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Yamareco

記録ID: 213449
全員に公開
沢登り
剱・立山

赤木沢

2012年08月03日(金) ~ 2012年08月04日(土)
 - 拍手
namemania その他5人
GPS
32:59
距離
26.8km
登り
1,888m
下り
1,881m

コースタイム

3日:7:20折立-8:20三角点8:30-10:30太郎平小屋11:00-12:30薬師沢小屋
4日:6:00薬師沢小屋-7:30赤木沢出合-11:30赤木岳と北ノ俣岳との間のコル11:50-12:15北ノ俣岳12:20-13:30太郎平小屋13:50-16:15折立
天候 3日:晴れ
4日:晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
3日7:00に折立に集合(namemaniaは富山からバス(富山発5:00)、ほかのメンバーは東京から車)。
コース状況/
危険箇所等
登山道:特に危険な箇所はなし
沢:多くの沢は直登可能。直登不能な滝には巻道あり。沢にある程度慣れていれば危険箇所なし。
温泉:亀谷温泉にて入浴
いずれもOさんにご提供いただいた写真です。
せっかくのきれいな写真なので、namemaniaの無粋なコメントは最小限に留めておきます。
2012年08月05日 16:32撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 16:32
いずれもOさんにご提供いただいた写真です。
せっかくのきれいな写真なので、namemaniaの無粋なコメントは最小限に留めておきます。
2012年08月04日 07:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/4 7:39
2012年08月04日 07:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 7:39
2012年08月04日 07:46撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 7:46
2012年08月04日 07:46撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2012年08月04日 07:47撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2012年08月04日 07:47撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2012年08月04日 07:47撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2012年08月05日 16:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 16:33
2012年08月05日 16:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2012年08月05日 16:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 16:33
2012年08月04日 07:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 7:56
2012年08月04日 07:59撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 7:59
2012年08月04日 08:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 8:04
2012年08月04日 08:07撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 8:07
淵を泳いで突破しようとしてあえなく撃沈。
2012年08月04日 08:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 8:24
淵を泳いで突破しようとしてあえなく撃沈。
2012年08月04日 08:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 8:52
今度はうまくいきました。
2012年08月04日 08:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 8:53
今度はうまくいきました。
大滝です。
2012年08月05日 16:34撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 16:34
大滝です。
源頭部にいたサンショウウオ。
2012年08月04日 10:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 10:33
源頭部にいたサンショウウオ。
気持ちのいい草原歩きです。かなり滑りましたが。
2012年08月04日 11:06撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 11:06
気持ちのいい草原歩きです。かなり滑りましたが。
赤木平方面です。
2012年08月04日 11:07撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 11:07
赤木平方面です。
2012年08月04日 11:09撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2012年08月04日 11:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 11:13
もうちょっとで登山道。さすがにくたびれました。
2012年08月04日 11:36撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 11:36
もうちょっとで登山道。さすがにくたびれました。
太郎平手前で見かけた雷鳥。
2012年08月04日 13:28撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 13:28
太郎平手前で見かけた雷鳥。

感想

全国のナメ愛好家の垂涎の的の赤木沢に薬師沢小屋泊で行ってきました。


1日目
この日は折立で合流し、薬師沢小屋まで。

夢にまで見た赤木沢ですよ。テンションが高くならないはずがありません!

といいたいところなのですが、GPSのログが取れず、
デジカメを忘れ(写ルンですを調達しましたが、
ピンぼけだったり斜めになっていたりしたので、
Oさんからご提供いただいた写真のみ登載しました。)、
しかも痛めていた左足親指と右膝が回復せず。
なかなかテンションが上がりません。

ほかのメンバーは睡眠不足だったこともあり、ペースはちょっとゆっくりめ。
それでも薬師沢小屋に早く着いたので、とりあえず乾杯したうえでちょっとだけ渡渉の練習を。
そういうのは家のそばでやれといわれそうですが。

練習後一休みしてから晩ご飯+乾杯。
登山口からの距離があまり長くない小屋泊まりもたまにはいいかも。


2日目
赤木沢遡行本番の日です。

最初は黒部川を遡行します。
水が冷たいだろうな、と思って可能な限り川原を歩きますが、
どうしても水の中を歩かないと行けない箇所も出てきます。
南無三と覚悟を決めて浸かりますが、全然冷たくありませんでした。
薬師沢小屋のはしごの方がはるかに冷たかったです。
はしごで萎えていたのですが、俄然やる気が出てきました。
いわゆる奥の廊下といえども、黒部川本流を遡行しているということでアドレナリンが出ていたかも。

途中の滝は巻道を通りました。よく踏まれているようで明瞭です。
手がかりも多くあります。

滝を通過してついに赤木沢出合です。
出合の淵は水中の棚をへつれば通過可能です。
棚がないところもありますが、ホールドはあるのでそれでクリア可能です。
なお、ほかのメンバーは水に浸かりたくないようで一段上をへつっていましたが、個人的には棚をへつる方が楽かと。


そんなこんなで入渓した赤木沢ですが、評判に違わない美渓であり、
低かったテンションはどこへやら。
CLによれば多少埋まったとのことですが、namemania的には十分です。
もちろん、さらにナメがあればいうことはありませんけど。

ほとんどの滝は直登が可能です。
やや滑るところもありましたが、フリクションをきちんと効かせれば通過に支障はありません。
巻きが必要な滝もありますが、巻道はしっかりとついています。

そんなこんなで大滝着です。
事前に得ていた情報では滝の手前のブッシュに踏み跡があるとのことでしたが、
さらに手前のルンゼのあたりに踏み跡がありました。
いずれにせよ、踏み跡は明瞭であり、手がかりが多いので問題はないでしょう。
敢えて問題といえば、滝の上部の岩場をトラバースしなくてはいけないことでしょう。
極度の高所恐怖症のnamemaniaはここが一番のネックかと思っていたのですが、
岩にあるへこみを通過すればよいので、難所とまではいえないと思います。

大滝を越えた後のコースですが、中俣乗越にあがると赤木岳を越えなくてはならないので、
ヘタレのnamemaniaはルート選定を任されていたことをいいことに、
大滝のあと左岸側から最初に合流する支流を遡行しました。
事前に情報を得ないで行きましたが、赤木沢との出合からすぐに小滝が連続してかかります。
一箇所左壁を登ったところがありましたが、そこ以外はシャワークライミングが容易です。
ナメだけでなく、小滝の直登もなかなか面白いかも知れません。

支流の本流(こんがらがりそうですが。)の水流が尽きたあたりから草原にあがり、
赤木岳と北ノ俣岳との間のコルを目指して、できる限りハイマツを避けつつほぼ一直線に草原を突っ切ります。
回避できなかったハイマツの薮こぎはH君が突っ込んでくれました。
どうやら彼は薮マニアだったようです。
やや特異な趣味の気もしますが、沢登りパーティーには不可欠な人材ですな。

コル直下の雪渓は北側を通過しましたが、雪渓では意外と沢靴もフリクションが効くようです。
雪渓を沢靴で登るつもりはありませんが。

雪渓通過後登山道に出て遡行終了。
ちょうど登山道を歩いていた人が、変なところからあがってきた集団に動転したのか転んでいました。
無事だったか気がかりです。

下山はなかなかの長丁場ですが、ちょうど雲が出てきて日がかげったおかげで、
ナルミズ沢の下山が問題にならないくらい楽でした。飽きますけど。

下山後亀谷温泉にて入浴。駐車場はいっぱいでした。

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体力レベル
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