夜叉神峠〜鳳凰三山〜広河原
- GPS
- 19:59
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,720m
- 下り
- 2,576m
コースタイム
5:50 自宅(途中コンビニで朝食)
7:35 夜叉神峠登山口 7:50
8:45 夜叉神峠 8:53
10:07 杖立峠 (途中、10:50〜11:28昼食休憩)
11:53 苺平
12:20 南御室小屋
(辻山へ戻る)
13:36 南御室小屋
14:00 苺平
14:13 辻山 14:47
15:08 南御室小屋
2日目
5:42 南御室小屋
7:08 薬師岳 7:16
7:44 観音岳 7:56
8:41 赤抜沢ノ頭
8:49 賽の河原(弁当)9:40
9:56 地蔵岳 10:06
10:17 賽の河原 10:30
10:35 赤抜沢ノ頭
11:13 高嶺 11:30
12:17 白鳳峠 12:36
14:28 白鳳峠入口
14:43 広河原山荘
夜叉神峠登山口
天候 | 7月28日 晴れのち曇り(ガス) 7月29日 晴れのち曇り(ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰り:広河原から夜叉神峠登山口までバス。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
夜叉神峠〜鳳凰三山は問題なし 白鳳峠〜白鳳峠登山口の林に入ってから急な下りではしごやロープがあり、注意が必要 |
写真
感想
2011年12月に日帰りで薬師岳まで行きましたが、観音岳、地蔵岳は初めてです。
薬師岳山荘に泊まろうと思い、5日前の7月23日に電話で予約を試みましたが
すでに予約でいっぱい。時間的には2日目が南御室小屋からでも余裕だった
ので、南御室小屋に泊まることに変更。こちらは空きがありました。
1日目
【〜夜叉神峠登山口】
夜叉神峠登山口の駐車場がいっぱいであることを想定して、7:55芦安駐車場発
のバスに乗るつもりで計画していたが、芦安駐車場入り口で警備員の方が、
夜叉神の駐車場にまだ少し空きがあることを教えてくれたので、登山口まで
マイカーで行けました。おかげで計画より30分ほど短縮。
【夜叉神峠登山口〜南御室小屋】
夜叉神峠では、雲をまとった白峰三山がなんとか見えました。
直に周囲の山がガスで見えなくなってきたので、結局1日目に白峰三山が
見えたのはこれが最後。
12月に通ったルートですが、今回は雪もなく、日差しも弱かったので
快調でした。
途中、昼休みをはさみますが予定より2時間早い12:20に南御室小屋に到着。
【南御室小屋】
12:20に到着し、布団の場所を指定されました。予約必須ということで、
広々と1つの布団を専有できました。
南御室小屋には豊富な水量の水場があり、飲むこともできました。
今回からコーヒーをインスタントのブラック。天然水で飲むコーヒーは
特別に美味しかったです。
17:30の夕食まで、時間があったので、夜晴れることを願いつつ、空が
開けているところを探すことにしました。
【南御室小屋〜辻山】
南御室小屋のご主人に、眺めのいい場所を聞くと、テン場を突っ切って
まっすぐ行き、分岐を左に行くと西側が開けているとのことで行ってみると
確かに木が切られていて開けている場所がありましたが、あいにく、ガスで
何も見えませんでした。
GPSで見ると2491のピーク近くだったので、西側の展望が良いという辻山かと
勘違いしました。12月の時も辻山へ行こうとしたがルートがわからなかった
ので今回行ってみようと思いました。山小屋のご主人に聞くと苺平の近くの
とのことで、苺平へ行ってみると確かに辻山への標識がありました。
辻山の西側は開けていて、ガスがなければ素晴らしい展望だと思いますが、
今回はあいにくでした。
辻山から戻る途中、南御室小屋への近道があり、帰りは近道で戻りました。
南御室小屋と苺平の間の山道との合流点にも辻山の標識がありましたが、
小さかったので今回初めて気づきました。
星空を見るにはいい場所だと思いましたが、片道30分以上は遠いので、
小屋の近くで見ることにしました。
小屋に戻り、夕食後、出発の準備をして耳栓をして早々に寝ました。
1:30に起きました。外に出ると星空が広がっていました。
薄雲が掛かっていたのか、目が寝ぼけていたのか初めはぼんやりしていましたが、
目が慣れてくる頃には天の川も見えました。
3:00頃になると大勢の人が起きてきて、3:30には出発していく人も多数いました。
山頂まで約1.5時間なので、4:55のご来光にはその頃出発が必要ですね。
小腹がすいたので4:00に前日小屋で購入したカップヌードルを食しました。
次第に南御室小屋も明るくなって来ましたが、朝食が5:00からだったので、
戻って出発の準備と食事。
【南御室小屋〜薬師岳、観音岳、地蔵岳】
薬師岳に着いたとき、霞がかってはいましたが白峰三山、仙丈ヶ岳、甲斐駒を見る
ことができ、これまで登ってきた苦労が報われた瞬間でした。
薬師岳〜観音岳の稜線歩きは風が気持ちよく、景色もよく今回の山行で最高の時
でした。
時期がよく、いろいろな種類の花が咲いていました。名前がほとんど分からないのが残念でした。
観音岳まで来ると、先には地蔵岳の合掌オベリスクが近づいて感激でした。
観音岳で休憩をしていると、ガスが出てきて、地蔵岳が一時隠れました。
赤抜沢ノ頭から賽の河原に下り、早い昼食後、オベリスクの登れるところまで登って見ることに。
ロープのあるてっぺん手前まで行きましたが、ロープは登れる気がせず、諦めました。
薬師岳、観音岳と「山梨百名山」の立て札があったので、地蔵岳でも探してみました。
オベリスクの裏に、立て札のようなものを見つけ行ってみましたが何も書いてない棒でした・・・
【地蔵岳〜高嶺〜白鳳峠〜広河原】
地蔵岳で目標を達成したあと、高嶺まで行くのが何度も登り降りがあり気持ち的に大変でした。
この日は10時前からガスが広がり、周囲はあまり見ることができませんでした。
高嶺から白鳳峠は急勾配の坂がありました。登りの場合は大変だと思います。
白鳳峠で休憩。コーヒーを飲み、残り2時間の下り。
岩場ゴロゴロの先、林に入ると、ハシゴやロープの登山道となりました。
岩の上をロープで下りるところがありましたが、ストックがあるからロープ無しでも行けるかと
思い、下りてみると岩が滑りやすくなっており転倒してしまいました。
ストックに頼っていたためか、右のストックの細いシャフトが曲がってしまいました。
幸い、スリ傷程度でしたが、注意不足でした。
それから更に下り、林道が見えるとホッとしました。
【広河原〜】
林道を15分ほど下り、広河原から15:00のバスに乘りました。
15:30頃に夜叉神峠登山口駐車場に着いたので、小屋にて入浴しようと代金を支払いましたが、
着替えを忘れていたので車に取りに行きました。車のドアを開けようとしたところ、キーがない!
どうやら広河原でバスのチケットを買うとき、財布と一緒に出して忘れてしまったようで、
小屋で携帯電話をお借りして広河原インフォメーションの番号を教わり、電話をかけると幸い
忘れ物として確保されていて、これまた幸い、夜叉神峠に向かう次の乗合タクシーの運転手さんに
渡してもらえました。30分ほど待つとキーを持った乗合タクシーが下りてきて、キーが返って
来ました。皆さんには大変お世話になりました。入浴して17:00頃に帰りました。
【その他】
水の消費量は水場があったので正確ではありませんが、入山時は3L持って行きました。
2日目は小屋で補給して3.5Lで出発しましたが、3L弱ほど消費しました。
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