りは新道コースです。もう、あんな滝コースなど歩きたくもない。
それに、下りであの滝コースは実に危険だ。
新道コースに入ると・・・アレ、登っているぞ。ずっと下りではないのか。
熊見峠まで登ったり下りたり。一帯はハイマツなので、視界が良いのはよかったですけど。
熊見峠から先は、樹林帯に突入。もう何も見えません。しかも、かなりの急坂で足元は濡れた泥で滑りまくり。
下二股まで下って、あとは、もと来た道を退屈な渡渉を繰り返しながら清岳荘まで戻りました。
でも、旧清岳荘を過ぎた辺りの林道で、またしてもエゾシマリスに遭遇しました。
本当に、この動物は遭遇率が高いですね。北海道にきてからというもの毎回見ています。
登っている途中で、どうもGPSロガーがピーピーいっていると思ったら、バッテリーが切れて停止してしまいました。出発前に確認していたのに。
補充電をしておけばよかった。というわけで、GPSログが変です。
下山後。明日の山へ向かう途中にある、屈斜路湖、摩周湖、阿寒湖を見物します。
屈斜路湖は湖が一望できるという藻琴山展望公園から。
すぐさま、移動して川湯温泉ホテルパークウェイにて汗を流します。
フロントで料金を払う際に、併設のレストランから、カレーの匂いが。
見てみると、「ルーから作ったカレー」の文言が。
入浴中、ずっとカレーのことが頭から離れず、風呂から出た後に食べてしまいました。美味。
続いて、摩周湖に移動します。まずは第三展望台へ。ガスの中で全く何も見えず。
晴れた摩周湖を見ると婚期が遅くなるという言い伝えがあるそうですから、まあ、いいかということで。
さらに、その先にある第一展望台へ行くと、ここは駐車場が有料(¥410)。
係員に摩周湖が見えるかどうか聞いてみると「今は見えます」とのことだったので、すぐさま、見に行く。
確かにコバルトブルーの湖面が見えましたが、上の方はガスが出ていました。
晴れた摩周湖を見ると婚期が遅くなる・・・つまり、これは晴れてはいないということか。
これ以上、婚期が遅くなったら困るので、曇りだと都合よく解釈しました。
次。阿寒湖に向けて出発。途中、双岳台と双湖台に立ち寄り。これは寄らなくてもよかったわい。
阿寒湖観光協会に入っている建物の駐車場に車を止めて、阿寒湖畔から雄阿寒岳を見物。
これくらいに晴れている日に雄阿寒岳に登りたかった。ま、仕方ない。
アイヌコタンにて土産をいくつも購入する。基本的には、そこの店でしか売っていないものを。
しかし、ある店の地下にあった、鹿の角を組み合わせて作った椅子は、刺激的だった。
いつの日にか、買ってしまいそうな自分が怖いと思いつつ、阿寒湖を後にした。そして、移動開始。
本日の走行距離240キロ。
moglessさん、こんばんは。
またまたお邪魔します
斜里岳って百名山なんですね。初めて知りました。
沢の中を登っていくなんて、楽しそうだなと思ってしまいました
山頂からの写真を見る限り、あたりには人工物が見当たらず、緑の森が延々と続いているように感じますが、そこらへんどうなんでしょう?
個人的にすごくいい山っぽい印象を受けました。
高山植物に夢中になって足が進まない気持ち、すごく分かります。
山の中で出会う花は、何でもないような花のようでも、キレイに見えるような気がします
ついつい写真に収めたくなってしまいます。
リス、毎回出てきますね いいなあ。
山ガールから警戒されないようにするためにはどうしたらいいのでしょうね?
山ガールとの交流も楽しみに待ってますよ。
moglessさんの北海道遠征シリーズを読んでいて、北海道に対する憧れがどんどん強くなっています。
本州の山とはなんだか次元が違うような印象を受けます。
遠征シリーズ第四弾はありますかな?
いいですねぇ〜 北海道ですかぁ。
羨ましい。花がとってもきれい
涼しいのでしょうね。
一昨日、日帰りで長野の山行っただけで、「あ〜埼玉とぜんぜん違う〜」と思いましたから。
埼玉は連日ガンガン夏です。
斜里岳は、その周辺や羅臼岳から見ますと、独立峰のような様相を呈していまして、登る前からして楽しみにしていたのです。
でも実際には沢や滝の中を登るというのは、確かに最初、何度か沢を渡渉していたころには、楽しくもあったのですが、それがその渡渉が原因で、なかなか歩行距離が伸びずに、だんだん飽きてきました。
私は基本的に何も考えずに歩き続けているのが好きなので、この滝をどのように登るかとかを、いちいち立ち止まって考えるのが、好きくないのです。
とうわけで、斜里岳は私にとってはあまり好みではないかもしれません。
でもまあ、山頂やその付近からの眺めは楽しめましたけど。
高山植物の量や種類の豊富さにも舌を巻くばかりです。
山頂からは、清里町の平野部が見えます。つまり、碁盤の目のような畑が見えます。
まあ、登山口自体が清里町の市街地からそんなに離れていないので、当然といえば当然ですけど。
山頂からの写真を良く見ると、畑が確認できるかもしれません。縮小しすぎて分かりづらいかもしれませんが。
とりあえず、観光道路は近くにないので「音」は聞こえませんからご安心ください。
ヒグマの生息域ではありますけど、先日の羅臼岳ほどの鮮烈な雰囲気はありませんでした。
山で撮影した花の写真。あまり詳しくないので、高山植物なのか、そこら辺にも咲いている雑草の花なのか、良く分からずに撮影して掲載しています。
まあ、当人がきれいだと思えば、雑草だろうと関係ないのですけど。
北海道の山にいくつか登って、単独で登っているガールを3、4人くらいみました。
北海道はガールの単独率が高いのですかね。
せっかくだから、一緒に登ってくれよぉとは思いました。
こういう考えだから警戒されるのかもしれません。
北海道は、山に限らず本州とは違った一つの別の文化圏のような印象です。
この登山シーズン真っ盛りなのに、山も空いているし。涼しいし、食べものもおいしいし。
いたるところで、本州離れした光景が広がっています。
驚くのが道路。苫小牧港を出ると片側4車線です。どの車線を走ったらいいのか、初めてのときは迷いました。
遠征シリーズ第四弾はあります。その山こそが、今回、もっとも行きたかった山で、撮りたかった念願の動物の写真も撮影することが出来ました。
明日には公開できるかと思います。
北海道は涼しいというか、寒い時もありました。夜明け頃の知床峠は10度でしたし。
納沙布岬のあたりも日中で15度を下回っていました。
●玉は異常に暑いですね。北海道で、関東は連日猛暑日とかいうニュースを見て帰りたくなかったです。
でも、本当に暑いのは埼●だけではないのですかね。北海道に出発する前に、大洗港に到着しますと、24度でした。
同じ日で●玉の外気温と10度も違いました。
全く、埼●県というのは暑いだけで面白くも何ともないですね。
長野の山! 素晴らしい。今度、記録を拝見させていただきます。
私も近日、長野のどこかに行くかもしれません。日帰りで。
人が多すぎてテント泊などやりたくない山域なので、日帰りする予定なのです。
moglessさん!
なんだか、顔がめちゃかわいくなっているじゃありませぬか!?
前遠征Г謀仂譴靴討い真緲瓩咾猟擦盖い砲覆辰討い燭里任垢…、かわい〜
あ。長野の小檀嶺岳に行ったのですが、アブの大群に敗退してきました。防虫剤忘れてしまって。
小檀嶺岳? うぅ・・・勉強不足で、どこにあるどのような山なのか、分かりませんでした。
渋いところをせめているのでしょうか。
プロフィールの写真は、ナキウサギの写真があまりにもよく撮れたので、早速使用しました。
水浴びの鳥は、名前が全く分かりません。
鳥についての知識がありません。
鶏と烏と燕と雀と鳩と雉くらいしか区別できません。
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