瑪瑙山・飯縄山 ☆戸隠中社から一の鳥居☆
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- GPS
- 06:44
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 921m
- 下り
- 994m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 6:39
天候 | 晴れ 飯縄山山頂で一時濃いガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
一回利用600円と表示されていますが、営業していない冬の時期は無料でお使いくださいとのこと。歩いて1分以内に戸隠中社バス停があります。 下山口の一ノ鳥居登山口駐車場に10数台、県道506号沿い飯縄登山口バス停西にある飯縄山登山者駐車場に20台以上駐車可能です。 飯縄山登山者駐車場にはトイレあります。 下山後はバスの待ち時間が長かったので一の鳥居バス停まで歩き、そこから戸隠中社バス停までバス利用460円でした。 当初、中社ゲレンデ駐車場を利用するつもりでしたが、こちらのゲレンデは営業されておらず、車が乗り入れられるか不安だったので利用を断念、その後歩いて現地を見た感じでは4駆車なら乗り入れ可能な感じでした。 ただ、車が乗り入れた轍などは一切ありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
仝猶4儻情報センターから中社ゲレンデは一般道を歩きます。 除雪されていても路面は固く凍結しているのでチェーンスパイク装着しました。 中社ゲレンデから標高約1500m地点 最初川沿いの平坦な道、やがて樹林帯の中を標高を上げて行きます。 数日以内の新しい一人分のスノーシューのトレースがありました。 そのトレースとは別ルートを歩いた区間はノートレース。 少し歩いた段階でワカン、スノーシューをそれぞれ装着しました。 あまり踏まれていないのでスノーシューハイクが楽しい区間です。 I弦睫1500m地点から瑪瑙山山頂 登山道はゲレンデの中、スキー客の邪魔をしないようにゲレンデの隅を歩きます。装備を替えるのが面倒なのでワカン、スノーシューのままでした。 む瑙山山頂から飯縄山山頂 ここを歩くのはわずかな登山者とBCの方、トレースがあるのでコースは分かりやすいが、あまり踏まれていないのでワカンやスノーシュー必要。 飯縄山山頂付近は急登。 自分たちは踏み抜きなかったが、股下くらいの深さの踏み抜き跡を目にした。 ト啼貉鎧劃困ら一の鳥居登山口 登山者多く良く踏まれているのでとても歩きやすい。 アイゼン装着で下山。下部は雪が解けて泥濘になっている。 Π譴猟撒鐡仍蓋から先は舗装道路をひたすら歩いた。 |
その他周辺情報 | 下山後、1時間以上のバス待ち時間は一の鳥居バス停まで歩き、そのすぐ脇にある「ピザ家 そんちょうさん」で休憩。 看板メニューの「納豆ピザ」をいただく。美味しかったですよ。 バス待ちのおかげで素敵なお店に出会えました。(^O^) 日帰り温泉は「スーパー銭湯広徳の湯」利用のつもりが、バス待ちで時間費やしたため諦めました。 |
写真
僕もスキーやりたくなってきた。
ゲレンデを気持ちよさげに滑走するスキーヤーさん達からすると、のそのそと歩いて登るおいらたちは”変態”だったりしてね!(笑)
感想
以前高妻山に登った際、戸隠牧場から望んだ飯縄山は実に美しく、いつか登ろうと決めていた。
ようやく実現できたけど、最初は一の鳥居登山口から登り戸隠方面に抜けることを考えた。
しかし、戸隠方面のこの時期の登山道の情報はほぼないに等しい。
飯縄山頂から先で立ち往生しても困るので、考えた末に戸隠中社から登って一の鳥居方面に下山する計画立てた。
夏山でも歩いたことのないコース、現地での登山開始にはまごつくことが多かった。
一旦、スタート地点と考えていた中社ゲレンデにたどり着いたものの、ゲレンデは営業しておらず、駐車場まで乗り入れる道は除雪されていない。
後で歩いてみれば、4駆の自車なら入れないこともなさそうだったがこの時点では不安が先行。
戸隠スキー場から登ることも考えてスキー場に移動。
スキー場の方に尋ねたところ、スキー場内は歩かせられないので、リフトで上がり、そこから飯縄山に歩くのならOKとのこと。
その上で中社ゲレンデから歩くのがメインの道であることを教えていただいた。
再び中社ゲレンデまで戻って駐車場に悩んだ末、戸隠神社中社付近にある観光センターの駐車場を利用することにした。
たまたまオフシーズンで駐車場は無料であることを知る。
現地に到着してから、1時間以上経過してようやくスタートに漕ぎつけられた。
一時はあきらめて一の鳥居からピストンすることも頭をよぎった。
このスタートまでが、今回の山歩きの最初の核心部だった。
さて、ようやく中社ゲレンデから雪山歩きスタート。
ゲレンデからは白い装いの戸隠山に西岳の険しくギザギザとした姿が実にかっこいい。
その右奥に高妻山の「戸隠富士」と呼ばれる美しい姿が見事。
ゲレンデからしばらくは川沿いの平坦な道。
数日以内に歩かれたと思しき一人分のスノーシューのトレースが心強い。
カモシカや野兎、キツネ等と思われるアニマルトレースが縦横無尽に走っていて楽しい。
やがて樹林帯を標高を上げてゆく。
自分はワカン、tsubu〜さんはスノーシュー、今シーズン初のスノーシューハイク。
途中から、ノートレースの区間に踏み込むが実に楽しい。
登りはしんどいが求めていたものはこんな山歩きだったと思う。
樹林帯を登り切るとなんとスキー場と合流。
瑪瑙山(めのうやま)山頂まではずっとスキー場の隅を歩く。
約1.5kmの試練だった。
瑪瑙山から先へ進むつもりが勘違いからゲレンデを逆戻り、気づいて再び瑪瑙山に登り返しで試練は続く。
瑪瑙山に再び戻ったところで強者(つわもの)男性登山者にお行き会いする。
彼は飯縄山から霊仙寺山を経て瑪瑙山、さらに高デッキ山まで行こうか思案中だという。
気さくで素敵な方だが、歩かれてるコースから半端ではない健脚ぶりがうかがえる。
このあと歩くことになる飯縄山までの雪の状況など教えていただけてとても心強かった。
瑪瑙山からいったん下ってしまえば、後は雪深い登山道を飯縄山目指して登るのみ。
それぞれ覚悟を決めて瑪瑙山から一歩を踏み出した。
先ほど出会った方のトレース以外はBCの方のスキートレースのみ。
BCの方は下った先からさらにスキーで先を目指して下って行かれるので羨ましすぎる。
ただ、ブッシュの中を瞬時に判断しながらコース取りするのは大変だろうなあ。
さて、飯縄山までの登山道はあまり踏まれていない雪を踏んで歩くとても楽しいコース。
例年ならさらに雪が多いのだそうだが、それなりの積雪で自分たちには十分楽しめる。
登りはなかなかの急登だが、自分はワカンを蹴り込むようにしてステップ刻み、tsubu〜さんは、スノーシューのヒールリフター上げて急登に挑む。
残念だったのは、飯縄山山頂直下で背後にとっても美しい焼山や火打山の姿を捉えたものの写真を撮りそびれたこと。
実は山頂よりも優れた絶景ポイントだったのだ。
瑪瑙山で出会った強者登山者さんに登りで追い抜かれたが、彼のガシガシ登っていく脚力にはたまげた。
tsubu〜さんと「もし手に入るとしたら、どんな道具よりあの脚力欲しいね。」とか話しつつ僕らはヒイコラ〜ヒイコラ。
ようやく飯縄山頂にたどり着きほっとしたが、後で考えればそこにたどり着くまでが最高の時間帯だった気がする。
山頂では驚くほど濃いガスが上がってきて眺望が遮られた。
その後、よく踏まれて歩き易い登山道をアイゼンで駆け下る時間帯は消化試合の気分。
概ね良い天気に恵まれ、とても楽しい山歩きだった。
戸隠の中社ゲレンデからのスタートは情報があまりなく、駐車場確保も含めて不安を抱えての山歩き、場合によっては途中撤退も想定していたけど、現地を確認しながら歩ききることができ、とても充実した時間でした。
朝から良い天気で戸隠山がお出迎え。さぞかし飯縄山からの眺望は素晴らしいのだろうと期待していましたが、山頂にたどり着いてみると、ガスの中😢とても残念でした。
途中のゲレンデ歩きはスイスイ楽しそうに滑るスキーヤーの横を遠慮しながら歩くので、辛い修行だったのですが、トレースのほとんど無い樹林帯と瑪瑙山から飯縄山までの稜線はとっても楽しく歩けました。
久しぶりのスノーシューだったので、急登で足がパンパンになってからヒールリフターのことを思い出す始末。おまけに上げたヒールリフターが固くて自力で下せずQ_Bさんに手助けして頂きました。お蔭様で無事に山頂にたどり着けました。ありがとうございました。
ゲレンデ歩きが辛くて瑪瑙山で引き返さなくて良かった。飯縄山まで登り切って雪山の経験がまた一つ増えて、少しずつ成長出来ているようで嬉しいです。
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