斜里岳日帰り 清里コース 登り旧道、下り新道利用登山 北海道連戦第10座目
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 968m
- 下り
- 959m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ナビなどでは少し分かりにくいと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
清岳荘〜下二段 まずはなだらかな林道歩きから始まります。林道が終わり、登山が始まると間もなく渡渉が始まりますが、幌尻の渡渉とは異なり、水に入る必要はありません。石を渡って超えていけます。17回ほど川をまたぎます。 下二段〜上二段(旧道コース) 滝沿いに急な登山道を登っていきますが、一部滝の橋の岩をよじ登ります。この山は不用意に自然の木を切らないようにするためか、頭上の枝の処理をしていないことが多く、足下にばかり気を取られていると頭をぶつけることが多いです。また枝の処理も少し長めに残っており、腹をぶつけることも多いです。 上二段〜馬の背 急なガレ場登りですが、特に危険な箇所はありません。 馬の背〜山頂 小さなピークをいくつか越えると山頂に到着します。 上二段〜熊見峠〜下二段(新道コース) 熊見峠までは稜線を軽いアップダウンを超えて行きます。峠以降は段差は大きいですが一般的な登山道です。 |
写真
感想
前日の幌尻岳からまた300キロをとんぼ返りして北海道の百名山最終となる斜里岳に登ります。
睡眠不足と疲れから、早めの登山開始とはいかず7時前という遅いスタートとなりました。
清岳荘から最初は林道を軽く下ります。林道が終わると登山道になりますが間もなく渡渉が始まります。ここの渡渉は石を飛び越えていくだけでよく、靴を履き替える必要はなかったです。
17回ほど川を渡りしばらく登ると新道と旧道の分岐点である下二段に到着します。登りは滝がたくさんあり、ルートにおもしろみのある旧道ルートを選択します。
岩肌を舐めるように流れる滝、岩にぶつかって水しぶきを上げる滝などいろんなタイプの滝を見ながら進んでいくと、滝の岩肌の端をよじ登る部分のある滝も現れ、そういうのが好きな登山者には人気の山であろうと思いました。
滝を全て越えて上二段で新道ルートと合流すると、一時登山道自体が小川のように水の流れ道になっていますが、次第に枯れ、急な斜面になっていきます。その斜面を登り、最後のザレ場を登りきると馬瀬に到着します。この馬の背からは左に進むと斜里岳山頂へ、右に進むと廃道となっている1452m峰つながっていくようです。当然左に進み、山頂を目指します。
いくつかピークを登り詰めると右手に金属製の祠が現れ、間もなく山頂に到着します。山頂まで2時間15分ほどの行程でした。
山頂からは知床半島とその背骨を貫く羅臼岳を中心とした知床連山、国後島などの北方領土、サロマ湖や網走の市街、おそらくは阿寒の山並みと道東の風景が一望でき、快晴の素晴らしい光景でした。
下山開始後、登る途中で追い抜いた大阪からの親娘連れの方に出会ったのですが、前日幌尻岳を下山されていたらしく、その途中でストックでなく棒で渡渉していたことを覚えておられました。300キロも離れた山でそんな話になるとは山とは不思議なものです。
上二段からは登りとは異なり、旧道ルートを選択します。熊見峠までの尾根筋からは網走方面の農地と斜里岳の山並みがよく見えます。峠を越えると急な下りが始まります。何度も木の枝で頭を打ちながら下二段まで下山し、再度17度の渡渉を繰り返して清岳荘へ戻ります。
下山後は上川経由で函館まで車を走らせることになります。
北海道百名山遠征日程表
第1日 8月10日 移動のみ(舞鶴出航)
第2日 8月12日 後方羊蹄山
第3日 8月13日 トムラウシ山
第4日 8月14日 大雪山旭岳
第5日 8月15日 十勝岳
第6日 8月16日 移動のみ(襟裳から宗谷へ)
第7日 8月17日 礼文岳
第8日 8月18日 利尻岳
第9日 8月19日 雌阿寒岳
第10日 8月20日 羅臼岳
第11日 8月21日 幌尻岳
第13日 8月23日 駒ヶ岳
第14日 8月24日 移動のみ(大阪へ帰還)
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