赤岳-阿弥陀岳(南八ヶ岳デビューは大展望!)
- GPS
- 09:34
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,465m
- 下り
- 1,421m
コースタイム
07:55-行者小屋-08:10
09:05-地蔵の頭
09:15-赤岳展望荘-9:30
10:00-赤岳山頂-11:10
11:45-中岳
12:30-阿弥陀岳-12:45
13:15-中岳のコル
13:55-行者小屋-14:10
15:30-美濃戸
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃戸の駐車場利用(1000円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■美濃戸口ー美濃戸 林道を使って車で美濃戸まで入りましたが車にとっては結構な悪路です。 車高が低い車は底を擦る可能性あります。 ■美濃戸ー行者小屋(南沢) 緩い登りで道も綺麗に整備されており危険は無し。 踏み跡が分岐していて紛らわしい箇所もあり。 ■行者小屋ー地蔵の頭(地蔵尾根) かなりの急登ですが途中までは石で階段が組まれていて登りやすい。 3段くらいの梯子から鎖場が開始。 鎖場は手足がかり豊富で晴れていれば難しくはない。 ■地蔵の頭ー赤岳 最初は九十九折れに登っていくザレ道。 途中から足下が岩になり鎖伝いに急坂を登っていく。 かなり急斜面もあるが手足の置き場に困る事はなし。 ■赤岳ー中岳のコル 赤岳山頂直下はかなりの急な岩場下り。 しっかり手を使って降りれば問題なし。 浮いた小石が多いので落石を起こさない様に注意。 ■中岳ー阿弥陀岳 急なザレ、ガレ、岩続き。 難しくはないがとにかく小石が多く下りは石を落とさない様に かなりの神経を使う。 ■中岳のコルー行者小屋 一箇所トラバースしている登山道が崩れ落ちており斜面むき出しに なっている箇所あり。上を巻いていくのが正解ルート。強引に通過 するのは危険。 |
写真
感想
先々週の南アルプス
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-209621.html
先週の北アルプス
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-211525.html
に続いて今度は南八ヶ岳デビューです!
今年ようやくここらへんのメジャーな山に登れる体力がついてきたので
短い夏の休日に山行を詰め込んでいます。
物凄くミーハーくさいセレクトですが初心者なので仕方ないのです。
---
という訳で今回は南八ヶ岳の主峰赤岳と阿弥陀岳です。
少しブランクがあって最近復活した友人の自称晴れ男のリハビリプランに
便乗です。
出発は美濃戸から。
ここはバスが入る美濃戸口からの林道歩きをショートカットする為に
車で突入できるのですが轍が荒れていて底を打たないか冷や冷やの道です。
というか往復どちらも車体の腹摺りました…
6時前着でしたが、この段階で駐車場はギリギリセーフといった所でした。
あぶないあぶない、ラッキー。
まずは行者小屋を目指して南沢をてくてく歩きます。
淡々とした登りで辛い所もなく森の小道を辿って行けば行者小屋に到着です。
天気はドピーカン!
小屋から見上げる主稜線は壁にしか見えません。
地蔵尾根からの登りもひたすら急登です。
しかしその分一気に高度があがっていきます。
振り返る度に景色が変わっていく感覚が辛さを忘れさせひたすら楽しく
なってきます。涎とか変な笑いとか出てきます。うへへ。
展望荘でも息抜きをし、最後の登りへ突入。
さすがに息があがりますが無意味やたらと楽しいです。
山頂でも皆さん笑顔笑顔。何しろこの日は遠景までの展望が最高すぎました。
南に富士山、東に奥秩父、南ア、中央ア、北ア、立山連峰らしきものまで
近くにあるんじゃないかと錯覚させるくらいくっきりと見えます。
もうここでずっと景色眺めていたくなります。
という訳にもいかないので景色を堪能した後に阿弥陀岳へ向かいます。
赤岳も阿弥陀岳も基本的にひたすら急坂、岩場づくしです。
特に下りは降りるだけならば難しくないのですが、とにかく小石が沢山で
落石を起こさない様に物凄い気を使います。いや、落としてしまっていますが。
ごめんなさい。
阿弥陀岳の登りでは蝶の撮影を目当てにいらしてる方とお話しましたが、
この方がまた凄い。歩きながら脇に生えている植物や飛んでる蝶の名前を
片っ端からズビズバと説明して下さり、さらに生息範囲やら豆知識的なもの
までさりげなく教えて下さいました。またこのさりげなさが押し付けがましく
なくてかっこいい!
私はどうやってもガチムチの山屋さんにはなれなさそうなのでこの方みたいな
山の物知りさん方面を目指そうかなあ。暗記が得意なのは小学生まででしたが。
この方に限らず山で出会う方たちは皆さん爽やかで気持ち良いですよね。
ここにいるからには山が好きに違いない、と知らない方とも気軽に言葉を
交わしやすいですしね。そんな人との出会いも楽しめる山が大好きです。
---
阿弥陀岳に着いた頃には周囲の山は大分ガスに包まれ始めておりましたが、
八ヶ岳はまだ無事。凄いぞ自称晴れ男。
振り返ってみた赤岳は今度は扇の様に立ちはだかっており、地蔵尾根側から見た
時とはまた違う山の様です。いずれにしても逞しい。
行者小屋まで戻って今まで自分達がいた山頂を見上げると物凄い感慨と名残惜しさ
が感じられます。もっとこの景色を味わっていたい。もっとこの稜線を歩きたい。
しかし今日は日帰り。後ろ髪引かれながらも撤収です。
やはり今度はテントを持ってこよう!
またまた行きたい山やルートがたんまりと積もった八ヶ岳でした。
どこもかしこも絶景だらけなのでポイント毎に景色を眺めながらの休憩で
ゆったりと余裕を持って登れました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する