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Yamareco

記録ID: 2229554
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

北横岳〜初アイゼン快適

2020年02月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:57
距離
4.3km
登り
262m
下り
248m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:42
休憩
0:58
合計
3:40
9:46
9:52
35
10:27
10:28
22
10:50
10:53
20
11:13
11:16
4
11:20
11:27
5
11:32
11:32
12
11:44
11:49
1
11:50
12:04
4
12:08
12:27
7
12:34
12:34
23
12:57
12:57
13
天候 曇り時々晴れ 風はたまに強風 山頂の風はそれほどでもなかった 視界まあまあ
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
前日は、縞枯山ピストンし、ロープウェイ駅から徒歩10分のペンションに宿泊。9:00始発で20分おきとアナウンスされていたロープウェイは、8:40から10分おきに運行されていた。帰りはバスで茅野駅へ。
<切符割引情報>
・茅野駅-北八ヶ岳ロープウェイ駅間のバスは往復乗車券がお得(茅野駅のバス乗り場で販売。有効期間7日間。往復で2,200円)。
・北八ヶ岳ロープウェイは、モンベル割引あり。蓼科高原のペンションでも同様の割引の前売り券を販売していた。
コース状況/
危険箇所等
前日の午後から積雪が多かったけど、このコースは十分踏み固められていた。アイゼンでオーケー。夏道でも危険個所は全くないが、この日の雪道は道面が雪でなだらかになっていてさらに安全に感じた。
その他周辺情報 ロープウェイ駅の徒歩圏内にペンション多数。中には蓼科温泉から温泉を運んできて提供しているペンションもある。温泉好きの私は、下諏訪温泉でさらに一泊した。
登山届をロープウェイ山頂駅で出す。記入用紙は北八ヶ岳ロープウエイのホームページからダウンロードできるので事前に記入して、すいっと投函。
2020年02月23日 09:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
2/23 9:00
登山届をロープウェイ山頂駅で出す。記入用紙は北八ヶ岳ロープウエイのホームページからダウンロードできるので事前に記入して、すいっと投函。
坪庭。これが雪の坪庭かと、うっとり気分。
2020年02月23日 09:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
2/23 9:43
坪庭。これが雪の坪庭かと、うっとり気分。
美しい。
2020年02月23日 09:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/23 9:44
美しい。
橋を渡ってシラビソの森に入る。苦手の丸太橋のようだが、アイゼンなら楽々。
2020年02月23日 10:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2/23 10:00
橋を渡ってシラビソの森に入る。苦手の丸太橋のようだが、アイゼンなら楽々。
シラビソの森の中に入る。葉についた雪も美しい。亜高山帯だからこその針葉樹だ。夏道をずっと辿ることになる。
2020年02月23日 10:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
2/23 10:05
シラビソの森の中に入る。葉についた雪も美しい。亜高山帯だからこその針葉樹だ。夏道をずっと辿ることになる。
雪が適度に積り圧着されているので歩きやすい。危険個所は一か所もない。
2020年02月23日 10:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
2/23 10:15
雪が適度に積り圧着されているので歩きやすい。危険個所は一か所もない。
渋滞でちょっと休憩の時に振り返って写す。岩が適度に雪に埋もれている。
2020年02月23日 10:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
2/23 10:18
渋滞でちょっと休憩の時に振り返って写す。岩が適度に雪に埋もれている。
振り返って。だいぶ高度を上げたかな。
2020年02月23日 10:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/23 10:21
振り返って。だいぶ高度を上げたかな。
北横ヒュッテ。大にぎわい。ツアー多数。うーん、視界はないかな。
2020年02月23日 10:36撮影 by  SHV45, SHARP
3
2/23 10:36
北横ヒュッテ。大にぎわい。ツアー多数。うーん、視界はないかな。
あと一息。どうか、見えるか。
2020年02月23日 11:10撮影
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2/23 11:10
あと一息。どうか、見えるか。
南峰。おおっ、見える!
2020年02月23日 11:11撮影
2
2/23 11:11
南峰。おおっ、見える!
北峰へむかう。
2020年02月23日 11:18撮影
1
2/23 11:18
北峰へむかう。
北峰登頂! 視界良好。
2020年02月23日 11:23撮影 by  SHV45, SHARP
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2/23 11:23
北峰登頂! 視界良好。
カメラを変えてもう一枚。蓼科山いいね。
2020年02月23日 11:20撮影
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2/23 11:20
カメラを変えてもう一枚。蓼科山いいね。
登ってきた方面を振り返る、南八ヶ岳は雲のなか。
2020年02月23日 11:08撮影
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2/23 11:08
登ってきた方面を振り返る、南八ヶ岳は雲のなか。
北横岳ヒュッテまでの下りはあっという間。
2020年02月23日 11:45撮影 by  SHV45, SHARP
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2/23 11:45
北横岳ヒュッテまでの下りはあっという間。
シラビソ
2020年02月23日 11:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/23 11:57
シラビソ
七ツ池。新雪でふかふか。ここはスノーシューが良さそう。
2020年02月23日 11:58撮影 by  SHV45, SHARP
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2/23 11:58
七ツ池。新雪でふかふか。ここはスノーシューが良さそう。
北横岳ヒュッテに戻り昼飯タイム、
2020年02月23日 12:11撮影 by  SHV45, SHARP
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2/23 12:11
北横岳ヒュッテに戻り昼飯タイム、
下りの快適さは雪道ならでは。
2020年02月23日 12:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/23 12:37
下りの快適さは雪道ならでは。
坪庭まで降りてきた。天気下り坂か。
2020年02月23日 12:52撮影 by  SHV45, SHARP
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2/23 12:52
坪庭まで降りてきた。天気下り坂か。
ロープウェイ山頂駅が見えてきた。予定よりだいぶ早いが、素直に戻ることにしよう。
2020年02月23日 13:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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2/23 13:02
ロープウェイ山頂駅が見えてきた。予定よりだいぶ早いが、素直に戻ることにしよう。
撮影機器:

装備

MYアイテム
翔亀
重量:2.38kg
個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

初の厳冬期ピークハント。大混雑の北横岳でした。ロープウェイは、8:40から10分おきのフル稼働。その半分が北横岳へ向かったかな(残りはスキー)。登りは渋滞でかえって休み休みゆっくりと登る。あっけなく山頂へ。風はそこそこ。視界もまあ良好。3年前の夏に来たときは視界ゼロだったが、リベンジを果たすことができました。その時はまさか、冬に来るなんて考えてもいなかったのですが。でも、実際トライしてみたら、もしかしたら夏より楽に登れたかも。なにより、下りが夏より快適ですいすい降りてきました。

<スノーシューかアイゼンか>
雪山とは無縁だった私は、ある時スノーシューに魅せられ、冬は山というより高原で楽しんでいました。雪の少ない今季、奥日光に雪がないなど適地があまりなく北八ヶ岳を致し方なく選択し宿を予約。最初はここでスノーシューを楽しむつもりでした。情報誌などでは北横岳とか雨池、縞枯れ山がスノーシューコースとして紹介されてましたので。ですが、事前の様子をヤマレコで伺うと、どうも北横岳はアイゼンの方が良さそうでした。なので、スノーシューで雨池峠方面にしようかとも思いましたが、ここまでやってきて北横岳に登らない手はないかなと思い始めました。スノーシューかアイゼンが悩んだ末、12本アイゼンを念のため調達して北横岳に臨んだのでした。雪山のピークを目指すのは初めてです。

<この日の北横岳はアイゼンが快適>
前日からの新雪が積もっていましたが、多くの人が踏んで固まり、アイゼンで楽々でした。ただルートから少し外れると踏み抜くことになります(全然危険ではないが)。

北横岳を目指していた皆さんの装備は様々で、つい気になって観察していたのですが、足はアイゼン 7、スノーシュー2 、わかん0.5 、なし0.5という感じ。手はストック7 、ピッケル1.5 、なし0.5。足はアイゼンで背にスノーシューやワカンという人も多かったです。北横岳からのルートにもよるでしょうが、北横岳ピストンならアイゼンがベストでしょう。下りの急な箇所もあるので、私だとここでスノーシューは厳しい感じでした。
アイゼンは今回初めて12本アイゼンを使用しました。この山にはオーバースペックらしいですが、軽アイゼンより断然歩きやすいです。特に急な登りは前爪が威力を発揮しました。キックステップが楽チンなのです。持ち運びに難があるが、スノーシューよりはまし。低温対策で冬靴を前々から履いていたが、最初から12本アイゼンにしとけば良かったと思った次第です。

<スノーシューの適地とは>
今回は前日に縞枯山をピストンをしたので、以下、併せての感想です。結果、このエリアはアイゼンが正解。私がスノーシューの楽しみを知ったのは、4年前、阿寒湖にタンチョウヅルを見に行った時にスノーシューツアーに参加したときからです。それまで雪山に行こうなどとは考えてもいなかったのですが、以来、磐梯の五色沼とか八幡平の七滝とかの平原でスノーシューを楽しんできました。スノーシューの醍醐味は、トレースを離れ新雪を掻き分けていくことだと思っています。ところが、それが出来るポイントがこのエリアは少ない感じでした。夏道の登山道を辿っていくパターンが多い。坪庭は指定コース以外立入禁止ですし、他に森に踏み入れそうな箇所も見つかりませんでした。スノーシューがあった方がいいと思ったのは七ツ池ぐらいかな。行かなかったけど雨池周辺にもあるかもしれないし、ガイドさんは知っているかもしれません。ただ縞枯山も北横岳もそれなりに急登で道も狭いので下りにスノーシューは厳しいです。まあ、逆にアイゼン歩きの楽しさを今回、発見できたのですが。傾斜があるルートはアイゼンにして万一のラッセルに備えワカンを持つ、スノーシューは高原エリアで楽しむ、というのが今後のパターンになりそうです。

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体力レベル
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技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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