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Yamareco

記録ID: 219647
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙塩尾根中部/野呂川出合〜両俣〜間ノ岳〜北岳〜御池〜広河原

2012年08月25日(土) ~ 2012年08月27日(月)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
47:08
距離
28.9km
登り
2,611m
下り
2,863m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8/25
野呂川出合 12:40→「あと43分17秒」看板 14:02→両俣小屋 15:00

8/26
両俣小屋 05:38→野呂川越 06:34→2699m独標 08:44→三峰岳 10:55(25分休止)→間ノ岳 12:25(15分休止)→中白根山 13:48→北岳山荘 14:20

8/27
北岳山荘 05:32→吊尾根分岐 06:24→北岳 06:42(24分休止)→両俣分岐 07:24→肩ノ小屋 07:38→小太郎尾根分岐 08:00→草すべり分岐 08:15→白根御池小屋 09:22(給水16分)→白根御池分岐 11:22→広河原山荘 11:42→広河原インフォメーションセンター 11:48
天候 8/25 晴のち曇
8/26 晴ときどき霧
8/27 晴
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路
山梨交通バス 甲府駅→広河原(2,000円、南アルプスマイカー規制協力金100円込み)
南アルプス市営バス 広河原→野呂川出合(580円、手荷物料200円込み)

復路
山梨交通バス 広河原→甲府駅
コース状況/
危険箇所等
●野呂川出合〜両俣小屋
林道区間のため、工事車両の通行がありますので注意。
両俣小屋の手前で、土砂崩れや路盤の流出に伴う迂回路がいくつかあります。標識やペンキ印をよく見て通ってください。
また、小屋近くでは熊の目撃情報があるそうです。

●両俣小屋〜三峰岳
樹林帯は倒木多し。
ハイマツ帯に入った先に鎖場がありますが、鎖を使わなくても通れます。
むしろ鎖場のさらに先にある崩壊地(写真参照)のほうが要注意と思いました。

●三峰岳〜北岳山荘
三峰岳〜間ノ岳の間で岩稜帯を通行する区間があります。
ルートがやや不明瞭なので、ペンキ印をよく確認する必要あり。

●北岳山荘〜草すべり分岐
北岳山荘を出発してすぐガレ場があり、その後も山頂までいくつかルートが不明瞭な箇所があります。
肩ノ小屋から小太郎尾根分岐までは比較的傾斜も緩やかで、(晴れていれば)展望もあって楽しく歩けるでしょう。

●草すべり分岐〜広河原
急な下りがこれでもかこれでもかと続きます。
白根御池小屋からしばらくは、地図上ではほとんど平らな道のように見えますが、実際には結構アップダウンがあって侮れません。
疲れがたまってくる頃なので、慎重に。
広河原では北沢峠方面に向かう登山者の大行列
2012年09月02日 22:22撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/2 22:22
広河原では北沢峠方面に向かう登山者の大行列
補助席で野呂川出合へ向かう
2012年09月02日 22:22撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
9/2 22:22
補助席で野呂川出合へ向かう
1年ぶりの野呂川出合には工事車両が。ここ舗装するのかね?
2012年08月25日 12:40撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/25 12:40
1年ぶりの野呂川出合には工事車両が。ここ舗装するのかね?
両俣を目指して林道を行く(大仙丈沢)
2012年08月25日 13:31撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
8/25 13:31
両俣を目指して林道を行く(大仙丈沢)
工事で迂回路ができていた
2012年08月25日 13:48撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/25 13:48
工事で迂回路ができていた
何の工事か知らないが、相当大がかりにやっている
2012年08月25日 13:50撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/25 13:50
何の工事か知らないが、相当大がかりにやっている
おなじみの看板の前でしばし休憩
2012年08月25日 14:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/25 14:05
おなじみの看板の前でしばし休憩
これまた1年ぶりの両俣小屋に無事到着
2012年08月25日 16:13撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/25 16:13
これまた1年ぶりの両俣小屋に無事到着
山で食べるハンバーグは美味いなあ。控えめに言って最高ですよ
2012年08月25日 17:42撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/25 17:42
山で食べるハンバーグは美味いなあ。控えめに言って最高ですよ
灯りのともる小屋、その上に昇る月
2012年08月25日 18:42撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
8/25 18:42
灯りのともる小屋、その上に昇る月
夜中の星空もなかなかでした
2012年08月25日 23:19撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/25 23:19
夜中の星空もなかなかでした
2日目の朝。いざ仙塩尾根へゴー!
2012年08月26日 05:39撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 5:39
2日目の朝。いざ仙塩尾根へゴー!
朝イチ・急登・大荷物のトリプルコンボのためゆっくりゆっくり登る。やっぱり食料が重いのかなあ。でもパワーバーみたいな高級食材なんてそうバンバン買えないし!
2012年08月26日 06:06撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 6:06
朝イチ・急登・大荷物のトリプルコンボのためゆっくりゆっくり登る。やっぱり食料が重いのかなあ。でもパワーバーみたいな高級食材なんてそうバンバン買えないし!
朝日の射す野呂川越に到着。前回歩くのを断念した道がここから始まる…!
2012年08月26日 06:34撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/26 6:34
朝日の射す野呂川越に到着。前回歩くのを断念した道がここから始まる…!
尾根は相変わらず倒木がはげしい。樹皮もハゲしいのは通る人がみんなザックの頭でこすってるからに違いない。なぜなら自分もザックの頭でこすったからだ
2012年08月26日 06:40撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/26 6:40
尾根は相変わらず倒木がはげしい。樹皮もハゲしいのは通る人がみんなザックの頭でこすってるからに違いない。なぜなら自分もザックの頭でこすったからだ
途中で甲斐駒ヶ岳がくっきり見える
2012年08月26日 07:24撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2
8/26 7:24
途中で甲斐駒ヶ岳がくっきり見える
変なふうに折れた木
2012年08月26日 07:32撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 7:32
変なふうに折れた木
足元がシダシダしている。緑!
2012年08月26日 07:41撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 7:41
足元がシダシダしている。緑!
なんだか頭上が開けてきたような気がする
2012年08月26日 07:55撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 7:55
なんだか頭上が開けてきたような気がする
来た!キタ!北岳!
2012年08月26日 08:35撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2
8/26 8:35
来た!キタ!北岳!
その隣にはまたも甲斐駒。お前目立ちすぎだろってくらい目立ってる
2012年08月26日 08:35撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 8:35
その隣にはまたも甲斐駒。お前目立ちすぎだろってくらい目立ってる
ハイマツが出てきた。よーしがんばるぞ
2012年08月26日 08:36撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 8:36
ハイマツが出てきた。よーしがんばるぞ
2699m独標。間もなく森林限界の上に出るのでここで日焼け止めをぬりぬり
2012年08月26日 08:44撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 8:44
2699m独標。間もなく森林限界の上に出るのでここで日焼け止めをぬりぬり
仙丈ヶ岳も見えた!
2012年08月26日 09:15撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/26 9:15
仙丈ヶ岳も見えた!
せっかくなので仙丈と甲斐駒のツーショットをと思ったら、甲斐駒のほうが雲に隠れてしまった
2012年08月26日 09:25撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 9:25
せっかくなので仙丈と甲斐駒のツーショットをと思ったら、甲斐駒のほうが雲に隠れてしまった
道の脇にコケモモの実がなっている。赤くなったらうまそう
2012年08月26日 09:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 9:27
道の脇にコケモモの実がなっている。赤くなったらうまそう
右側に崩壊地。うっかりすると崖下へ一直線
2012年08月26日 09:28撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/26 9:28
右側に崩壊地。うっかりすると崖下へ一直線
一直線とならないように枝(根っこ?)をしっかり踏みしめて進む
2012年08月26日 09:29撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 9:29
一直線とならないように枝(根っこ?)をしっかり踏みしめて進む
鎖場がきたのでストック収納。しかし実際には鎖を使わなくてもいける
2012年08月26日 09:35撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 9:35
鎖場がきたのでストック収納。しかし実際には鎖を使わなくてもいける
鎖場を越えるとようやく三峰岳が見えた!
2012年08月26日 09:45撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 9:45
鎖場を越えるとようやく三峰岳が見えた!
今度は左側に崩壊地。道幅も狭くなっているので慎重に…
2012年08月26日 09:54撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 9:54
今度は左側に崩壊地。道幅も狭くなっているので慎重に…
この後三峰岳まではこんな感じの道が続く
2012年08月26日 10:02撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/26 10:02
この後三峰岳まではこんな感じの道が続く
後ろを振り返ると仙丈から続く仙塩尾根が一望のもとに。あそこから(昨年の分も含め)歩いてきたんだなあ…
2012年08月26日 10:21撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2
8/26 10:21
後ろを振り返ると仙丈から続く仙塩尾根が一望のもとに。あそこから(昨年の分も含め)歩いてきたんだなあ…
塩見岳もくっきりはっきり。次はあそこまで歩きたい
2012年08月26日 10:38撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/26 10:38
塩見岳もくっきりはっきり。次はあそこまで歩きたい
三峰岳直下まで来た。ここは左側へ巻き気味に進む
2012年08月26日 10:47撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/26 10:47
三峰岳直下まで来た。ここは左側へ巻き気味に進む
分岐が見えた!
2012年08月26日 10:48撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 10:48
分岐が見えた!
ついに仙塩尾根の北半分を制覇!
2012年08月26日 10:50撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 10:50
ついに仙塩尾根の北半分を制覇!
分岐から三峰岳のピークまでちょっとだけ登る
2012年08月26日 10:50撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 10:50
分岐から三峰岳のピークまでちょっとだけ登る
南側を見る。西農鳥岳とその奥に農鳥岳、鞍部には農鳥小屋
2012年08月26日 10:51撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
8/26 10:51
南側を見る。西農鳥岳とその奥に農鳥岳、鞍部には農鳥小屋
三峰岳山頂にて、間ノ岳方面を見つつ手短に昼食休憩
2012年08月26日 10:55撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/26 10:55
三峰岳山頂にて、間ノ岳方面を見つつ手短に昼食休憩
さあ、標高3000メートルの稜線歩き始まるよー
2012年08月26日 11:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 11:27
さあ、標高3000メートルの稜線歩き始まるよー
道端にはオンタデ。可憐だ…
2012年08月26日 11:35撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 11:35
道端にはオンタデ。可憐だ…
チシマギキョウも!
2012年08月26日 11:44撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 11:44
チシマギキョウも!
途中ちょっと痩せ尾根ってる箇所がある
2012年08月26日 11:57撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/26 11:57
途中ちょっと痩せ尾根ってる箇所がある
岩屑帯を通過。ペンキ印がないと道が分かりにくい
2012年08月26日 12:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 12:05
岩屑帯を通過。ペンキ印がないと道が分かりにくい
直登!
2012年08月26日 12:07撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 12:07
直登!
うわっ、北側からガスが上ってきた…
2012年08月26日 12:17撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 12:17
うわっ、北側からガスが上ってきた…
チングルマは終わっちゃったか
2012年08月26日 12:22撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 12:22
チングルマは終わっちゃったか
これは何ていう花だろう
2012年08月26日 12:25撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 12:25
これは何ていう花だろう
間ノ岳山頂に到着。セルフタイマーで記念写真撮ろうとしたらどうもポーズが決まらず、3回くらい撮り直し
2012年08月26日 12:26撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/26 12:26
間ノ岳山頂に到着。セルフタイマーで記念写真撮ろうとしたらどうもポーズが決まらず、3回くらい撮り直し
だいぶガスが出てきたが、北岳山荘目指して下りようか
2012年08月26日 12:51撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 12:51
だいぶガスが出てきたが、北岳山荘目指して下りようか
こんなケルンが随所にある
2012年08月26日 13:01撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 13:01
こんなケルンが随所にある
所々にお花畑も点在
2012年08月26日 13:43撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 13:43
所々にお花畑も点在
中白根山の標識、倒れちゃってます
2012年08月26日 13:49撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 13:49
中白根山の標識、倒れちゃってます
何て書いてあるのか読めません
2012年08月26日 13:48撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 13:48
何て書いてあるのか読めません
ガスの切れ間に北岳山荘が見える。もうすぐだ
2012年08月26日 13:52撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 13:52
ガスの切れ間に北岳山荘が見える。もうすぐだ
到着!
2012年08月26日 14:21撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 14:21
到着!
この日はそれほどでもなかったが、前日は8月最後の土曜とあって大変な混雑だったらしい
2012年08月26日 14:28撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
8/26 14:28
この日はそれほどでもなかったが、前日は8月最後の土曜とあって大変な混雑だったらしい
テン場から下界がチラッと
2012年08月26日 14:34撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 14:34
テン場から下界がチラッと
自分のねぐらを確保
2012年08月26日 15:10撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
8/26 15:10
自分のねぐらを確保
稜線から見える夕焼け(というには残念ながら雲が多い)
2012年08月26日 18:11撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
8/26 18:11
稜線から見える夕焼け(というには残念ながら雲が多い)
夕焼け雲を眺める人々
2012年08月26日 18:18撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 18:18
夕焼け雲を眺める人々
あの中にラピュタが!(違)
2012年08月26日 18:29撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/26 18:29
あの中にラピュタが!(違)
ここでも星空がものすごかった!(地平線の光は下界の明かり)
2012年08月27日 00:46撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2
8/27 0:46
ここでも星空がものすごかった!(地平線の光は下界の明かり)
朝、太陽が地平線を白く染める
2012年08月27日 04:41撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2
8/27 4:41
朝、太陽が地平線を白く染める
朝焼けの中で引き締まって見える富士山
2012年08月27日 04:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/27 4:58
朝焼けの中で引き締まって見える富士山
そして朝日に照らされるテン場
2012年08月27日 04:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
8/27 4:59
そして朝日に照らされるテン場
ご来迎を堪能したところで、北岳に向かって出発!
2012年08月27日 05:42撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 5:42
ご来迎を堪能したところで、北岳に向かって出発!
タカネナデシコがお出迎え
2012年08月27日 05:46撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 5:46
タカネナデシコがお出迎え
転落防止用の柵だと思うんだが、すでに用をなしていない
2012年08月27日 05:54撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 5:54
転落防止用の柵だと思うんだが、すでに用をなしていない
これはミヤマ…なんだろう
2012年08月27日 06:06撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 6:06
これはミヤマ…なんだろう
1箇所だけ階段を通過
2012年08月27日 06:11撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 6:11
1箇所だけ階段を通過
おっ、見えてきたぞ
2012年08月27日 06:35撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 6:35
おっ、見えてきたぞ
3193m来た!
2012年08月27日 06:52撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
8/27 6:52
3193m来た!
この時間でもさすがに人が多いね
2012年08月27日 06:56撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 6:56
この時間でもさすがに人が多いね
北岳の影
2012年08月27日 06:52撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
8/27 6:52
北岳の影
それでは下山するとしよう
2012年08月27日 07:09撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 7:09
それでは下山するとしよう
肩ノ小屋が眼下に
2012年08月27日 07:18撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 7:18
肩ノ小屋が眼下に
…の上はまたしても甲斐駒。ほんとこの山域における甲斐駒の存在感はハンパない
2012年08月27日 07:19撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
2
8/27 7:19
…の上はまたしても甲斐駒。ほんとこの山域における甲斐駒の存在感はハンパない
仙丈も撮るよ!
2012年08月27日 07:41撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
8/27 7:41
仙丈も撮るよ!
「つぎましょう」…何を?
2012年08月27日 07:50撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
8/27 7:50
「つぎましょう」…何を?
小太郎尾根から分かれて、お花畑の中を下る
2012年08月27日 08:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 8:05
小太郎尾根から分かれて、お花畑の中を下る
これはムカゴトラノオでいいのかな?
2012年08月27日 08:06撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 8:06
これはムカゴトラノオでいいのかな?
普通はここから二俣へ向かって大樺沢を下るところ、ひねくれ者なので敢えて草すべりコースを取るが…
2012年08月27日 08:15撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 8:15
普通はここから二俣へ向かって大樺沢を下るところ、ひねくれ者なので敢えて草すべりコースを取るが…
…ほとんど写真が撮れないほど存外に厳しい下りで、白根御池が見えたところでようやくホッと一息
2012年08月27日 08:54撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 8:54
…ほとんど写真が撮れないほど存外に厳しい下りで、白根御池が見えたところでようやくホッと一息
センジュガンピ
2012年08月27日 08:56撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 8:56
センジュガンピ
クガイソウだろうか?
2012年08月27日 09:00撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 9:00
クガイソウだろうか?
キタダケトリカブト
2012年08月27日 09:02撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 9:02
キタダケトリカブト
白根御池小屋で給水がてら休憩。ソフトクリーム食べたいなあと思ったが、500円という微妙なお値段なので止めた。下山したらガリガリ君をガリガリ喰ってやる!
2012年08月27日 09:35撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/27 9:35
白根御池小屋で給水がてら休憩。ソフトクリーム食べたいなあと思ったが、500円という微妙なお値段なので止めた。下山したらガリガリ君をガリガリ喰ってやる!
御池小屋からも激烈な下りが続き、ヒザをほぼ使い切った状態で大樺沢コースと合流
2012年08月27日 11:22撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 11:22
御池小屋からも激烈な下りが続き、ヒザをほぼ使い切った状態で大樺沢コースと合流
広河原山荘見えた!この時点でバスの時間まであと18分
2012年08月27日 11:41撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 11:41
広河原山荘見えた!この時点でバスの時間まであと18分
あの吊り橋の…あの向こうには…栄光のゴールが待っている!(大袈裟)
2012年08月27日 11:43撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/27 11:43
あの吊り橋の…あの向こうには…栄光のゴールが待っている!(大袈裟)
吊り橋の上から。よく見ると川遊びしてる人がいる。のどかだねえ
2012年08月27日 11:45撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 11:45
吊り橋の上から。よく見ると川遊びしてる人がいる。のどかだねえ
程なくして栄光のゴール(苦笑)
2012年08月27日 11:47撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/27 11:47
程なくして栄光のゴール(苦笑)
かくして余韻に浸る間もなく、バスに乗り込んでシャバへと帰っていくのであった
2012年09月02日 22:39撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
9/2 22:39
かくして余韻に浸る間もなく、バスに乗り込んでシャバへと帰っていくのであった
おまけ:両俣小屋の星さんに頂いた煎餅。ごちそうさまです!
2012年08月26日 16:32撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/26 16:32
おまけ:両俣小屋の星さんに頂いた煎餅。ごちそうさまです!
撮影機器:

感想

仙丈ヶ岳から仙塩尾根を経由して、間ノ岳〜北岳と歩く計画を立てたのは、昨年夏のことでした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-125843.html

しかし、行ってはみたものの、仙塩尾根の長い長い下りにヒザをやられて、両俣から先の行程を諦め、下山を余儀なくされたのです。

たどれなかった区間を何とか歩いてつなげたいものだと、再び計画を練って待つこと1年。
ついにその時がやってきました!


甲府からのバスで広河原に到着し、さらに北沢峠行きのバスに乗り換えて野呂川出合で下車。
前回は両俣からしょんぼり下りてきましたが、今回は心躍らせつつ両俣へ登っていくのです。なんたる違い!

同じく野呂川出合で降りた方がおひとりいたので、話しながら一緒に両俣へ。
聞くと、どうやら明日以降のルートも同じらしいということが分かってちょっとびっくり。
(この方とは結局、その後もあちこちで遭遇することになるのですが、それはまた別の話)

両俣までの林道区間は、昨年通った時ともまた少し違っていて、「あれっ?」と思うことがしばしばありました。
道を塞いでいた倒木がなくなっていたり、かと思えば道路工事で歩行者用迂回路が作られていたり、両俣小屋の近くまで来ると(おそらく増水した川の流れで)路盤が流されていて樹林帯の中へまたも迂回したり。
1年の間にいろいろあるものですねえ。

両俣小屋に着いてテン泊の申し込み。
ここの食事は美味いらしいので、夕食だけ小屋で出してもらおうかとも思っていたのですが、食料をかなり多めに持ってきてしまったので、結局夕食も自前でまかなうことにしました。
次回こそは!

ちなみにここのテン場はかなり冷えました。川べりにあるせいかな? この翌日に使った北岳山荘のテン場よりも寒かったくらいです。
昨年はそんなに寒かった印象はなかったけど…。

あまりに寒いので、夜中にトイレに起きた際に小屋入口の温度計を見ると、10℃。
小屋前でこれだとテン場はいったい何℃なのやら。


翌朝、朝食を摂っていた4時頃、隣でテントを張っていた単独の方が出発していきました。
まだ暗いのに、こんな時間から出ていってどこまで行くんだろう?

私は5時に出るつもりでいましたが、何だかんだで支度が遅れ、準備が整ったのは5時半頃。
昨日ここまでご一緒した方と挨拶した後、まずは尾根を目指し、ゆっくり登り始めます。

野呂川越からいよいよ仙塩尾根へ。
やはり倒木は多少ありましたが、昨年歩いた野呂川越より北側の区間と比べるとさほどでもなかったような。登山道がきちんと整備されたんでしょうか?

ほぼ目標コースタイムを維持しながら尾根を通過。
途中、後から来た数人に抜かれましたが、そのうちの1人と少し話したところ「光岳まで縦走する」と言っていました。すごい!

森林限界の上に出てからは、甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳を背に、北岳を左側に見つつ進みます。
鎖場や崩壊地など、多少手こずる箇所もありましたが、思ったよりも苦労せずに三峰岳に到着。

ここからは今回の山行ハイライト、標高3000メートルの稜線歩きです。
が、間ノ岳までの登りは思っていたよりもやや急で、ガレ場の登り、岩稜帯のへつりなども現れ、なかなか一筋縄ではいきません。
しかも途中でガスが出てきて、展望も半減。

それでも何とか間ノ岳に至り、いよいよ今夜の宿泊地、北岳山荘までの下りにかかります。
中白根山までの区間、間ノ岳を目指す多くの登山者とすれ違いました。
空身の人は北岳山荘からのピストン、ザックを背負った人はおそらく農鳥小屋までの行程でしょうか。

中白根山のあたりで、後ろから追いついてきた方に道を譲ったところ、なんと両俣小屋のテン場を朝4時に出ていった方でした。
何でも、間ノ岳から農鳥岳までピストンしたのだとか。
「でも行かないほうが良かった」と言うので、やっぱり相当ガスってたのかなと思って聞くと「帰りの間ノ岳までの登り返しがきつかった」とのこと。なるほどね。
ちなみに、農鳥小屋で荷物をデポしておいたので、農鳥まではそれほど大変ではなかったようです。

この方を後から追いかける形で、北岳山荘に到着。
北岳に近い側の、富士山がよく見えるあたりにテントを設営しますが、雲がかかっていて展望はあまりありません。
夜のうちに晴れることを期待。

やがて日も傾いてきて、西の空が赤く染まってきました。
とはいえ、雲が多すぎてそこまで雄大な夕焼けというわけでもなかったですが、テン場上の稜線には結構な数の人たちが見に出てきていました。
中には前日両俣までご一緒した方の姿も。

そして翌朝。
暗いうちに朝食を済ませ、テントを撤収していると、次第に東の空が明るくなり、やがて地平線から朝日が。
期待通り夜のうちに雲はすっかり取れていて、富士山もバッチリ。
出発前しばらくの間、テン場でご来迎を堪能しました。

いよいよ北岳目指して出発。
そろそろ山頂かな…という頃、向こうから空身の方がひとりやってきます。
見ると、初日に両俣までご一緒した方でした。
八本歯のコル方面へ下りるということで、荷物も途中にデポしてあるとのこと。
おそらくこの後はもう会わないだろうと思い、最後の挨拶を交わして別れました。

ほどなくして到着した山頂は、さすがに人でいっぱい。
よく晴れて、仙丈や甲斐駒も間近に見えます。
近くの人に写真を何枚か撮ってもらったところで、下山開始。

比較的緩やかな下りを両俣分岐、肩ノ小屋、小太郎尾根分岐と快調に進み、その下の分岐から草すべりコースへ。
しかしここからが相当な急降下で、ヒザと爪先に一気に高負荷がかかります。
意識が散漫になってくると危ないので、「集中!集中!」と自分に言い聞かせながら下山。
下りでもこれだけきついんだから、登る人はかなりしんどいだろうなあ。
実際、登ってくる方々の何組かと途中で行き合いましたが、どの皆さんも漏れなく休憩中でした。

ほとんど写真を撮る余裕もないまま白根御池小屋に到着し、ここで給水。
ソフトクリームでも食べようかと思っていましたが、500円と微妙に高いのと、広河原からのバスの時間に間に合うかどうか怪しかったのもあって断念。
12時ちょうど発のバスを逃すと、次は14時まで待たなくてはなりません。
まあ、乗り合いタクシーもあるわけですが、バスのほうが車内が広くてくつろげるので、できればバスで帰りたい。

というわけで、給水が済んだところで早々に出発。
しかし、小屋から先もやはり相当に強烈な下りで、足腰ともにヘロヘロの状態になりながら歩を進めます。
途中で私を追い抜いていった単独の方も「ヒザが爆発しそうです」と言いながら下っていきました。

バスの時間がギリギリだったこともありますが、下るだけでいっぱいいっぱいで、この区間でも写真を撮る余裕はなし。
ようやく大樺沢コースとの合流ポイントにたどり着いて、道標の「広河原まで20分」の文字を目にした時の安堵感といったら!

そこから先は再び傾斜も緩やかになり、登山というよりハイキング風の恰好をした方々も見かけるようになりました。
道標の通り、きっちり20分で広河原山荘の横に出て、吊り橋を渡ってインフォメーションセンターへ。
到着したのは、バスの時間12分前でした。

ゴールの余韻に浸る間もなく切符を買ってバスに乗り込み、甲府へ。
途中、芦安のバス停で乗り込んできた方を見て、お互いにびっくり。
なんと、初日に両俣までご一緒した方でした。
こういうことってあるものなんですね。

何はともあれ、甲府からJRに乗り換えて、無事に帰宅。


天候にもそこそこ恵まれ、充実した山行でした。
何よりも、昨年のリベンジ(?)を果たすことができて満足です。
次は仙塩尾根の南半分(塩見岳まで)も踏破してみたいですね。


最後にひとつだけ懺悔を。
両俣小屋の星さん、「差し入れ」と称して賞味期限切れのお菓子を押しつけてしまい、申し訳ありませんでした…。


なお、元サイズの写真は
http://photozou.jp/photo/list/74507/7115088
で公開していますので、「写真小せーよ!」という方はそちらへどうぞ。

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コメント

写真きれい!
お疲れ様でした!

写真、どれもキレイですね。
特に満天の星空と朝の富士山、
とっても素敵!!

でっかい写真でも堪能させていただきました。
2012/9/10 6:22
moonstoneさんこんにちは
コメントありがとうございます。
写真も楽しんでいただけたようで、こちらこそ光栄です。

キレイなのは天候に恵まれたおかげですね。
星空はこんな写真1枚ではとても表現できないくらい、本当にすごかったです。

できれば2日目の午後も晴れてほしかったですが、まあ、贅沢な願いでしょうか。
2012/9/12 0:58
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