Too precious to spoilの七倉岳〜蓮華岳
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- GPS
- 10:58
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 2,199m
- 下り
- 1,823m
コースタイム
天候 | 曇り‐小雨‐ガス‐小雨‐曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
扇沢からタクシーで6000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
七倉岳〜北葛岳〜蓮華岳の間は整備されすぎず、岩場もあり楽しめます。 意外とアップダウンがきついです。 「蓮華の大下り(上り?)」は鎖が連続していますが、ステップがしっかりしていますので、見た目ほど大変ではありません。 雪渓は軽アイゼンがあった方が楽でしょう。(特に下りは) |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
カメラのレンズを衝動買いしてしまい、子供と同じでさっそく試して見たくなりますが、やっぱり山しかないでしょう。今日は晴れる事はなさそうなものの雨にはならなそうなので、花を目当てにかつ静かなコースを選びました。6年前とは逆に辿るコースです。この時は北アルプスにもこんな静かで良いところがあるのかと感激しましたが、当時とほとんど変わっていませんでした。
船窪小屋に着いたとき、素敵なお姉さんが、お茶を持ってきてくれました。疲れた体に浸みこみます。七倉尾根も1ステップだけの梯子が作られていたり、本当に登山者の心を読んだ対応をされているなと思いました。帰りのタクシーの運転手さんが言うとおり、全国から常連のリピーターさんが多いと言うのもなるほど頷けます。
北葛岳手前のコルは多少緊張して鎖(ロープ)の岩場を降りてきた身を慰めるように、お花が何種類も咲いていました。天狗の大下りは遠目からでは、どうやって登るの?と思いますが、意外と簡単でした。七倉岳から蓮華までで行き交った人は4パーティー6名のみ。途中山岳レンジャーの方とお話しできる機会がありました。
延々と続く急な岩場の登りを終える頃、コマクサが現れたり、足元にまで咲き乱れるお花達に感激しているうちにいつの間にか蓮華の頂に立っていました。あいにくガスでしたが、針ノ木峠への緩やかな稜線歩きは鼻歌が知らずに出てしまうほどでした。
針ノ木峠からはほとんど夏道で、一部雪渓が残っていました。アイゼンを持っていなかったのでスリップしないように気が張りました。雪渓の途中で64歳の女性が体調不良で救助のヘリを要請するのに出くわしました。心しなければと思いました。
当初予定通り展望は得られず、また小雨にも会いましたが、素晴らしいコースを堪能できました。
コメント
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naochanさん おはようございます。
鼻突き八丁を登って蓮華まで、日帰りできるのですね
私の体力ではどうかと思いますが、先日七倉岳まで行って引き返したものの、あの稜線の先が気になっておりました。
まだ、七倉〜蓮華の間を歩いたことがなく、岩場の写真がとても参考になりました。
救出を要請した女性がいたということですが、そうならないよう万全の体調を整え、機会を見て是非挑戦してみたいと思います
kyom4さん こんにちは
気になっていた舟窪小屋に行きたくて、宿泊の予定で扇沢から入ったのが6年前。北アルプスもこんなに静かなところがあるんだと、感激しました。予定より早くに小屋についてしまったので、宿泊はしませんでしたが休憩させていただき、小屋の松沢さんご夫婦の人柄・人気の理由がよくわかりました。
今回は逆コースを歩いてみたくて、行ったのですが期待に違いませんでした。(もっとも昔の記憶はあまりなかったのですが。)
できれば小屋泊まりをお勧めしますが、初秋の高気圧が来た時なら1日コースでもよいでしょうね。
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