雨の中の笠が岳(西穂〜奥穂縦走をあきらめ代わりに登る)
- GPS
- 42:30
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,143m
- 下り
- 2,159m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 10:10
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:40
9/26 6:00笠が岳山荘発−9:50笠が岳登山口−10:40新穂高温泉着
天候 | 9/24 曇り 9/25 終日 雨 9/26 終日 雨 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 船
[帰り] 新穂高温泉−(バス)−高山−(JR)−名古屋−(JR)−新居浜 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨の中の登山だったが、道は良好で迷うようなことはなかった。 |
感想
【山行No 120】
※ この山行では連日の雨のため、写真は残っていません。あしからず。。。
※ 秋分の日の3連休。当初の予定としては、以前から気になっていた、
西穂〜奥穂への縦走を2泊3日で行うことにして出発した。
9月24日(金)
・前夜、四国(新居浜)を夜行フェリーに乗って出発。 翌朝大阪に着き、JRを乗り継いで高山へ、さらにバスで新穂高に向かう。
曇り空だが、バスの車窓からは穂高連峰の山なみが望めた。
・新穂高温泉口よりロープウエーで山上に上がる。
14:30 ロープウエー西穂高口
15:30 西穂高山荘(※ 1990年の火事で焼ける前の小屋)
・連休なので宿泊客は結構多い。部屋も満員状態。
夕食後、談話室でTVの天気予報を見ると、秋雨前線が太平洋側に横たわっており、明日は雨の予報になっている。
・自分としては難度の高い西穂〜奥穂の岩稜を、雨の中、強行するべきか? 悩みながら眠りについた。
9月25日(土)
・早くも夜中から聞こえてきていた雨の音は、朝になっても止まず、
今回は縁がなかったものとして、西穂〜奥穂の縦走はきっぱりとあきらめる。
・しかし、高い交通費を払ってここまで来ているので、そのまま帰るのもばからしく、 急きょ、隣の山稜にあたる、笠ヶ岳への登山を決定。早速下山にかかることにする。
6:30 西穂高山荘発
・朝っぱらから、トボトボと下山してゆく
7:30-8:30 ロープウエー西穂高口
・せっかく早く着いたのに、ロープウエーの始発は8:30とのことで、無駄に時間が過ぎてゆく。
9:00-10 新穂高温泉口
・笠ヶ岳への往復は長い道のりとなりそうなので、不要不急の荷物をコインロッカーに預け、出発する。
10:10-20 笠新道入口
・さっそく急登にかかる。ここからは雨の中、黙々と登りに登るだけ。
12:40-50 標高=1950m付近
・雨は相変わらず降っているが、この付近、雲の層の間になっており、少し展望有り。
天気が良ければさぞかし良い展望だろうな、と思いながら少し休憩。
14:10 杓子平入口
・すこし傾斜が緩くなってきて、杓子平に到着。
高山植物の多そうな草原地帯だが、すでに季節は秋、花も何もない。
・ここから先、草原帯となり、風も出てきて、また雨も本降りとなり、厳しい登高が続く。・・いよいよ悲壮な感じになってきた。道も雨水が流れて川のようになってきた。 こんな天気なので、登り下りする人影もなく、雨の中の孤独な登りが続く。
15:20 稜線出会い
・ようやく5時間かかって稜線に到着し、少しほっとする。
・稜線を笠ヶ岳へと向かう。稜線は予想したほど風は強くなく、アップダウンも少なくて歩きやすかった。
16:10 笠ヶ岳山荘着
・ほんとうに長い一日だった。ようやく小屋にたどり着けてホッとした。
・この小屋は最近改築されたようで、結構大きく、感じの良い小屋だ。
・さっそく中に入ってストーブに当たり暖を取ると、ようやく落ち着いた。
・今日はこんな天気なので、宿泊客も10名程度と少なく、ゆったりして静かだ。
・夕食も割と美味しく、夕食後は同宿の人たちと、山のよもやま話をして、結構いい感じの夜を過ごせた。
同宿のおじさんたちのうちの一人は、この笠ヶ岳が、百名山のうち、99座目とのこと。 結構年配の人だったが、自分もその年まで現役で山に登れたらいいな、と思った。
・なお、笠ヶ岳山頂は小屋で一息入れた跡、空身で往復。
雨と霧の中、展望もなにもなく、感動のない百名山だった。
9月25日(日)
・朝起きると、淡い期待もあえなく潰え、無情の雨が今朝も降り続いていた。
6:00 笠が岳山荘 発
・雨でも下るしかないので、ゴアの雨合羽を着て出発。
雨の降り方も昨日とあまり変化はなく、風も結構ある。
6:50 稜線分岐
・下ってゆくと、杓子平のあたりから雲の下に出て、視界は出てきた。
しかし雨と風は相変わらず。雨が正面から吹きつけてくるので苦しいところ。
7:20 杓子平入り口部分
・その後も休むような場所もないので、ラジオをわずかな楽しみにして淡々と下る。
9:50 笠新道入口(林道出合)
10:40-12:00 新穂高温泉
・雨の中で面白みはなかったが、とりあえず百名山の一つに登ったことは登ったな、という程度の感想。
・時間があるのでバスターミナル前にある無料の公衆温泉に入り、冷えた体を温める。
・帰りは、バスで高山に出て、そこからJRで名古屋経由、新居浜まで帰る。
※ 当初計画の、西穂〜奥穂稜線踏破もできず、雨の中の笠が岳登山だけに終わり、 ちょっと残念な山行ではあった。
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