16年ぶりのテント泊登山 北八ヶ岳 麦草峠~丸山~中山~黒百合平~東天狗岳~にゅう~白駒池
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 856m
- 下り
- 861m
コースタイム
08:20 麦草ヒュッテ近くの駐車場
08:40 麦草ヒュッテ
09:40 丸山山頂
〜小休憩15分〜
10:20 高見石小屋
10:30 高見石
〜小休憩15分〜
12:10 中山展望台
〜昼食60分〜
12:35 中山山頂
14:00 中山峠
14:10 黒百合ヒュッテ
26日
03:00 黒百合ヒュッテ出発
03:10 中山峠
04:50 東天狗岳
〜日の出を見ながら朝食70分〜
06:00 東天狗岳下山
07:50 黒百合ヒュッテ
〜テント撤収〜
09:00 黒百合ヒュッテ出発
10:40 にゅう
12:00 白駒池
12:10 白駒荘
13:10 麦草ヒュッテ近くの駐車場
天候 | 25日 晴 夕方通り雨(豪雨) 26日 晴 午後から曇っていた様子 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白駒池入口近くに、有料駐車場もある。1日500円らしい・・・ 駐車場近くに焼きもろこし屋さんがいた。おいしそうだったなぁ・・・ トイレも、お土産屋さんもあります。 僕たちが停めた駐車場は、道のわきにあるスペース。 2か所あって、合計で20台〜30台は駐車できるんじゃないでしょうか。 トイレはありません。 麦草ヒュッテか、有料駐車場のトイレをご利用ください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
メジャーな山ですから、今更説明も必要ないのではないかと思いますので、簡単に。 苔が滑ります。 ぬかるみに注意。 木道は所によっては滑ります。(白駒池から湿原へのルートは特に) 基本的に、あまり乾いたところはありません。 なんたって、苔の森ですからね。 標高が上がると、岩稜が。 浮石あり 穴あり 雨が降れば滑りますし 苔むした岩は、それだけで危険です。 のんびりしていますが、足元は容赦ありませんでした。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
ツクツクボウシが鳴く時期になってきましたね。もうすぐ夏も終わり。
残暑が厳しい今日この頃。どこか涼しいところに行きたい。この夏の終わりに、
とっておきの体験をしたいと思い、思い切って北八ヶ岳テント泊を決行。
先月、雨で延期になった、蓼科山から双子池、北横岳までのテント泊縦走は、
また今度にとっておいて、今回は日帰りでも行けるけれど、1泊してのんびりと。
そして、この夏とっておきの体験として、満天の星空と日の出を見る!!ということを目的にコースを選択。
当初は、麦草峠から黒百合ヒュッテまで歩き、1泊して、にゅうで日の出を見る予定でしたが、どうせならば、天狗岳まで行ってみてはどうかと思いました。どのコースにするかは、実際に黒百合ヒュッテに到着してから判断することにしました。
テントを設営し、時間に余裕があれば、そのまま天狗岳に登り、戻ってきて、予定通り、にゅうで日の出を見るということも考えました。
しかし、到着が思いのほか遅くなってしまい、その日はガマ岩に登って終了としました。
テントを設営し、ガマ岩でぼんやりとしていたら、ぽつぽつと雨が降ってきたので
小屋に戻ることに。すると、思った以上の豪雨に発展し、小屋の周りで休憩していた方たちも急きょ雨宿り。しばらく止みそうにないので、生ビールを頂きました。
山の上でジョッキで生ビールを頂けるというのは、なんとも贅沢なことです。
その後、雨もやみ、夜には
満天の星空が!!
ひょっとしたら、生まれて初めて天の川を見たかもしれません。
星ってこんなにたくさんあったんだ。とただただ感動するしかありませんでした。
上を向き過ぎて、首尾が痛くなりましたが。
次の日は、午前3時に東天狗岳に向けて出発しました。
ナイトハイクは、今年の元旦の筑波山依頼ですが、2000m以上の山でのナイトハイクは初めてで、かなり緊張しましたが、慎重に進んでいけば、なんてことはなかったです。風の音もない。虫の声もしない。聞こえるのは自分の足音だけ。なんとなく、自分は生きているということを実感させられる体験でした。
日の出の前に東天狗岳に到着することができました。山頂には誰もいなくて、僕と妻2人だけでした。その後15分くらいしたら、1組のカップルがいらっしゃいました。
いよいよ、太陽が顔を出し、1日が始まりました。日が出るまで、山頂に吹いていた風は、日の出とともにどこかに行ってしまい。そのかわり陽光の暖かさを感じられました。日の出とともに日の光の温度を感じたのは、初めてで、すごく感動しました。
それに、西側を見れば、南から北までアルプスが一望でき、御嶽山の雄大な姿も見る事ができました。北アルプスは、槍はもちろん奥穂高まで綺麗に見えました。
16年前、あそこに登ったんだなぁ
北八ヶ岳は、苔の森といわれるだけあって、どこもかしこも苔だらけ。美しい森が広がります。しかし、標高が上がるたびに、岩がごろごろした険しい姿を見せ始め、のんびりとしっとりとした姿とは別の顔ものぞかせます。老若男女問わず好かれる理由がわかる気がしました。
このコースの見どころと言えば、東天狗岳や、にゅう、白駒池、高見石に中山展望台と、眺望がよい個所がたくさんあります。山荘もそれぞれに個性的で面白いです。その中でも、黒百合ヒュッテは雰囲気がいいですね。店員さんは少々頼りなかったですが・・・
それ以外でも、岩と苔とシラビソの森。たくさんのトンボ。縞枯。どれもこれも、全てが北八ヶ岳の良さなのだろうと思います。
山頂を極めるというよりも、森林浴に重きを置いた今回の山行。
こういう山旅も、いいものです。
少し雨は降りましたが、天候に恵まれ
綺麗な星空や日の出を見ることができて
良かったですね〜
山の中で過ごす時間は本当に良いですよね。
全体的に良い山行が出来たようなのでなによりです
それと、八ヶ岳の山小屋は全体的に個性的ですよ〜。
イベントも色々やっているみたいですし。
山小屋を訪ね歩く登山なんかも良さそうですよね。
ちなみに硫黄岳山荘のカレーが美味しいという話です。
ところで67枚目の写真の『NEW中山峠』。
私も全く同じツッコミをしました。
標識によって表記が様々なので
本当の『にゅう』はどれなんだろう?と
混乱するばかりですよね。
usagreatさん お世話になっております。
今回の山行は天候に恵まれ、とてもよいものになりました。
東天狗岳からの朝日はここ最近の体験でももっとも素晴らしいものになりました。
初めてのテント泊で、雨に降られ(しかも、川ができるほどの豪雨)大変でしたが、そこから学べることはありましたので、良かったと思います。
山小屋を訪ね歩くのも楽しそうですね。硫黄岳山荘のカレーとは!!気になります!
もはや、硫黄岳ではなくカレーを食べに行きたくなってしまったじゃないですか!!
まるで、某遠い飲み屋よろしく、遠いカレー店になってしまうのでは・・・
ニュー中山峠の標識を見つけた時に、真っ先に突っ込んでしまいましたよ。
妻は、ホテルニュー塩原のCMを口ずさんでましたけどね
帰りには、以前教えていただいた 八峰の湯 に寄ってきました。清潔感があり、露天風呂からは八ヶ岳が望めてなんと500円!!非常にお得感があり良かったです。ありがとうございました。
しかも、近くにキャンプ場があるみたいですね。ちょっと気になりました。
2泊3日のキャンプの中日を登山に充てるような計画を、来年の夏にはやってみようかなぁと考えておりましてね
ベースキャンプとはどのようなものであるべきなのかを試してみたくて・・・
話がそれてしまいました。
usagreatさん達も、26日南の方にいらっしゃったんですね。その日はお昼すぎには下山してしまいましたが、下山した頃には山頂の方はガスってるなぁ、今日登った人は、ちょっと残念だろうなぁと思っておりました。
しかし、それでも素晴らしい写真をたくさん撮れているところは流石です
蓼科山から北横岳の縦走登山。かってですが、できれば、この秋にやれるといいなぁと思っております。その場合、うちの装備では心もとないので山小屋泊になりそうですが。またお付き合い頂けるとありがたいです。
長々とすみませんでした。
muchoさん、こんにちは。
同じ朝日を眺めていたんですね。
違う山ですが、不思議な感じですね。
私は、白峰三山を二泊三日でテン泊してました。
やっぱり夕方、雨降ったんですね。夕方の農鳥岳は、何と雨は降りませんでしたが、ガスで何も見えませんでした。
でも、朝は、とても、綺麗な日の出でしたね。
Aoisoraniさん、おはようございます。
南アルプスですか!!いいですねぇ。夏山楽しんでらっしゃいますね!!
夏は日の出が早いので、大変でした。
ご来光はみんなの物ですね。
山頂から見るご来光は、登頂したものに与えられるご褒美の様です。
突然の大雨で、結構長く続いたのですが、結局は通り雨だったようで、夜には満天の星空を見ることが出来たのでよかったです。
そういえば、まだ車山リベンジしていません。
秋の車山、霧ヶ峰も行ってみたいし、他にもあそこもいいな、ここもいいなとやってるうちに、冬になってしまうかもしれませんね
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