記録ID: 2111664
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
乗鞍岳
2016年08月17日(水) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 473m
- 下り
- 469m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 7:03
前日に三本滝の駐車場まで車で行き, 車中泊。 かなり標高が上がったこともあって外は少しひんやりしていた。 ただ, 当時軽を使っていたのと, 外で大学生グループが飲み会を始めたことで, 大分睡眠の質は悪かったのを覚えている。
始発のバスに乗り込み, 畳平を目指す。 クネクネした細い道なのに, つっかえることもなく運転している運転手の技量には開いた口がふさがらなかった。
07:21 畳平に到着。 三本滝は晴れていたがバスターミナルは深いガスの中。 眺望は絶望的かと思いながらも雨装備をして登っていく。 何しろ霧のせいで登山口を見つけるのにも一苦労した。
まずは一番近い富士見岳を目指す。 道中は高山植物の花々がたくさん咲いており, 霧の中に佇むその姿はどこかミステリアスで美しかった。 少し歩くだけで息が上がり, 肺が体に追いつかない。 酸素不足を感じる。
08:00 富士見岳に到着。 その名の通り, 天気が良ければ富士山が見えるのであろうが, 今回はガスまみれ。 麓の風景すら見えない。 そそくさと本登山道に戻る。 畳平から肩の小屋を経て乗鞍岳本山に向かうルートは非常に整備されており, 車も通れそうな道だった。
08:46 肩の小屋に到着する。 看板には「星と光」と書かれている。 町明かりから離れ, 空気も澄んでいるので夜中は相当星が綺麗なのであろう。 小腹が減ってきていたのでうどんに舌鼓を打つ。 登山中の温かい食事というのはとても美味しいものである。 登山バッジと熊鈴も購入した。 熊鈴は以後ずっとザックに付けている。
ガスが晴れない中, 気を取り直して山頂に向かう。 10:35に頂上小屋で一休みし, 10:50に山頂に到着する。 ガスで日照が足らず, 風もそこそこ強くて8月だというのに肌寒い。 昼食を食べて, ガスが晴れるまで山頂で駄弁ることにする。 そうしてしばらく待っていると, 正午過ぎあたりからだんだんと晴れてくる。
今まで全く見えなかった景色が開け, 乗鞍高原が姿を現したときは正に感動ものであった。 そして, 今まで登ってきたのも縦走路だったことに気付く。 もし, もっとガスが晴れていれば縦走路から左右の景色を見渡すことができ, 非常に気持ち良いものだったであろう。
12:08 流石にこれ以上ガスは晴れないかと判断し, 下山し始める。 登るときは気付かなかった権現池や, その周りの景色 (ガスで半分くらいしか見えなかったが)に気付くことができ, 有意義であった。
想定していた帰りのバスには間に合わないことが分かったため, いったん県境バス停に降りてから大黒岳に寄って下山することにする。 こちらはゆったりとした傾斜で, すぐに山頂に到着できた。 道中で人が集まって要るのを見かけて, 何かと思い行ってみると, なんと雷鳥を肉眼で見ることができた。 親子のようだったが, 人間が危害を加えてこないのを知っているのか, 結構近くまで寄ることができた。 ひとしきり雷鳥を撮影して大満足し, 山頂から見える不消ヶ池やバスターミナル, 乗鞍岳を撮影してから畳平に下山した。 行程の殆どをバスで行けるのは本当にありがたい。
始発のバスに乗り込み, 畳平を目指す。 クネクネした細い道なのに, つっかえることもなく運転している運転手の技量には開いた口がふさがらなかった。
07:21 畳平に到着。 三本滝は晴れていたがバスターミナルは深いガスの中。 眺望は絶望的かと思いながらも雨装備をして登っていく。 何しろ霧のせいで登山口を見つけるのにも一苦労した。
まずは一番近い富士見岳を目指す。 道中は高山植物の花々がたくさん咲いており, 霧の中に佇むその姿はどこかミステリアスで美しかった。 少し歩くだけで息が上がり, 肺が体に追いつかない。 酸素不足を感じる。
08:00 富士見岳に到着。 その名の通り, 天気が良ければ富士山が見えるのであろうが, 今回はガスまみれ。 麓の風景すら見えない。 そそくさと本登山道に戻る。 畳平から肩の小屋を経て乗鞍岳本山に向かうルートは非常に整備されており, 車も通れそうな道だった。
08:46 肩の小屋に到着する。 看板には「星と光」と書かれている。 町明かりから離れ, 空気も澄んでいるので夜中は相当星が綺麗なのであろう。 小腹が減ってきていたのでうどんに舌鼓を打つ。 登山中の温かい食事というのはとても美味しいものである。 登山バッジと熊鈴も購入した。 熊鈴は以後ずっとザックに付けている。
ガスが晴れない中, 気を取り直して山頂に向かう。 10:35に頂上小屋で一休みし, 10:50に山頂に到着する。 ガスで日照が足らず, 風もそこそこ強くて8月だというのに肌寒い。 昼食を食べて, ガスが晴れるまで山頂で駄弁ることにする。 そうしてしばらく待っていると, 正午過ぎあたりからだんだんと晴れてくる。
今まで全く見えなかった景色が開け, 乗鞍高原が姿を現したときは正に感動ものであった。 そして, 今まで登ってきたのも縦走路だったことに気付く。 もし, もっとガスが晴れていれば縦走路から左右の景色を見渡すことができ, 非常に気持ち良いものだったであろう。
12:08 流石にこれ以上ガスは晴れないかと判断し, 下山し始める。 登るときは気付かなかった権現池や, その周りの景色 (ガスで半分くらいしか見えなかったが)に気付くことができ, 有意義であった。
想定していた帰りのバスには間に合わないことが分かったため, いったん県境バス停に降りてから大黒岳に寄って下山することにする。 こちらはゆったりとした傾斜で, すぐに山頂に到着できた。 道中で人が集まって要るのを見かけて, 何かと思い行ってみると, なんと雷鳥を肉眼で見ることができた。 親子のようだったが, 人間が危害を加えてこないのを知っているのか, 結構近くまで寄ることができた。 ひとしきり雷鳥を撮影して大満足し, 山頂から見える不消ヶ池やバスターミナル, 乗鞍岳を撮影してから畳平に下山した。 行程の殆どをバスで行けるのは本当にありがたい。
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所なし。 三本滝の駐車場では大学生と思われる集団が飲み会をしており, 非常にうるさく車中泊どころではなかった。 |
その他周辺情報 | 松本方面に下る途中, 竜島温泉で日帰り入浴。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ウィンドブレーカー
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理器具
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ポール
カメラ
|
---|---|
備考 | 途中で一眼レフの電池が切れて, 画質の悪いスマホでの撮影を余儀なくされた。 この一連の山行の後, 予備電池を買った。 |
感想
日本百名山, 第8座目。
行程の殆どがガスに閉ざされていたのが少し残念だったが, 山頂から乗鞍高原が見渡せたこと, 思いがけず雷鳥に会えたことは最高だった。 バッテリーを貸してくださった方, 本当にありがとうございました.
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